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ちびという名の犬・補足
ふつか続けてふざけたので、眉をしかめられた方もおられるのではないでしょうか。写真が見つからなかったので、書くのを延期しようと思ったのですが、弾みでああいう日記になりました。請御寛恕。

五日のコメント欄で書いた要点を補足しておきます。ただいま六・五歳のゆうきんへの覚書のつもりでもあります。

つり紐のボタンをおっぱいにみたてて小犬に乳をあげている写真:
まだ見つかりません。あるいは親が持っていたアルバムの中にあるのかもしれません。私のアルバムにあるのはあぐらをかいた父親の膝に抱かれている姿で、後ろに電蓄(電気蓄音機・今のステレオ)が写っています。あの頃の写真はサイズがちいさい。

場所は満州:
ちびを拾ったのがどこの町か分かりません。私の父親は満鉄(満州鉄道)勤務を経て、友人達と一緒に建設会社をつくり、満州のあちこちで仕事をしたため、短い間に何回か転勤しています。

小犬はぼうやがその辺で拾ったもの:
だだっぴろい平野に土管がたくさん積んであり、そこで遊んでいたことをかすかに覚えています。土管から落ちて鼻血をだした記憶が残っています。

ちびと名づける:
親達がそうよんでいたようです。父はセッター(猟犬)を飼っていたそうです。

ちびがぼうや唯一の友達:
写真で小首をかしげているちびをみたとき、ちびのほうがぼうやより賢そうな感じがしたのを覚えています。多分そうだったのでしょう。

一家はちびのいないときを見計らって引き揚げ列車が待つ駅に向かう:
ちびは放し飼いにしていたということになります。犬にとっては理想的な飼われかたです。鎖や皮ひもにつながれた犬をみると自分がつながれているようで苦しくなります。近所でみかける犬のほとんどがつながれていないのはここに住む利点のひとつです。

駅にはちびが先回りして待っている:
この話を聞いたときはぐっときて、それから後も思い出すたびに哀れと思ってきたのですが、昨日は、まてよ、ちびは当時の状況をニンゲンより良く知っていて、たんたんと別れを受け入れたのではなかろうかという考えが浮かびました。

ニンゲンに欠けている予知能力があるようだ、雨が降ったら傘をさすなど妙な芸当はしない、ブッシュや小泉のようなミエミエの嘘をつかない、明日のことを思い煩わない、などなど、ニンゲンなら聖者にしかできないことを犬はやっていますから、ちびも平然と運命を受け入れていたのかもしれません。

ちびは一家がそっと列車に乗り込むのに気が付かない。ぼうやもちびに気が付かない。そうやって別れたちびをぼうやは忘れてしまう:
そう思ったものの、やはり哀れを催します。戦争が終わってから乱暴狼藉の限りを働いたソ連軍から逃げるのが精一杯のときですから、ちびを連れていくなどは夢物語でしょうが。

ぼうやが中学生になったとき、そのときのちびが哀れだったという話を親から聞き、写真をみるが、思い出せない:
我ながらいやになります。犬はだいすきなのに。頭が悪いのか情が薄いのか。

ちびのことはトラウマになっていましたが、今回、なるほど中国人に拾われたということはあるな、もともと野良犬だったからうまく生きたということもあるという思いに到る事ができました。謝。 

ちびの後に、ポチ、プンクトと名づけた犬を飼うことになりますが、その話は次の犬年にでも。
| おのまのプロフィール | 動物 | 20:03 | comments(5) | trackbacks(0) |
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すみません。まりたんという可愛らしいお名前から誤解を致しておりました。
おのまさん、じいちゃんさん、ご回答ありがとうございますぅ。
そういえば、Ferriさんが私のコメントに助け舟を出して下さったのにお礼が遅れました。
ありがとうございますぅ。

ちびちゃんは賢かったとの事。きっとどなたかに可愛がられてすくすくと育ったのではないでしょうか?

祖父のシベリアから帰ってきた話は正月からなんですので又機が熟した時に致しましょう。

愛媛は今朝、雪が降るといってましたが、降りませんでした。今日は薄暗く冬らしい日です♪

| チギ | 2006/01/07 11:52 AM |

チギディーさん、ちょっとしたきっかけでしたがちびのこと、気になりますね。私も鎖や紐に繋がれたままキュンキュン鳴いているちびの姿は可哀相だったので、1/5のコメントでは中国人の女の子にちびを「拾って」ではなく「見つけて」貰ったのです。
ちびがお腹がすいたり怪我をした時には助けてあげて、ちびが温もりを求めている時には優しく抱いてあげて、元気に野原を駆け回る野良犬ちびの自由を束縛することなく信頼関係が築いていけたらいいな・・・と願いました。

おのまさん、きっとちびは首輪はしてなくても、幸福という温かい輪に包まれたマイペース犬生でしたよ♪ ねぇ、ちび!
| Ferri | 2006/01/07 2:13 PM |

Ferri さん、その通りですね〜!
ところでバンクーバーの自由なわんちゃん達、羨ましいですぅ。
| チギ | 2006/01/07 5:39 PM |

おお、哀しい哀しいちびのお話は初めて聞きました。
ゆうきんには話さないでおきます。
Punkt=プンク?でしたっけ。
スヌーピーのように自分のおうちの屋根に登るのが得意だったという話は覚えてます。
| ゆうきんのママ | 2006/01/07 11:13 PM |

改めてチビのことを考えると元のトラウマから解放されていないとわかります。

郡山で飼っていたポチ、藤沢で飼っていたプンクトの話を書いたでしょうか?

えーと・・

プンクトは書いたような気がします。一緒に屋根の上でくつろいだ話。

お〜い雲よ、どこへ行く・・といった風に空を見上げていたプンクト。

大阪勤務だったオノマ、父の容態が悪くなったので藤沢に戻ると、飛びついてきたプンクトがまるで慟哭しているかのように体が震わせていたのですまないと思いました。

犬も、今は猫も好きですが、もういちど飼う、というか一緒にくらすのは別れを想像するとできそうにありません。
| オノマ@バンクーバー | 2019/10/04 10:25 PM |










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