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三国町で出会った幸運・7
長生さんのお父さんと別れ、車を駐車場に置き、歩き始めてしばらくすると「センセー、センセー」と女の声がしました。通りから五、六メートルはいった家の小さな窓から、年のころは三十代はじめというところでしょうか、ちょっと魅力のある顔がのぞいていて「センセー、ここでーす」と呼んでいます。

「おお、ここに住んでたの」と水沢さんが窓に近づき、ひとことふたこと言葉を交わしました。むかしの教え子なのかなと思いましたが、紹介してくれないので分かりません。

女性が表に出てくる気配は全くなく、窓をはさんで話しつづけています。そんな光景にある種の情緒を感じたのですが、「飾り窓の女みたいですね」とからかってみると、平然として反応なく、水沢さんも「じゃあまた」と云ってあっけないほどあっさり通りに戻りました。

ここまで書いて、あの女性は何者なのか、水沢さんとどういう関係なのかが改めて気になってきました。紹介してくれなかったのは何か特別の事情があったからかもしれない、と思うのが自然というもの。水沢センセー、これを読んだら釈明するのが身のためですぞ。というのは冗談で、水沢さんは裕美さんに○○さんに会ったよと報告していました。

なかなか通俗小説のようなことは起きるものではありませんが、それにしてもその女性が一日中ずっと窓にへばりついているとも思えません。ほんの一瞬のタイミングがあい、窓から水沢さんをみつけたとすれば、これもなにの力が働いた必然だったのでしょうか。
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