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ジェイ・モートン・2
サラリーマンの大概は無名の人生を送るもので、歴史に名を残すなどというのはごくごくまれです。しかし、無名とはいえ歴史にのこる人たちより思考力、実行力の勝るサラリーマンに出会うことが時々あります。

ジェイ・モートンもその一人で、紹介したい話はたくさんあるのですが、詳細はやめておいて、まあ、そういう傑物とともに仕事ができたのは幸運なことでした。傑物ジェイには仕事上での借りが多く、今でも付き合っているのは借りを返すためなのかもしれません。

いつも毅然としたジェイですが、二十年のつきあいで弱気になったことが二度あります。一度は数年まえにご夫人をなくされたとき、二度目はおととしの十二月、糖尿病がこうじて右脚を切断したときです。ご夫人をなくされたあと、黒いラブ犬とともに住み、元気を取り戻したのですが、それからわずかニ年後。どう言葉をかけて良いか分からず、お見舞いに行く勇気もないままになっていました。

松原直子展に出席するためビクトリアへ行くからには、黙って通れない、半年ぶりに電話をすると力強い声が返ってきたのでホッとしました。さすがはジェイです。

9月21日、友人達がブッチャートガーデンめぐりをしている間、私はジェイを訪れ、三十分ほど歓談しました。電話では元気な声でしたが、実際に会って見ると、そうでもなく、毎日数十分ほど散歩するが、あとは部屋にこもっていると言います。手術をしたころに愛犬もなくなったということで、寂しさがひしひしと伝わってきました。

書くのがつらくなりました。

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秋めいた憂寂が遠々と澄んでいる瞳をして、モートン氏はそのたおやかな姿でいっそう冷えまさる孤独の日々を迎えるのでしょうか― もし私がお亡くなりになったご夫人や愛犬ならば、たとえ天使が総出で迎えに来たとしても、きっとどこへも行かずにいつまでもこの庭に住んでいるでしょう。不壊の静けさに聖別されたこの場所に。
| Ferri | 2005/09/23 9:19 PM |

ご夫人がなくなってほどなくジェイが一緒に住み始めた黒いラブラドールは老犬で、名前にLord(卿)の敬称がついていました。動作が緩慢になっていたジェイと息があい、ふたりの対話は見ていて心なごむものがありました。願わくは孤独の日々ではなく、新たな伴侶がまた現れて欲しい。
| おのま | 2005/09/26 1:54 AM |










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