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東京裁判
14日に文藝春秋七月号が届きました。「大論争アンケート・小泉総理靖国参拝・是か非か」という特集があり、81名の有名人が答えています。

へー、このひとが賛成するとは、反対するとはと意外に思った人がたくさんいました。 おおいに気になったのは史実、現実認識のギャップです。たとえば、東京裁判について以下のようなことを知らない人が結構いるようです。

‥豕裁判の裁判長をつとめたウェッブは当時(実質的には今でも?)白豪主義、即ち人種差別を標榜するオーストラリヤの代表、東京裁判の記録を辿ると裁判長に求められる公正な姿勢に欠けていたと分かります。

たとえば弁護団から申請する証人や証拠に対して「日本の行った戦争が自衛戦争であったことを立証する書類などは証拠として採用しない」と多くの証人、書類の検証を忌避しています。「侵略戦争なり。ピリオッド」という脚本がはじめにあり、そこから逸脱させないことが彼の使命であったと分かります。

写真でみるウェッブには人種差別をする白人に共通する倣岸(ごうがん)な表情があります。トロントにいたときにこの種の表情をしたカナダ人と付き合いがありました。表面づらは良いのですが、根っこに誠意というものがないので、決して友達にはなれません。

ちなみに、主席検察官キーナンの顔にはウェッブとは違う種類の倣岸さがあります。ディック・チェイニー米副大統領に似た表情。一見、品良く見えますが中身はというと、まあ、私の限られた経験からそういうので間違っているかもしれませんが、高学歴で社会的地位が高いのに、物の見方が狭く、対等に話そうという姿勢がなく、自分の非を認めない厚顔無恥の徒、ないしは臆病者。いうところの秀才馬鹿。肝胆相照らすなどは千年たっても不可能、ある程度の折り合いがついたらバイバイです。

さて、報復裁判の脚本から逸脱せず、無事役目を果たしたウェッブですが、のちに彼は『天皇の陰謀』(Japans Imperial Conspiracy)という本にこういう序文を寄せています。

「30ヶ月の間に私は日本が1941年に戦争に訴えたことを非難するいかなる権利をもっているのかと自問することが時折あった。日本が外部から激しい貿易制限や規制を受けていたとの論述に多くの正論と酌量の余地を認めた。米国も英国も日本が1941年におかれたような状況におかれれば、戦争に訴えていたかも知れない」

日本の戦争が自衛戦争であったということを認めているのです。

日本を占領した連合軍のトップはアメリカの軍人マッカーサー。彼は1951年5月3日米国上院軍事外交共同委員会の場で、以下の発言をしています。

「太平洋において我々は日本を包囲した(アメリカ、イギリス、中国、オランダ四カ国による経済封鎖のこと)。彼らは工場を建設し、労働力を有していた。しかし彼らは原料を得ることができなかった。
 
日本は綿が無い、羊毛が無い、石油の産出が無い、錫が無い、ゴムが無い。その他実に多くの原料が欠如している。それら一切はアジアの海域に存在していた。
 
これらの原料の供給を断ち切られたら、一千万から一千二百万の失業者が発生するであらうことを彼ら(日本政府・軍部)は恐れていた。彼らが戦争に飛び込んでいった動機は、大部分が安全保障の必要に迫られてのことだったのだ」

経済封鎖して日本を戦争に追い込んだと言っているわけです。アメリカの原住民と同じ罠に追い込まれた哀れの図。満州事変、上海事変と中国における戦争を拡大し、ヒットラーと手を結んだ外交官や軍人を跋扈(ばっこ)させた日本人もおろかです。

いま、罠に落ちそうなのが朝鮮。早く撃ってこいとブッシュが待っています。核兵器をさしだしたら丸腰になってイラク同様のシナリオでやられる可能性があるし、時すでに遅しですかな。

L唄嵜佑十万の単位で焼かれつづけた結果、日本は手をあげたわけですが、ポツダム宣言にある「戦争犯罪人」と東京裁判でのそれとは意味が違っており、だまし討ちだと思った人もいたようです。

ポツダム宣言の第十条:
「われらは、日本人を民族として奴隷化しようとし又は国民として滅亡させようとする意図を有するものではないが、われらの俘虜を虐待した者を含む一切の戦争犯罪人に対しては厳重な処罰を加える」

書きたいことはまだまだありますが、本日はこの辺で。今はともかく、後の歴史が東京裁判が報復裁判であったと結論づけるのは間違いないでしょう。


| おのまのプロフィール | 政治経済 | 00:03 | comments(5) | trackbacks(0) |
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いわゆる世界の歴史とは白人の歴史、勝者の歴史と言えましょう。
歴史上、有色人種が白人種に勝ったのは日露戦争のみ。
それもロシアの膨張を食い止めるため、(イギリスが紛争を抱えていたため)日本に大量の軍艦や情報の援助をしたからです。
イギリスは中東でも強大なオスマントルコに対抗するため、各部族長を反乱させ勝手に分割し国境を決めました。
中東やアフリカの直線的な国境はその名残です。
白人は世界制覇のため手段を選びません。
案の定日本も「出る杭」は打たれてしまいました。
白人様に逆らうとこのような目に会うのだよと、今更ながら思い知ったわけです。
東京裁判は偉大な?白人に反抗したいわゆる「極東の黄色いサル」に対する懲罰です。
人道や平和に対する罪などといったい誰のセリフかと。そっくりそのまま白人にお返ししたいものです。

最近の日本では、頭を金髪に染めたりピアスをしたり、白人になりたい病が蔓延していますから、東京裁判や靖国に興味を持つ人が少ないようです。
ただ、シナや朝鮮が執拗なプロバガンダを続けていますのでそれに対する反感は強くなっているようです。

アメリカの日本への戦後統治は思惑通り運んでいますね。
シナや朝鮮の反日構造はアメリカの対日戦略の一環かもしれないと思う今日この頃であります。

「極東の黄色い小猿」と言う表現は日露戦争の際ロシア皇帝が最初のようです。
抜きがたい偏見がありますね。



| 中小企業の親父 | 2005/06/17 5:32 PM |

さくらのFLASHの件でコメントをいただきましたダメダメHIROです。

東京裁判というのは、「裁判」とは名ばかりのものだったわけですね。
有名な話では「平和に対する罪」は事後法にあたるということですよね。これを最初に知ったときは( ゜д゜) ポカーンでした。といっても2,3ヶ月前なんですが。

若い世代は、ここ2、3ヶ月の中韓における反日運動を見て、「勉強してみよう」と思う人が多いようです。
私も自虐教科書をうのみにしていたのですが、歴史的事実を並べていって導き出された結論を見て愕然としました。いったい歴史教育というものはなんだったんだ・・・と。

また寄らせていただきます。それでは。
| ダメダメHIRO@PENGUIN | 2005/06/18 2:19 AM |

ダメダメHIROさん:
コメントありがとうございます。あのフラッシュに到達できたのは運が良かったです。「さくら」という曲は凄い力を持っていますね。自分自身あの時、あの場所にいて、特攻隊士たちを見送っているような気がしました。

日本がそのご60年のあいだ戦争に直接巻き込まれることがなかったのは幸運でしたが、今は百年前の状況に似ているところがあります。近隣諸国と戦争にならぬよう、若い世代が賢明に対処することを期待しますが、理不尽な相手のいいなりになって得る平和は奴隷の平和。そんな平和で生きるのは面白くないから、おおいに勉強して、最善の道を切り開いてください。

まりたん:
コメント有難うございます。あの時代の日本は欧米にやられっぱなしだったから「黄色い小猿」といわれたら大いに悔しかったでしょうね。最近の日本人は背も高いし、野球も活躍してるし、何いわれても無視する余裕がありますね。カナダでもおのま(176センチ)より小さい白人はがたくさんいます。

ご存知のとおり、英語で白人はwhite(白)といいます。白人と肌の色が話題になると(滅多にありませんが)、君の肌と白い紙とを比べてごらん、決して白ではない、ピンクに近いよと褒め殺してあげます。相手がほんとに気に食わない奴だったら、君の肌は猿のケツに似ているね。言いません、思うだけ(笑)。

日本を敬愛してやまぬ白人もいます。自分の前世は侍だったといって、自宅に日本庭園と鳥居を作って悦にいってるカナダ人のおじいちゃんがいて、おのまの良い友人です。

それにしても、まりたんが言われるように昨今の北東アジアもアメリカの振り付けに負うところがあるかもしれませんね。日本、韓国、朝鮮、中国、台湾が争って喜ぶのは誰かと考えながら、各国がうまくやって欲しいです。
| おのま | 2005/06/18 10:14 AM |

靖国に続き東京裁判に来ましたね。
東京裁判についてのFlashを見つけました。
http://popup5.tok2.com/home2/usam/
英語版もあります。
http://www.geocities.co.jp/Milano-Aoyama/6915/

最近知ったのですが、極東軍事裁判に証拠書類として何度も提出されては却下された「紫禁城の黄昏」という本があるそうです。 清朝最後の皇帝・溥儀(ふぎ)のイギリス人家庭教師による歴史の証言なのですが、つい最近まで完訳すら出ていなかったとか。 ご存知でしたか?
http://www.s-book.com/plsql/com2_detail?isbn=4396650329
この本が証拠として採用されていたら、歴史はかなり違っていたのではないかと言われています。


個人的には最近こちらのニュースの方が怖いです。
http://www.theglobeandmail.com/servlet/story/LAC.20050615.SPIES15/TPStory
まぁ、日本にもかなり入り込んでいるようですが……
http://hajime1940.blog.ocn.ne.jp/hajime/2005/06/post_065f.html
| K | 2005/06/18 3:48 PM |

Kさん、コメント、情報有難うございました。東京裁判のフラッシュはこれまで知らなかったことも出ていて面白かったです。カナダにいる中国人スパイのことはテレビでもやっていましたね。「紫禁城」は四月、東京で探しましたが入手できませんでした。ひとから借りている本で「マッカーサーの日本」(新潮文庫)も絶版だったので返すのを延ばしています(笑)。

戦争に負けた民族がまともな精神をとりもどすのに百年かかるという説がありますがあと40年。私の世代は物心がついたころ衣食住が不足していたためのトラウマゆえ、経済発展に没頭して、肝心なことを学ばないまま生きてきたといえます。衣食住が足りた時代に生まれた若い世代の方たちの責任は大です。おおいに勉強して下さい(笑)。
| おのま | 2005/06/18 5:38 PM |










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