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イグアナ・至福の生
コスタリカでみたイキモノのなかでもっとも印象深かったのはイグアナ。鷲、猿、鰐、鷺、蝙蝠、なども面白いのですが、イグアナを見てこれこそが至福の生ではなかろうかと思いました。こういう具合です。

よろいに身をつつみ蚊を寄せ付けず、まずそうな外見はニンゲンの食欲をそそらない。日がな一日、木の枝に身を横たえて太陽の日を浴びて過ごす。ほとんど動かず、たまに木の葉を食べる。悩み、争いごと一切なし。イグアナは悟りの境地にありというべきか。

念のため河遊び時のガイド、ホセ氏にイグアナの肉を食べることがあるかと訊くと、とんでもない、あんなもの食べる奴はいないとのこと。やはりイグアナこそ天下無敵、安寧のイキモノらしい。

三月六日、マチネーを終えた正午すぎから数時間、楽団のバイオリニスト・八木さんが高木夫妻とともに車で郊外の山や谷を案内してくれました。途中、サンホセ近辺は海抜千メートル前後、空気が薄いので山の中腹に住むのは貧乏人で、金持ちはなるべく低いところに住む、コスタリカ美人の多くは突如として体形が大変化するので要注意、などなど面白い話をたくさん聞きました。ここでは公開できない話もあります。

そういう話もさることながら、八木さんが寄ってくる物乞いに必ず小銭をあげることに共感をおぼえました。バンクーバーのスクウイージー・キッズ、信号でとまった車に寄ってきて窓を拭く若者たちのことですが、私は彼らに小銭をあげています。一方的に窓を拭かれるのは愉快ではありませんがあげます。

物乞いやスクイージー・キッズは他に現金を得る手段がないからそうするので、彼らがいよいよ現金を得られなくなったらどうなるか。のたれ死にするか、腕にモノを言わせるかのどちらかです。ニンゲンの作り出した貨幣社会の運用がうまくいかないがゆえにうまれる不愉快な現象です。

社会を構成している人のすみずみに現金が回らないと社会にひずみが生じるということに思いが至らないまま、ずさんな構造改革を進めるから伝統あるよき社会が崩壊し、自殺、窃盗、強盗、殺人の増加をよびこむのです。ジョージは武器をもって二年間にイラク市民を一万人あるいは二万人殺したと言われていますが、ヒトを殺すに武器不要。同じ二年で七〜八万人の自殺者を生んだ日本を見よ、です。コイズミ、よくやった!

現金がなくても生きているイグアナこそ(いや、猿も、鰐もそうですが)理想のイキモノではなかろうかと思い、さらに裏付けをとろうと八木さんにイグアナは誰も食べないそうですね、と言うと、いえ食べます、私も食べたことがあります、と言いました。

ニンゲンはイグアナまで食べていたか。嗚呼。かく言う私もそうとは知らないで鰐のスープを食べているので大きな顔はできませんが。え、鰐の味ですか。ご馳走してくれた方に、これはすっぽんでしょうと言ったものです。

| おのまのプロフィール | 政治経済 | 05:04 | comments(0) | trackbacks(0) |
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