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石蟹それとも私・隠れたドラマ
世間は狭いとはよく言ったもので、コスタリカでお目にかかったバイオリニスト・八木さんを知っている人が身近にいました。

コスタリカ政府は三十年前にコスタリカ交響楽団の質を上げようとして外国から演奏家を集めたことがあり、そのとき日本から派遣されたのが八木さん。二年で帰国する予定がのびて三十年になったと言えば簡単ですが、そのあいだにはさぞかしドラマティックな出来事もあったことでしょう。外人演奏家はもうひとり残っていて、それがリハーサルの時に目立ったビオリスト。アメリカ人です。

外国人演奏家たちは演奏のかたわらコスタリカ人の演奏家を育てつづけ、現在の楽団をつくりあげたそうで、まとまりが良いせいか、それとも中米の水と空気と太陽が独特の音楽性を育てたのか、いまやヨーロッパでは大変人気がある楽団なのだそうです。

三月二十日、わがやで石蟹(いしがに・stonecrab)を食べる集まりがありました。石蟹とは甲羅が石の様に硬く、爪が体重の半分を占める蟹で、目玉以外ならどこを切り取っても再生するので肉のおいしい爪だけをとって残りを海に返し、爪がはえるのを待つ漁師がいるそうです。

お値段は一杯7ドル(x85円/ドル=595円)。これを四杯食べようではないかと画策したのは四人の女性。私は蟹の肉をばらすのが嫌いで気が進みませんが、女性群の勢いは屁理屈をつけてイラクに攻めこんだジョージに負けていません。ジョージは単なる戦争犯罪人ですが、目をらんらんと輝かせながら蟹を生きたまま蒸している女性たちは悪魔。

わたし以外唯一の男性はVSO(バンクーバー交響楽団)の長井明さん。長井さんは26年の長きにわたってコンサートマスターをしていて、昨年末、名誉コンマスになった人です。どこの世界でも名誉ナントカになると第一線を退く人がおおいのですが長井さんはいまでもVSOで演奏を続けています。十月二十五日にはピアニスト・野山真希さんと共演します。野山さんは今月二十五日東京藝術大学修士課程の卒業式だそうです。
http://www.cocomaga.com/2002/hito/12/12.html

長井さんの奥さんは兵頭セリさん。札幌交響楽団、バンクーバー交響楽団で演奏をしてきたバイオリニスト・ビオリストというのは仮の姿。本性は蟹の食べ歩きをしているチョー大悪魔。そのセリさんが八木さんを知ってるというのです。八木さんは国立(くにたち)音楽大学の一年先輩で、顔も知っているし、コスタリカに行ったことも知っているが今でもいるとは驚きだわと言いましたが、聞いた私も驚きました。

三十年ぶりでセリさんと八木さんを結びつけたのは果たして私なのかそれとも石蟹か、というお話でした。ひとことで片付く話しですが、その間には長いドラマティックな話があるものですね。えっ、長かったけれど、ドラマティックではなかった? ・・・
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