木霊の宿る町TOPページへ            
過去⇔現在を行ったり来たり・ときどき未来へも@バンクーバー 

<< 同調感 | main | 同調感・3 >>
同調感・2

コスタリカ国立劇場(Teatro Nacional Costa Rica)もその前にある広場に面しているホテルも築百年という感じのこぶりで美しい建物です。新しい商業ビルがいくつかあって、池袋とか藤沢の駅前のような雑然とした感がしないでもありませんが、新しい建物もこぶりなので、全体としては古い時代の美的空間が辛うじて勝っています。

8時45分、ネットカフェを探すまえに劇場の切符売り場に寄ろうとしたら劇場の入り口でガードマンに停められました。日本のガードマンより精悍でアブナイ風貌。うかつなことをするとたちまち腕をねじあげられそうです。

用心深く、しかし堂々と、今夜の演奏会の切符をもらいにシルビアのところに行きたいのだと言うとガードマンは一瞬ためらいましたが、思い直して無言でストップ。入れても良いけれど、私を入れると他の観光客もいれないといけないとでも思ったのでしょう。

すると、劇場の中から黒い影が出てきて、わー、いらっしゃいと手をのばしてきたのはコスタリカ国立交響楽団の音楽監督、小松長生さん。ガードマンに私の友人だと言って中に入れてくれました。ガードマンはホッとしたような顔になりました。

小松さんは劇場の中を手早く案内してくれ、あと十分ほどでリハーサルが始まりますから見ていきませんかと言って、近くを通りかかったスタッフに貴賓室のドアの鍵を開けさせました。リハーサルを聴けるとはなんという幸運。

私がホテルを出る時間が五分遅かったら、車が劇場のすぐ前にとまらなかったら、ネットカフェを探しに行ったら、なんで入り口付近にいたのか分かりませんが小松長生さんが一分でも早く楽屋へ移っていたら、などなど、ひとつのタラでこの幸運を逃しています。小さな奇跡に近いことが起きたわけですが、朝からの同調感が続いていて、ごく当たり前のことが進行しているのだと感じながら暗い貴賓室から舞台をながめていました。



| おのまのプロフィール | 非日常感覚 | 04:48 | - | trackbacks(0) |
スポンサーサイト
| スポンサードリンク | - | 04:48 | - | - |
http://onomar.jugem.jp/trackback/662
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< December 2019 >>


↑BGM(ON/OFFで切替)

bgm(別ウィンドウ)

VANCOUVER

TOKYO


↓木霊が宿る町QRコード↓
qrcode
ページランク

GBL:Googleバックリンク数です
 GIP:Googleインデックスページ数です
 MBL:MSNバックリンク数です
 MIP:MSNインデックスページ数です
 YBL:Yahoo!バックリンク数です
 YIP:Yahoo!インデックスページ数です
緑バー:Googleに於ける木霊の宿る町の人気度です

サーチ:
キーワード:
Amazon.co.jpアソシエイト

このページの先頭へ


あなたはどこにいる free counters