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岸恵子の日本語
26日、テレビジャパンで「たそがれ清兵衛」を放映。ナレーターの声を聞いて、ああ、これは岸恵子にちがいないと思いました。

子供のころ映画館のポスターか何かでみた岸恵子は好みのオンナではなかった。「好みのオンナ」などというのは色気づいてから使うことばだから変かな。まあ、子供の目には、日本人らしくない、派手な、品のないオンナに見えたということです。

岸恵子はフランス人と結婚して日本を長く離れますが、何十年後かに離婚して、数年前日本へ戻りました。その直後、岸恵子をインタビューするテレビ番組を見てびっくり。彼女の日本語が美しかったからです。懐かしい、すなわち現代の日本女性がもちあわせていない美しい日本語です。

現代日本女性が使っている日本語はどうか。料理番組にでていた女性の話し方をメモしました。こういう具合です。
●さんま焼くのにい、フライパンをお、使ってえ、
●大きいい、さじでえ、一杯のお砂糖とお、しょうゆをお
●強い火にい、かけました
●先生があ、わざわざあ、穴をお、あけたあ
●皮がぱりっとしててえ、ジューシーでえ、おいっしいいいい

四十年前の学生運動家たちと同じです。
「我々はあ、何とかをお、かんとかするまでえ、戦いをお、やめないぞおおおおおお」
ニンゲンというより動物ですな。馬のいななき、狼の遠吠えとかわらない。

なぜ、かくもひんぱんに語尾を延ばして話すのか。相手に迎合する姿勢の表われか、胡散(うさん)くさいものをごまかそうとしているのか。いずれにせよ、間延びしていてだらしない。料理番組の女性にくらべるとニュースを読むアナウンサーはましですが、気をつけて聞くとやはり延びています。語尾は延びないもののNHKワシントン支局、T氏のぶつ切り日本語も聞きにくい。彼が、伝える、情報量は、時間の、割に、少ない、といえます。

何十年ぶりかでみる岸恵子は勿論おばあさんになっていましたが、歯切れの良いリズムで、しかも美しい言い回しで話すものだから、きれいな顔をした若い女性インタビュアーより遥かに魅力的で、品の良さといったらありません。日本を離れていたから美しい日本語を保てたとすればイブ・シャンピ氏の功も大です。

「たそがれ」の最後の場面でそれまでナレーションだけだった岸恵子の姿が映し出されます。インタビューのときから数年、さらにおばあちゃんになっていたけれど、いい感じでした。

日本女性の八割がたのみなさん、岸恵子を追いかけて、あの話し方をモノにしたら良いです。藤沢周平が描く、強く、やさしく、美しい女性に似てくること間違いないでがんす。
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