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山上で聴いたラコッツィー行進曲

2019-11-29

運転手は山際に車体をこすらせるようにしてゆっくり運転していたが、バスを降りるときに見るとオノマより年上らしき運転手の顔は怖がっていたようではなかった。なんであんなに慎重だったのだろう。

 

石造りの四角い広場がありオーケストラが演奏していた。

中世の華やかな服をきた指揮者が振っている。

 

自分がいてはいけない場所のような気がしたので会場から外にでた。

たくさんのテーブルがあったので一角で休むとすぐに大勢の子供がやってきて周りは一杯になった。団体席なのかもしれない。

 

広場のまわりを歩いてみた。

道は広場から三メートルほど下になっている。頭上から音が降ってくる。

道のあちこちにも指揮者がいて歩いている人に向かって振っている。

 

ラコッツイー行進曲が始まった。

道から広場にもどった。

頭の中で自分も指揮者になった。体が自然に動き出すが目立たないよう頭と胸をかすかに動かした。

 

演奏者の何人かが石畳にでてきて彼らも指揮者のように体をおおきく動かしはじめた。

ピエロのようにおどけている二人がいる。ふたりはピタゴラスイッチのアルゴリズム行進のように列になり膝をまげ腰を振っている。

畳のうえで音楽に合わせて踊りながら回っているこどもの後ろでバイオリニストが踊っている。子供の動きにあわせて回っている。まるで子供を操っているみたいだ。

 

石畳みが美しい。遠くに雪山が見える。

われながら良いところに住んでるものだ。

動画を撮ってFBに載せよう。

 

望遠にした。互いの顔にタバコの煙をふきつけながら踊ってるのがいて面白いのだがこれでは顔しか映らないな。

三十代か四十代の女性がファインダーに見えた。もっとこっちに来て撮れと手招きしている。

言われるまま近づいた。

聴衆のなかに入ると演奏者たちの姿が見えづらくなった。

 

曲が終わった。

大きな拍手が起きる・・・

と思ったら静かだ。

おかしいなあ。

 

目をあけると壁にかけてある時計が八時十分を示していた。

 

石の広場にもどろうとしたが叶わなかった・・・

 

拍手がなかったからPCから流れていたのはこれではないのだが、これを書いているいまは指揮者がピエロのように見える。

 

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