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1974年3月7日・6
アンディーの話を続ける前に夕食会でターナー蔵相がはなしたスピーチについて書いておきます。
スピーチのどこからそういう印象があったのかは覚えていませんが、イギリスうまれのターナー氏はカナダにおけるアングロサクソンのチャンピオンだという印象がありました。資源というカナダの宝をアングロサクソンの手におさめておくことを軸にして国を動かし、その軸をぶれさせないなかで、ノン・アングロサクソンとの調和を図ることを考えている、それがスピーチの第一印象です。
もうひとつ印象にのこったのはカナダの最大問題はインフレであると強調したことです。いわゆるオイルショックのときで世界中でインフレがおきていたのですが、当時の日本の首相、田中角栄氏は日本はインフレではないと言っていました。信じられない発言でしたね。インフレを許した政治家、とくに首相や蔵相は高く評価されませんから、インフレを認めたくない気持ちはわかりますが。
ターナー氏はインフレであると認めたあと、種々の数字を示しカナダの富は増え続けていると説きました。そういうレトリックは政治家にとって必要なしたたかさです。
世界中で需給バランスが変動しているのが今のインフレであり、したがって価格統制や人件費の抑制という手段ではインフレを抑えられない。そんなことをするとカナダの国富が減る。やるべきことは需要に追いつくための供給を作り出すことである、そのためには農業政策の転換も積極的に行う、というようなスピーチでした。
今は世界的にデフレ気味ですが、これも需給バランスが原因。三十年前と反対に供給が過多だから価格が安くなる。原油の価格があがってきたので他のモノ、サービスの価格があがるかもしれませんが、誰かが値段を上げても競争相手が我慢してあげないと上げたひとは顧客を失いますから、なかなか値上げは難しいかもしれません。


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