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ヤブノミクス

 メキシコ西海岸テアカパン村からの隠遁者通信 の「回想録」シリーズが面白い。

お疲れ気味で更新が途切れがちな「木霊の宿る町」にくらべると気力充実、連日更新されていて、なるほど、なるほど、おもしろい、おもしろいと感心しながら読んでいる。

面白いのでコメントを投稿したくなるのを下手なことを書いてシリーズに水を差してはいけないと自制していたのだが、ほんじつはついつい投稿してしまった。おのまがもう何年も前から思っていたことがビシバシと書かれていたからだ。

ここ数ヶ月、いや数年かもしれない、いくら言っても日本は変わらねえな、勝手にこけやがれというヤケ気味だったのが少々直ったかもしれない。

以下、おのまが投稿したコメント、読んで快哉、ビシバシなるほど記事を貼る。


おのまコメント:

おっしゃる通りですね。

日本経済は高度成長〜低成長〜マイナス成長と移り変わっていくなかで庶民が「物」をあまり買わなくなっていきましたが、それは浪費、飽食、粗暴に疲れたからだと思います。

「物」を買う、粗末に扱う、予備をもつ、買い換えるの繰り返し、積み重ねでもって衰弱した心身を「断捨離」という治療で休ませ、健康回復の兆候がデフレという形ででてきたのに、アベノミクスという藪医者が元にもどそうとしている。ヤブノミクスは究極の浪費、粗暴イコール戦争をめざしているのかもしれません。

2013年7月12日 (金)


ビシバシなるほど記事:

回想録ーXXXIII GDPを減らしつつ



メキシコの田舎の村には、ひっくりするほどの低収入で、元気に暮らしている人達が、たくさんいた。 たとえばね、村外れの母子家庭のお母さん。 サボテンの若葉が萌えるころには、葉っぱを摘んで棘を取って、売り歩く。 はい一盛り10ペソ。 投網で獲った魚を持ってきたり、タマレスを作って売りに来たり。 頼めば、裏庭の草刈なんかもやってくれる、半日50ペソとかで。 月収は一万円も無いんじゃないかな。 それで、ちゃんと3人の子供を育て、ご本人は丸々太って健康そのものだ。

お宅は、椰子の葉のニ間の小屋で、お母さんが材料を集め、ご近所の人が手伝って建てた手作りだ。 小さなテレビとベッドと食卓があるだけ。 炊事には、薪を集める。 木陰に家族の数の、手編みのハンモックが吊ってある。

庭には大きな母ブタがいて、年に2〜3回、10頭ぐらい子を産む。 いつも、子豚が庭をブギブギ走り回っている。  鶏もうじゃうじゃいて、ヒヨコの群れが土をつついている。 鞘インゲンが垣を覆い、チレや瓜も茂っている。

こりゃ、お金使わないわな。 そして、なんと豊かな生活。 もし、これを貧困と呼ぶなら、とんでもない間違いだ。 低収入に悩む僕には、これは福音ね。 見習おうと思った。

よし、GDPを減らしつつ、同時に生活を豊かにしよう。 まず、無駄なものは買わない。 長持ちするもの、良い物を買い、さらに大事に長く使う。 直せるものは、捨てずに直して使う。 骨惜しみせず、身の回りのことを、自分達でやる。 自作出来るものは、自作する。 食材の自給を心がける。 省エネ推進。 それから、自分は食堂をやっていて心苦しいんだけど、できるだけ外食をしない。

効果絶大。 充実した適度な家族労働をしながら、海辺の生活をゆったりと楽しみながら、危急の出費が無ければ、一家6人が月6万円で不足なく暮らせた。 しかも出費の半分は、子供たちの学費と社交関係(フィエスタのギフトとか)だった。 本当は、もっと減らせたってことね。

まあね、考えてみれば、経済指標のGDPなんて、まやかしの数字だ。 家でトウモロコシを作り、庭の鶏を絞めて、集めた薪で自分で心を込めて料理すればGDPはゼロだけど、農園で他人の食べるトウモロコシを作り、鶏の屠殺場に勤め、給料貰って食堂で他人が義理で作った料理を食べればGDPが上がる。 以前記事にしたけど、職人が心を込めて作った揺り椅子を大事に一生使えばGDPは下がり、使い捨てのプラスティックの椅子を壊しては捨てて買ってれば、GDPは上がる。 でも、どっちが豊かな生活か、一目瞭然でしょ。

だいたいさ、経済効果なんて言って、無駄なものを作って買わせて、そして捨てさせてまた買わせて、それで(要らぬ)仕事が増えて、あくせく働かされて、あくせく遊ぶことまで強要されて、お祭り騒ぎさせられて、やあ景気が良くなった、経済成長だ、なんてさ。 誰が仕組んだトリックでしょうかね? こんなの、うちの4歳の愛娘でさえ、お父ちゃんソレあかんわペケやわ、言うだろうね。 こんな経済成長で喜ぶのは、ピンはねして太ってる連中だけだからね。

我々は、呪縛から解放され、もっと幸せに、もっと豊かに、もっと自由になるべきだと思います。

もし今、世界中の人たちが、メキシコの田舎の、”豊かな貧困者達”、のような暮らしを始めれば...。 そしてそれが科学技術と調和すれば...。 どれほど平和でゆったりとした世界が訪れることでしょうか。 イマジンの、ドリーマーの世界ですか? とんでもない、僕はこの目ではっきりと、見ているのだから。

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★7月13日追記

おのまの投稿コメントへのコメント:

>おのまさん
もうみんな、始終情報に突付きまわされて疲れ果てて、思考する知力も、地道に働く気力も体力も、無いんじゃないでしょうか。 庶民だって、本音は楽して儲けたい、だからヤブノミクスに踊らされる。 なけなしの箪笥預金まで吐き出させられ、その次はおっしゃるように戦争でしょうか。 このまま放っておけば、連中やると思います。
逃げることが、最も有効な抵抗かも知れません。 

投稿: OTTO | 2013年7月14日 (日) 00時59分

知力、気力、体力が無い・・・おのまも(笑)

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拙ブログをご紹介いただき、ありがとうございます。 おのま兄とは、立場は違えど波長が合うのかもしれません。 外から、突き放して、生暖かく見られる強みもあるかと。
| OTTO | 2013/07/14 1:29 AM |

真相が分かっていても日本に住んでいると書きにくいことがあるから外にいるほうが気楽ですね。もっとも外にでても変わらない人がいるから気をつかいますが(笑)
| おのま | 2013/07/14 1:21 PM |










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