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ゲンキー記 さらばゲンキー

八月二日(木)朝。 台所にある棚の戸が壊れていた。タヌキの仕業である。 

ゲンキーがいなくなって五日目。生きているのならまた胸に水が溜まっているかもしれない。


ひとつき前に最初の水抜きをしたあと、医師から今後の選択肢として安楽死があるといわれたときは驚いた。即座にその選択肢は取らないと答えた。

四回目の水抜きが終わったときに体に穴をあけそこから自動的に抜けるようにする選択肢もあるといわれた。それも即座に断った。

安楽死も体に穴を開けるのもゲンキーに訊いたら嫌というに決まっている。

レントゲン撮影も麻酔も嫌だ。知らないうちに毛を剃られたのは心外。餌のなかに利尿剤や強心剤を混ぜられるのも心外。心外、心外、猫権侵害。


六年前、我が家に来たばかりのゲンキーはお向かいの家にいる母猫・キャッキーと一緒に外で遊んでいた。ほどなくキャッキーはゲンキーがまとわりつくのをたしなめるようになり早々に乳離れ。もっぱら妹猫・ナジーと遊ぶようになった。やがてナジーもゲンキーを追い払った。生後半年たつかたたないうちにゲンキーは独立。えらいもんだ。

猫の行動範囲は半径五百メートルだという。実際にゲンキーがどこまで足を伸ばしているのかを確かめようとしたことがあるが途中で見失った。物陰にそってゆっくり歩いていくのだが人間にはついていけない。裏庭から向こうにある森もゲンキーの世界であったがここに入り込まれると一瞬にして見えなくなる。

我が家のまわりは人や車が少ないからゲンキーの行動半径は五百メートルをはるかに超えていたかもしれない。

家の外が好きだというゲンキーの気分が伝わってくるのはとても心地よかった。


心臓の専門医から半年ともたないだろうと言われたときは、もっと長生きさせてみせると思った。

五回目の水抜きが終わったときに症状が改善しているといわれ、その二日後には尿検査、血液検査で異常がなかったと連絡がきた。それみろ、大丈夫と思った。

大丈夫と思ったときからゲンキーは出たっきりになっている。

天気も良いし、元気になったから久しぶりに遠征してきたんだというような顔をして戻って来るのかもしれない。

猫には別宅があるという。ゲンキーも別宅にいるのかもしれない。

でも・・・・

医師の言うとおりかもしれない。ゲンキーしか知らないお気に入りの場所で突然逝ってしまったと考えるのが妥当かもしれない。

かつてキャッキーやピシーも家にもどらないでそれっきりになった。猫の生きかた、逝きかたがあるのだろう。


ゲンキーは不調になってからも下痢はなかったし、ジャンプ力も衰えなかった。

シャンプーは嫌がるのでとっくの昔にやめた。五年以上シャンプーをしていないことになるが肉球の回りが少し汚れている以外は綺麗な毛並みだった。五月の検査では蚤もいなかった。

医師からなんどか薦められた去勢手術はやらなかった。だからだろう、お向かいにいたピシーは穏やかだったがゲンキーは♂らしさを失わず活動的だった。

六年ちょっとと短かったが、さいごに病院でいじられたことを除けば、猫本来の命、生を生きたと思う。

にゃあ、ゲンキー。




★猫 突然死 でぐぐってみたら
goo ペットのページにこんなことが載っていたのでコピペしました。
でもこれが死因の場合は苦しみそうですね・・。

リクは嘔吐もしてない、失禁もしてない、左足だけ曲がった状態で死んでいました。

「 肥大型心筋症ってどんな病気? 」
 心臓は365日休むことなく働いています。そして心臓の筋肉が規則正しく収縮を繰り返すことによって体全身に血液を送りこみ、細胞に酸素や栄養を供給しています。


 しかし、その心臓の筋肉、いわゆる心筋が次第に厚くなって心臓の収縮機能が低下すると、血液中の酸素も栄養も正常に送り届けることができなくなってしまいます。酸素や栄養は各器官が正常に働くために必要なものですから、その障害は全身症状として現れます。


 また心臓の収縮機能が低下すると、同時に心臓の循環不全が起こり心臓内に血栓(血液の塊)が作られてしまいます。その血栓が心臓から流れ出て動脈に詰まるとそれ以降の血液が流れなくなり、突然死することもあります。


 このように心筋が厚くなることによって様々な症状を引き起こすのが「肥大型心筋症」なのです。

「 ある日、突然やってくる! 」
 この病気は他の病気のように徐々にやってくるのではなく、いきなり症状として現れるのが特徴です。例えば昨日まで元気だった猫が、突然元気や食欲がなくなりうずくまって休むことが多くなります。


 また、例えば心臓の酸素循環がうまくできなくなるため肺水腫を起こし、しっかりとした呼吸ができずゼーゼーと苦しそうにしたり、時には酸欠状態になるため失神したりすることもあります。
 血栓ができるとその詰まった場所以降の血液が流れなくなってしまい激しい痛みを伴うため、猫は狂ったように鳴いたり暴れたりすることもあります。特に血栓が詰まりやすい場所は大動脈から両後ろ足に分かれる場所(腹大動脈分岐点)で、そこに血栓が作られると後ろ足の肉球は白くなり、猫はふらついたり足を引きずるようになります。その状態が続くとやがては後ろ足が冷たくなり、麻痺して動かせなくなってしまいます。


 もちろんその腹大動脈分岐点以外にも、血液の流れているあらゆる場所で血栓が作られる可能性があります。そしてその場所で重大な障害を起こしてしまうのです。


「どうして起こるの? 」
 残念なことに、この病気が起こる原因は今のところ分かっていません。


 心臓の病気、特に心筋症に対しては、人医療でさえも発生する原因がわかってないことが多いようです。猫の肥大型心筋症の発症が報告されている年齢は6ヶ月から16才(平均5〜7才)と幅広く、言い換えればすべての年齢の猫に発症する可能性があります。


 また、オスのほうがメスよりも発生しやすいと言われており、中でもメインクーンでは遺伝による発症が報告されているようです。ほかの猫種でも遺伝性の可能性はあると考えられていますが、現在のところそこまでの研究は進んでいません
| おのまのプロフィール | 猫・ゲンキー | 00:24 | comments(1) | trackbacks(0) |
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僕は20匹近くのネコ達とお別れしてきましたが、大半は行方不明でした。
行方不明という手段は、飼い主に対する思いやりなのかもしれません。 そっくりの毛色のノラネコを見かけた時、もしやと胸が躍ることが良くあります。   
| OTTO | 2012/08/03 1:33 PM |










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