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コキスキー 初日

2011年11月22日(火) 10:00〜11:30 今シーズン初滑り。 

90分のうちゲレンデにいたのは50分くらい。あとは我が家から雷鳥山までの往復時間が15分、ゴンドラ待ちなどで20分。

今シーズンのスキーブログのタイトルを考えた。

始めに浮かんだのは「雷鳥山でアラコキスキー」である。

雷鳥山とはグラウスマウンテンの和訳。アラコキとはアラウンド古希。昨シーズンよく一緒に滑ったスキー仲間は70歳前後のひとが多かった。かくいうおのまも来年は70になる。

じぶんが70歳になるなどとは驚きである。驚きではあるが、しかし、あと数時間で40歳になるというときに感じたある種の絶望感はまったくない。人生の持ち時間が刻々と少なくなっていることはとっくの昔に自覚しているし、今はニンゲン誰でも50歳まで生きたら御の字ではないかと思っている。

いままでの生き方でいいのだろうかと愕然となり、長い時間をかけてつくった生き方に関する十年計画はほぼ実現した。50歳になった時にも十年計画をつくろうかと考えたが意味を見出さなかった。40の頃は勤め先の銀行が自分の意識や束縛される時間においてとても大きな要素となっていたが十年たってそれは格段に変わっていた。銀行に束縛される時間は相変わらず大きかったが可也の部分を自分で支配していた。いってみれば時間という騎手に乗りこなされる馬から時間という馬に乗る騎手になったようなものである。50になってとりたてて目指すべきものはなかったと云える。

父が亡くなったのが64歳。その辺で人生を終えたらよかろうと思った。70歳まで生きるとは思わなかったということで驚きなのである。

スキー仲間はアラコキだけではない。四十代や三十代の仲間もいるし、あるいはまだ二、三歳の孫も加わるかもしれない。だからアラコキスキーというのはおのまを中心にした話である。

おのまはまだ70前だからプレコキにしようかと思った。70を越したらアプレコキに変える。でもプレコキはあっというまに終わってしまう。プレコキなどといういじましい考えは捨て、いさぎよくコキスキーにしようと決めた。滑るのは雷鳥山だけではないから「雷鳥山で」もやめにして「コキスキー」。


昨シーズンは六月まですべっていたから五ヶ月ぶりのスキーである。わずか五ヶ月のオフというのは今までの記録であるが、いつものとおり果たして今シーズンは滑れるだろうかと心配した。この夏もスキーのトレーニングをしなかった。でも庭仕事はしたし、ゴルフもバッグをかついで回ったし、まったく体を動かさなかったというのではない。

11月22日の明け方に目がさめたら左の肩甲骨から左わき腹、左脚にかけていやな感じがあった。重たいような痛いような感じである。左肩甲骨が重苦しいのは若い頃からそうなのだが脚まで痛むのは最近のことである。

九時、自転車を五分こぐ。



負荷はゼロ。筋肉を鍛えることは考えていない。股関節が少しでもなめらかになればよい。



こいでいるうちに頭の中がすっきりしてきた。血の巡りがよくなったのだろう。頭がボーっとしている方がおられたら自転車こぎをしたらどうだろう。ぐんぐん頭脳が明晰になるかもしれない。自転車がなければその場で五分足踏みをするのでも良いと思う。


十時出発。

雷鳥山をパチリ。矢印のあたりがスキー場。




五ヶ月ぶりに通り抜ける住宅街にはあたらしい家が何軒か建っていて、今までとは違うスタイルの家もあった。



日本に良くある総二階建てである。



総二階は外観が単調なので玄関先にアクセントをつけてみたという感じ。



二階からは遠くライオンズゲートブリッジが見えるのであろう。


ゴンドラ乗り場でスタッフが観光客らしきグループに山の地図をみせていた。



やがてスタッフは地図を壁の向こうにぶらさげた。



どうなっているのかスキーが終わったら確かめようと思ったのだが忘れてしまった。

ゴンドラを待ちながら鉄柵につかまって脚を伸ばしたり屈伸運動をした。脚を伸ばすと呼吸が楽になった。

ゴンドラから貯水池をパチリ。




山上の状況:

最近24時間で17センチ降った、累積積雪は71センチ、気温は零度、曇天、風は弱い、寒くない。



歩いているときはしめっぽい雪だと思ったがカット(初級者ゲレンデ)にでると風のせいだろう、硬かった。



カットは空いていた。



雪質を確かめながら滑り出す。昨シーズンの初日より楽に滑っていると感じたが百メートルごとに停まると耳の奥がガンガン鳴った。酒を飲みすぎたときの症状に似ている。

二本目、体が固まらないように揺さぶるようにして滑った。よくコントロールできていると思ったのだが、はて、何をコントロールできているというのだろうか。

板をコントロールできているのだろうか? それとも雪? どちらでもない。自分の体をコントロールできているのだと思った。

スキーであれ、ゴルフであれ、相撲であれ、ピアノ演奏であれ、体をコントロールする能力の差が巧拙に結びつくのだ。コキスキーは錆付き始めた体からいかにかして錆びを落とし、滑らかにコントロールするかが眼目になる。

三本目、左の脚、足が痛くなってきた。滑っていて、アッ、いまのすべりは百歳の三浦敬三と同じ滑りだと思う瞬間があった。板、雪、体は調和しているのだが、老人の滑りだと感じたのである。

四本目、リフト乗り場近くまで一気に降りて来て谷側の右板から山側の左板に乗ろうとしたら左板が谷側へ返らないで山側へ開きそうになった。急いで修正して回転したが修正できなかったら先シーズン最後の滑りと同じで股裂き状態になったろう。

どうしてそうなったかを考えたのだがどうやら左脚、足が疲労して、軽い麻痺に陥っていたのではなかろうかという結論に達した。今シーズンの課題のひとつを左脚の強化と決めた。

ゴンドラの中で直立からしゃがみこみの姿勢に変えながら体重がどこにくるのかをチェックした。直立のときは拇指球に体重を乗せられるが、膝を折る角度を増やしていくと体重がかかとに移っていく。太ももを水平にするとかかとにしか乗れない。足首が硬いせいだろうか。

シーズンは始まったばかり。おのまだけではない、大概のスキーヤーが色々チェックしながら滑っていた。




麓にいる狼をパチリ。



草を食べている狼を初めてみた。羊みたいに見えた。

| おのまのプロフィール | スキー | 07:11 | comments(2) | trackbacks(0) |
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 私たちにとって、ここVancouverの冬は初めてです。言われるほど、この時期(11月)に雨が少ないので、ほっとしています。
 数日前には、コールハーバーの向こう(北と西側)が雪化粧になる様子が窓から間近に見えました。山と海に囲まれた本当に美しい街だと思います。ここを10年も20年も前から目をつけていた皆さんは、とても賢明だったと感じています。
 同じ街でも、ダウンタウン側では積雪はありませんでしたので、近い距離にも関わらず、きっと随分とそちらとは気象条件が異なるのですね。
 それにしても、熊だけではなく、狼までいるなんて、全く日本では考えられない光景で、いささか驚きましたよ。
| バン豊松 | 2011/11/24 7:51 AM |

狼はグラウス山の麓にある駐車場に隣接した小高い場所でフェンス越しに見ることができます。朝8時半ころにいけば遠吠えにでくわせるかもしれません。遠吠えはなんど聞いても惚れ惚れします。
| おのま | 2011/11/25 2:33 AM |










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