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資料 原発事故 52 まともなビジネスマンならこう考える

何度か日本の官僚のレベルがシンガポールやカナダに比べて低いと書いてきた。

低いレベルには色々な要素があるのだがそのなかで一番困るのが 何事につけても遅いということである。チンタラしているのである。四年前にこんなことを書いた。

日本人は戦争をしてはいけません。日本の官僚の思考、行動スピードがあまりにも遅いから必ず負けます。りんごおばちゃんにやられます。


http://onomar.jugem.jp/?day=20070123」 

総領事館の仕事が十分や二十分おそくても構わないではないかと仰るかたがおられるかもしれない。御用識者がフクシマ事故はレントゲン放射線量とおなじだから心配するなというのに似て足し算ができない人である。ちりも積もれば山となるという日本のことわざを知らない人である。


困ったことに日本には記者クラブなるものがあってチンタラ官僚にあわせるチンタラメディアが大きな顔をしている。チンタラメディアによって善良なる大衆の多くがチンタラ思考に陥り、チンタラくらしを生きている。いざオオゴトが起きると慌てふためくしかない。要らぬ被害が善良なる大衆を襲う。

一日 二十四時間そんな気分でこのひとつきを過ごしてきたのだがレベル7認定となったのでひとまずほっとした。最悪だと分ってしまえば新たに慌てふためく人は生まれないからだ。問題解決への流れがひとつになるからだ。

レベル7なんてウソだ、ほんとは4でしかないと信じている人や主張する人も存在するようだが、それはかつてブラジルやペルーで日本は戦争に勝ったと信じていた「勝ち組」に似ていかんともしがたい。ほうっておくしか無い。

勝ち組


そんな気持ちで昨日は原発事故シリーズの店じまいと書いたのだが、きょうは、そうだ そうだ そうなんだよ と思ったブログを見つけたので紹介する。

まともなビジネスマンと日本の政治家や役人とはそもそも思考方法が違うんだということは分っている積りだったが、なんだか新しい発見をしたような気分になった。

ちなみに今回みてきた東電の幹部社員たちはまともなビジネスマンとはいえない。かれらはビジネスマンというよりはチンタラ役人である。


ブログから抜粋  赤のハイライトはおのまによる:

気象庁のHPのSPEEDIの説明にはこう書いてあ
る。

国内の原子力事故における緊急時対応に用いるものです
http://www.jma.go.jp/jma/kokusai/kokusai_eer.htmlより)

これを使わずしていつ使うのだろうか?


御用学者たちも「最悪のリスクシナリオ」について語ることはなかった。

彼らは何のために国民の税金で学問し研究をさせてもらっているのだろうか?



ビジネスの世界に生き、あるいはマーケットの世界で生きている人間には当然のことだが、「確定した事実」がすべて出揃った時点で動いてはたいていの場合は手遅れである。


大切なのは、考える材料を国民に提供することである。「確実な」情報しか出してこなかった政府の姿勢には多いに疑問を感じざるを得ない。繰り返すが、事実が出揃った時点ではたいていは手遅れになっている。


「危険を煽るな」と言っている人が結構いたことが不思議だった。よほどおめでたい人だろう。


正の外部性 があるからと言って政府がいろいろやってきたわけだが、結局、国民はその恩恵にあずかれなかった。
SPEEDIしかり、御用学者しかり。そして、必要な情報の提供が十分であったとも言い難い。

政府には限界があることがあらためて明確になった


以下に全文を貼る。
 
2011-04-14 08:45:00 テーマ:民主党

少し前の話だが、ようやく民主党政府はSPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)に基づく放射性物質の飛散の予測を出すようになった。

日本の気象庁が出す前に、ドイツやオーストリア・スウェーデンなどはすでに出しており、それをチェックしていた人も多いだろう。

素人なのでよくわからないが、放射性物質がどこに飛散するかというのは同心円状の半径30キロであれば大丈夫というものではなく、風向きや天候状態によって大きく変わるようだ。今回の福島の原発事故でも飯館村は福島第一原発から30キロ以上離れているにもかかわらず放射性物質によってかなり汚染されてしまった。

なぜ、政府がこの情報を出すのを渋ったのか、僕にはよくわからない。
情報を出すことによる混乱を避けたかったのか、そもそもこういうシステムがあるということを政治家は知らず官僚は知っていても隠していたのか、それども、一旦出してしまった同心円状の避難勧告に対する批判が出ることを恐れたのか。。。

ちなみに、気象庁のHPのSPEEDIの説明にはこう書いてある。

SPEEDIとは、放出核種の種類、量、気象条件等のデータを入力して、被ばく線量等を計算により予測するシステムとして開発されたものであり、文部科学省と原子力安全委員会が連携し、国内の原子力事故における緊急時対応に用いるものです(http://www.jma.go.jp/jma/kokusai/kokusai_eer.htmlより)

原子力事故における緊急時対応に用いるもの!!今、これを使わなくていつ使うのだろうか??

このシステムの開発には年間7億円かけられているという。「まさか」の場合に備えてである。原発でこのような大事故が起こる可能性はきわめて低い。今これを使わずしていつ使うのだろうか?

SPEEDIのようなシステムは民間に任せているだけでは作られない可能性は高い。だから、ある程度の国家の関与が必要な分野かもしれない。

しかし、そこに金をかけてもこのよう絶好の機会に使われないのである。所詮、政府とはその程度なのだ。

それから、原子力の専門家たる御用学者たちもTVに出ては安全だから大丈夫ですと繰り返すだけで、国民が知りたい「最悪のリスクシナリオ」について語ることはなかった。

彼らは何のために国民の税金で学問し研究をさせてもらっているのだろうか?

ここにきてようやく、避難に関しては同心円状のものから汚染度合にあわせた避難となった。もちろん、現実にあわせて変更した点は評価できるが、今更の感が強い。

レベル7への引き上げも同様で、早くからその可能性を海外中心に指摘されていたのに3月14日の時点では「ただちに」が大好きな枝野官房長官は「最悪でもチェルノブイリのようにはならない」と述べていた。

ビジネスの世界に生き、あるいはマーケットの世界で生きている人間には当然のことだが、「確定した事実」がすべて出揃った時点で動いてはたいていの場合は手遅れである。今回の政府のこれらの措置が後々遅すぎたと評価されないことを祈っている。

もちろん、無用のパニックを避けることは必要だ。しかし、一番大切なのは、考える材料を国民に提供することである。それが、民主主義国家・自由主義国家というものである。「確実な」情報しか基本的には出してこなかった今回の政府の姿勢には多いに疑問を感じざるを得ない。繰り返すが、事実が出揃った時点ではたいていは手遅れになっている。

その上に、なんだかわからないが、「危険を煽るな」と何の根拠もなしに言っている人がネット上を含めて結構いたことが僕にはとても不思議だった。政府が大丈夫と言っているから大丈夫だとか、政府の発表している正しい情報に基づいて行動しようというのだ。あの状況の中で政府ですら正しい情報を把握し次に何が起きるかを確実に分析していると思っていた人はよほどおめでたい人だろう。

民間に任せておいてはだめだ。
正の外部性 があるからと言って政府がいろいろやってきたわけだが、結局、国民はその恩恵にあずかれなかった。SPEEDIしかり、御用学者しかり。そして、必要な情報の提供が十分であったとも言い難い。

僕は今回の原発問題や震災を通して政府には限界があることがあらためて明確になったのではないかと思っている。
| おのまのプロフィール | 資料 原発事故 | 10:56 | comments(2) | trackbacks(0) |
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>SPEEDIのシステムの開発には年間7億円かけられているという。

この頃思うんです。Speediのソフトは7億に全く見合わぬお粗末な代物である事がばれるので、データを公表しないのだろうと。
| ドクトル硝子 | 2011/04/16 1:03 AM |

う〜ん。おそろしい推察ですね。でも原発世界の魑魅魍魎をみてるとそれもありですか。
| おのま | 2011/04/16 8:51 AM |










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