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ウサギのしあわせとダチョウのむれ
林雨 第五十八回 兎のしあわせと駝鳥の群れ 小野冬生

 

二十一世紀の最初の十年が終わりました。2001年が終わるころに北バンクーバーに移り住んだ筆者自身にとってはとても良い十年でした。しかし国際社会や日本でおきたことでいえば良くない十年であったと感じます。

 

嘘八百を並べてアフガンやイラクに侵攻したブッシュ政権の罪が大きいと思います。ブッシュのプードルと揶揄されたトニー・ブレアとブッシュのポチと揶揄された小泉純一郎がほぼ同時期、長期にわたってブッシュ追随外交をつづけたことも不幸でした。ブレアは2001年6月〜2007年6月、小泉は2001年4月〜2006年9月まで首相でした。

 

これまで筆者は日本がブッシュ戦争を支持したことを総括しないと未来は開けないと説いてきましたが政権が変わっても総括が始まる気配はありません。ブレアについて検証し始めた英国議会と好対照です。あいまいな思考や戦略というものは大きな幹を倒すことになる腐った根です。風に飛ばされて当たり前の枝や葉をみて騒ぐことに時間をついやし肝心の根をいっかなみようとしないのでは閉塞の十年が閉塞の二十年になり、そして三十年へと向うしかありません。

 

二十一世紀第二の十年期に入って四日目の今日は菅直人首相の年頭会見がありました。見ていて総理大臣の話にしてはちまちましすぎると思いました。国会質問の要旨を二十四時間前まで出して欲しいなどはその最たるもので、世界広しといえど国民が見ている年頭会見でああいうことを言った首相、大統領は初めてではないでしょうか。情けなかったです。


新年だから愉快な話を書こうと思っていたのですが意気消沈。


気を取り直して後半を書きます。


天谷直弘著「日本経済 盛衰の選択 90年代・国家と企業の進むべき道」の第四章「先導国家への五つのカギ」に「兎のしあわせと駝鳥の群れ」というフレーズがでてきます。


大衆は兎小屋に棲んでいて「兎のしあわせ」を歌っている。企業は製造と輸出に専心しておれば良かった時代が終わったのにこれからどうすればよいかを知らないでいる。駝鳥の群れが頭を砂中につっこんで天下泰平といい、砂中の虫取りに没頭している風景を想起せしめる。


天谷直人は日本が追随者としては能力を発揮したが先導者としてはいちじるしく劣るのではないかと心配しているのですが、あれから二十五年たった今の状況は同じか、かえって悪くなっているのではないでしょうか。どうすれば良いか。


ふたつ提案します。国の内にあっては住宅街の景観を良くしていく方策、外に対しては情勢変化にあわせた方策をとるのが良いです。兎小屋から飛びだし砂中から頭を出すのです。


若い頃に田園調布の知人宅に下宿したことがあります。三家族が住む大きなお屋敷でした。グーグルマップで見たら四つの家になっていました。街角から撮ったパノラマ写真をみたらどこにもあるありふれた家並みがでてきました。田園調布という優れた住宅街は大いに劣化していました。


北バンクーバーの住宅街に劣化は起きていません。建替えが盛んで大きな家は増えていますが敷地を半分にするとか三分の一にするなどは皆無です。法律で敷地を分割できないのです。日本もそうすべきです。敷地を分割せざるを得ない状況においやる元凶となる相続税をなくすのが良いです。


ベルリンの壁が落ちた1989年11月に国際情勢は変わりました。米露が中心になって核縮小に向かっています。米ソ対決の一環として構築された日米同盟の見直しが必要です。


ソ連の核抑止という大義名分を朝鮮の核抑止にすり替え、沖縄に米軍基地がないと朝鮮が攻めてくるなどというのは駝鳥の発想です。まずは辺野古に基地をつくらないと決意し、次の十年に向かって力強く歩きだしましょう。


2011年1月4日 @ 北バンクーバー

http://www.japancanadajournal.com/

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菅直人年頭会見

 
首相年頭会見詳報:(産経新聞) 年 1 月 04 日 12:23:20:

 菅直人首相は4日午前、首相官邸で年頭記者会見を開き、民主党の小沢一郎元代表の国会招致問題も念頭に「政治とカネの問題にけじめをしっかりつける年にしたい」と述べた。記者会見の詳報は以下の通り。

【冒頭発言】

「明けましておめでとうございます。今年が皆さんにとって素晴らしい年になることをまず心から祈念を致したいと思います。年頭にあたって私が目指す国の在り方について3つの理念を申し上げます。まず、平成23年を平成の開国元年としたい。最小不幸社会を目指す。そして、不条理をただす政治、この3点であります。今、世界の多くの国が日本に追いつけ、追い越せと、成長を続けています。そういう国々のリーダーと話をすると、自分たちは日本を目標にして、モデルにして頑張ってきたんだと口々に言われます。そうです。これまで多くの国に財政的な援助や技術的な援助をしてきた兄貴分が、わが国日本だと言えます。私はこれからもそうした国々の成長を支援する、同時にそれらの国々のエネルギーを逆にわが国のエネルギーとして、日本の成長につなげていくことが、今必要だと考えております」

「そのためには、貿易の自由化の促進、そして一方では若者が参加をできる農業の再生。この2つをやり遂げなければなりません。平成23年をそうしたヒト、モノ、カネばかりではなくて、明治維新や戦後に続く日本人全体が世界に向かって羽ばたいていくという、そうした開国を進めていく元年としたい。そしてこの開国を進めるためには貧困あるいは失業といった不幸になる要素を最小化することが何よりも必要です」

「社会保障について今後の不安が広がっております。昨年の参議院選挙では、やや唐突に消費税に触れたために十分な理解を得ることができませんでしたが、今、社会保障の在り方とそれに必要な財源を消費税を含む税制改革を議論しなければならないという、そのことは誰の目にも明らかであります。幸いにして自由民主党も公明党もそうした姿勢を示されております。今がまさにその時だと思います。しっかりした社会保障を確立していくために、財源問題を含めた超党派の議論を開始したい。野党の皆さんにも参加を呼びかけます。そしてアジア太平洋をめぐる安全保障についても、わが国のためだけではなく、この地域全体の安全、安定を考えた行動が必要です。日米同盟の深化は、そうしたアジア太平洋地域の安定のためにこそ必要だと、こういう観点で推し進めて参ります」

「このような開国を進めていくにあたって、もう一つ考えておかなければならないことがあります。それは国民の皆さんが『おかしいな』と思っていることに対して、しっかりと取り組んでいくことであります。私は東京都に所在する硫黄島で多くの遺骨が残されていることを知ったとき、『なぜこんなことになっているんだろう』と不思議に思いました。総理になって特命チームを作って、アメリカの公文書館で調査をして、大きな埋葬地を見つけることができました。先日、私も出かけた追悼の式典を行いました。ご遺骨を家族の元に返すことは国の責任です」

「また、若い人が学校を卒業しても仕事がない。子供を産んでも預かる場所がない。あるいはいろいろな難病について十分な手当てがなされていない。こういった問題についてもしっかりと取り組んでいきたい。私自身、特命チームを作り、取り組んでおりますが、これからもこうした不条理と思われる問題で直接、私が取り組むことがふさわしい問題についてはしっかりと新たな特命チームを作って進めて参りたいと、このように考えております」

「そしてもう一つ、不条理ということに関して言えば、『政治とカネ』の問題があります。私が初めて衆議院選挙に立候補したのは、『ロッキード選挙』と呼ばれた選挙でありました。政治とカネを何とかしなければ日本の民主主義はおかしくなってしまうという思いから、30歳の時に初めて立候補致しました。今、なお、政治とカネのことが国民の皆さんから不信の念を持って見られている。これではこれから多くの改革を進める上で、国民の皆さんにも痛みを分かち合っていただくことがとてもできません。今年をそういった政治とカネの問題にけじめをしっかりつける年にしたい。小沢(一郎民主党)元代表にも、自らの問題について国会できちんと説明をしていただきたいと考えております」

「最後に国会について申し上げます。私も野党の議員が長く、その時々の政府を厳しく批判して参りました。そのことを通して、国民の皆さんに時の政権の政策の矛盾などを示していきたいと考えたからであります。しかし、今振り返ってみますと、政局中心になりすぎて、必ずしもそうした政策的な議論が十分でなかった場面も党として、あるいは私としてあったのかなと思っております。今、政権交代が繰り返される中で、ほとんど全ての党が与党、野党を経験致しました。その国会が残念ながら必ずしも政策的な議論よりも、とにかく政局的に解散を求める、あるいは総辞職を求めるといったことに議論が集中しているのは必ずしも国民の皆さんの期待に応えていることにはならないと思います。私たちも反省をします。同時に与党野党を超えて、国民の目から、皆さんの目から見て、国会がしっかりと国民のために政策を決定しているんだと、こういう姿を与野党を超えて作りあげていきたいと、野党の皆さんにもご協力をお願いします」


「その中で、特に2点について具体的にお願いしたいと思います。ひとつは国会での質疑の、その質問要旨を、質問をされる、せめて24時間前には提示をいただきたいということであります。先の臨時国会で、予算委員会などでは、前の日のその質疑を翌朝5時に起きて、そしてそれを見て頭に入れるのが精いっぱいという時間の拘束がありました。これでは本当の意味での議論ができません。英国は3日前までに質問要旨を出すというのが慣例になっておりますけれども、せめて24時間前にそうした質問の要旨を出すということを与野党を超えての合意と、ぜひしていただきたいと思います」

「また、国際会議などが大変、重要になっております。トップセールスという言い方も強くされております。そういう閣僚が海外に出ることについて、国益にかなうことであれば、与野党を超えて国会の日程を工夫をして送り出す。このような慣例もぜひ生み出していただきたい。そしてこのことは、国会自身の役割であると同時に、国民の皆さん、あるいはメディアの皆さんの目からみて、もっとそうした国会のあり方についてこうあるべきだと。このことについてぜひ第三者的な目からも積極的に発言をいただければと。このように考えております。以上、年頭にあたっての私の考え方を申し上げさせていただきました。あとは皆さん方からのご質問をいただきたいと思います。ご静聴ありがとうございました」

| おのまのプロフィール | 沖縄 | 06:00 | comments(2) | trackbacks(1) |
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私は民主党、ほそぼそとNHKでしか報道されない
ですが、小さい事からコツコツと変革していってる
と思っています。諫早湾の門空け、日本の米を
中国に売る採択、それに福祉に対しても、いろいろ
変革していってます。
原爆被害者の更なる援助。
私はお金持ちから税金をとっても、いいと思います。
知枝が優秀で、あくせくして働いたお金だと思いますが
学校にもいけなくて、ブルーカラーで一生懸命
働いてる方々も尊いと、思っています。
お金持ちはお金をいっぱい持っているから
寄付のつもりで税金をとられてもいいと思います。
それで待機児童の変革とか中企業など
日本の巧みの技を活性化するといいと思います。
菅さんはそれなりに、頑張っていると思います。
| ちぎ | 2011/01/06 1:33 AM |

●自民党がやらなかった、やろうとしなかったことを民主党がやった、やろうとしている事例は重々承知しており、したがって政権交替があったのは良かったと思っています。

●富んでいる層の税負担額が大きくあるべきだというのも同意します。

●菅氏は政治家にしてはいとも簡単に軸がぶれる、物事の大小軽重の順位付けができない人だと思います。そういう欠陥に目をつぶるとしても、代表戦が終わったらノーサイドだと云ったのをあっさり食言し、あまつさえ年頭会見で小沢氏を攻撃するなどは人としての基本ができていない証拠であり到底仲間にはなれない人です。鳩山氏も菅氏も日本のトップになってはいけなかった人物だと思います。
| おのま | 2011/01/07 8:22 AM |










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権力欲の醜さはどれも同じ 『動物農場』の独裁豚ナポレオンと化した菅首相
■新年早々、民主党内に政治闘争の嵐が吹き荒れている。 年末年始は仕事で忙しかったので、テレビはもちろんネットでさえも見る時間がほとんど 取れず政治動向がよくわからなかったが、たまたまじゃまくさい...
| 人類猫化計画 | 2011/01/07 10:09 AM |
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