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スキー六日目

 
天候不良がつづくこと一週間。

十二月十三日(月)。

天気予報は雨。しかし我が家は降っていない。

九時。グラウスのサイトは視界バリアブルとある。シーモアはアンリミティド。

行くべし。一万円で買った年間パスがあるグラウスへ。

一万円だから三十三回すべれば一回が三百円になる。一回ごとに買うと四千円かかる。

1973年には既にあった青い小さなゴンドラが動いていた。今日は赤い大きなゴンドラは荷物運搬に使うのだそうだ。



列に並んだときにゴンドラが出発した。残された列は長くないがゴンドラも大きくない。列が動き出した。あとひとりというところでおのまは積み残された。待ち時間計二十分。

十年という時間はあっという間にたつことを知っている。二十年だってあっという間である。しかしなにゆえにゴンドラを待つ二十分がかくも長く感じられるのか。

天才おのま、いつの日にか「時計の時間と実感する時間」という論文を書いてみようか。ベルグソンだったか誰だったかも書いていたと思うのだがそれとは別なものがあるような気がするのだ。

十時二十九分のゴンドラに乗った。



青いゴンドラから見る景色は赤いゴンドラから見る景色よりいいのだがあいにく下界は薄暗い。

西バンクーバー、バラード海峡、スタンレーパーク、イギリス湾、ポイントグレイ、ジョージア海峡。バンクーバー島は雲の中。

きのうのブログでこんなことを書いた。

スタンレイパークにいる韓国軍がこちらをめがけて砲撃訓練をしたらグラウスにいる朝鮮軍が撃ちかえすのは当然であろう。



英語だとバラード海峡はBurrard Inlet ジョージア海峡はGeorgia Strait。 

inlet は英和辞典では入り江とか小海峡と訳されているが、「バラード入り江」も「バラード小海峡」も言いにくい。

海峡:陸地に挟まれた、はばのせまい海 (小学館 新選国語辞典)

ゴンドラを降りる。雨が続いたせいで雪は柔らかくなっている。歩くと靴が潜る。

カットの視界は良い。



ゲレンデはグルームされていない。柔らかい雪と板がせめぎあってザサラ ザサラと音がする。



滑っている方向を変えるには、まず立ち上がって谷側の板にかかっている体重の圧力を小さくする。立ち上がると書いたが前方に押し込んでいる膝を伸ばすと言っても良い。

立ち上がって板への圧が弱くなったら、こんどは膝を元の位置に戻す。沈み込むと言っても良い。

スキーを滑っているときは山側の板よりも谷側の板への圧が強いのだが立ちあがることにより谷板にかかっている圧を弱くし、沈みこむことにより山板への圧を強めるのである。すると山板が谷板に変わる。

上の説明が分らなかった方はこの動画をご覧ください:

http://www.youtube.com/watch?v=EimuZ9qRgwc

上記の理屈はすべる姿勢が後傾でも前傾でも変わらないのだが、今日は沈みこむときに前傾姿勢を強調してみた。

立ち上がる
沈み込む
すねを靴のベロに押し付ける

リズムにのってザサラ雪を跳ねのけている自分が機械になったように感じられる。

リフトに乗る。

林間のゲレンデは地肌がでている。雨の力は凄い。



霧がでてきた。

視界がリミティドに変わっていく。



二本目。

霧の中を機械のように滑っているうちに気がついた。

右の板が山から谷に変わるときは足の底に力強い感じがある。しかし左板が山から谷に変わるとき、そして左板に乗りきったあとにも左足が感じる圧がとても弱い。足の底から太ももにかけての感覚がとても頼りない。

もしかすると足首の角度が悪いのかもしれないと思いボーゲンに切り替えてみた。

ボーゲンを知らない方はこの動画をどうぞ:

http://www.youtube.com/watch?v=d2zHt-eTAk4

たちまちザサラ雪の抵抗が大きくなり、速度がおちてリズムがとれなくなった。左板に乗ろうとして腰がひけた。そのまま右板に乗って山回りで停止。

気をとりなおして右板に乗って滑り始める。左板に乗れた。右板に乗る。ふたたび左板に乗ろうとしてまたもや腰がひけた。

霧はますます濃くなり平衡感覚がなくなる。ザサラザサラと滑り降りた。

二本で降参したおのまを撮る:



上りはゴンドラの右、すなわち東側にいた。下りもゴンドラの右にいたが、こんどは西側である。

西側だから西バンクーバーが見える。



バンクーバー交響楽団の終身名誉コンマス・長井明が入っているキャピラノゴルフが見える。



写真の右にクラブハウスが写っている。左は一番ホール・パー5。打ち下ろしのホールだから楽にパーオンする。でもバーディーをとったことがない。

ゴンドラが狼のすみかの上にきた。この前はシャッターを押したとたんにフラッシュが作動してガラスが反射した。きょうはフラッシュを封印してシャッターを切った。



ガラスの反射はない。でも・・・

あれって狼か。

もしかして羊じゃね?

駐車場は空いている。



おのまの愛車、カムリ3500CC。1995年製。トヨタ最後のステーションワゴンである。



走行距離はそろそろ二十万キロになる。

十五年で二十万キロだから年に一万三千キロ。月に千キロ。日に三十キロ。本日は往復で九キロ。

カナダ横断をした割には少ない。でも今年は廃棄ガスの検査が通らなかった。

廃棄ガス? 排気ガス。

いかれていた部品を取り替えたら千八百ドル強 (十八万円弱)かかった。ことしは歯を抜き、めがねを二回あつらえ、冷蔵庫を買い換え、東芝サテライトを買い、そしてこれから三台目のプリンターを買わないといけない。ゴルフは勝てない。今年は厄年か?

それにしても東芝サテライには参る。きょうのブログも書いてる途中に二度消えた。今は気とりなおして昔のデスクトップで書きなおしている。

車に乗ろうとしたら赤いゴンドラが下りてきた。なるほど何かを積んでいる。

これから登っていっても視界は悪いんだ。気の毒な君たち。

家に戻り、前庭に散らばっている桜の葉を熊手でかき集めた。とても良いにおいがした。

厄年のときは家に閉じこもるのが良い。閉じこもっていても良いことはあるのだから。

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| ロンドンで怠惰な生活を送りながら日本を思ふ | 2010/12/15 4:04 AM |
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