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漫言・朝鮮半島の動向
韓国・朝鮮の砲撃合戦が起きてから二日たちました。

相変らずカナダのテレビでは大した報道はありませんが、ネットではワシントンポストやテレグラフなどの朝鮮レポートが増え、本日だけで十数本あります。

レポートごとに切り口がいろいろあって面白いです。天才おのま、全てを並べ快刀乱麻を断つといきたいところですがそれは無理。以下シロートおのまが拾い読みしての無責任漫言です。

漫言:思いつきでいう。とりとめもないことば。漫語。(小学館 新選国語辞典)


火曜日のテレビを見ておのまは朝鮮が一方的に砲撃を開始したと思ったのですが、ロイターのニュースでは最初に撃ったのは韓国であると朝鮮が主張していると伝えていました。こういうのはその他大勢にとっては藪の中で真相は後にならないとわかりません。

そういえばこういうことがあったなあと思い出したのが、三月の天安艦沈没事件が起きる前に韓国軍が朝鮮軍の船を爆破させた事件です。日本のメディアでは大きくとりあげなかったと思います。

あの海域では韓国と朝鮮は死傷者を出す衝突をまえからやっているので、今回のヨンピョンド砲撃もその一環だと思えば大したことではないのかもしれません。


韓国が主張する北限線を朝鮮は認めていません。だから北限線近辺で韓国軍が軍事訓練を行えば、それは朝鮮軍にとって挑発行為、あるいは領土侵犯となるわけです。


米国が韓国の後ろ楯であると同じく中国は朝鮮の後ろ楯です。米国と韓国とが黄海で軍事訓練という挑発行為をするのであれば中国はそれに何らかの策を講じなければなりません。米空母が横須賀から黄海に向かったそうですが中国はむかついているでしょう。

・・・・・
以上のようなことを書いていると、おのまは怪しからん、朝鮮の味方をするのかと短絡する人がいるでしょうね。はいそれは短絡でしかありません。おのまは中立でありんす。
・・・・・


昨日米国のボスワース特使が北京で要人と会談した由で詳細は分りませんが、米中間で意見の違いがあったことを示唆しています。会談は有用(useful)であったそうです。柳田法相の発言に似て奥ゆかしい(笑)。違いがあっても云えないのでしょうね。


黄海上で米中の勢力がどの辺でバランスするかが当面の注目すべきことでしょう。と書くと日本のマスメディアと同じで何がなんだかわからない。「当面」を「五年」と言い換えましょう。

シロートおのまの見立てでは、中国の海軍力がこの地域で米海軍と拮抗するまで五年はかかるでしょうということです。

でも、それをいいことに米軍が力を誇示しつづけると中国のメンツがなくなります。すると中国における軍勢力の勢いが増します。そうすると米中間に安定したバランスはできず、米中戦が始まりますと大胆予測。


ワシントンポストに載った「米空母の朝鮮半島沖への派遣は中国へのメッセージ」という記事にあった日本の立ち位置に関する一節がとても印象的です。日本の民主党は自民党よりもアメリカ寄りとみられているんですね。

かつて(自民党)日本政府は米国と中国との間で等距離策をとっていたが、今(民主党)はアメリカ寄りになっている。
By
John Pomfret
Washington Post Staff Writer
Thursday, November 25, 2010; 12:49 AM 

Japan's government, which had been considering a more equidistant policy between the United States and China, moved closer to Washington.


二年ぶりに六カ国協議を再開したいと中国と朝鮮が望んでいますが、米国はこれを拒否しています。朝鮮の核開発が進んでいるのに話し合いができるか、中国は朝鮮をしっかり監督しろという投げやりな姿勢です。

その気持ちは理解できます。

かつてヒラリー・クリントンは、イスラエルに対抗するイランを殲滅させると言いました。そのうち、面倒だ、韓国よ朝鮮の核施設を爆撃せよというかもです。

韓国ではこんかい戦闘機による反撃をしなかったイミョンバク大統領に対して弱腰だという声があるそうです。菅・仙谷の弱腰は怪しからんというのと似ていますね。

ちょっと飛躍します。思いついたらその場で書くから漫言です。

朝鮮が核大国になるのであればそれに対抗して韓国も核大国を目指すというシナリオが現実的になります。そういうシナリオを米中が望んでいないと読めば、朝鮮は核開発を外交の武器として進めるでしょうね。


朝鮮が望んでいることが何かは知りませんが、おのまが金正日だったらこんなことを考えるのであろうかと妄想してみました。

…鮮の統治は永遠に金ファミリーが行う。日本の天皇制と同じだ、文句あっか

朝鮮と韓国とが統一しても金ファミリーが統治する。当然だ

B腓な声ではいえないが△鷲垈椎修任△襦よって統一はしない。金王朝朝鮮の繁栄をめざす

と鳳匹箸い辰燭發里慮充造呂修海ら遠い。餓死者や国外脱走者があとを絶たない。暫くのあいだは中国のみならず米国、韓国からの経済援助が要る

イ犬屬鵑世韻把鮮を援助するのはごめんだという中国から六カ国協議に戻れと言われた。戻るしかない

戻ったそのときは最大の経済援助を勝ち取る。勝ち取るには核開発を進めるのが良い。戦争を辞さないという姿勢を示すのが良い

戦争をすれば負けることは承知している。しかし朝鮮がソウルを火の海にすることができることも確かである。それは米韓もわかっているはずだ。ソウルを火の海にすることと朝鮮支援とどちらが得かきゃつらも計算するだろう


Р翡擇陵礁燭呂いばくもない。どうせ死ぬなら派手に死んで見るか。東京も攻撃しよう

日本にも累が及んだので妄想はこの辺にしておきましょう。


中国の温家宝首相がこう言ったそうです。

「中国にとって朝鮮はソ連にとっての東ドイツなのだ。東ドイツが滅んだ結果ソ連も滅んだ」

朝鮮がなくなったら今の中国政府もなくなる。説得力がありますね。

10
地政学からみて半島は海洋国と大陸国のあいだの緩衝地帯だと説くひとがいます。海洋国と大陸国との力のバランスをとるために犠牲となるのが半島だというのです。

この説にしたがうと朝鮮半島は海洋国である米国と大陸国である中国あるいはロシアとの勢力争いの舞台であることになります。

であれば中国・ロシアにとっても米国にとっても朝鮮半島が朝鮮と韓国に分かれていることは好都合でしょう。

統一すると緩衝地帯がひとつになるわけで海洋国と大陸国がひとつの舞台でガチンコ勝負です。これは結構エネルギーが要ります。それよりは緩衝地帯をふたつにしておいて、ふだんは同じ民族同士で争ってもらう方が楽だというわけです。

11
戦前の日本は海洋国・英米の手先となって大陸国・清国、ロシアと局地戦争をして(1894・1904)勝ちました。でもって韓国を併合(1910)した所までは良かったのですが、さらに一歩進んで中国大陸へ攻め込み(1937 支那事変)、満州国設立(1932)という身の丈に合わないバクチに出たものだから英米からお仕置きを受け、六十数年にわたってアメリカの奴隷国として甘んじています。

ふたたび飛躍します。

戦争中の文献を読めば読むほど、日本人は局地戦争はできるが、大規模で国民総動員の全面戦争には向いてない民族だと思う

神風特攻隊とか人間魚雷とか人的物的資源を浪費した非科学的精神、情報戦に欠かせない英語を敵性語だといって排除したヒステリー精神、生きて虜囚の恥じかくなとか玉砕せよとかといって末端兵士や一般婦女子を自殺においやった卑劣な精神、などなどおよそ馬鹿げた精神の軍人エリートしか生まれなかったひよわな民族

物量がなかったノモンハンやインパールで負けたのはともかくとして、戦闘力が優っていたにも関わらずミッドウェイで完敗。完敗の責任者である山本五十六を裁くどころか軍神とあがめたてた自己満足の民族

日本民族は戦争に向いていない

ウヨからたたかれるか・・・

・・・・

さて、今の日本は疲弊しています。海の波に洗われて消える砂の器のごとき国になっています。朝鮮半島における争いは他所の家の夫婦喧嘩のようなものであると心得て、距離を置くことをお薦めします。

そうはいかない、日本はアメリカと一緒になって朝鮮、中国に対抗しなければいけないとおっしゃる勇ましいあなた。日本が米韓側に立つことは建前としては結構ですが、でも本音のところではどっちもどっちだぜと計算し、基本的には中立を守るのが賢明ではないでしょうか。

12
漫言とはいえ、もっとアメリカにおける論調に言及したいと思っていたのですが、本日はこれまでにしておきます。

お時間のある方はリンク先の米国・政治http://www.realclearpolitics.com/や下記に貼ったレポを覗いてください。
 US says China must put pressure on North Korea
   
 Korean hostilities hit already nervous FTSE 100

 
North Korean spy 'held for plot to kill top defector in South Korea'

 
North Korea abandons truce and threatens to attack the South

 
North and South threaten 'military retaliation' as conflict intensifies

13
最後におまけ。

きのうはサラ・ペイリンがあるラジオ番組にでて「アメリカは朝鮮側に立たないといけない」と発言して嘲笑されていました。 

韓国と朝鮮の区別がつかないパープリン・ペイリンが大統領候補になるかもしれない国との距離を十分にとらないとパープリン・ジャパンと云われますよ、菅さん。

| おのまのプロフィール | 政治経済 | 03:38 | comments(3) | trackbacks(0) |
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パープリン前原。。。
| 時々パリ | 2010/11/26 3:47 PM |

パープリンとはまた懐かしい。。。ほとんど死語と思ってました。既に日本はパープリン、これでペイリンが大統領にでもなれば、パーペキな日米同盟ですね(笑)。笑えないか。。。
基本的中立路線が日本のとるべき道だというのは強く同意します。
| 欧州の消化器科医 | 2010/11/27 1:05 AM |

なにを隠そう、おのまはパープリンが流行ったときは知りませんでした。初めて聞いたのが十年ほどまえで、それもたった一度しか聞いていません。そこはかとなく軽薄な感じがする言葉で、重い話に混ぜるとホッとします(笑)
| おのま | 2010/11/27 1:54 PM |










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