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民主党代表戦@斧魔的総括
9月14日、菅直人、小沢一郎のあいだで戦われた民主党代表選挙について一、二コメントします


菅の完勝でした。総ポイント、カテゴリー別ポイントのいずれでも菅が勝ちました

             菅    小沢
総ポイント      721   491
国会議員       412  400
地方議員       60    40
党員・サポーター  249   51


党員・サポーターは地区ごとに1位がポイントを総取りする方式なので一方的な大差になっていますが獲得投票数はそれほど一方的ではなく、6対4の差です

                        菅        小沢    
党員・サポーター獲得投票数     137,998   90,194   


菅完勝でしたが、マスメディアではやしていた国民は菅支持が80%、小沢支持が20%といったたぐいの世論調査なるものからは程遠い結果となりました。マスメディアがつくった小沢の政治資金疑惑という作り話を信じてない人が多いのだと推察します

このブログで試みた人気投票では小沢人気が圧倒的でしたが、これまた大いに現実と違いました。このブログに来るひとはワイドショー化したテレビ、新聞を鵜呑みにしないひとが多いからだろうと思います

http://onomar.jugem.jp/?day=20100901


党員・サポーターの投票率は66.87%でした。これをもって低調というか、そんなところだというのか人によって違います。おのまは後者です

このブログで 「民主党代表戦 あなたなら誰に投票しますか」 を開始した当初、訪問者数にくらべて投票者数がそれほど多くなかったことやおのまに投票するひとが散見されたことからみて、読者の可也の方が民主党代表への関心が薄いのではなかろうかと思ったものです。七割ちかい投票率は妥当なところだと思います


菅が再選されたことをどう考えるか、民主党はどうなるかについて書きます

昨年の夏、衆院選で民主党を支持した選挙民の多くが、ことしの参院選で民主党を否定しました

「政治主導」「行政改革」「普天間基地の県外移設」を掲げたから民主党は衆院選で勝ったのですが、いざ政権をとったら、鳩山首相は普天間の県外移設をひっこめて辺野古に移設するというし、菅首相は「行政改革」をひっこめて「財政改革」に走りました

自民党がやろうとしていたことに反対したから民主党に勝たせたのに一年もたたないうちに自民党と同じことをやるというのですから、ウッソー、シンジラレナーイ !!

選挙民の多くが、だまされた、鳩山も菅も人間性の根っこのところがおかしいと感じたから参院選で民主党を大敗させたわけです

そんな当り前の結果に対して、民主党内部やメディアの一部でこんなに民主党が負けるとは思ってもいなかったと言う人が少なからずいたことにおのまはあきれたものです。東京の真中で過ごしていると視野が狭くなるのでしょうか、バランス感覚がずれているとしか思えません

九月十四日、民主党国会議員が投票するまえにおこなわれた 小沢、菅の十五分ずつの演説を聞かれた読者におかれては、小沢は「政治主導」「行政改革」の原点にもどることを明らかにした、小沢がそういう風に民主党を直すのなら良いと思われた方が多くおられると思います。おのまは、さいきんの日本の政治家には珍しい名演説だと思いました

それにくらべて菅の演説は小沢のパクリを含めて心に響きませんでした

この三ヶ月、メディアへの露出度が増した菅を見ていると、言うことがくるくる変わるし、ボディーランゲッジに品がありません。首相としてというよりは、人間として致命的な欠陥があると思います。あれでは選挙民からの支持を得られないし、外交でもバカにされつづけることでしょう。それが世間相場です

党員でもない、サポーターでもないおのまのような人間の多くがふたりの演説の間にある大きな差を感じとり、小沢なら「政治主導」「行政改革」をやるだろう、だったらもいちど民主党を勝たせてみるかとなります

そこのところがサポーターも地方議員もそして国会議員でさえ理解できなかったのが昨日の民主党代表選挙だったのです

民主党の国会議員の206人が菅に、200人が小沢に投票した瞬間をもって民主党はオワです

党員やサポーターの多くはB層。マスメディアによってつくられた、小沢の政治資金疑惑イメージでもって投票したまでですから、ここで大差がつくのは構いませんが、それに国会議員が歩調を合わせてはいけません

せめて 206人が小沢、200人が菅であったら民主党に将来性はあると考えるかもしれませんが逆でしたから民主党はオワです


所詮は未熟な民主党。大筋を知らずにコップの中の嵐を見せただけのつまらない代表選挙でした

この三ヶ月でもって菅直人がオポチュニストでしかないと国の内外に広く知られました。国のトップにたつべき人間ではありません。それでも首相を続けるとは実に困ったものです

次回の国政選挙は投票率がおおいに下がり、そして民主党は勝てないでしょう。日本の低迷は続きます

政治主導、行政改革に命をかけるといった小沢は時機をみて民主党を出るのがいいと思います。ついてくる議員は少ないかもしれませんが、真に日本を変える政党が存在しなければ、日本から閉塞感はなくなりません

日本の歩むべき道は茨の道となるかもしれませんが、自民、民主というどちらに転んでも変わらない二大政党を温存することではなく、少数精鋭のまともな党を育てることから出直しすることだと思います

政治主導(すなわち国民主導)から官僚主導へ、行政改革から財政改革に変節した菅政権を長続きさせてはいけません


九月十四日 小沢一郎演説
 

お集まりの皆様、そして国民の皆様、小沢一郎でございます。皆様には今回の代表選の期間中、菅(直人)総理と私の主張をお聞きいただき、また、激励していただきました。ここに、まずもって心からお礼を申しあげます。

 また、昨年来、私自身にかかわることで、同志の皆様を始め、国民の皆様に大変、ご心配とご迷惑をおかけしたことを、この機会に心からおわび申しあげます。

 さて、今回の立候補にあたっては、今日の危機的な政治経済事情の中で、果たして自分にその資質があるだろうか、政治の最高責任者として国民の生活を守るというその責任を果たすことができるだろうか、と本当に悩み、自問自答いたしました。それにもかかわらず立候補を決意をしたのは、今、政治を変えなければもう間に合わないという、私の切実な思いを正々堂々、世に問いかけたかったからであります。

 思い起こせば、私は27歳で衆議院議員に初めて立候補した際、選挙公報にこうつづりました。「このままでは日本の行く末は暗澹(あんたん)たるものになる。こうした弊害をなくすため、まず官僚政治を打破し、政策決定を政治家の手に取り戻さなければならない」と。意志なき政治の行き着く先には国の滅亡しかありません。日本は敗戦を経て本質は変わっていないのではないか。若かりしころの、感じたその思いは初当選以来、いまなお変わっておりません。

 今日、わが国はデフレによる経済の収縮、少子高齢化の既存の社会制度のギャップによる不安など、経済も社会も危機的な状況に陥っております。

 世界で最も層が厚かった中間所得層が解体され、ごく少数の富裕層と数多くの低所得層への分化が急速に進んでおります。日本が誇った社会保障制度も崩れつつある中、2年後には団塊の世代が年金受給者となる日を迎えます。

 今、日本は、最も大事にされなければならないお年寄りがいなくなっても誰も気づかず、また、就職できない多くの若者が絶望感にさいなまされ、若い親が育児を放棄しわが子を虐待する。もはや高度成長がいろいろな問題を覆い隠してくれた時期はとうに過ぎ去って、社会の仕組みそのものが壊れています。そしてまた、日本人の精神風土も興廃し始めていると思います。

 今、ここで政治を見直し、行政を見直し、国のあり方を見直さなければ、もう日本を立て直すことができないのではないかと思います。多くの国民の皆さんも同じように感じていたのだと思います。昨年、われわれ民主党に一(いち)縷(る)の思いを託し、政権交代を実現させていただきました。しかしもう1年が過ぎ、残された任期はあと3年であります。

 私たちは今、直ちにこの3年間を国の集中治療期間と位置づけ、徹底した改革を断行し、実行していかなければなりません。しかしその改革は明治維新以来140年続く官僚主導の政治を、根っこから国民主導、政治主導に変えなければとても成し遂げられるものではありません。私の頭の中を占めているのはその思いなのであります。

 しかし、私は官僚無用論を言っているわけではありません。日本の官僚機構は世界に冠たる人材の集まっているところであると考えております。問題は政治家がその官僚をスタッフとして使いこなし、政治家が自分の責任で政策の決定と執行の責任を負えるかどうかということであります。

 私は40(歳)代でたまたま国務大臣自民党幹事長に就任するという機会があり、国家はどう運営されているのか、その実態を権力の中枢でつぶさに見続けて参りました。そこで見た官僚主導の、例えば予算作りでは、各省のシェアが十年一日のごとくほとんど変わることがありませんでした。官僚組織というのはそういうものであります。

 その中で私は、自民党の中にいながらこの改革は無理であることを骨身に染みて分かりました。だからこそ、政権与党である自民党を飛び出して、真にしがらみのない政党を作り、政権を変えるしかないという決意をもってこの17年間、政治活動を続けて参りました。

 改めて申しあげます。昨年、政権交代が実現したのは、こんな日本を何とか変えてくれ、という国民の悲痛なまでの叫びからだったはずであります。この声に応えようと、菅総理大臣始め閣僚の皆さんが一生懸命に取り組んでおられることを否定をするものではありません。 しかし、政治と行政の無駄を徹底的に省き、そこから絞り出した財源を国民の生活に返すという、去年の衆院選挙マニフェストの理念はだんだん隅においやられつつあるのではないでしょうか。実際に来年度の予算編成は、概算要求で一律10%カット。これではこれまでの自民党中心の政権と変わりません。財政規律を重視するという、そういうことは大事なことではありますけれども、要は官僚の抵抗で無駄を削減できず、結局マニフェストを転換して国民に負担をお願いするだけではないでしょうか。これでは本当の意味で国民の生活は変わりません。

 私には夢があります。役所が企画した、まるで金太郎あめのような町ではなく、地域の特色にあった町作りの中で、お年寄りも小さな子供たちも近所の人も、お互いがきずなで結ばれて助け合う社会。青空や広い海、野山に囲まれた田園と大勢の人たちが集う都市が調和を保ち、どこでも一家だんらんの姿が見られる日本。その一方で個人個人が自らの意見を持ち、諸外国とも堂々と渡り合う自立した国家日本。そのような日本に作り直したいというのが、私の夢であります。

 日本人は千年以上前から共生の知恵として、和の文化を築きました。われわれには共生の理念と政策を世界に発信できる能力と資格が十分にあります。誰にもチャンスとぬくもりがある、豊かな日本を作るために、自立した国民から選ばれた自立した政治家が自らの見識と自らの責任で政策を決定し実行に移さなければなりません。

 そして、霞ヶ関で集中している権限と財源を地方に解き放ち、国民の手に取り戻さなければなりません。そのため、国のひも付き補助金を順次すべて地方への一括交付金に改めます。これにより、地方では自主的な町作りやインフラ整備が可能になります。国、地方を通じた大きな節約効果と、そして地域経済の活性化が期待できます。また、地域での雇用が生み出され、若者がふるさとに帰り、仕事に就くこともできるようになります。

 また私は、国民健康保険、介護、生活保護などに対する補助金、15兆円を社会保関係費として、一括地方に交付します。これにより各地方の実情に合わせて、また地方の知恵を生かして、より効率的な福祉行政が行える仕組みに改めます。われわれに期待されているのは、いびつになってしまったこの国の形と日本人の生活をもう一度蘇らせる大改革なのであります。

国民の皆さんにご負担をお願いするのは、ここにいる皆さんがありとあらゆる知恵を絞って、できることすべてに取り組んでからでいいはずであります。そしてそれが、昨年の総選挙で民主党と国民との約束でなかったでしょうか。

 政府・与党の政策の一元化のもと、改革を実行するのが民主党です。政府が作成した法案に、後から与党議員が意見をいう、自民党と同じような事前審査の仕組みではありません。私は政府と与党の議員、誰もが対等に話し合って、政策を一から作り上げる、全員野球の態勢を積極的に進めたいと考えております。

 また外交政策においては、日米関係は、わが国にとり最も重要な二国間関係と考えております。日中、日韓関係は、日米関係に次いで重要な二国間関係であり、長い歴史を踏まえ、今後、政治、経済、文化とあらゆる分野で協力関係を深めていかなければなりません。

 特に拉致問題については、みずから対策本部長として全力で取り組みます。国際関係はまず市民の心の交流こそが必要であるとの認識のもと、実際私は長年にわたり、草の根交流を続けております。さらには日中韓3カ国の協力のもとで、環太平洋諸国も含む東アジア共同体を推進したいと考えております。

 また農業、漁業の戸別所得補償制度の充実を前提として、EPA(経済連携協定)、FTA(自由貿易協定)を始め、広域的な経済連携も積極的に推進いたします。

 景気対策とデフレ克服にも最優先で取り組まなければなりません。日銀法改正などの制度改革や、インフレターゲット政策も視野に入れるなど、金融政策と財政政策の両面からあらゆる手段を講じます。

 また、人と人との新たなきずな作りにも取り組みます。民主党として新しい公共の考えを積極的に届け出、NGO(非政府組織)やNPO(民間非営利団体)をはじめ、ボランティアや企業の社会貢献活動を積極支援するとともに、政府の持つ情報もできる限り開示いたします。

衆議院の解散総選挙はこうした改革に与えられた任期を費やして、その結果を出してからのことであります。官僚支配の140年のうち、40年間、私は衆院議員として戦い抜いてきました。そしてようやく官僚機構と対立できる政権の誕生にかかわることができました。われわれは国民の生活が第一の政治の幕開けにやっとこぎつけたのであります。

 官僚依存の政治に逆戻りさせるわけにはいきません。それはとりもなおさず、政治の歴史を20世紀に後戻りさせることになるからであります。私は代表になってもできないことはできないと正直に言うつもりであります。しかし、約束したことは必ず守ります。

 こう断言できるのは官僚の壁を突破して、国民の生活が第一の政治を実行するのは、最後は政治家の志であり、改革のきずなで結ばれている皆さんとなら、長い時代の壁を突破できると信じるからであります。そして私自身は、民主党の代表すなわち国の最終責任者として、すべての責任を取る覚悟があります。

 今回の選挙の結果は私にはわかりません。皆さんにこうして訴えるのも、私にとっては最後の機会になるかもしれません。従って最後にもう一つだけ付け加えさせてください。

 明治維新の偉業を達成するまでに多くの志を持った人たちの命が失われました。また、わが民主党においても、昨年の政権交代をみることなく、志半ばで亡くなった同志もおります。このことに思いをはせるとき、私は自らの政治生命の総決算として最後のご奉公をする決意であります。そして同志の皆さんとともに、日本を官僚の国から国民の国へ立て直し、次の世代にたいまつを引き継ぎたいと思います。

そのために私は政治生命はおろか、自らの一命をかけて全力で頑張る決意であります。皆さんのご指示、ご理解をお願いいたしまして、私のごあいさつといたします。ありがとうございました。

 
| おのまのプロフィール | 政治経済 | 02:06 | comments(2) | trackbacks(5) |
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国にとって、明らかにベターな人がいるのにワーストな選択をする人達。民主党は終わりました。笑うは官僚ばかりなり。官僚に支配されたままの方が楽ですものね(苦笑)。私も今回の議員と一緒に小沢基軸党に賛成です。その方がわかりやすいです。一緒に居る意味がないのじゃないでしょうか。
| 欧州の消化器科医 | 2010/09/15 11:33 PM |

私はこれから、菅直人新政権を「冷たく」見守る事とします。
氷の中に閉じ込められた炎は、氷を溶かした時に弾けて輝き燃え盛る?
| 時々パリ | 2010/09/16 7:06 AM |










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アメリカ:一党独裁国家
アメリカ:一党独裁国家 マフムード A.B 共和党やら民主党に投票しても、なぜ同じ結果になってしまうのだろう。「選挙」と呼ばれているお笑いぐさが、アメリカが一党独裁国家であることを示している。民主党も共和党もイルミナティの手先。 連中、各党違うがごとき芝居
| マスコミに載らない海外記事 | 2010/09/15 3:37 PM |
脱小沢はここまで
 民主党代表選が終わった。         (小沢一郎) (菅直人) 国会議員  400ポイント  412ポイント地方党員   40       60サポーター
| 反戦塾 | 2010/09/15 8:10 PM |
【日本一新】これからも支持をするのは「国民の生活が第一」を掲げる小沢氏のみだ【臥薪嘗胆】
 変節奸の再選というサプライズな結果に終わった民主党代表選であるが、早速変節奸は党と内閣の人事に着手したようである!  このうち、変節奸を操る「影の首相」たる阿波狸を初めとするお子ちゃま六奉行の大半が留任する感じであり、詰め腹を切らされるのは枝豆一匹
| ステイメンの雑記帖  | 2010/09/16 8:03 AM |
そして…民主党代表選
■肝心の代表選投開票日だというのに、朝10時過ぎに宅配業者が来て 修理を依頼していたパソコンを引き取って行ってしまった(ToT) いつ...
| 人類猫化計画 | 2010/09/19 6:13 PM |
『町長選挙』奥田 英朗
トンデモ精神科医のシリーズ第三弾です。 通勤電車で読んでいても、思わず吹き出しそうになるのをこらえねばならないおかしさです。 このシリーズではトンデモ精神科医の元を訪れる困った人たちが、治療どころかこの奇妙な精神科医が首を突っ込むことでさらに困った状況
| 私の通勤読書メモ | 2010/09/20 5:52 PM |
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