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沖縄に米軍基地があるから抑止力
 

五月二十三日に鳩山由紀夫が、米軍の海兵隊が沖縄にいることが抑止力であると分った、朝鮮半島の緊張もあるから辺野古の海を埋めることにするという趣旨の発言をしたのでおのまは鳩山を見かぎったのだが、いまもってどうして鳩山が唐突とも思えるような思考転換をし、こじつけのような粗い話をしたのかが理解できない。

 

鳩山は東京大学工学部出身で多変数解析なる分野で抜群の論文を書いたことがあるという。


法学部とか経済学部とかいわゆる文系ではなく、工学部とか理学部とかの理系に進んだ人の前にくると、おのまは三蔵法師に頭があがらない孫悟空の気分になる。理系の人の頭はとても緻密なのだろうと感じるのである。そういう思いもあって、ある種、畏敬の念をもって鳩山由紀夫を見ていた。今だって鳩山の「思考転換」「粗い話」というのは非緻密・おのまの愚かな誤解かもしれないと疑わないでもない。鳩山はどういう根拠、論理でああいう発言をしたのだろうか。

 

日本で行われている抑止力論議をいろいろ当たるのだがこれまたよく分らない。

分らないときは自分で仮説をつくる。その仮説を他人に検証してもらう。

 

一日の訪問者数が、五百人前後、多くても二千人のブログはマスメディアのそれと比べたら存在していないようなものに見える。コメントを寄せる人の数も多くない。それでも、マスメディアから得られないヒントを得ることがある。自分自身が他人になった積りで自説を読み直して気がつくこともある。

 

どういう分野でも、その時点におけるマス(mass量)の多寡とか流行とか権威とかが正解の鍵になるとは限らない。時は流転し、人の思考も変化する。現在ある正解は未来において不正解となることがある。


たとえば、いま、おのまは「上村愛子のスクワットメソッド」(おのまの命名)を真似ようとしているのだが、これとて上村愛子自身が比較的最近になって知ったメソッドであり、それまでは違うメソッドで滑っていたそうな。


その昔、日本スキー界の権威であった猪谷六合雄(いがやくにお)は体重を山脚にかけるのが正しいと主張していて、それに異を唱えた、すなわち体重は谷脚にかけるべきだと主張する三浦敬三は異端視された。


猪谷は世界的な権威とされていたオーストリアのスキー教程を鵜呑みにしていただけなのだが、猪谷の主張が日本スキーの多数派となった。のちになってオーストリアスキーが自らの間違いを認めるまで、三浦敬三は異端者であった。

 

ことほどさように、その時々の「権威」というものに絶対的な真理があるわけではない。だから「権威」に盲従することはやめて、自分の頭を働かせ、第六感を磨きながら日々しつこく思考し、試行錯誤するのが良い。せっかく人間として生まれてきたのだから、あてになるかならないか分らない「権威」の奴隷になるのは勿体無い。

 

そういうことである。おのまはシロートであっても権威の言っていることがおかしいと思うから「海兵隊が沖縄にいるから抑止力」は嘘だと言いたい。


以前にも書いたが、「抑止力」とは何を意味するのかを精確に定義してから議論するのが良い。しかし、本日はそうではなく、なるほどそういう見方があるのか、そもそもの意識がそういう次元にあるのでは、議論が進まないなという話を書く。

 

ブログ「晴れのち曇り、時々パリ」に寄せられたコメントである。

(ほとんど日本) 2010-06-04 01:36:29

ほとんど日本にいる私からするとパリさん、欧州さん、カナダさんのおっしゃる米軍基地廃止や福島首相などは非常に無責任に感じてしまいます

理想は分かりますが安全保障というのは常に最悪の事態を想定しなければならないものだと思います。近隣諸国が攻めてくる可能性は低いと思いますが皆様がいる国より脅威は高いでしょう。にも関わらず9条の縛りがあってそれらの国より抑止力は確実に劣ります。自衛隊の強化、9条改正もなしに米軍を撤退させるような真似をされては本気で日本の将来は危ういでしょう。

喫緊の課題は自民、民主両党・支持者が手を携えてマスコミを改革することだと思いますが双方が真逆の考え方なので難しそうですね。双方から不満が出てる時点で何が悪いのかは一目瞭然なのですが

このかたの背景は次のようなものでなかろかと思った:

★ウチナーンチュではなく、ヤマトンチュ

★戦後世代、それも朝鮮戦争やベトナム戦争のあとに生まれた世代

★学校の成績は良かった

★良い家庭で育った

★誠実に生きている

★人からは好かれてる


・・・でも・・・


★とっくみあいの喧嘩をしたことがない

★死ぬか生きるかの瀬戸際を経験したことがない
★自衛隊と朝鮮軍の比較をしたことがない
★ベトナムはアメリカに勝ったが、ベトナムが殺したアメリカ人の数より、日本が殺したアメリカ人の数の方が多かったということを知らない。なにをいいたいかというと、日本人は知らないかもしれないが、日本を怒らせて、敵にまわすと大変なんだと外国は思っているということ
★アメリカ人、中国人、韓国人の知人がいない。いたとしてもギリギリの話をしたことがない

★自分で棚を吊ったことがない。どんな小さな仕事でも大工にたよる


おのまはこのコメントに対して次のようなコメントを書いた。

★カナダが日本より安全だということはない。つねにアメリカが攻め込んでくる脅威にさらされている。実際に戦ったこともある。アメリカによるカナダ占領という本もある

★アメリカの大統領がカナダの首相のむなぐらをつかんでアメリカに逆らうなと脅したこともある

★それでもカナダはアメリカのいいなりにならない。 ブッシュに対してモーロンだといってのけた議員もいた。moron は loopyの比ではない

★カナダが戦争をして勝てる相手は限られている。それでも攻められないのはカナダにガッツ、自主独立の意気があるからである
★カナダに攻め込む国があったら、カナダ国籍ではないが、おのまはカナダのために戦う
★日本に自主独立の意気があれば、朝鮮も攻め込んではこない。万が一、攻め込んできたら自力で戦えばいい。アメリカがいなくても日本を応援する国も現われる
米軍基地を沖縄に置いておけば安心というほうが無責任ではないか

以上のコメントを通じて、こんなことを考えた。

日本の敗戦から七十年近くがたった。この間、日本は朝鮮戦争、ベトナム戦争、アフガン戦争、イラク戦争の後方部隊として戦争に参加してきたのだが、前線で日本の兵隊が死ぬことはなかった(皆無ではないらしいが公表されていない)。

七十年にわたって日本人が戦場で死んでいないことからこんな今が生まれた。
★戦争とか国のありかたとかに関する認識が現実的であるよりは空想的な人が増えた
★外からの脅威を妄想的に誇大視し、やみくもに、観念的におびえる人が増えた
★日本は戦争に関わってこなかったと誤解する人が増えた
★未来永劫に日本人は銃をもたないでいたい、日本に攻め込む国がいたら米国が守ってくれたらいいと願う人が増えた

★沖縄にある米軍基地にどういう意味があり、どういう問題があるかを直視しない人が増えた
★ウチナーンチュの気持ちを理解しようとしないヤマトンチュが増えた
★現状から、家から、日本から外に出たがらない人が増えた
★茹で蛙が増えた
クリックすれば自主防衛

クリックしないと豚
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茹で蛙・ゆでがえる:
2匹の蛙を用意する。一匹を熱湯の入った釜の中に、もう一匹を水が入った釜の中にいれ徐々に温度を上げていく。前者は直ちに飛び出すが、後者は飛び出さないで、気持ちよく茹でられていく。
沖縄の米軍基地は日本という蛙を茹で上げる釜である。
もうちょっとで日本蛙は死んでくれる。

ブログ・晴れのち曇り、時々パリ

http://blog.goo.ne.jp/veritas21/d/20100603

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