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コメコメ@長井明

VSOの名誉コンマス長井明さんからのコメントに対するコメントです。 


いつも人気の高いおのまのブログにこんな話題を載せていただき、人気が落ちてしまわないかと心配しつつも、このように話題にして頂ける事に感動し、感謝で一杯です。長年名演奏家たちの演奏を聴いて来られ、研ぎ澄まされた耳を持つおのまは最近すっかりVSOコンサートには来られなくなっておりました。その彼が今シーズン初めて、私が最後にするVSOコンマスの公演に来てくださいました。心温まるコメント、厳しく叱咤激励するおのまのコメントに感謝。おのまのコメントを謙虚に受け入れ、日々の糧とし、残された人生にもう少し精進しようか、と望んでいます。ありがとう!
| akira nagai | 2010/05/11 3:45 PM |

http://onomar.jugem.jp/?day=20100510


はて、長井さんに厳しく叱咤激励などしたろうか・・・と心にもないことを言ってみる。

長井さんと知り合ったその日に、VSOの水準を上げて欲しいと言ったことがある。

何の曲だったか覚えていないが、十数年ぶりにオーフィウム劇場で聴いたVSOの音がこもっていると感じたのだ。それを初対面の長井さんにぶつけた。

あれはおのまの気のせいだったろうかと思うほど、VSOの音は良くなっていった。そして、ニ年前にグラミー賞をとった。やったあ。グラミー賞の蔭におのまあり。


残された人生にもう少し精進しようかでふたつのことが心に浮かんだ。

ひとつ:

おのまは、永遠に人生が続く人が皆無であるという当り前のことを忘れている。一日に一度は生死について考えているから忘れているということはないのだが、知人が亡くなったりすると愕然とするのだから、考えていても、その実は忘れているということなのだ。

そういうことを長井さんは改めて教えてくれた。

長井さんは「残された人生」という年齢になっているのだ。日本人♂の平均寿命まで十数年、平均余命だと二十年くらい・・・・

ふたつ:

VSOの演奏会で幕間(まくあい)のあと、長井さんは他の楽団員よりはやく席にもどって練習していることが多い。長井せりさんによると家での練習量も多いそうな。



二年前の六月、合唱団との合同コンサートがあった。

合唱団はアマチュア、観客は百人ほど、入場無料。長井さんにとって気楽なコンサートであろうと思ったのだが、控え室で長井さんは黙々と練習をしていた。



この写真を遠くから撮り、練習が終わる頃合を見計らって部屋に入った。

そのとき、長井さんは演奏することに疲れたと言った。意外なことを言うと思ったのだが、昨年、VSOの指揮者に来年はやめたいと言ったと聞いて気持ちが分るような気がした。おのまも世界はちがうが同じような経験をしている。

疲れを抱えたまま、更に二年間もコンマスを続けたのだから、今はホッとしているに違いない。そういう気分のなかで、これからも精進しようかという気になったのは偉いことだと思う。

おのまはトロント時代、ある夜、知人達と一緒にのんでいた時に急に呼吸が苦しくなってひとり表へ出たことがある。タバコの煙のせいだとおもって、表にでたのだが、息をはくことも吸うことも困難だった。これが死ぬことかと思い、そのままタクシーに乗ったのだが、しばらくするともとに戻った。

その時以来、いつ死んでも構わないと思って生きているつもりなのだが、いつ死ぬのかが分らないという思いがあり、なにかに精進しようということがない。これからもないような気がする。

強いて言えば、上村愛子のような滑りをしたいと思いトレーニングを始めたことくらいである。来シーズンも生きていられるといいのだが、その保証はどこにもない。

読者におかれても、今現在、健康であるとか病気であるとかに関わらず、いつ人生が終わるかは分らないのだ。

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オノマさん、ブログを続けてくださることにとても感謝しています。お陰で、VSOの名誉コンマス長井明さんの近況を知ることが出来ました。そして、長井さん、ナガイ間(オノマの寒い駄洒落みたいになっちゃった)素晴らしい音楽をリード、演奏してくださり本当に有難うございました。

思いがけなくVancouver勤務になった時、5時にはサッと消えてしまう会社の同僚を除いては知る人も無く、最初にしたことはVSOのシーズンチケットを買うことでした。以来、VSOのコンマスは常に”そこ”にいらっしゃいました。コンサート前、舞台で早くから練習しているコンマスに近づき声をかける人、終了後、着替えて家路につくコンマスに”素晴らしかった”と自分の興奮を伝える人など、VSOの長井コンマスは人々にいつも気軽に声をかけられる存在でした。それはきっと、行けばいつも同じところに同じ人がいる安心感と、自分の街にオーケストラがある誇りからではなかったかと思います。
”精進する”という言葉には、一所懸命に努力することという意味がありますが、努力する人すべてに当てはまるのではなく、実は一つの道を歩み続けた人だけに許される、あるいは似合う言葉なのではないかと思います。長井さんの精進の先に広がる世界にまた遊ばせていただける機会が訪れますように。その幸運に恵まれますように。
本当に有難うございました。

| cra | 2010/05/20 9:51 PM |

またぎきですが、長井さん、これからは第一バイオリンの後ろのほうにひっこんで、みんなと気楽なおしゃべりをするのが楽しみだと言ったそうです。

これって、精進といえますかねえ。おのまと変わらんのでは?(笑)
| おのま | 2010/05/22 6:13 AM |










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