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検察審査会に関する考察 by 鈴木宗男
 
四月二十八日(水)づけで鈴木宗男(衆議院)がこういう考察をしているので全文を載せる。一部をハイライトしたがこれはおのまによるハイライトであり原文にはない。


テレビ、新聞は、小沢幹事長に対する、昨日の検察審査会の議決で持ちきりである。読者の皆さんに、議決の要旨を紹介したい。

 
平成22年東京第五検察審査会審査事件(申立)第10号
 申立書記載罪名 政治資金規正法違反
 検察官裁定罪名 政治資金規正法違反
 議決年月日 平成22年4月27日
 議決書作成年月日 平成22年4月27日

 議 決 の 要 旨

 審査申立人
 (氏名)    甲
 被疑者
 (氏名) 小沢一郎こと 小 澤 一 郎
 不起訴処分をした検察官
 (官職氏名) 東京地方検察庁 検察官検事 木 村 匡 良
 議決書の作成を補助した審査補助員  弁 護 士 米 澤 敏 雄

 上記被疑者に対する政治資金規正法違反被疑事件(東京地検平成22年検第1443号)につき、平成22年2月4日上記検察官がした不起訴処分(嫌疑不十分)の当否に関し、当検察審査会は、上記申立人の申立てにより審査を行い、検察官の意見も聴取した上、次のとおり議決する。

 議 決 の 趣 旨
 本件不起訴処分は不当であり、起訴を相当とする。

 議 決 の 理 由
 第1 被疑事実の要旨
 被疑者は、資金管理団体である陸山会の代表者であるが、真実は陸山会において平成16年10月に代金合計3億4264万円支払い、東京都世田谷区深沢所在の土地2筆を取得したのに
 1 陸山会会計責任者A(以下「A」という。)及びその職務を補佐するB(以下「B」という。)と共謀の上、平成17年3月ころ、平成16年分の陸山会の収支報告書に、本件土地代金の支払いを支出として、本件土地を資産としてそれぞれ記載しないまま、総務大臣に提出した
 2 A及びその職務を補佐するC(以下「C」という。)と共謀の上、平成18年3月ころ、平成17年分の陸山会の収支報告書に、本件土地代金分過大の4億1525万4243円を事務所費として支出した旨、資産として本件土地を平成17年1月7日に取得した旨それぞれ虚偽の記入をした上、総務大臣に提出した
 ものである。

 第2 検察審査会の判断
 1 直接的証拠
 (1) Bの平成16年分の収支報告書を提出する前に、被疑者に報告・相談等した旨の供述
 (2) Cの平成17年分の収支報告書を提出する前に、被疑者に説明し、被疑者の了解を得ている旨の供述
 2 被疑者は、いずれの年の収支報告書についても、その提出前に確認することなく、担当者において収入も支出も全て真実ありのまま記載していると信じて、了承していた旨の供述をしているが、きわめて不合理・不自然で信用できない。
 3 本件事案について、被疑者が否認していても、以下の情況証拠が認められる。
 (1) 被疑者からの4億円を原資として本件土地を購入した事実を隠蔽するため、銀行への融資申込書や約束手形に被疑者自らが署名、押印をし、陸山会の定期預金を担保に金利(年額約450万円)を支払ってまで銀行融資を受けている等の執拗な偽装工作をしている。
 (2) 土地代金を全額支払っているのに、本件土地の売主との間で不動産引渡し完了確認書(平成16年10月29日完了)や平成17年度分の固定資産税を買主陸山会で負担するとの合意書を取り交わしてまで本登記を翌年にずらしている。
 (3) 上記の諸工作は、被疑者が多額の資金を有していると周囲に疑われ、マスコミ等に騒がれないための手段と推測される。
 (4) 絶対権力者である被疑者に無断で、A・B・Cらが本件のような資金の流れの隠蔽工作等をする必要も理由もない。
 これらを総合すれば、被疑者とA・B・Cらとの共謀を認定することは可能である。
 4 更に、共謀に関する諸判例に照らしても、絶大な指揮命令権限を有する被疑者の地位とA・B・Cらの立場や上記の情況証拠を総合考慮すれば、被疑者に共謀共同正犯が成立するとの認定が可能である。
 5 政治資金規正法の趣旨・目的は、政治資金の流れを広く国民に公開し、その是非についての判断を国民に任せ、これによって民主政治の健全な発展に寄与することにある。
 (1) 「秘書に任せていた」と言えば、政治家本人の責任は問わなくて良いのか。
 (2) 近時、「政治家とカネ」にまつわる政治不信が高まっている状況下にもあり、市民目線から許し難い
 6 上記1ないし3のような直接的証拠と情況証拠があって、被疑者の共謀共同正犯の成立が強く推認され、上記5の政治資金規正法の趣旨・目的・世情等に照らして、本件事案については、被疑者を起訴して公開の場(裁判所)で真実の事実関係と責任の所在を明らかにすべきである。
 これこそが善良な市民としての感覚である。
 よって、上記趣旨のとおり議決する。
 東京第五検察審査会

 検察審査会は「絶対権力者である」と小沢幹事長を決めつけているが、事務所のしくみ、責任体制、上下関係等、これらを十分わかって判断しているのだろうか。昨日も触れたが、国会議員と秘書の関係は、何よりも信頼関係である。それなりの地位にある、または議員経験を有する政治家は、信頼する秘書に仕事を任せるものである。現に私も、秘書に任せている。

 一般社会以上に、信頼という人間関係が政治の世界では重要視されているのであり、生かされているのである。

 「『秘書に任せていた』と言えば、政治家本人の責任は問われなくて良いのか」という指摘もなされているが、民主主義で一番大切なことは信用、信頼である。「秘書に任せていた」、これは、現実に国会議員等しく該当する話であり、小沢幹事長だけの話ではない。永田町では当たり前の信頼関係である。

 検察が検察審査会にどう説明するかによって、善意の審査会の人達は受け止めが違ってくるのではないかと、私は懸念するものである。現に2月1日、起訴の3日前に東京地検特捜部の吉田正喜副部長は、石川知裕代議士に対し、「小沢はここで不起訴になっても、検察審査会で裁かれる可能性が高い。その議決は参議院選挙前に出るでしょう。そんなことになって良いのでしょうか」と話している。この事実からして、検察側の考え、意図は明々白々である。

 検察審査会はこれからも益々重きをなしてくる。審査の公平性、公正性を保つ観点からも、検察審査会の可視化をすることが必要である。

 読者の皆さん、国民の皆さんのご理解、ご協力を是非とも賜りたい

鈴木宗男
http://www.muneo.gr.jp/html/


おのまはこの件についての資料全部に目を通したわけではないが昨年からみてきた公開資料でおおよその事実は理解していると思う。

おのまは不動産取引の専門家ではない。法律の専門家ではない。会計の専門家でもない。しかし職業柄、不動産取引や法律、あるいは会計に関わる案件に親しんできたので日本や北米の慣行のおおよそは理解していると思う。

そういう条件つきで言うなら、おのまは今回の案件でもって小沢一郎を犯罪者として起訴するのはとても不自然なことだと思う。いうなれば無理筋。

万が一にも起訴するのであれば日本は法治国家というよりは痴呆国家であり、司法も大衆もダブルスタンダードを羞じないハレンチ国家だと言いたい。

鈴木宗男の言っていることはまっとうである。


検察審査会議決に関する疑問などを書こうかと思ったのだが、賢明なる読者が感じられていることと同じだろうと思い書かないことにした。雑な議決に対する疑問呈示とトリック明かしは簡単である。

でも小沢一郎の陣営は書いておかれるのが良いと思う。日本のB層はマスメディアの印象操作にたやすくひっかけられるし、善人とか隠蔽とかいう言葉をみたとたん思考停止に陥るからだ。

小沢一郎の緊急記者会見だけでは不十分である。佐藤栄佐久もそうだが、岩手とか福島とかをバックにした彼らは訥弁(とつべん)で一般受けしない。おのまが聞いていても、分りにくいねえ、歯がゆいなあ、もっと簡潔に話したら良いのにと思う。

東北の彼らに小泉純一郎(神奈川)や石原慎太郎(東京)のようなハレンチなはったりがないのを良しとするのは少数である。

多くのB層ははったりでもってすっきり感をもたらしてくれる小泉やみのもんたになびく。自分の頭で考えなくて済むからだ。隠蔽だとか絶大な力だとかいうあいまいな言葉をまぶしたインチキ論を、見聞きすると分ったつもりになれるからだ。

もしかすると彼らの潜在意識にはもっともらしトリックにだまされたという願望があるのかもしれない。みずからの頭でもって思考するのはエネルギーがいることである。


小沢一郎の緊急記者会見はB層にとって退屈であったろうし、小沢の人相は悪いというような印象しか残らなかったであろう。紙に書いたカウンターパンチを出しておくのがよい。B層だって、書いたものがあれば、理解しようとする者が現れてくる。

ちなみにB層には高い収入を得ている者や高い学歴の持ち主も含まれている。貧困でも学歴が低くてもB層に入らない人はいる。

検察やマスメディアが総力でもって攻撃している今、思考のないB層をそのままにしておくのは危険である。小沢一郎にとってというのではなく、日本の未来にとって危険なことなのである。

うんざりすることであろうとは思うが、日本をよくしたいという政治家にとっては避けられない作業だと思ってやることをお薦めする。一時間もかからないだろう。鈴木宗男だけに任せておいてはいけない。

クリックすればB層は進歩する
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