木霊の宿る町TOPページへ            
過去⇔現在を行ったり来たり・ときどき未来へも@バンクーバー 

<< 11月11日 | main | ジャン・クレティエン首相 >>
日本で捕虜生活を送ったカナダ人

昨日は戦争関係の報道がたくさんありました。そのなかのひとつ、日本で捕虜生活を送った三人のカナダ人の話は衝撃的でした。映画フィルムを交えて三人の話を二十人ほどの戦争を知らない若者が聞くという番組。三人は白人でしたが若者のなかには日本人のような顔もありました。

香港に送り込まれたカナダ軍はほどなく日本軍に投降し、日本で三年の捕虜生活をおくりますが、収容所の扱いがよくなく栄養失調でやせこけた姿に息をのみました。

日本の話だけではなく何故カナダ軍が香港に派遣されたかという当時の政治状況も話されました。英国のチャーチル首相はこれ以上香港に英国の兵力を投入するのは経済的にあわないと判断し、カナダの派兵を求め、時のカナダ政府がそれに応じた。ブッシュの要請に応じて五千五百億円をだし、自衛隊を派遣しようとしている小泉政権に似ています。

三人の発言は様々でした。「日本軍の仕打ちは酷かった、絶対許さない」「戦争はあらゆるものを狂気に導く」「カナダで刷り込まれていた無慈悲な日本人というイメージが日本人をみて変わった」「軍隊にはいくな」

三人ともブルーの制服、ベレー帽で身をただしていますが、きいているうちにもともと軍人であったというよりは、時代の流れに翻弄された民間人であったという感を強くいだきました。

軍隊には行くなと言った人のあとに別な人が自分は少々違う意見だといいましたが強い口調ではありません。国のために戦うという行為を否定しないけれど、まもなく一生を終えようとする年になって省みると、国のためという美名のもとに人生を犠牲にしたことの馬鹿馬鹿しさを感じるのでしょう。戦争に送り込む指導者が無傷でいたことの馬鹿馬鹿しさと同時に。

イラクに派遣される自衛隊員の何人かが殺されたり、捕虜になったりするときにその人たちが味あう絶望感をしっかり想像する、アメリカのイラク侵略の本質をとことん考える、というプロセスを欠いたまま小泉純一郎氏は走っています。愚かな指導者からイラクに送り込まれて辛酸をなめる自衛隊員の話を五十年後に聞く若い日本人もいるのでしょう。



| おのまのプロフィール | 政治経済 | 12:13 | - | trackbacks(0) |
スポンサーサイト
| スポンサードリンク | - | 12:13 | - | - |
http://onomar.jugem.jp/trackback/301
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< December 2019 >>


↑BGM(ON/OFFで切替)

bgm(別ウィンドウ)

VANCOUVER

TOKYO


↓木霊が宿る町QRコード↓
qrcode
ページランク

GBL:Googleバックリンク数です
 GIP:Googleインデックスページ数です
 MBL:MSNバックリンク数です
 MIP:MSNインデックスページ数です
 YBL:Yahoo!バックリンク数です
 YIP:Yahoo!インデックスページ数です
緑バー:Googleに於ける木霊の宿る町の人気度です

サーチ:
キーワード:
Amazon.co.jpアソシエイト

このページの先頭へ


あなたはどこにいる free counters