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これからの二週間は歴史の転換点かも
十月二十八日(水) 朝、NBCテレビでアフガニスタン侵攻に関するアメリカ人の世論調査を報道していました。

増軍賛成が47%、反対が43%と先月の調査‐反対51%、賛成44%‐ から逆転した

増軍するかどうかの決定は十一月七日のアフガン大統領戦の結果をみてからでよいという意見が58%を占めた

55%が一万人の増軍に賛成

46%が増軍せずパキスタン・アフガニスタン国境のアルカイダ掃討に集中せよとの意見

45%が撤退に賛成

43%が四万人以上の増軍に賛成

賛否が半々で拮抗していますから、今後どちらの方向に揺れるのか予想するのは難しいところですが、すでに第二次大戦より二年も長く続いている戦争をあと三年も四年も続けようという気分はアメリカ国民の潜在意識にないと思います。

国民の潜在意識に戦争を続ける気が無いとすれば、そしていまアフガニスタンに駐留している米軍六万八千人に四万人を上乗せすれば早期に勝利できて、早期に引き揚げることができるという確証がないとすれば、オバマでなくてもアメリカ大統領の地位にある人が迷うのは当然だと思います。

ちなみに1979年から89年まで続いたソ連・アフガン戦争で敗退したときのソ連軍が十万でした。アメリカが四万人増やして十万にしても勝てない公算はおおいにあるわけです。なおNATO軍は三万二千です。

ついでにベトナム戦争での米軍の規模は五十五万人でした。

アメリカ軍(55万)+南ベトナム軍(120万)=175万は北ベトナム軍(52万)+べトコン(南ベトナムの反政府勢力・17万)=69万人に負けました。

二倍以上の兵力をもってしても勝てなかったのはベトナム民衆の支持がなかったからです。

タリバン軍は十万といわれていますが、アフガンの民衆とパキスタンの民衆の大半が反米であれば、米軍は二十万に増やしても勝てないでしょう。ましてや四万人を加えた十一万は焼け石に水の公算が大です。

ケネディー大統領が始めたベトナム戦争の泥沼から抜け出そうとしてジョンソン大統領もニクソン大統領も傷ついた事例を思い出すまでもなく、戦争開始から八年たったいま増軍することがオバマにとってどんなに危険なことかは自明なわけですが、世論の動向次第で自明なことから逸脱することは大いにありえます。

アメリカの世論がどう動くのか、それによってオバマがどのような決定をくだすのか、これからの二週間は歴史の転換点なのかもしれません。

おまけ:

オバマがアフガンからの撤退時期を模索しているのだとすれば、日本が自衛隊をインド洋から引き揚げると明言したことは、建前は別としてオバマにとってありがたいことなのだろうと思います。


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By a narrow 47 percent to 43 percent, respondents say they support increasing the troop level in Afghanistan, which is a reversal from last month, when 51 percent opposed the increase and 44 percent supported it.

In addition, as Republicans criticize President Barack Obama for waiting to announce his troop decision — former Vice President Dick Cheney recently accused him of “dithering” — 58 percent of poll respondents say they support delaying a decision until after Afghanistan’s Nov. 7 runoff election and after the country’s political situation becomes clearer.

“I am optimistic that he and his generals are taking some time to actually think through this,” said Andrew Maxwell of Los Angeles.

Yet the public is divided on what Obama and his generals should ultimately decide. Fifty-five percent say they would accept sending an additional 10,000 troops and training Afghanistan’s army and police; 46 percent favor not sending any more troops and focusing instead on attacking specific al-Qaida camps on the Afghanistan-Pakistan border; and 45 percent support withdrawing all U.S. troops from the country.

Just 43 percent support sending 40,000 more troops to Afghanistan — which is the recommendation of the top U.S. commander there, Gen. Stanley A. McChrystal.

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   産経は 漁師をなめている としか思えない記事を平気で書いている。 産経から今朝0時丁度に 【護衛艦衝突・炎上】2日前の「くらま」同乗記 海峡通過は「緊張の連続」という記事が配信をされている。 http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091029/plc0910290
| 雑感 | 2009/10/29 6:04 PM |
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