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芸術家との午後
四人の音楽家たちと一緒にピアノを弾くことになっているのだが、いままで私はピアノを弾いたことがない。自由自在にピアノを弾いている夢をみることはあるが実際には弾けない。

パソコンは十本の指を使いブラインドタッチで操っているからピアノだってその気になれば弾けるのではなかろうかとピアノを教えている知人に云ったらパソコンをたたくように弾く生徒がいるのよねと笑った。パソコンとピアノとは別ものだと云った。

ピアノに向かって待っているあいだに不安がつのってきた。どうやって弾けばいいのだろうか。

音楽家のひとりが楽譜を持ってきて目の前に広げた。これを見ながら弾いてください。

げげげ軒太郎・・・ゲゲゲの鬼太郎・・・・楽譜があったら余計だめ・・・

高校、大学時代に琴を弾いていたが楽譜で覚えるよりはレコードを聞いて覚えることが多かった。楽譜をみながら弾くと頭も指もつまづくような感じがあって楽しくないから暗譜した。

暗譜と書いたが楽譜を覚え、それを頭の中で再現して弾くのではない。何の意識もなしに弾けるようになるまで練習するのである。曲の流れに乗るのである。演奏しているあいだは没我の境にある。

いくら名手だといっても楽譜を見ながらでは没我の境地に入れない。僅かかもしれないがギクシャクしている。音楽に特有のその場かぎりで消えていくきらめきや面白さが極限まで高まっていかない。

ピアノに置かれている楽譜をみながら一体どうしてこういうことになってしまったのだろうと懸命にあせっていたら目が覚めた。

なんでそんな夢をみたのか。二週間前に「芸術家との午後」というプログラムを作ったせいかもしれない。





トロントにいた頃、キッチナー・ウォータルー交響楽団の音楽監督をしていた小松長生氏からいちど指揮をしてみませんかといわれたことがある。楽団は勝手に演奏をするから適当に棒を振ってくれればいいという。

錯覚でもいいから指揮棒をふってオケを鳴らしてみたいという妄想よりも、人前でそんな恥かしいことができるかいなという理性が勝った。多少でも指揮の勉強をしたことがあるというのならやったかもしれない。

トロントを去る時に小松氏は指揮棒と「運命」の楽譜を私に渡し、楽譜を読みながら聴くと良いと云った。

あれから十年たった。指揮棒は引越しの最中に折ってしまった。楽譜はどこにあるのか分からない。潜在意識のなせる技であろう。

クリックすれば夢をみる
クリックしないと豚になる


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チャレンジは大切ですよね。
いい演奏をお祈りしてます(*^^*)
| ちぎ | 2009/09/08 7:00 PM |


美しき誤解を招いたようですな(笑)

| 魔 | 2009/09/08 11:54 PM |










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