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ブレブレ日本・ アメリカ命という刺青
やっぱりブレてますよねえ。

でも、ニュースでは「民主は現実路線になった」だとか何とか言われてて、じゃあ今まで民主が色々と反対したり拒否したりしていたのは、非現実的なことを無責任に主張していただけなのか?と、その辺の理由を説明して欲しいなと思ってみたり。

しかし自民や民主以上に、ブレまくりで無責任に扇動する中立ぶったマスコミにウンザリ。

漢字を読み間違えただとか、発言がぶれたとかではなく、具体的にどんな失政をしたのか、何をして何をしなかったのかを私は知りたい。
どの局も、評論家気取りの人も、「馬鹿だ」「阿呆だ」と面白おかしく言うだけで、具体的な政策への批判や批評をしないのに、わかったつもりで選挙に臨まないといけないのは恐ろしい感じがします。
| 美樹 | 2009/07/24 4:48 AM |   


快刀乱麻を切るような回答をしたいのですがその気力&能力がありません。

思いつくことを書き並べてみます。思考のヒントになるかもしれないと思って読んでください。ヒントにならなかったとしても当方は責任を負いません。美樹さんの自己責任。


日本の中枢に近い人たちはブレまくっている。

技術論、枝葉末節に走り大きな方向感覚がないからだ。

竹中平蔵はその典型的な例なり。

竹中が云ってきたことを時系列にして眺めれば詭弁、変節、虚言が満載と分かる。モノゴトを深く掘り下げて考えない口舌の徒あるいはアメリカの走狗なり。

竹中に乗っかった小泉純一郎を首相に仰いだのは日本の不幸であった。

市場原理とうそぶいて弱者を切り捨てた。日本ではなくアメリカの国益を優先した。

世界各国幸福度ランキングで日本は百位ちかくに落ち、日に百人が自らの命を絶っていく。

壊死(えし)の一歩手前にある日本の実態は朝鮮と変わらないのかもしれない。

そういう国にした小泉と対峙(たいじ)すべき小沢一郎は党首討論で靖国参拝是非を論じた。結論のでない神学論争で時間を費やしてしてなんとする。給料かせぎの猿芝居なり。


日本の中枢がブレまくっている原因。

1989年11月、ベルリンの壁が落ちた瞬間に東西問題という化物が姿を消した。

今や東西問題といってもピンとこない人がいるかもしれない。それほど世界の様相は変わった。

世界の様相が変わったときに日本の中枢は日本の舵取りをしつこく考えなければいかなかったのだがそれをしなかった。

いの一番に考えるべきは日本はもはやアメリカの飼い犬では生きていけない、自分の頭で考え、自分の力で進まなければいけないということであった。それをしないまま今日に至っている。


ふと気が付いた。

「日本の中枢」とは何だ。

自らに問われて困った斧魔。

「永田町、霞ヶ関、丸の内界隈にいる政治家、役人、報道人、評論家、経済人などから成る日本国家の意思決定に関わる集団」としておく。

右とか左とかは関係ない。あのへんで蠢(うごめ)いている人全員。


1989年11月をもって「日本はアメリカとの同盟を軸とする」などという安直な念仏だけでは生きていけなくなったことを認識すべきだった。

いまだに認識していないG3たちが中枢に巣くっている。

もともとアメリカは日本を対等の同盟国だとか日本を守ってあげたいなどと思ったことがない。

日米同盟はアメリカの国益を最大にするための道具でしかない。

日本はアメリカを共産主義という荒波から守るための防波堤、軍事基地、工場として利用するというのがマッカーサー時代にできたシナリオである。

アメリカを非難するつもりはさらさらない。どの国だっておのれの利益を優先させるものである。先進国と呼ばれる国でそうしないのは日本くらいかもしれない。


マッカーサー時代にできたシナリオに書かれた役割を日本は演じつづけて生き延びてきた。はじめの頃はとてもうまくいった。朝鮮戦争、ベトナム戦争のおかげで工場@日本は儲かった。

しかし日本民族はときとして夜郎自大のひとりよがりに陥る哀しい習性がある。しつこく考えることなくあらぬ方向へと暴走していく。

無責任な一アメリカ人からジャパン・アズ・ナンバーワンといわれて舞い上がったころから暴走が始まった。

日本列島の不動産価値がアメリカより上だというチョーオカルト経済でドンチャン騒ぎをしている最中に日本はバッタリ倒れた。

慢性アルコール中毒というか脳溢血というかメニエル病というかいまだにフラフラしている日本。


ソ連が崩壊し、中国がアメリカの貿易相手国となる前と後とで日本の役割が大きく違うのはあったり前田のクラッカーなのだが、それに気づかないまま、あるいは気づいても気づかないふりをしたまま日本の中枢は思考せず、行動せずニ十年を無為に過ごした。

小泉vs小沢の党首討論を猿芝居と云ったのはそういうことである。

二人は日本の来し方行く末を考えるという大きな土俵の中で真剣勝負をすべきだったのだがやってみせたのは
初切(しょっきり)相撲であった。

日本の中枢が無為に過ごしてきた咎(とが)が今につながっている。

無為の所業を総括しないから無為のままで進む。

ブレマクリ現象が起きるのは当然である。


1989年11月。

日本はアメリカとの距離をみなおし、アメリカをロシヤ、中国、アジア諸国と等しい距離に置く努力を開始すべきだった。

アメリカからみる日本との距離は昔から近くなかったという現実をよく見るべきだった。

そういう現実的な日本であることがアメリカにとっても望ましいことであることを知るべきであった。


2003年3月。

ブッシュのイラク侵攻が始まった。

カナダ、フランス、ドイツ、ロシヤ、中国などが反対した。中東、アジアの諸国を含め世界の多くが反対した。斧魔も反対した。

アメリカとの距離感を見直していなかった外務省のアメリカンスクールや産経の尻馬に乗ったのかそれともおのれの頭で判断したのか、小泉自民はブッシュ戦争を支持した。

ブッシュ戦争を否定することによってバラック・オバマはアメリカの大統領になった。時代の流れからみて当然のことであった。

オバマが大統領になるとは誰が思ったろうなどといまだにうそぶく「識者」がいる。木霊の宿る町・大統領選挙シリーズを見てくれ。斧魔なる日本人が早くから「アメリカの潜在意識」を喝破(かっぱ)している。

あのとき自民党がブッシュ戦争を支持していなかったら今ごろ自民党は日本国民からもアメリカ国民からも尊敬のまなざでみられていたであろう。オバマから一目を置かれていたであろう。ワシントンに呼び出された麻生太郎はオバマからランチ接待を受け共同記者会見の場を与えられたろう。参院選で自民は大勝していたろう。衆院選も楽勝であろう。

すべてが逆であった。

逆方向に進んだから崖ッぷちにでくわして立ち往生している日本の中枢。


日本の中枢はブッシュ戦争支持という過ちを総括していない。

みずからの過ちを総括しないからまた過ちを犯す。

過ちを繰り返すから自信がなくなる。

ブレマクリ現象が起きるのは当然なのである。


アメリカと日本とのあるべき距離感を日本が誤解、曲解していることから悲喜劇がおきる。

朝鮮による日本人拉致をブッシュに解決してもらおうというなどいうのは見ていて気の毒としか云えなかった。

拉致家族だけが気の毒だというのではない。そんなことを持ち込まれたって何も出来ないよと困惑するブッシュも気の毒であった。

自分で解決してくんなましとも云えないから外交辞令を述べてお引取り頂く。

外交辞令だと信じていないからオバマにもすがりつこうとする。

オバマからも外交辞令をもらえるかもしれない。でもオバマは自国のジャーナリスト達を朝鮮から取り戻しても日本の拉致被害者を取り戻したりはしない。前田のクラッカーなり。


日本は「アメリカ命」という刺青を剥ぎ取ることだ。

アメリカが云うままに自衛隊を海外派遣することをもって国際貢献だと自らをあざむくことをやめることだ。

アメリカの云うままに動いているあいだは国連常任理事国になりたいなどと駄々をこねないことだ。

自力で朝鮮に拉致された日本人を取り返すことだ。

自力でロシヤから北方四島を取り戻すことだ。

日本にアメリカとの距離を変えるという意思があると分かれば朝鮮もロシアも出方が変わってくる。アメリカも態度が変わってくる。


しかし

現実の日本の中枢は思考停止のままである。

失敗の総括をしようとしない。

小泉・小沢の猿芝居でみた基礎構造は変わっていない。

民主党は政権がとれそうになるとブレてしまう。


民主党の勝利イコール日本万歳だとは思わない。

しかし日本の惨状を変える力が自民党にはない。

参院で民主が勝ったがゆえに分かってきた日本の病巣がある。衆院でも民主に勝たせたら良い。もっと分かってくる。病巣を白日のもとに照らし出すことが治療への第一歩である。

民主党がこんどの選挙で勝った暁には三十年後の日本を見据えて政治をすることだ。

てはじめにアメリカの国益を優先させた小泉、竹中政治を総括することだ。

そのために民主党は割れるかもしれない。それで良い。自民も割れる。政界再編が起きる。

政界再編によって過去を正しく総括し、あるべき日本の姿を正しく描き、それに向かって正しく実行する政治が日本の主流になるかどうかは知らない。

斧魔が生きている間にそういう日はこないのかもしれない。 

敗戦から百年たたないと、あるいはアメリカが没落しないとブレブレ日本が続くのかもしれない。

それでもいい。今は自民政権を棄てること以外に日本が延命できる選択肢はないのだから。


美樹さん、今の日本は日本人力士が優勝できない大相撲に似ていませんか。

今場所こそと期待した若手、キセノンは遠く及ばなかったし。

どうして勝てないのですかね。

斧魔がミッキーさんに朝青龍を吊り落しで破って欲しいなどと妄想しているのがいけないのかも。




 
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今日の日記を書いたあとで次のコメントを頂きました。あわせお読みください。


おのま様 今日は 民主党のマニフェストの変わり様をブレと呼ぶならブレ大歓迎です。そもそも民主党は3ヶ月前までは「右から左まで雑多な主張の人々の集まりでした」それが麻生氏並びに麻生政権のお粗末さに日本人のかなり多くが愛想が尽きて相対的に国民的人気が出ただけで中身は変わりません。「800兆円の国債半減」とか「消費税の廃止」とか少数精鋭で行う「政治的革新性」等どこにも有りません。

「マニフェスト」と英語で呼んでいるだけの「民主党ーそうなったら良いのにな!」のてんこ盛り一覧です

もっと党幹部が自信を持って旧社会党系の主張や反日派と呼ばれるグループの主張を振り落として初めて政権政党らしくなります。

一度は議席が増えても味噌と糞とは切り分けなければ国民政党になれないでしょう。自民の一部が公明と別れ民社が極左と左派を切り離して初めて連立政権が出来る基礎が固まります。

それまで結構ごたごたするのでないでしょうか。
| 浜の偏屈爺 | 2009/07/25 1:41 PM |
| おのまのプロフィール | 政治経済 | 06:01 | comments(1) | trackbacks(2) |
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自己責任のヒントをありがとうございます。

政策を見ていると「自民は不満、民主は不安」なのですが、とりあえず選挙までには何らかの答えを出そうと思います。

ところで、アメリカ様は正義ぶっているけれど、自分の得になること、得になると思われることしか介入しない―という認識でよろしいのでしょうか?
だからイラクへは嘘をついてまで攻撃しても、北へは攻撃しない。何かしらの資源(彼らが言ってる通りレアメタルがたくさんあったり)が見つかれば話は別……と。
今更なんですが、イラクへ攻撃するときも、「どうせ石油絡みでしょ。大量破壊兵器なんてなかったらなかったで、こっそりCIAか誰かがフセインの枕元に置いて、『ほら、あったぞ!』なんて言うつもりでしょ」と思っていたもので。


P.S.
キセノンは15日間をやる気が持続できずにブレブレな感じがします。
15日間相撲を取ったら痩せました―ってくらいに気持ちを張り詰めて相撲を取ってもらいたいです。
| 美樹 | 2009/07/27 1:05 PM |










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