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朝鮮・日本が先頭?

六月一日の日記にこう書き生ました:

朝鮮をどう制裁するかについて中露二カ国の意向が見えません。2006年のときと同様に制裁に消極的なのかそれともこんどは積極的なのか。

グルジア問題でアメリカとはげしく対立したロシアがすんなり歩調をそろえるとも思えないのですが来週のいまごろにはどこに向かっているのかもう少しはっきりしているでしょう。


ただいまは六月二日。こういう報道をみました。 

この報道から朝鮮への厳しい制裁を求める日本に対して制裁に消極的な中国という差がみてとれそうです。中国が食料以外は朝鮮に何も送らないのが良いというロバート・バウアー氏の案も現実味がなさそうです。彼自身もそういうことを期待していないのでしょう。

【北核実験】中国外相「6カ国協議で解決を」中曽根外相と電話会談
2009.6.2 17:10 産経

 中曽根弘文外相と中国の楊ケツチ外相が2日午後、北朝鮮の再核実験をめぐり電話で会談した。楊氏は「(国連安全保障理事会の)決議と制裁だけでは問題は解決できない。交渉に引き戻す必要がある」と述べ、6カ国協議での解決を図るべきだとの認識を示した。

 両外相は、国連安保理決議を目指すことでは一致したが、楊氏は「安保理が適度な反応をし、バランスの取れた決議を採択することに賛成する」と述べ、柔軟な対応を求めた。中曽根氏は「追加制裁を含む強い決議を迅速に採択することが重要だ」と協力を呼び掛けた。

 核実験自体に関しては楊氏も「断固として反対だ」と明言。今後、安保理協議で緊密に連携していくことを確認。中曽根氏は核実験について「明確な安保理決議違反で核不拡散体制に対する重大な挑戦だ。断じて容認できない」と強調した。



中国の立場を想像してみるとこういうことではないでしょうか:

朝鮮の核実験、ミサイル発射が国際社会への脅威であるという建前は理解する。しかし朝鮮が第一目的とするところはアメリカとの友好および国内安定である。朝鮮に制裁を加えるとしても形式的なものにとどめるのがよい。


1 経済封鎖:

朝鮮の国内安定は中国にとっても望ましい。

朝鮮が混乱すれば中国のみならず日本にも朝鮮の難民が百万の単位で押し寄せる可能性がある。

そういう事態をもたらすから経済封鎖は割に合わない。

2 公海上での臨検:

中国は朝鮮と一緒になって米国と戦争するつもりはない。中国と米国との経済関係を考えたら両国が戦争をするリクツがない。

中国ぬきで朝鮮が米国、韓国と戦争することはありえない。やっても勝てない。やるメリットがない。

しかし公海上で米国や韓国の軍艦が朝鮮の船に停止を求め、船に乗り込み、荷物の検査をするというのであればそれは戦争行為であるから朝鮮は勝てないと知りつつ反撃に応じる。

そういう事態になったら中国はいやいやながらではあるが朝鮮を支援せざるを得ない。ロシアも表面は傍観しているだろうが実際には武器を供給するなどで朝鮮を支援する。第三次世界大戦の様相となる。



あえて大胆な想像をしますと米国はそういう事情を理解していて国連制裁決議は2006年と同じように実効性のないものになると踏んでいるのではないでしょうか。制裁をおだやかのものにして六ヶ国協議に朝鮮を退き戻す。

米国の本音が朝鮮との対話にあるとすれば日本が朝鮮のミサイル基地を先制攻撃しろとか公海上で朝鮮の船舶を臨検しろとか主張することは日本の孤立を招くことなのかもしれません。

四月のロケット騒動のときはゲーツ国防長官が米国に打ち込まれるのでないのだから何もしないと云いました。あのとき日本がミサイル迎撃をして朝鮮と戦争になっていたら先に手をだした日本の責任だ、アメリカは関与しない、朝鮮と日本とで解決してくれとなったのではないでしょうか。

今回の核実験、ミサイル発射は朝鮮動乱以来からの最大の敵アメリカに対する揺さぶりである、金正日の後継者問題を軸とする国内安定化の景気づけである、日本を意図したものではないという相場観で良いようなきがします。

日本が脇役の芝居であればまちがっても日本自らが最前線に飛び出していってブーイングを食らわないことです。日本も核武装するのが良いなどという勇ましい論にはとてものれません。




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| おのまのプロフィール | 政治経済 | 02:56 | comments(1) | trackbacks(2) |
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こんにちは、TBありがとうございました。

ノドンだけでなく、テポドン2の問題は、日本にも深刻な問題をもたらしています。
マスコミの軍事専門家などという人たちが、あまりにロケット技術の基本を知らないので指摘されていないだけです。
TBしておきます。
| こかげ | 2009/06/04 8:18 AM |










http://onomar.jugem.jp/trackback/2627
米国は本気か
エラ通信さんの記事によると「リアルタイム090530 米政府 韓国駐留米軍家族の退避を命令・勧告」の見出しで朝鮮半島の危険度が大幅に上昇したのが、本日付の米政府の命令・勧告を見るとこれまでとは様相が異なる。現実に第2次朝鮮戦争迄いくかと言えば、それは無いだ
| よく考えよう | 2009/06/04 4:40 AM |
図解説明・北朝鮮ミサイルのもたらす大問題
. 今回のテポドン2が日本にもたらす深刻な問題をわかりやすく図解説明します。 図は、Wikiさんから拝借し、追加修正したものです。 === 日本にとって問題なのは、テポドン2の一段目のロケットです === 図の左が ノドン、中央がテポドン2(全高35m程度)
| 緑の木陰のつぶやき | 2009/06/04 8:19 AM |
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