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朝鮮の核実験に関するメモ



音がカンカン響くやかん頭のなかで飛び交う朝鮮の核実験についての思いをメモにします。

サラリーマンの方なら経験された方が多いと思いますが、あるテーマに関して考えをまとめるときにやる方法でこういうのがあります。

おもいついたことを一件につき一枚のカードに書きだす。順不同、脈絡なしで結構。こんなこと書いたら笑われるかというようなことも書く。さっき書いたかなと思ったことも書く。頭の中にあるものを全て書き出す。

そうやってできあがったカードの山から似たような内容のカードでグループを作る。以下省略。

今はどうか知りませんがメーカーや銀行で良くやっていた泥臭い時間のかかる作業です。

若い課員たちと一緒にやったQC運動を思い出します。本店の他の課と競争をして発表会に臨みます。斧魔の課は上位入賞しました。なんたって「錫メッキ・プロジェクト」を「鍋メッキ・プロジェクト」と書き写して決裁をとったマツダ君がいましたから。http://onomar.jugem.jp/?day=20081117

シューサイ揃いの新聞記者や高級官僚諸君はやったことないかもね。

やったことのない方は「特性要因図」とか「魚骨図」あるいは「京大式カード」でググってください。


以下のメモは急いで書いたもの。カード作りという地道な作業が抜けています。「喜び組の役割」とか「若き日の石破茂が朝鮮に行ったときに女、女と騒いだ」とかいうことさえ抜けています。整理不足、順不同、穴だらけのメモです。

でも一部の有名人が書いたり語ったりしている夜郎自大的な景気の良い話よりは役に立つかもしれません。

夜郎自大:
意 味: 自分の力量をわきまえず、仲間うちで威張ること。知識も力もないのに尊大にふるまうことのたとえ。
解 説: 【故事】 自分の力量もわきまえず尊大に振る舞うこと。「夜郎」は漢の時代中国の西南部にあった小国の名前。「自大」は自分を大きく見せる尊大な態度。漢の使者がこの小国に立ち寄った際、漢の強大さを知らなかった夜郎国の王が自分の国の力を自慢したと言う故事による。
出 典: 『史記』
英 訳: act with arrogance and recklessness (夜郎自大に振舞う)
用 例: 日本は世界の田舎者であり、世間知らずであって、勝手放題の一人よがりとなったのである。いわゆる中国人が云う夜郎自大の類である(徳富蘇峰「敗戦学校」)
類義語: 蜀犬吠日(しょくけんはいじつ) / 井蛙之見 (せいあのけん)/ 唯我独尊(ゆいがどくそん) / 用管窮天(ようかんきゅうてん) / 遼東之豕(りょうとうのいのこ)
(出典:四字熟語データバンク)



メモのそれぞれには確度の濃淡があります。

たとえば

1「朝鮮の内部の力関係が見えない」 は斧魔にとっては100%そのとおりですがコリヤ・ウォッチャーと自称する専門家には違うかもしれません。 

5「核実験はアメリカへの揺さぶり」はほぼ的を射ていると思います。

10 「核兵器の利用価値は他国へ売って外貨を稼ぐこと、核クラブのメンバーとして大国との外交を有利にすること」はそういうこともありうるということで五分五分でしょうか。

27 「現状も先行きもよく見えない時に疑心暗鬼になるのは当然である。だからといって単純な思考と臆病な心でもってあらぬ方向に走りだすのは愚かなことである」は120%正しい。ブイ。


刻々と変わるであろう事態にあわせて考えを修正していくことをお勧めします。


朝鮮の核実験に関する斧魔メモ

1 朝鮮の内部の力関係が見えない。

2 心身が弱っているかのように見える金正日、強大な力を持っているかのように見える軍、洗脳されているかのようにみえる国民が実際はどうなのか、彼らの力関係はどうなのかを想像し、修正しながら考察しないといけない。

3 日本でコリヤ・ウォッチャーを名乗る専門家は手の内を明かして欲しい。手の中に何もないのならそういって欲しい。

4 かつて日本が満州事変を起こし中国での戦線を拡大していった時は中央の反対を無視して少数の冒険的軍人が暴走した。朝鮮も軍の暴走が始まったのか、それとも綿密に計算された外交戦略の一環なのか。

5 2006年の核実験は七月四日に、2009年は五月二十五日に行われた。いずれもアメリカの祝日(独立記念日・メモリアルデイ)である。

核実験はアメリカへの揺さぶりと考えるのが当たっている。朝鮮国内にある抗争をおさえつけることも目論んでいる。

6 朝鮮が他国、たとえば韓国に攻め入る可能性は低い。攻め込む正当な理由がない。

7 朝鮮が日本に攻め込む正当な理由もない。

8 アメリカを攻め込む理由もない。

9 核兵器をみずからが使用して戦争をしてもすぐに核の報復を受けて惨憺たることになる。


こういうメモは書いていて退屈します。

ちょっと脱線しましょう。

メモ#9について:

朝鮮が戦争を始めて敗戦することこそがねらいだということはありえます。アメリカに降参したあとはアメリカの飼い犬になって養ってもらうのです。

でも今のアメリカは自分が破産状態だから朝鮮にまわす金はないでしょう。

効果があるのは中国との戦争ですか。

中国の田舎に核爆弾を打ち込んで豚の千頭でも殺しその報復として中国に朝鮮軍を壊滅させるのです。これを称して豚戦闘・・・

費用対効果があわない軍隊を無くすことによって朝鮮は身軽になり、中国の属国となって劇的な発展を遂げます。

返す刀で日本を軍事国家、邪悪な国に仕立て上げ中国、ロシヤ、韓国、朝鮮で包囲します。日本が担っていた輸出産業を干しあげて朝鮮が肩代わりします。

かつてソ連が日本との中立条約を破棄、突如として粗マン国境を越えた・・・ン?・・・ソ満国境を越えたことがあります。ある日突如として安保条約を破棄してアメリカが太平洋のかなたから・・・

チョー妄想です。でもカードにはこういうことも書いちゃうのです。うかうかすると十年後にそうなってるかもしれないですよ。

ああ、面白かった。

本線に戻ります。


10 核兵器の利用価値は他国へ売って外貨を稼ぐこと、核クラブのメンバーとして大国との外交を有利にすること。

11 以上は間違いで、核兵器の利用価値はブッシュがイラクへ攻め込んだようにデタラメなリクツをもって戦争をはじめることかもしれない。

12 戦争をした場合最大の損害をこうむるのは朝鮮。であれば戦争をやらないのが合理的な選択肢。

13 合理的な考えができない層が暴走する場合もあるのはブッシュや戦前の日本の例をひくまでもない。

14 朝鮮が戦争をするばあい、韓国でもなく、アメリカでもなく日本に攻め込むというシナリオはないような気がする。核兵器で攻め込むのであればパチンコ屋関係にあらかじめ予告しないといけない。

15 しかし頭の体操としてそういうシナリオを考えておくのが良い。日本が対朝鮮制裁の旗振りをするのなら日本に攻め入る口実になる。

16 今回の実験はあらかじめ米国と中国とに通知されていたという。ロシヤは無視? だったらメンツをつぶされたと怒ってるだろうな。

17 実際にはロシヤにも通知されていたのかもしれない。ロシヤには通知していない、ロシヤは怒る、怒るロシヤが制裁決議でブレーキを踏む。朝鮮にメンツをつぶされたロシアがそういうのならというプロットである。

18 朝鮮が演出する核芝居のキャスト
  主役は朝鮮
  主役と戦うもう一人の主役は朝鮮動乱以来敵国関係にあるアメリカ
  味方の中国とロシヤは準主役
  中国とロシヤの役割に違いをだすが結局は朝鮮の味方
  敵の韓国と日本は核を保有していないから端役

19「笑点」でいえば日本は座布団はこびの山田君か。あまり張り切ると他の出演者がしらける。前回のロケット騒動で張り切りすぎた日本はアメリカからも相手にされなかった。

20 朝鮮に対するアメリカの方針はブッシュ時代に敵視から対話に変わっている。対話重視を掲げて大統領になったオバマがブッシュの太陽路線から北風路線に戻る可能性は低い。

21 インドとパキスタンが核実験をしたときに時の核クラブメンバー諸国は反対し非難したが結局はクラブのメンバーとして認めてしまった。ブッシュはインドにすりよった。

22 朝鮮が核クラブメンバーとして認知された暁は、ブッシュがインドにすりよったのと似たことが起きるかもしれない。

23 たとえば朝鮮とアメリカの戦争状態が終結し朝米平和条約が締結される。

24 たとえばオバマの要請を受けて朝鮮軍がアフガニスタンに出兵する。

25 今回、国連で日本が制裁案の叩き台をつくるらしいが、あくまでも下請け業者として振舞うことだ。日本が主役になったと力むとまた道化になる。間違ってもアメリカと朝鮮の本音を読み違えて暴走しないことだ。

26 北東アジアを戦場にしたいのなら別だが、日本も核武装せよなどというのはおよそ方向感が外れた発想だ、味方と思っている国々を敵に回すことになる、困窮する日本人が増えると思うのが良い。

27 日本が核をもったらそれを扱う役人が威張って手に負えなくなる。厚生官僚、郵政官僚、警察官僚、大蔵官僚、外務官僚がやってきたでたらめでも手に負えないのだから日本は本当に滅びる。

28 現状も先行きもよく見えない時に疑心暗鬼になるのは当然である。だからといって単純な思考と臆病な心でもってあらぬ方向に走りだすのは愚かなことである。


七位
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ここ数日の政経シリーズ・キャンペーンにご協力いただきありがとうございました。あしたからは猫と花、そして日本の風景@2009年2月に戻りたいと思います。


クリックしないと核戦争銃

http://blog.with2.net/link.php?310164

★ロケット騒ぎのときに国連で日本が道化になった瞬間

2009/04/26 11:07 産経新聞

 ≪思わぬ感情の噴出≫

 日本の高須幸雄国連大使は、笑みを絶やさない温厚な人柄で知られている。

 それは半ば、職業上の要請である。異なる国家という、いわば究極の他者を相手にする外交官なる職業に就いた者としては当然であろうが、思い通りにならないといっていちいち感情を乱していては仕事にならない。周到に目配りしつつも泰然と構えているのが、外交官のあるべき姿であろう。
 
 半面、外交はすぐれて人間的な営みでもある。ぎりぎりのところで思わぬ感情の噴出があったとしても、そうそう目くじら立てる必要もないかもしれない。

 国連安全保障理事会を舞台に、北朝鮮のミサイル発射への対応をめぐって交渉が続いていた渦中、大使が公衆の面前で声を荒らげたことが一度だけ、あった。

 今回の安保理の議論は、米英仏中露の5常任理事国と日本により実質的に進められた。だが、決議を求める日米と、報道機関向け声明で十分とする中露との隔たりがあまりに大きく、当初は2国間協議の形で腹の探り合いが進められていた。それが9日夕になって、急遽(きゅうきょ)「5常任理事国プラス日本」会合の招集となったのである。

 となれば、何らかの進展があったと考えるのが自然である。だが会合後の高須大使の表情には明らかに疲れが漂い、困難を逆に楽しんでいるかのような、いつもの精気は消えていた。

 ≪「いわれのない非難だ」≫

 大使は「申し合わせにより内容を明らかにすることはできませんが、生産的な議論ができた」とコメントした。すると、欧米メディアから、「どんなふうに生産的だったのか」という質問が飛んだ。

 高須大使は一瞬、質問者をにらみつけたかのようにみえた。「質問が理解できませんね」。前に向き直って、続けた。「私は日本の立場を申し上げた。するとそこの紳士は、生産的ではないとおっしゃる。そんないわれのない非難に私は断じて同意できません」

 やや大使の過剰反応の気味はあったものの、思いがけない強い反応に、記者団の側も沸騰した。収拾がつかなくなり、大使はその場を切り上げようとした。と、そこでたまたま、「次の会合の予定は」という穏当な質問が出た。

 「決まっていません」とでも言えばいい話だ。あるいは、そのまま話を切り上げてもよかった。だが、大使は短く答え、そして、憤然と、と形容してもいいくらいの勢いで、その場を立ち去った。

 何だかその答えは、会見場にどさりと投げ出されたままいつまでも周囲を睥睨(へいげい)しているかのようだった。大使はこう言ったのだ。

 「アメリカ人に聞いてくれ(チェック・ウィズ・アメリカンズ)」

 ≪一瞬走った亀裂≫

 あらゆる感情をいったん蒸留機にかけ精製してから表に出すかのような外交官が見せた、生の感情の起伏の理由は、何だったのか。

 後になって次第に判明したことだが、この日の会合は、日本にとって決定的な転換点だった。決議追求で足並みをそろえていたはずの米国が主導する形で、中国にも配慮しつつ、一段効力が弱い議長声明で決着する案が諮られ、「あくまで決議を求める」との姿勢を崩さない日本は、いわばはしごを外された形になっていたのだ。

 とすれば大使の言葉は、職業とはいえ、意図せぬ方向に事態が動き出す刹那(せつな)に立ち会ってしまった外交官の慨嘆ではなかったか。

 もちろん大使はすぐ、練達の外交官としてのたたずまいを取り戻した。議長声明採択後、日本にとって不本意な結果ではなかったのかと問う記者に対し、粘り強く、論理的に、今回の成果は決して敗北などではなく、十分に得るところがあったこと、そして何より、外交交渉において百パーセントの勝利などあり得ないのだということを、根気よく説明し続けた。

 19世紀末に英外相を務めたソールズベリは、外交官の資質について「賢明なる妥協、先見の明のある粘り強さ、油断なき機転、不動の平静さ」と論じたという(細谷雄一『大英帝国の外交官』)。

 「アメリカ人に聞いてくれ」という言葉は、交渉を通じて大使が見事に演じ続けた「油断なき機転、不動の平静さ」の中に、一瞬、走った亀裂だったように思える。

 ひょっとしてそれは、オバマ政権下における日米関係の難しさを暗示しているのかもしれないし、あるいは、「賢明なる妥協、先見の明のある粘り強さ」によって、何事もなかったように修復されていくものなのかもしれない。

 ただ、たとえ大きな流れに埋没してもおかしくないようなエピソードであっても、歴史が大小の人間の営みの集積にほかならないとすれば、「一瞬の亀裂」も記録される価値はあるだろう。そう考えて、この一文を書いた。(ニューヨーク支局長・松尾理也)

| おのまのプロフィール | 政治経済 | 23:14 | comments(0) | trackbacks(0) |
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