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過去⇔現在を行ったり来たり・ときどき未来へも@バンクーバー 

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西バンクーバー

グラウスのゴンドラから西バンクーバーの住宅街が見える。




1987年、西バンクーバーのキャピラノ・ゴルフ・クラブの近くにある家を買うことになっていた。http://www.britishproperties.com/

敷地が三百坪くらいあって家と家との距離がたっぷりある住宅街にあるその家は寝室がふたつしかない平屋だった。ちょっと小さいなと思いながら玄関から居間にはいるとよく手入れされた内庭が目にとびこんできた。

一面が全部ガラス戸になっている居間と庭とが一体になって創りだす大きな美的空間を欲しいと思った。

それまで百軒以上の家を見ていたのだが欲しいと思う家はなかった。トロント時代にも社宅を買うためにずいぶん見て周ったが値段が高い家とか内装が豪華な家とかがイコール欲しい家というのではない。ひとめ良くみえてもなにかしら気に障るところがある家が多かった。あれはどういう感覚なのだろうか。


平屋の値段は三千万円くらいだった。日本はバブルの真っ最中で敷地六十四坪の我が家に一億円の値段がついていた頃だからそれにくらべたら断然やすい。

前契約をとりかわし手付金を払うその日になったら持ち主が売らないことにしたと言いだした。すったもんだしたが結局買えなかった。

当時はバンクーバーの不動産価格も毎日のように上昇していたので売るのが惜しくなったらしい。ひとつきくらいたった時に三百万円上乗せした値段で買わないかと云ってきた。その値段でも良いとは思ったが買わなかった。買えばその人のずるさを認めるようで嫌だった。

こういうのを矜持(きょうじ)というのか負け惜しみというのかしらない。我慢して買えば良かったなと暫くのあいだ心が騒がしかった。

あの持ち主の強欲と自分の選択のおかげで裏庭が森に続いている今の家に住むことになったのだから面白い。目のまえに不愉快なことがあってもあまりこだわらずにやり過ごすのが賢いのだろう。


あの家を買っていたら自分の生き方はおおいに違ったものになったに違いない。

家そのものにはある種の力が備わっていて住人になにがしかの影響を及ぼすものだ。はやい話、田舎の古色蒼然たる古い家に住んでいれば心も蒼然としてくるだろうし、六本木の真中にあるピカピカのナントカヒルズの三十階などに住めば騒然としてくるだろう。


蒼然=古びた様子
騒然=さわがしい様子
小学館新選国語辞典新版

今の家とは様相がずいぶん違うあの家に住んでいたらこのブログを書く気にならなかったかもしれない。猫・ゲンキーには当然会えなかった。

その替わりに良いことがあったかもしれないがそれを想像してみようという気は起きない。あまりきょろきょろしない方だと思う。



本日9位

クリックされる方は自分の運勢良くなれ♪と念じましょう。

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Shabby House 49位。

トン子さんたち台所の改造も終わったそうです。我が家も台所を改造しようと思いながらやっていないので焦りを感じます。冷や汗


あなたはどこにいる。

小樽に旗。

あの町へ行ったときに感じたオノマの予感がひとつき後に本当になったことがある。
| おのまのプロフィール | 居住空間 | 04:29 | comments(2) | trackbacks(0) |
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 御礼を申し上げるのを忘れていました。
 オバマへのメールアドレスありがとうございました。2通送りました。今は世界中からいろんなルートでメッセージが殺到しているでしょうし、もとより本人に届くとは思っていません。でも、「広島を訪れてほしい」という声は日本人から多く寄せられていると思います。
 将来的に核兵器廃絶を理想とするオバマ大統領。核兵器は作ってしまった後は管理費がかさむだけでネオコンにもメリットがない兵器ですので、廃絶に動き出せば、可能性はあると思います。広島の原爆資料館を見て、その思いを確かにしてほしいと思います。

 さて、ここ数週間、ブログを休止して、充電のため、いろんな市民運動や講演会に参加して来ました。
 良かったと思います。新しい人との接点も生まれました。一方、いわゆる「サヨク」の偏狭さも見てきました。
 それもまた反面教師として、左右の対立など無視して、自分の考えることへ進んでみたいと思っています。

 風邪もひかず、こういうことにアクティブに行動できたのは、すべて斧魔王のブログをクリックしたおかげかと思います。
| 眠り猫 | 2009/01/25 6:50 AM |

リンクしてある「米国政治」にときどきオバマの演説がでます。今は経済問題に関する論が載っています。

そこに寄せられるコメントは大した数ではないのでオバマ自身がみる公算は大です。誰でも投稿できます。

メルアドに寄せられるメールはもっと多いでしょうから全部にオバマが目を通すことはないかもしれません。しかしスタッフがよく見ているのはまちがいなく、これぞというものはオバマにまわされていると思います。

ネットを通じて草の根の声を味方にして勝ったオバマは今後もネットと草の根の力を中心にしていくでしょう。そういう時代だということを彼はよく知っていると思います。
| おのま | 2009/01/25 7:11 AM |










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