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産経のあほな記事

昨日行われたクリントンの国務長官就任に先立つ公聴会での発言の一部を切り取って産経があほな記事を書いている。

何故あほな記事かというのを説明するときりがないのでいちいち書かないが、あらかじめひとつの意図があってそれをもっともらしく見せるため、箔(はく)をつける為にクリントンの名を出しただけの記事である。

他人のふんどしで相撲をとるような真似をせず書きたいことをずばり書いたらいい。自衛隊をどんどん海外に派遣しようと。

虎の威を借る狐にまともなロジックなど期待していない。


ひとつだけ書く。

産経記事のタイトルに「日本重視」とある。これを見てアメリカは日本を重視しているのかと思った読者がいるだろう。

日本がでてくる部分をコピペしておく。それを見れば日本だけを重視しているのではないことが分かる。中国やヨーロッパの方がもっと重視されている。


ブッシュ戦争支持でみたように日本の外交官も産経記者も事実を歪曲するのがいていけない。

英語を読むのが面倒だからといって自らが検証しない国民も政治家もいけない。

日本には事実をきちんと把握し分析する機関が要る。政治家たちよ、外務省や産経のように事実を曲げてインプットする横着な連中をどんどん干せ。


更に関心のある方は今ならリンクしてある「米国政治」でクリントンが云ったこと全部が読めるのでお読みいただきたい。全体のコンテクストがわかって産経の記事をポイステするだろう。


産経【主張】ヒラリー外交 「日本重視」に積極対応を
2009.1.15 02:44

このニュースのトピックス:主張
 次期米国務長官に指名されたヒラリー・クリントン上院議員が上院外交委員会の承認公聴会で証言し、外交、軍事、経済力や文化的影響力を駆使した「スマートパワー」で米外交の指導力を再生する決意を表明した。

 クリントン氏の証言は、オバマ次期政権の外交を担う「ヒラリー外交」の実質デビューといっていい。「米単独では緊急課題を解決できないが、世界も米国抜きでは解決できない」とオバマ氏の公約でもある国際協調路線を強調し、軍事力を「最後の手段」としつつ米国の力を賢明(スマート)に組み合わせて取り組むという。

 テロとの戦いに没頭せざるを得なかったブッシュ政権とは一線を画し、国際機関の活用や気候変動にも目配りする。イラク、アフガニスタン、パキスタン、イランなど中東周辺の利害は複雑に入り組み、全体を見すえた「包括的解決が必要」とも訴えた。そうした構想と氏の意欲は伝わった。それが「強く、信頼されるアメリカ」の再生につながるのなら、期待をこめて注目していきたい。

 ただし、今後はスマートな公約よりも実際の外交が問われる。例えばクリントン氏は選挙戦で独裁政権との直接対話を掲げたオバマ氏を「未熟」と批判したが、公聴会では北朝鮮やイランとの直接外交を否定しなかった。昨年末、空中分解した6カ国協議が示すように、北朝鮮やイランの問題は一筋縄ではいかず、「話せばわかる」相手でもない。厳しい現実に立って、「対話と圧力」の適切なバランスを注文したい。もちろん、拉致問題も忘れては困る。

 クリントン氏は日米同盟を「アジアの平和と繁栄の要石で、共通の価値と利益に基づく」と、同盟重視路線が変わらないことを強調した。選挙戦で「米中関係が最重要」と発言して懸念を招いたこともあるが、公聴会では「米中関係は中国次第」と中国に責任ある行動を求める姿勢を示唆した。

 激動が続くアジアで、日本にとっても同盟の強化と発展が生命線に等しいことはいうまでもない。オバマ政権では、ブッシュ時代の「甘え」が通用しないドライな関係が予想される。アフガニスタンやソマリア沖の海賊対策などで、より具体的な貢献が求められるだろう。これにどう応えるのか。米国に注文するだけでなく、信頼される同盟国として日本も積極的に行動する外交が不可欠だ




愛国者なら赤い部分はこう書かないといけない:

米国から注文されたことを鵜呑みにするのではなく、独立国として思考し米国に注文することが不可欠だ。米国の迷走、暴走に付き合うのを止めることだ。

「愛国者」も意味するところが漠然としているアブナイマジックワードである。敢えて使ってみた。

http://blog.with2.net/link.php?310164


クリントンが重視する国
Smart power requires reaching out to both friends and adversaries to bolster old alliances and to forge new ones. That means strengthening the alliances that have stood the test of time, especially with our NATO partners and our allies in Asia. Our alliance with Japan is a cornerstone of American policy in Asia, essential to maintaining peace and prosperity in the Asia Pacific region, and based on shared values and mutual interests.

We also have crucial economic and security partnerships with South Korea, Australia, and other friends in ASEAN. We will build on our economic and political partnership with India, the world's most populous democracy and a nation with growing influence in the world. Our traditional relationships of confidence and trust with Europe will be deepened. Disagreements are inevitable, but on most global issues, we have no more trusted allies.

The new administration will reach out across the Atlantic to leaders in France, Germany, the United Kingdom, and others, including and especially the new democracies.

President-elect Obama and I seek a future of cooperative engagement with the Russian government on matters of strategic importance while standing strongly for American values and international norms.

China is critically important as an actor who will be changing the global landscape. We want a positive and cooperative relationship with China, one where we deepen and strengthen our ties on a number of issues and candidly address differences where they persist. But this is not a one-way effort. Much of what we will do depends on the choices China makes about its future at home and abroad.


| おのまのプロフィール | 政治経済 | 04:05 | comments(2) | trackbacks(4) |
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 マスコミが「生命線」なんて言葉を使うと、「満州は日本の生命線」っていう煽りを思い浮かべます。
 最近、産経の腐食記事は読まないようにしていますが、この記事のようなことを書きながら、他方で、中国敵視や、「アメリカが中国重視するなら、日本は急激に反米化?」などと心にもないこと(日本の保守や産経に反米を言う根性など無い)を言って、一生懸命、アメリカ様に注目してもらおうとしてます。
 基本的に、日本をアメリカや中国のような覇権主義的大国と「対等」と思うこと自体、時代錯誤であり、日本は日本らしく生きて行けばいいんです。っと思います。
| 眠り猫 | 2009/01/15 9:58 AM |

おのまはどちらかというと朝日より産経が好きだったのですがブッシュ戦争支持のあたりから事実を曲げて伝える記事が多くなったので失望しています。

おっしゃるとおりに「生命線」のようにその意味するところが漠然としたマジックワードには気をつけることです。

産経の記者もサラリーマン。給料をもらう為に反射的に使っているだけできちんと定義しろと云われたら出来ないのかもしれません。
| おのま | 2009/01/15 10:23 AM |










http://onomar.jugem.jp/trackback/2471
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| 花・髪切と思考の浮游空間 | 2009/01/15 8:40 AM |
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  今年も、一年いろいろお世話になりました(・・。)ゞ 年末のご挨拶 posted by (C) 皆様も、よい年をお迎えください。 また、来年遊びにいらしてください o(^-^)o
| 雑感 | 2009/12/31 7:49 PM |
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