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オバマ @ CBS 60 Minutes ・2・ テロとの戦い
犬小屋というのはかなりの酷評ですね。

 日本の国家主義者たちには、オバマが日本にアフガン派兵要求を出してくれるものと期待している連中がいますが、おのまさんの過去の記事を読んでくると、オバマを大統領にしたアメリカ国民の意思は、「テロとの戦い」ではない、と思います。

 国内軍需業界、退役軍人会、テロとの戦いの無意味さを理解しない層に対してのポーズとして、アフガン重視を述べているだけだと私は思いますがね。現実に、アフガニスタン政府は、タリバンのオマル氏との対話を始めています。イラク徹底より前にアフガン戦争が終結する可能性すらあります。
 人は自分の見たいものしか見ない。
 私もそうですが、右翼国家主義者たちのチンケな発想には失笑ものです。
| 眠り猫 | 2008/11/19 9:04 AM | 


★★★★★★★★


「CBSテレビ・60分」でオバマは大統領移行期間のいま重要事項の第一は国家の安全、第二が経済と云いました。

オバマが移行期間は国家安全が手薄になるから細心の注意が要るといいましたが、しかしオバマもクロフトも本音は経済が第一と考えているように感じました。国家安全よりも経済問題を先に話したし、話した時間も長かったのです。

ということで今日はオバマの経済問題に関する発言について書こうと思っていたのですが眠り猫さんのコメントがあったので、番組では経済問題のあとに話された国家安全を先に書きます。


オバマは選挙運動中にブッシュ・チームが「テロとの戦い」を言い訳にして犯した数々の犯罪行為に対する修正を約束してきましたが、「60分」でもこれを繰り返しました。グアンタナモ収容所を閉鎖する、拷問を廃止する、イラクから撤退する。

一方でイラクからアフガンへ傾斜することも確認しました。クロフトから「オサマ・ビン・ラディンを捕まえるかないしは殺すか」と問われて、オサマはアルカイダのトップでありテロ実行にかかわっていると答えました。強硬姿勢です。

オバマの強硬姿勢は眠り猫さんが言う「国内軍需業界、退役軍人会、テロとの戦いの無意味さを理解しない層に対してのポーズ」なのかもしれません。そうではないのかもしれません。


眠り猫さんの読みをもって、これからの景色を予想します。

敵とも話し合うというオバマを弱腰だとクリントンもマケインもはげしく、しつこく非難していましたから、選挙運動中にアメリカに対する大きなテロが起きたらオバマ大統領の実現はなかったかもしれません。

オバマは自分が大統領に就任したら話し合いをするから、それまではテロを起こさないで欲しいというシグナルを送っています。

その辺の呼吸は分かっていますからオノマ・ビン・ラディンなら部下にテロを起こさないように命じます。オバマが勝つまでは何もするな。

でも、オノマ・ビン・ラディンの命令を無視するオバカな部下がいないという保証はありません。

よってオバマは話し合いをするという原則と共にテロ行為を許さないという姿勢を崩すことができません。

さいわい運動中にテロは起きずオバマ大統領が実現しました。


ブッシュやマケインやクリントンのような脅迫外交を好むグループの息が絶えたわけではありませんし、テロが起きない保証はありません。オバマは「話し合い+強硬路線」の姿勢を続けざるを得ません。

しかしオバマが大統領になると決まったのですから、ブッシュやマケインやクリントンの好戦グループからの横槍に神経質になる度合いは低くなっています。好戦グループも暫くの間は静かにしていることでしょう。

オバマは時間を稼ぎながら強硬路線の姿勢を弱めていくでしょう。


というのが眠り猫さんの読みで見たこれからの景色ですが、これと逆の景色はないのでしょうか。あると思います


ただいま当地は11月19日(水)の朝ですが、朝からふたつの気になるニュースが流れています。

ひとつはクリントン国務長官が実現するかもしれないことです。

クリントンをオバマ内閣に入れたくない勢力は、ビル・クリントンの不透明な収入を理由の一つにしていますがクリントン一派はこれを明らかにすると云ったのです。

特定の外国政府から金をもらっているクリントンに外交を行う資格がないのは自明なのですが、この問題をクリヤできればクリントン国務長官は可能になります。

クリントンはイランを殲滅させると言ったほどのイスラエル寄りですから、クリントン国務長官ではパレスティナ問題は片付きません。いわゆる「テロ行為」が終わることはありません。

クリントン国務長官誕生と同時にオノマ・ビン・ラディンは部下たちに戦闘態勢をとらせます。


もうひとつは、アルカイダのナンバー2, Ayman al-Zawahiriがオバマのアフガン攻勢姿勢を非難するオーディオ・テープが届いたというニュースです。

テープの声が本当にザワヒリの声かどうかは明らかでありません。

もし本物だとした場合、それが観測球か、かけひきか、最後通牒かなどを読まないといけません。

アメリカの好戦派がおとなしくなっても、アルカイダ陣営の好戦派が動いてアフガンの熱い戦いがエスカレートするという景色を否定することはできません。

捏造された「敵の攻撃」によって戦争が拡大した例は過去に幾らでもあります。テープが偽物だとしてもアフガンの熱い戦いがエスカレートすることは大いにあることでしょう。

イラク侵攻と違って、アフガンへの出兵は国連決議を経ていますからオバマも撤退する場合は相応の理由をみつけないといけないでしょう。


そういうことでアフガンがどうなるかは占いにくいところですが、アメリカの大勢(たいせい)が「テロとの戦い」というレトリックでもって思考停止してはいけないという空気になっていることは確かです。

その空気が分からないまま「テロとの戦い」とか「国際貢献」とかいう雑駁なレッテルを連呼することでお給料を貰っている輩がたくさんいる日本は迷走から抜けられません。

イラク侵攻に関してブッシュのお先棒を担いだ小泉首相、原口国連大使、花岡記者などは総括すべきなのです。

それをしないままで日本がオバマに擦り寄ろうとするのは滑稽だし、アフガンの戦争激化を望むのは愚かなことであります。


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