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日本は迷走のまま
日本では早くもオバマに対する疑心暗鬼が始まっています。一方は右派から、内心は戦争路線継続を望む形での公約批判と、左派からもしょせん、アメリカの大統領に期待してはいけないというものです。
 たぶん、おのまさんも私も、オバマに過剰な期待はもっていないと思いますが。そう言う人ほど、オバマが苦しい道に差し掛かった時に足をひっぱったり、「まだできないのか」などと騒ぐのでしょうね。
| 眠り猫 | 2008/11/08 4:43 PM |



なんどか書きましたがアメリカはブッシュ戦争の総括をしようともがいてきました

おもだったできごとをおさらいします


最初は2004年の大統領選挙

ブッシュ戦争をはげしく非難していたハワード・ディーン、あるいはジョン・ケリーが大統領になりそうな様相でした

結局のところ2000年に得票数で勝っていたアル・ゴアがおそらくは不正な票の集計で破れたと同じように、ケリーが勝利宣言を出す直前になってブッシュの逆転勝利となりました

総括に失敗しました


次は2006年11月7日の中間選挙

上院、下院共に民主党が勝ち、アメリカはブッシュにノーをつきつけました。総括の第一弾です

ブッシュ、チェイニーは戦争犯罪人として、あるいはアメリカ憲法を踏みにじった理由でもって首にすべしという勢力が一気に盛り上がるかと期待しましたが、実際にはブッシュがナンシー・ペロシに許しを乞い、ラムズフェルド国防長官の首で終わりました

中途半端な総括でした


Dennis Kucinichという民主党議員がだしたチェイニー弾劾決議案が司法委員会に送られることが議会で決議されたのが2007年11月6日、ブッシュ弾劾が2008年6月11日

しかしいずれも司法委員会はたなざらしにしました。ブッシュが戦争犯罪人であると決議した州もありましたが、実際にブッシュやチェイニーが公聴会に呼ばれることはありませんでした

総論賛成各論反対という総括でした

今年六月のブッシュ弾劾に興奮した甘い外交官OBがいましたっけ。外交官が新聞報道に飛びついて興奮するなんてウッソ−、シンジラレナーイと思いました、というのはウソです。以前から目の前に出された情報を検証する習慣がない人だと笑ってみていました。あの甘い元外交官はこれからも同じような興奮を繰り返すことでしょう。脱線


民主党がブッシュとチェイニーを弾劾していればアメリカはこんなひどい状況に陥らなかったはずですが、どうして弾劾しなかったのか

当初は国の大半がブッシュ戦争を支持し、そこに民主党議員の多くが加わったからです。ブッシュとチェイニーの弾劾裁判をしたら自らにも火の粉がふりかかるのを恐れての処置だったのです

というわけで内心忸怩(ないしんじくじ)たるものを抱えたまま大統領選挙になりました


ブッシュ・チェイニーを総括しなければいけないというのがアメリカの潜在意識にある、よってこの選挙はオバマが勝つというのがオノマの読みであったことは木霊の読者の知るところであります

そういう経緯があって2008年11月4日をもってアメリカはブッシュ戦争の総括を終え、晴れて新たな時代に向かうことになったという次第です


ひるがえって日本

眠り猫さんから寄せられた日本の状況はこういうことです:

ブッシュのたわごとをオウムのように繰り返すだけの恥かしい演説をした原口国連大使からはじまり、大量破壊兵器がないことを証明しないイラクが悪いと訳のわからない答弁をした小泉首相、それらをヨイショし続けた産経新聞の古森氏や花岡氏などなどの総括が一切行われていません

判断ともいえない判断をした彼等は、アメリカに先立って総括すべきだったのです。それをすると自らの非を認めないといけない。そうするだけのオトコ気がないものだからずるずると今日に至ってしまった

宿題を終わらせないまま新学期に入った生徒みたいなもの。先生に叱られるとワーワーおおきな声をあげて騒ぐか、ヘリクツでもって言い訳するか、黙って涙ぐむかです


みずからを秀才だと思っている破廉恥な彼等は涙ぐんだりしません。詭弁をもってオバマにケチをつけて騒ぎます

産経の古森氏はいまだにブッシュのメッセンジャーボーイみたいなブログをやめません。自分に不都合なコメントがくると片っ端から削除しています。敵に追われていよいよ逃げ場がなくなったダチョウが穴に首を突っ込むのと同じです。敵を見なければ安心だ

花岡氏はもっかのところ田母神問題という隠れ蓑に隠れています。コメントを一切削除しないところが古森氏とちがって偉いところですが、大きな問題に向かわないための時間稼ぎですな。ご自身に不都合なコメントやまともな質問に応えられず、詭弁をもって自らの主張を正当化する姿は見ていておもしろいです


アメリカの大統領に期待してはいけないという「左派」のコメントに至っては雑駁すぎてコメントする気もおきません

権威がありそうに見えて実は何もないことをしたり顔に言うのが好きな、これまた詭弁の徒のたわごとと切り棄てたらいいでしょう


オバマたちの前にあるのは壮大な厄介ごとです。四年で解きほぐすことができないかもしれません。来年からばら色の世界になると思っているアメリカ人はいないだろうと思います

しかし大事なことは過去を総括して問題がどこにあるかを知っていることなのです。今はアメリカが問題の正体と正対したということに大きな意味があるのです

日本人はアメリカが厄介ごとに取り組むのをとやかく予断するよりも、自国の厄介ごとを片付けないといけないのですが、日本はみずからが関わってきたブッシュ戦争の総括をすることもなく、問題と正対しようとしないのだから迷走を続けるしかありません


どうすれば迷走から脱出できるかとお訊きですか

ムズですねえ

とりあえずは詭弁でもって生きてきた方々が暫くのあいだは蟄居(ちっきょ)して瞑想にふけってくれるといいのですが

でも弾力性をうしなったG3たちには何を言っても無駄。お亡くなりになるまで待ちましょう

迷走から脱走しようと瞑想し
とどのつまりは元の妄想


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