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中東のホテル 2   近年のイラン
イランに関心のある日本人は限られています。知的水準が高いと思われる木霊の読者(ヨイショ)もそうであろうと思います

ということで近年のイランをざっとおさらいします。おのま自身の頭の整理もかねています

外務省の公開資料よりはわかりやすいと思いますが、細かいことをはしょってあるし、例によって脱線もありますから流し読みしてすぐ忘れることをお薦めします


イランという国名ができたのは1935年、それまではペルシャ

ペルシャは紀元前から栄えた大帝国であるがやがて衰え、1500年あたりになるとイギリスやロシアなどの列強の支配下にあった

かつて帝国であった唐が、そして清が衰えて消えた。いまはアメリカ帝国が衰えつつある。来週ひらかれる民主党大会ではクリントン一家が主役のように振る舞う予定だが、それはたそがれから闇にかわるまえに空が一瞬明るくなりたがるのと同じである

名前を変えただけで列強の影響から逃れることができるはずもなく、イランは第二次大戦のあともイギリスの支配下におかれ世界で第二の量がある石油はイギリスのものであった

歴史の歪みは時間とともにただされていくが、モサデクという民族主義者がイラン首相になってイギリスから石油利権を取り戻すには1951年まで待たなければならなかった。イラン建国から十五年である

稀有な民族主義者がでてもそれに見合った庶民が生まれていなかった。1953年にアメリカ、イギリスの画策によってクーデターがおき、モサデクは逮捕されて一件落着

わずか二年でもってイランはふたたびアメリカ,イギリスの支配下におかれ傀儡政権ができた。傀儡のおかざりはパーラビ国王(Mohammad Rezā Pahlavī 1919.10.26−1980.7.27)

このへんは今のイラクに似ている。石油をイラクのために使い、アメリカに渡そうとしなかったサダム・フセインは殺された。マリキ政権もアメリカに抵抗すればつぶされるだろう

アメリカ軍がいすわったままのサウジを正そうとしてオサマ・ビン・ラディンが生まれた

歴史のながれをみて道理をつかんでいないと方向違いの思考、行動へとおもむく。テロだとか大量破壊兵器だとか国際貢献だとかいうことばにだまされて自分は正義だと勘違いする

勘違い人間が経営する国が国際社会で果たす役割は大国のいいなりになるペットでしかない

インド洋での給油活動をやめないでくれとシーファー駐日アメリカ大使から言われたからといってそれを鵜呑みにすることはない。アメリカ人の大多数からバッシングされているブッシュ。ブッシュの出先機関だから胸の内を明かすことはないが、シーファーの本音を想って断るのが上策である。いわく 我が国は経済困難に陥っている、いわく 給油活動は憲法違反であると言えばよい

イランの頼りない庶民が力をつけてパーラビ政権を倒したのは1979年(ホメイニ革命)。イランができて実に四十四年もかかっている。独立の六十年後も米軍を追い出せない国にくらべればましではあるが 

パーラビはエジプトへ亡命した。そのごアメリカへ移り病死したというニュースが流れた時はアメリカによって暗殺されたに違いないと思った。亡命わずか一年、六十一歳の誕生日をむかえる直前であった

おのまがイランに出張していたのは1975年から76年にかけての三ヶ月。多くの日本人がパーラビは安泰だと信じていた頃で、おのまもイランへ行くまではそう思っていた

日本のなかでくらしていると思考力、判断力が奪われる。「天声人語」を有難がる子供や善人はまっさきに犠牲者となる。いまはネット時代だからテレビや新聞をみないようにしたらよい。ミノやタワラなどは道化のショーと心得て見るのが良い

イラクについてはときどきこのサイトをみたら良い

http://teanotwar.seesaa.net/

中学生のころに「ペルシャの市場にて」(ケテルビー作曲・1920)を良く聴いた。あの45回転のレコードはどこに行ったのだろうか

ググってみたら男声合唱が「バクシーシ、バクシーシ」と歌うところがあるそうだが、当時は気がつかなかった。「施し」という意味で物乞いがこれを唱えて手をだしてくる

ミャンマーでは物乞いに付きまとわれることはなかったがイランではバクシーシが日常だった。ミャンマーの印象が良かったのは貧乏でもひとが毅然としていたことにあるのかもしれない。みんな穏やかで人懐こかったので毅然という感じがなかったが


http://blog.with2.net/link.php?310164
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ホテルにも国立銀行にもそしてM物産のオフィスにもパーラビの肖像画が飾られていた。歴史は数々の「オズの魔法使い」をうみだし、そして消していく



| おのまのプロフィール | 政治経済 | 00:25 | comments(2) | trackbacks(0) |
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 ミノとタハラは、昨年の参院選前に、安倍と個別に会談しています。この2人が出るので、テレビを見ない私は少しはましかな?
 歴史でならう、紀元前からの燦然たる歴史を誇るペルシャと、イランを結びつけられる人は少ないでしょう。
 聖書で、「驕慢なる大バビロニア」と言われた、古代の超大国バビロニアがあったのはイラクだということを知っている人も少ないでしょう。
 特に、「イスラエル」の民族構成は白人系のアシュケナージが多く、聖書上の民族としてのイスラエルはもはや地上のどこにも存在しないのに対し、ペルシャはペルシャ人、イラクはアラブ人が昔からいた国であることも知る人は少ないでしょう。
| 眠り猫 | 2008/08/25 6:17 PM |

子供だったのでよく分からなかったとはいえ、とうじ話題になった大宅壮一の予言は強烈なものがありました。この年になると予言は当たっていたと思います:

「テレビに至っては、紙芝居同様、否、紙芝居以下の白痴番組が毎日ずらりと列んでいる。ラジオ、テレビという最も進歩したマスコミ機関によって、『一億総白痴化』運動が展開されていると言って好い。」
| おのま | 2008/08/26 2:14 AM |










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