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予備選のおさらい・あいまいな思考
この日記は一週間ほどまえに書いたのだが、個人攻撃と誤解されるといけないと思い公開をためらっていた

個人攻撃の意図はまったくない。時間もたったので公開する:


アメリカ在住の冷泉彰彦氏という作家の言を引用していたあるブログにこういうくだりがありました

(オバマが通っている教会のライト牧師の発言によって)オバマは致命傷を負った

「致命傷」というのは「命に関わる傷」「再起できない痛手」ということですから、ライト発言によってオバマはクリントンに負けるということです

いくつかの理由を挙げて致命傷にはならないと考えるというコメントを書いたところ、クリントンとオバマのどちらが勝つかわからないという回答がありました

一歩譲って致命傷ではないとしても、どちらが勝つかわからない切迫した状況にあると判断されているわけです

どういう理由でそう判断されたのかは書いてありません。なにかオノマの知らない事実に基いてそう判断されたのか、直感でそう判断されたのかさっぱり分かりません。そういう回答は本質的にあいまいな言であって何の足しにもなりません

話はそれますが、日本がアメリカ、中国との戦争に負けた原因は「あいまいな思考」から生まれる「あいまいな言」にあったと思います。この話は長くなるので又の機会で・・

ついでに書いておきますがその方は冷泉彰彦氏の無料メルマガを購読することを勧めていました

購=あがなう=買い求める

購読=買って読む


「無料のものを買って読む」というのだから変な日本語です。日本語を粗雑に使う方だから「致命傷」ということばも本来の意味を知らずに使われたのかもしれません

冷泉氏は予備選についてクリントン優勢という線で一貫してきましたが、その見通しは現在進行中の現実とおおきくかけ離れています

元外交官の甘木直人氏と同様、アメリカの世論調査をうのみにしていたのか、あるいはクリントンの人気がたかいニューヨークに近い所に住んでいるために偏った情報に接していたかのどちらかではなかろうかと推測します

冷泉氏のレポートをオノマは数年にわたって読んでいますが、ある事象について饒舌にすぎることがあり、読んでいるうちに放り出したくなることがあります

いつかとりあげた東大の政治学教授の論文もそうですが、素材とする情報量が少ないのではないか、情報の整理、分析が表面的ではないのか、したがって明確な自説をつくれないのではないか

こういう論文はビジネススクールだと良い成績はとれません。以前にも書きましたが、文藝春秋で初めて読んだ佐藤優氏の論文ならA+をもらえます。冷泉氏や東大教授はよくてB−、せいぜいC+でしょう

鵜呑みが嫌いなオノマは同氏や同教授は整理整頓された論文に仕上げることができない、子供のころはおもちゃを片付けられなかった人ではなかろうかなどと疑いながら読んでいます

冷泉レポや東大教授の論文やNHKの報道のせいか、いまだにオバマとクリントンが接戦を戦っているとか、どちらが勝つか分からないと思っている日本人がいるようですので、いまいちどおさらいします

1.何度も書きましたが、クリントンがオバマに追いつくには、ペンシルバニアを除く残りの州を60%−40%で勝ち、そしてペンシルバニアは85%−15%で勝たないとい追いつけません

不可能であるとは言いませんが、現実味はありません。ゲームオーバーなのです

この簡単な算数をなんどかアメリカのネットコラムに投書してきたところ、有名コラムニストも同じようなことを書くようになり、先週はついにオノマが最初に書いたことを書いたコラムがありました。我々は結果がわかっていても分からないふりをして書くことがある。商売のためにだ。正直に言えばクリントンは終わっている

2. オバマの通っている教会の牧師の人種間の争いに関する説教は致命傷になりません

クリントン陣営から出た人種差別発言問題のあとに喧伝(けんでん・いいふらす)されたカウンターです

ライト牧師はオバマの選挙陣営のメンバーではありません

牧師が言ったことがオバマの考えと相容れないこと、クリントン陣営に内在する消しがたい人種偏見をオバマも持っているというまやかし宣伝でしかないということを大半のアメリカ人は分かっています

ライトの説教にはまゆをひそめさせられますが、白人アメリカ人の真相を語った面があることも事実です。白人も腹の中ではそうなんだよとうなづかざるをえません。この話で白黒をはっきりさせたくはない

私的メールを掲示板に送ったり、公館の備品をネコババしたり、引越し費用をキックバックさせたり、現地で雇ったスタッフや語学教師を愛人にしたりする日本の外交官がインテリであるかどうかは疑いがあるところです

彼らがインテりだとして、外交官や大手マスコミ人をはじめとする日本のインテリ達よりもアメリカ、カナダのブルーワーカーのほうが政治・外交・経済の相場をよく知っているというのは以前に書いたとおりです。インテリ日本人のように甘い判断はしません

いわんやライト牧師の説教がオバマにとって致命傷になると考えてしまう水準の人がオバマ陣営やクリントン陣営にいるなどとは考えないほうが無難です。日本の真珠湾攻撃にしゅんとするどころか、かえってファイティングスピリットをかきたてられてカウンターするタフな連中なのです

そうすればよかったとは言いませんが、沖縄の人を犠牲にしておきながらみずからは本土決戦をしなかったやわな民族とは違うのです。ベトナムもイラクも日本よりタフ・・脱線・・・

3.フロリダ、ミシガンの票を有効にしろというクリントンの主張は実現の可能性が限りなくゼロに近い話です

自分で賛成した決議をひっくり返したいというからにはクリントンが費用を出してでもやると言うのが筋ですがクリントンはそんなことを言ったことがありません

もし選挙をやり直してもクリントンが勝つという保証がない。それどころか負ける可能性もあると心配する参謀もいます。クリントン自身、やり直し選挙ができると本気に考えてはいないのではないでしょうか

4.特別代議員はビル・クリントンを除いてヒラリー・クリントンに降りて欲しいを願っています

ビル・クリントンでさえオハイオ、テキサスの両州で圧勝しなければ終わりだと言ったのです

オハイオは圧勝ではなかったし、テキサスでは負けたことからビル・クリントンも内心ではヒラリーに降りて欲しいと思っているような気がします

エリオット・スピッツァがノーパンしゃぶしゃぶ・楼蘭、じゃない、売春クラブ・エンペラーの会員だったというのがばれたもんだから、またぞろモニカとビルの桃色遊戯の話が蒸し返されてビルは嫌気がさしていることでしょうし

ちなみに冷泉氏はオハイオ、テキサスで勝ったというクリントンの宣伝を前提に村上龍氏と対談しています。テキサスコーカスを追いかけていなかったのでしょう。あるいはテキサスはオバマが98対94で勝ったということを未だに知らないのかもしれません

5.ブッシュ戦争に一貫して反対してきたナンシー・ペローシーはブッシュ戦争に賛成したクリントンを嫌っています。当然です

ビル・クリントンやハワード・ディーンより影響力が大きいペローシーは特別代議員が一般代議員の選択をくつがえしてはいけないと主張しています

大半の特別代議員はペローシ−の判断に従うでしょう。何故か

クリントン支持に回ったら選挙民から見放されて政治生命が終わる危険がある、一般党員の意向に反してクリントンを民主党の大統領候補にしたら十一月四日の選挙で民主党の投票率は低調になりマケインに勝てない

そのくらいのことは分かっているからみんなペローシの意見に従ってクリントンから離れたという形をつくりたいのです

もっと書けといわれたら書きますがこの辺でいいでしょう。疲れてきた・・・

クリントンが勝つ可能性は限りなくゼロに近いのです


おまけ
クリントンが自分はコソボで弾丸の下をかいくぐったなどと胸をはっていますが、そんなばればれの嘘がプラスに働くことはありません。ナフタに関する嘘、所得に関する嘘・・・これからもクリントンが選挙運動を続けるとしたら、自分がついた嘘の数々が叩かれて本当に政治生命を失うかもしれません

まあ、そうやって政治的自殺を遂げるのもヒラリー個人にとっては悪くないかもしれません。これまで重ねてきた嘘ゆえの精神障害の症状がでていますからそろそろ楽になった方が良いかもしれないのです

こんな大胆なことを書いたのはオノマが世界初かもしれませんね。オノマが安倍晋三が(政治的な)自殺予告をしたと書いたことを知っている読者はまたまた目からうろこでしょう。ブイ

こういう風に過剰書き・・・いや箇条書きにすれば、読者もひとつひとつについて自分の見方ができるというわけです

オノマの言ったことも鵜呑みにしないことが肝要、学生のレポートを採点する教授になったつもりで読んでください



牧師:過激な説教
オバマ:モスリムに改宗できないかなあ

↑傑作です

ミドルネームがフセインであることからオバマはモスリムだと叩くバカモノがときたまいますが、彼はクリスチャン

自分の教会の牧師が激しいことを言ったので、オバマは迷惑顔

なんだかんだ言っても、モスリム=テロと短絡する人が多いアメリカですから、モスリムに改宗できないかなあ・・などとオバマは思ったりしません

それが分かっていてオバマにそう喋らせる漫画家はホントに頭が良い

 鵜呑みに一票
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