2007.10.06 Saturday
VSO開幕風景・下・ � 〔臼腸宗織爛鵐謄蕕隆�め
ロビーでVSO社長・ジェフ・アレクサンダーが心配そうにしていたのは 劇場に入ろうとする人とそれをとめようとするデモの人とのあいだで トラブルが起きては困るということだったのでしょうか。それともデモのため観客が少ないと困るということだったのでしょうか。
ちらしには 劇場に入らないでください チケットは払い戻してもらってください というようなことが書いてありましたが、わたしがそれを読んだのはイスに座ってからでした。 読んでみると、なるほど バンクーバー市職員の言い分もわかります。 「民営化」によって彼らの職が奪われる、公共サービスの質が落ちる・・・  ことしも英国・エコノミスト誌は「世界で一番くらしやすい町」にバンクーバーを選びました。 実際に住んでいて くらしやすいと思う理由のひとつに すぐれた公共サービスがあるのだろうと思います。 「民営化＝よりよいサービス」というのが幻影であることは アメリカの医療事情をとっても分かります。「民営化」＝「サービス格差」「弱者切り捨て」という一面があるのです。 ストの事情を理解して チケットの払い戻しをした人がいたのでしょう、私の目の前のA席はごっそり空いていました。 サラ・チャンにも気の毒・・・ ↓クリックして頂くと「木霊の宿る町」に一票はいります http://blog.with2.net/link.php?310164 「ムンテラ」のすすめ 医療ブログを読んでいると「ムンテラ」ということばが出てくる。 Mund Therapy(ムント テラピー・ドイツ語）を縮めて「ムンテラ」 直訳すると「口の治療」であるが 口内炎を治療することではない。 患者や家族に病状や診断、治療、今後のことなどを説明することに用いている。 正式には 「インフォームドコンセント」（IC=informed consent情報を与えられた同意）という。 インフォームドコンセントにはムンテラのような語感の良さや簡潔さがない。「インコン」にすればよいのだが「インコウ」と似ているせいか主流にならない。「インコウ」を漢字変換すると咽喉、淫行・・・ICだと電気関係みたいだし・・・ コイズミは国民にムンテラせずに「ブッシュ戦争支持」「民営化」「自己責任」を日本にもちこんだ。ムンテラすると嘘がばれるからである。ムンテラをしない政治家は国民をだます政治家だと考えるのがよい。 「インフォームドコンセント」より「ムンテラ」のほうが良い。「認知症」より「痴呆症」のほうが、「痴呆症」より「ボケ・惚け・呆け」のほうが良い。 ものがたりだってそうだ。 「そのとき女は惚（ほう）けた顔になった」とくれば いいねえ、そんな女に会いてえもんだと思うが 「そのとき女は認知症の顔になった」じゃ よせやい、おどかすんじゃねえよとなる。  |
過去⇔現在を行ったり来たり・ときどき未来へも＠バンクーバー
