木霊の宿る町TOPページへ            
過去⇔現在を行ったり来たり・ときどき未来へも@バンクーバー 

<< 酒工房 | main | 酒工房 >>
八月二十三日(木)・昔の人
六人の昔の人と話しをした。

昔といっても大正時代か昭和初期の人。顔つきも話すことばもいまの日本人にくらべるとせわしなさがない。

最後に話したのは旅館の女将だが、テレビ番組などにでてくる華やかなのとは違って、なにか土くさいものがあった。

女将は独り言のようにこういう話をした。

この池はむかし滝から水が注ぎ込んでいたの。滝の上流をたどっていくと遠い山の上の神社の池とつながっていたのよ。

あるときその池を埋めることになったの。そしたらシラスぼしみたいに小さな鯉の稚魚がたくさん滝から降りてきたわ・・鯉の滝くだり・・クク。

神社の池がなくなって川も滝も無くなったんだけど、うちの池は枯れないの。きっと底から水が湧き出てるのね。鯉が少しずつ増えているのも池の底から出てくるのかしら。

妙な話だと思いながら目がさめたときには女将の顔や池の景色がはっきり見えていた。女将は私よりはたちは若かった。池は沼のようにもみえた。

寝たままで足元のほうをみると、いままでみたことのない光と影がゆれていた。体がぽかぽかしていた。



クリックして頂くと「木霊の宿る町」に一票はいります
http://blog.with2.net/link.php?310164
| おのまのプロフィール | 居住空間 | 07:34 | comments(5) | trackbacks(0) |
スポンサーサイト
| スポンサードリンク | - | 07:34 | - | - |
続きが楽しみ?です。
| slam | 2007/08/25 9:59 AM |

なんでこういう夢をみたのか見当がつきません。自分が別の世界とつながりつつあるのかなという気分もします。

漱石は「夢十夜」を書いてからまもなく死んだのではなかったのか、鯉の稚魚ってシラスぼしに似ているのだろうかとのふたつが気になっています(笑)
| おのま | 2007/08/25 10:23 AM |

ほぅ、真夏の夜、おのま家に現れたのですねぇ・・・

「今夜はいやに蒸し暑いですわねぇ。あの、お客さん、・・・ちょっとばかしあたしの背中を流して下さりやしませんか?」
女将のこんな誘いにうっかり乗ってしまった男衆が見たものは―
その白い背中にびっしりと生えた鱗、鱗、鱗!!
慌てふためいて一目散に逃げ出そうとするのですが、鯉女に庭の古い底無し沼へズルズル引きずり込まれてしまうのです。 これでまた一匹、稚魚が増えたというわけ。クク・・・

おのまさん、誘惑を振り切って大正解でしたよ! 真夏の夜の夢で済んだのですから・・・
| Ferri | 2007/08/25 8:44 PM |

このガラスドア+布のアイデア良いですね。
レース地とかじゃないのが何とも和な感じ
文章と全く関係ないところで御免なさい。
でもいつも所々に光るおのまさんのセンスに結構打たれています。あっ奥様のセンスかもしれませんね。とにかく素敵です!
| Miki | 2007/08/26 12:41 AM |

slamさんのために続きを書いていただき感謝です。なるほどこういう風にすればいいのですね。目からうろこです。

怪談も色っぽい味があるのはしんみりして良いです。それにしても、鶴が化けた女を追いかけて、蛇や鯉だと逃げ出すとは・・♂猿って意気地がないイキモノ・・

⊂々、閉所恐怖症気味なところがあって、板戸からガラス戸(フレンチドア)に替えました。IKEAで買った布のすだれは巻きあげられます。ひとによっては落ち着かないようです。
| おのま | 2007/08/26 3:52 AM |










http://onomar.jugem.jp/trackback/1723
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< December 2019 >>


↑BGM(ON/OFFで切替)

bgm(別ウィンドウ)

VANCOUVER

TOKYO


↓木霊が宿る町QRコード↓
qrcode
ページランク

GBL:Googleバックリンク数です
 GIP:Googleインデックスページ数です
 MBL:MSNバックリンク数です
 MIP:MSNインデックスページ数です
 YBL:Yahoo!バックリンク数です
 YIP:Yahoo!インデックスページ数です
緑バー:Googleに於ける木霊の宿る町の人気度です

サーチ:
キーワード:
Amazon.co.jpアソシエイト

このページの先頭へ


あなたはどこにいる free counters