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スリランカ・決め手
投資先としてのスリランカの課題はシンハラ人とタミール人の折り合いです。

インフラや制度など人為的な環境は外国人のおかねと知恵を導入すれば改善できますが、人の争いごとはムズ。それぞれの地域には外人に分らないものがあるから浅知恵や根拠のうすい楽観で関わると面倒なことになるのはいくらでも例があります。最近では低脳ブッシュ・リスのイラク介入。もともと動機不純で最初から話になりませんが。

蛇や悪でねが大統領なら、シンハラ人とタミール人との折り合いをつけるのでは無かろうかと願い、それをバックアップする情報を集めていたのですが、楽観的な情報を二回目の調査ですべて捨てました。

決め手となったのはスリランカに住み着いていた日本人です。蛇や悪でね大統領と親しくしている写真家で大統領に対するコメントも悪くありません。

私が「今の内閣にはシンハラ人だけでなくタミール人の大臣もいるそうで、結構なことですね」というと、写真家が「大統領はその大臣が好きでなく、パーティーがあっても招かない事がある」といいました。

聞いたとたん、タミール人大臣の怒り、恨みの気持ちがズーンと伝わってきて、蛇や悪でねがそういう態度では民族抗争は治まらない、この国はひどい事になると確信したのです。

スリランカでの直感と同じようなことを前にも経験しています。1975年から76年にかけて三ヶ月出張したイラン。イラン政府がアメリカから支援されていて、ペルシャ帝国の再建だとはやされ、三井物産がガス開発プロジェクトに莫大な投資をしていた頃です。

日本の新聞、雑誌をみるとイランの将来性は明るいという記事、論文のオンパレードで、私もイランへの投資推進を前提に調査を始めたのですが、最初のひとつきで疑いを抱くようになり、日本に持ち帰ったのはイランは混乱に陥る、人もかねも一切だすなという報告でした。当時はそんなことを言う日本人は稀で、上司は私の激しく否定的な結論に驚き、こんな事が報道されたら大変だと心配したものです。

若輩の意見など当てにならぬと二人のベテラン社員が出張して私の意見はひっくりかえり、人とかねをつぎ込むことになるのですが、まもなく政権が転覆し、三井物産のプロジェクトは崩壊、アメリカとイランは国交断絶になります。

若い方々へアドバイスです:何かを判断するときに先人の考えをおさらいするのは大事ですが、それでもって自分の目と心を曇らせてはいけません。日本の新聞、雑誌、外務省の情報はすべて疑いましょう。信じられないほど質が悪いことがあります。「国家の罠」ではおおいに感心させられた佐藤優氏ですが、彼の書くことすべてが信用できるのではありません。

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