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林雨 第十七回 年初の占い
ジャパン・カナダ・ジャーナルの編集長に「林雨」を載せるのを半分に減らして、減った分を別なヒトに書いてもらったらどうか、そのほうが読者も面白く感じるに違いないと説いて、今年からそういうことになりました。

あらたにコラムを担当するのは、中国に関心が深いひと(元・東京銀行北京事務所所長)で、元旦号から登場しました。

ということで、今年の「林雨」は毎月一回、十五日過ぎに出ることになりました。本当は「林雨」をやめて「猫・ゲンキー」を載せてくれればいいのですが(笑)。


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林雨 第十七回 年初の占い 

「林雨」掲載を、月一回に減らしていただき、おかげさまで暮れから新年にかけて、心安らかに過ごすことができました、と言いたいところですが、世間から聞こえてくるニュースは相変わらずひどいものが多くて嫌になります。まあ、いまの時代、心安らかに過ごしているのはモノを見ても観ない、聞いても聴かないヒトだけだろうとあきらめましょう。

新年からよくない事件が続々とおきていますが、今年は去年と様相が違う年になると占ってみました。当たるも八卦、当たらぬも八卦、年初の戯れごととしてお読みください。

日本で起きている事件をみていると、その底流にひとつの病根がみえてきます。

日銀総裁が職にふさわしくないお小遣い稼ぎをする、少年がホームレスの老人を襲う、兄が妹をしめ殺す、妻が夫をなぐり殺す、大学教授が愛人とともに官舎に住む、外務省高官がオムツプレイ(どういうプレイなのか知りませんが)をせがむ・・・犯罪、犯罪ではないが倫理にかけるもの、と様々な病的現象に共通した根っことは・・

「ヒトとヒトとの関係が、強者から弱者へと重力がかかる一方方向の関係に偏している日本」です。「弱者が蒙っている痛みを自らの痛みとして感じる慈悲のこころが強者に欠如している日本」と言い換えてもいい。そういう病根が日本の底流に見えます。

弱者は自分より弱い弱者を探しだし、そこに自らが受け止めている強者からの重力を逃がして楽になる。被害者は加害者になることで自らの傷を癒す。ホームレスを襲うとか猫の手足を切るなどは、かなり弱いひとたちの所業です。

弱者のなかの弱者は自殺者で、かれらは自分より弱い弱者を求めるのではなく、また、新たな被害者を探すのではなく、自らを究極の弱者、被害者としてけりをつけます。自らが自らにたいする加害者になったともいえます。

究極の強者、たとえば日銀総裁、から生じた重力は次々と弱者に波及していき、最後に重力を逃がす場所をみつけられなくなった究極の弱者の自死に至る。そういう無慈悲の連鎖を日々くりかえすというのが日本国家の最新基本設計図になっています。

そういう設計図の通りにことが進まない、すなわち、「強者・弱者」がイコール「加害者・被害者」とならないことがあります。

貧にあえぐ民を尻目に、自らは千四百万円をかすめとった日銀総裁は強者&加害者ですが、夫をワインボトルで撲殺した妻は加害者ではあるけれど、普段は夫から殴られていた弱者であったのかもしれません。

窮鼠猫を噛むのたとえのとおり、追い詰められたネズミがネコに噛み付いてネコが死ぬ。弱者が加害者になる。強者、弱者、加害者、被害者の組み合わせが、今年は去年より変化に富んだものになるだろうと思うのです。

強者=加害者 弱者=被害者 という図が多かった去年。
強者=被害者 弱者=加害者 という図が増える今年。

自分より弱い者にのしかかるのではなく、自分に圧力をかける者を跳ね返すひとが増える、自殺するのをおもいとどまって、ひとのものを盗み、あるいは殺してでも生き延びるひとが増える。自殺は減り、窃盗、殺人が増える。犯罪増加は病根を治そうとする生命力の現れ。

タケナカ&コイズミ・カイカクが功を奏し、弱者が社会の片すみに追い込まれ、日に百人の自殺者がでる、アジアで一番不幸な国になった日本が、今年は良い方向に向かうという占い、当たるも、当たらぬも八卦、三百日後にまた振り返りましょう。
Tuesday, January 16, 2007 @ North Vancouver
| おのまのプロフィール | 政治経済 林雨編 | 08:31 | comments(2) | trackbacks(1) |
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心に染みるお話です。
残念ながら、良くない方向にばかり向かっている日本。
何とかしたいものですね。
| akagama | 2008/06/11 5:52 PM |

日本は悪いほうに向いたままですね。窮鼠のような人たちが減るどころか、老いも若きもクラーイ気分になるようなことばかりやる「リーダー」たちを駆逐するまで嫌な現象は減少しないでしょうね。
| おのま | 2008/06/12 1:42 AM |










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