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二・五次元
バルコニーに来るヒワの数が増えたような気がします。ひとつきほど前からヒワの倍ほどある黄色い鳥も一羽くるようになっています。サイズが大きいものだからえさ籠には止まらず、手すりやバルコニーの上を跳びはねながら部屋の中をのぞきこんで、えさを撒いてくれと催促します。前に気絶していたのを手当てした鳥に似ているので、懐かしくなってやってくるのかもしれないと都合の良い想像をするのもまた楽しからずやです。

鷹や鷲には何百メートル先から小さい獲物をみつける視力があるそうですが、小鳥だってたいしたものだと思います。ウイスラーで鳥寄せをやったときのことを思い出すと、鳥と私との間の距離は鳥の体長の百倍以上、その距離からくちばしサイズのチョコレートのかけらが手のひらにあるかないかを見分けて飛んできました。ニンゲンに置き換えるなら、身長が160センチだとしてその百倍、160メートル先にある口サイズの飴が分かる人は十人にひとりでしょうか。

ニンゲンの目は両方とも顔の前面についていて、両眼の焦点をあわせて距離感を判断する、ふたつの目で見るから遠近が分かり、モノが立体的に、即ち三次元の世界が見えるという仕掛けだといいます。たしかに片目でみると立体感がなくなります。

では顔の正面ではなく両脇に目がついている鳥には世界がどう見えるのでしょうか。

大雑把に推定するとニンゲンの視野は目をきょろきょろさせれば百八十度、鳥はそのまま目を動かさなくても軽く三百度はあり、広い世界をみているのは確かです。しかし鳥はふたつの眼をつかって焦点をあわせることは出来ない、即ち立体感のない世界をみているのでしょうか。それとも片目ずつで見ていても立体的にみえるような視神経、脳の構造になっているのでしょうか。

こうも考えます。小鳥はしょっちゅうきょろきょろしている、すなわち視点を変えているから、そうすることによって片目だけで両目と同じような焦点を作り出しているのかもしれない。

ニンゲンも訓練すれば昼の空に星を見ることができるといいますし、去年コスタリカの川遊びをしたとき案内人ホセの目と私の目の差には驚いたものです。ホセが指さす先を懸命にみて木のなかに猿が浮かび上がるまで一、二分はかかるのに比べホセは数百メートルさきから猿でもイグアナでも見つけます。イグアナなんか数メートルさきでも分からなかった。だから訓練すればニンゲンだって片目だけで立体感のある世界を見ることができるようになるかもしれません。小鳥のようにしょっちゅう頭をうごさないといけませんが。

そんなことを考えていたら、中学生の頃に楽しんだ感覚を思い出しました。写真をみるときに片目でみるのです。じっとみているうちに立体感が増してきます。行ったことのない外国の写真をそうやって楽しんだものです。そういう感覚がまだあるのだろうかと思って、二十二日に載せた写真で試してみたところ、おお、立体感が増してきました。写真を再掲載しますから試してください。

平面(=二次元)の写真におさまっている立体(=三次元)の世界を片目でみていると二・五次元の世界が浮かび上がってくるというお話でした。




オリジナル版に一回りサイズの大きい写真を貼りました。http://usjma.net/calendar/cdiaryz.cgi?Psdiary


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