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なにを要求されているのか分からん
基礎科目のうち数字を使う科目は時間をかけて原理を理解すればなんとか追いついていけるようになり、カナダ人と対等以上の成績をとれるようになりました。
なんともならなかったのがマーケティングのケーススタディーという形式の授業です。毎回資料を渡され、それを読んでレポートを提出するのですが、どういうレポートを要求されているのかが分かりません。資料を一通り読むと、書いてある内容はまあ理解できるのですが、で何をレポートすれば良いの?という感じ。これこれに関して意見を述べよ、という具体的な設問があるのではなく、ただ資料をポンと渡されるだけです。
授業中は早口の先生と学生の間のディスカッション形式で進みますが、内容がわからないので加われません。わかっていても気後れしてダメ。Pが小学生のときは神童クラスの出来の良い生徒で、先生が質問すると、はい、はい、はい、と元気に手を挙げたものですが、そういう役がカナダ人に占有されています。こしゃくなことを云ってる、それは違う、こうだろと思っても、Pの口も手も凍り付いています。クラスでの発言回数も成績に反映されていると分かったのは学期が終わってからでした。
そういうことで、せっかくロスアンゼルスの図書館で準備していたマーケッティングの成績は惨憺たるもので、本コースのマーケティングへ進む気はなくなりました。

あとで分かったのですが、カナダ、アメリカの商品、ブランドの常識がないと手におえない科目だったのです。たとえていうなら三越とユニクロ、ティファニーと百円ショップの差が分かっていれば、目を白黒させることもなかった、そういう科目でした。
先生が良くなかったこともあります。四文字言葉をひんぱんに使うひどい英語に加えて教授法が荒かった。学期が終わると、先生ひとりひとりについて、学生が理解できているかどうかをチェックしているかどうか、理解するように指導しているかどうか、など学生が先生を評価します。それが先生の昇進審査に使われます。Pの彼への評価は最低でした。
卒業してから十三年後にPはビジネススクール理事会のメンバーになりました。見るとマーケティングの先生は全く昇進していません。十年間理事会のメンバーを務めましたが、彼の地位は不動。気の毒ではありましたが、外国人のPでもなんとかなるように指導した先生たちは正教授になっていましたから、仕方ないでしょうね。
| おのまのプロフィール | ‘70年 | 21:32 | comments(0) | trackbacks(0) |
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