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楽になりたい
授業に遅れをとらない、できればカナダ人学生に勝りたいという課題、たてたもののこれが難物でした。
二年間、MBA(経営学修士)をとるコースで学ぶのですが、学士レベルの経営基礎知識がないとMBAコースにはいけないようになっています。ビジネススクールのアドバイザーとの面接を経て基礎科目のなにが免除されるかが決まります。
日本の大学で経営学をやったことがなかったPは、英語だけが免除。線形代数学、確率、微積分、統計学、組織論、マーケティング、会計、ビジネスファイナンスの八科目をマスターしないといけないことになりました。基礎科目だけをとっていては、あとで時間切れになりそうなので、本コースの科目もひとつとることにしました。国際ファイナンス。
授業科目を決めるのは簡単でしたが、授業が始まってから仰天、教室の一番前に座り、集中して聴くのですが、理解できないことが多い。授業中に冗談を言って笑わせる先生がいますが、生徒がどっと笑っても分からないのが殆どで、その途端に疲れがどっとでて集中力がなくなります。どの授業も分厚い教科書や資料をもとにおこなわれますが、進むスピードがはやい。各科目とも一日に何十頁も進んでいきます。何十頁を授業の前に読んでおかないと授業は全く理解できまん。
Pは大学生時代に丸善を通じてぶあつい英語の速読術本をとりよせて訓練したことがあるので、話したり聴いたりする力はともかく、読む力はこちらの学生に負けないと思っていました。ところがギッチョン、ビジネススクールにくるような学生は、みんな速読術をやっている。彼らに勝る力はなにもない。しかもそういう連中の半分を落第させるのが目的であるかのように厳しい授業。
いかに厳しいかを書いてもきりがないので、エピソードをふたつ書くにとどめます。優等生のなかにロイヤルバンクというカナダの銀行から派遣されていた人がいました。彼はレポート、試験ともにいつも優秀な成績をおさめていましたが、卒業寸前に行われる二日間の最終試験で落とされました。あと数日のところまでトップクラスを走っていたのに気の毒でした。Pが留学を終えたあとですが、日本で経営学修士をとったあとにビジネススクールに来た人、英語がだめだったのでしょう、授業についていけずノイローゼになり、寮の建物から飛び降りて逝きました。Pも勉強の合間に寮のベランダから下をみて、楽になるだろうなと思ったことが何度かあります。
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