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過去⇔現在を行ったり来たり・ときどき未来へも@バンクーバー 

難花キャンプ2
大船と藤沢の間にできた区画整理地の南はしに64坪の土地を買い42坪の家を建てたのが、留学から帰って4年後の1978年。ほどなく我が家とほぼ同じサイズの西隣に美男美女の夫妻が住む家が建ちました。日本航空に勤務していた時に知り合ったという夫妻はスキー、パラグライダー、オートバイと野外遊びが好きで、この辺の影響がゆうきんママにあるようです。

東隣は幅ニメートルほどの青地(国有地)を挟んで敷地200坪。うっそうたる林のなかの小さな家に朝鮮人の老人とその娘さんが住んでいました。土地は近くの地主から借りていたようですが、我が家から東側へ抜ける道路を占拠していました。土地を斡旋してくれた不動産会社の人からは老人が偏屈な人だと聞かされていました。

老人は簡単な金網の塀で家を囲っていましたが、網塀が我が家の敷地まで食い込んでいたので、うっそうたる木々をぬけて老人の家を訪ね、今すぐではなくてもいいが撤去して欲しいと老人に頼むと、すぐどかしますと言いました。偏屈かもしれないけれど悪い人ではないと思ったものです。どこかに勤めているらし娘さんとはときどき道路で挨拶を交わしましたが、きちんとして品の良いひとでした。

我が家の北は二メートルほど低くなっていて道路があり、その向こうには小さな公園、公園を囲むようにして六十坪前後の敷地が綺麗に並んでいました。やがて小住宅で埋まるようになりますが、その頃は空き地が90%、雑草の原でした。

家の南も道路。道路のむこうは小高い山。ここに登ると江ノ島や鎌倉の海が見え、ヒト気がないのを幸い、フトンを持ち込んでデートする男女がいましたが、さしたる害はありません。自然が一杯、バンクーバーほどではないけれど、なかなか良い環境だと悦にいったものです。

ところが、我が家が出来上がってひとつきもたたないにうちに、会社からシンガポール支店転勤の命令が出たのですからビックリ。家を建てていることは会社の上司にも話していたので、建ったとたんに転勤とはなんと不親切なことをすると腹がたち、留学中から何度か誘われながら断ってきた某コンサルト会社に転職することを考えました。

しかし、土地も家も購入資金の殆どは日本住宅公団と会社からの借入金でしたから、会社からの借金を返さないと転職できません。泣く泣く出来上がったばかりの家を後にシンガポールへ赴任したものです。あとから考えると、あの土地と家との縁が薄かったのがわかりますが、それはまた後の話。

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「地域情報→海外→北米」というカテゴリーで44位に落ちたあとは恐ろしくてみていません。(笑)


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狼の景色
わがやの裏庭から小野小道に出ると、その先は加納川にむかって斜度四十度くらいの崖になっています。写真中央あたりにあるくろっぽいかたまりが裏庭の木です。



林から加納川に出るまえにも細い流れがあります。加納川の東側にもおなじような流れがあるとすれば、この谷は大きなUの字に小さなuの字をふたつぶらさげたような地形になっているわけです。

小u付近の景色です。夜になると徘徊する野生の動物がどこかで寝ているかもしれません。



二十年ほどまえのことですが、リスを追いかけていて電信柱を十メートルほど駆け登った猫をみたことがあります。リスは電線を伝わって逃げおおせましたが猫はわが身が置かれている状況にハタと気がつき、電信柱にしがみついたまま動けなくなりました。用心しながら一歩ずつ降り始めるまでずいぶん時間がかかったものです。地上に降りた猫がばつの悪さを隠そうとしているのが分り大笑いしました。

あの猫のような猪突猛進をクーガーや狼がするとは思いませんが、それでもときには木を見上げて、登ってみたいものだと思うことがあるのかもしれません。狼が木の上で昼寝している姿などは想像するだけで楽しい。



犬は色盲だという説があるから、狼にはこういう風に見えるのでしょうか。


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ただいま「地域情報→海外→北米」というカテゴリーで217位。前日から88位上昇。株ならすごい(笑)
| おのまのプロフィール | 居住空間 | 04:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
気になるでべそ
小学時代に誰かが「ヤーイ でべそ」とからかっている声を聞いたような、そしてでべその子をみたような記憶がありますが誰がからかったのか、からかわれたのか思い出せません。なにせ夏はみんな裸になって遊んだし、遠足で行った東山温泉では混浴でしたから、臍なんぞいくらでも見ることができたのです。はて、混浴、からかわれたのは女の子だったろうか。

臍(へそ)が多少出ていたって支障はないはずですが、からかわれた子は気にしたでしょうね。

些細なことでも気にしだすと余計気になるのがニンゲンの性(さが)。以前から気になっていたのがこれです。

_燭世分りますか。



同じく、分りますか。



8軸悗悗離▲廛蹇璽舛寮价覆領章討謀擇椶海蠅たまっているのです。



だ价覆はみ出ている、石垣のカーブのところに最初の段を置いたほうが美しい、設計(或いは施工)ミスに違いない。そう思うと気になって夜も眠れない、というのは嘘ですが、気になるときが年に何度かあります。



ァ崟澤廛潺后廚魑媼蠅砲箸辰討笋蹐Δ醗貲前に考えついたアイディアを、十日に実行しました。



まずは厚さ五センチほどのアスファルトを剥がしました。

更に五センチ堀り砕こうとしましたが、アスファルトより硬いセメントや石がつまっていて途中でギブアップ。



ПΔ侶蠅砲枠醂繊▲圈璽肇皀后園芸用土を入れました。



日当たりの良い左には園芸用土だけ。



裏庭の日当たりの悪いところで元気がなくなりつつあったアリサムを移植しました。



同じく裏庭から移植。



アリサムがこの▲地を満たしたら「設計ミス」がミスに見えなくなるだろうと思うのですが、さてどうなるでしょうか。



ところで、大人になっても出べそが気になるという方おられますか。多分いないでしょうね。加齢にしたがって、あたまの毛が薄くなったり、腹がでたり、しわが増えたりなどなど、外見がどんどん変わってきますから、臍の形など忘れてしまう。
そう書いて気がつきましたが、風呂に入っているときに臍を見ることなどしません。ほんとは見てるのでしょうが、意識しません。

とはいえ、気になることがひとつも無いという人もいないでしょう。ホリエモンさん、ムラカミさんがつかまって、今度は僕かとキムラさんやタケナカさんはさぞかし気をもんでいるに違いない。臍で済んでる人はシアワセ者です。へー、ソーなんだ(座布団とりあげ)。
| おのまのプロフィール | 居住空間 | 08:20 | comments(0) | trackbacks(0) |
マヒン家のモミゴト・その後のその後
お向かいさんのモミが枯れて切り倒された話の続きです。

〆鯒八月二日の日記。枯れた木を切り倒し、残った株をチェインソーや斧で除こうとしています。





∈鯒八月二十三日。残った根っ子を焼いていました。



ことし六月三日。跡地をととのえて芝の種を蒔き、ここまで成長しました。



芝の手入れをしていたマヒン家のご長男に、花壇になるのかと思っていたがと言うと、花は手間がかかる、芝生が一番だといいました。

マヒン家の奥さんと立ち話をしたときに聞いた話です:
〔擇虜が伸びてきて建物にも影響が出ている。
∋圓剖貍陲鮓世辰討癲⊆木保護の法律があって切ることができない。
ご主人によれば樹齢四十年だったそうだがというと:とんでもない、四十年前にこの家を買ったときも大木だった、切り倒したあと切り株を調べたら樹齢百二十年だと分った。

我が家の裏庭にある石垣の一部に亀裂が入っているので、地震でもあったのだろうかと思ったことがありますが、なるほど木の根っこにやられたのかもしれません。
| おのまのプロフィール | 居住空間 | 09:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
歯科医風景
月曜日に撮った歯科医院の写真です。

おかげさまで歯痛はなくなりましたが、まだボーッとしているのを言い訳に写真をふつかにわたってご紹介します。それにしてもカナダ人に写真を撮っていいかと訊いて断られたことがほとんどありません。

,海侶物には医療関係のグループがいくつか入っています。種村さんに紹介してもらったドクター・イングルハートは六十歳前後、種村さんと同じゴルフクラブに属しているそうです。朝七時半から診療が始まります。



▲蹈咫爾ら入り口方向をみるとこんな風です。絨毯はアフガニスタンあたりのものに見えますが、どうでしょうか。



診療室は満員でもロビーで待っている患者はほとんどいません。日本の病院はどこでも待ち時間のほうが診療時間より長かったのを思い出します。予約システムがきちんとしているかいないかの差です。



せ匐,琉戮旅夫はドクター・ビル(カイロプラクター)のところにもありました。そういえば以前勤めていた会社のオハイオ・オフィスにも子供の遊び場がありましたが、あれは何のためだったのだろうか。



ゼ命燭留は治療室です。




治療室へ入るまえにロビーに置いてあった雑誌を紹介します。笑顔を良くする為の本。初診のときに渡された質問表に「あなたは魅力的な笑顔にしたいですか」というのがありました。「ノー」にしるしをつけました。

NHK・クローズアップ現代にでてきた小沢一郎(民主党党首)は笑顔なし。自分の選挙では勝てるでしょうが、うすら笑いのペテン師・ジュンとテレビで闘ったら勝てないのではないでしょうか。

いまさらニッコリ笑われても違和感があるのはお互い様ですが、そこは人気商売なんだから小沢先生は考えたほうがいいでしょう。それから「先生」と呼ばれている間は国民的人気を勝ち取るに至らないでしょう。



Л┃治療イスの前は窓。ここから左へカメラを回していきます。







黒い丸い筒はレントゲン撮影機です。今回も口の中にフィルムを入れて撮られました。今日はここまで、明日は壁にかかっている額から始めます。




| おのまのプロフィール | 居住空間 | 13:08 | comments(0) | trackbacks(0) |
道一本
一月二十七日の日記の一部:
ドクターのお向かいにあるベーグル工房の写真を載せます。「さびれ感」が分かるでしょうか。来週、忘れなかったら道一本北にある「中高級住宅街」の写真を撮ってきます。今回も売れ残りベーグルを買いましたが、まだ昔のフランス映画風オーナーを撮る時機ではないように感じました。こういうのは最初の日を逃すと、永遠にチャンスがこないかもしれないと思わないでもないのですが・・

ふたつきぶりにベーグルを買いに行きましたが、昔のフランス映画に出てきそうな女性はいませんでした。

さて、道一本で雰囲気が変わる様を写真(十一葉)で追って見ます。六日(木)夕方の撮影です。

,泙困魯戞璽哀覯阿気鵑任后



⊇愁瓠璽肇詼未惺圓撮影。電柱の向こうはバス停留所です。



△箸曚榮韻犬箸海蹐らカメラを少し右、すなわち東へ向けて撮影。



ぅースという通りを挟み南と北とで雰囲気が変わります。



キい茲蟶検即ち西へ移動してキース通りから撮影した北の風景です。



Εースを越え北側に入りました。



道から外れ緑地帯の中にはいり東へ進んだところから撮影。



緑地帯は幅百メートルほどでしょうか。遠くにグラウス山とゲレンデが見えます。



,ら┐泙任亙發い討了1討任靴燭、ここから車に乗り、緑地帯の東側の道を走りました。道の右(=東)側はΔ汎韻犬茲Δ塀斬雎垢任后



緑地帯が切れると林間住宅街になります。私は広い緑地帯に面した住宅街より陰翳があるこちらのほうが好きです。



この辺から更に北へ行くと商業地域になり、それにあわせて集合住宅が増えてきます。いつかはこの通りから一戸建てが消えるかもしれません。道が混んでいたのと、風邪の前兆らしい感じがしたので商業地域の手前で左折して家に帰りました。

| おのまのプロフィール | 居住空間 | 17:20 | comments(0) | trackbacks(0) |
四月一日の朝


ゆめからさめたら降っていた
あったかそうな春の雨
ぽたぽたぽたぽた
ぽたぽたぽ

ことりもりすも姿がみえぬ
あるのはくろい樹影だけ
ゆさゆさゆさゆさ
ゆさゆさゆ

やせたおとこの幽霊が
樹影のなかからあらわれて
ゆらゆらゆらゆら
ゆらゆらゆ


| おのまのプロフィール | 居住空間 | 04:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
風見鯨


風見鯨を写そうと界隈一おしゃれな家の前で車をとめると家の中から若い男性が出てきました。車に乗りこもうとするところに近寄って、鯨を撮らせてくれないかと訊くと、オッケー。

玄関先から何枚か撮って振り向くと、発進した車のなかの若者が嬉しそうな顔をしていました。



風でゆらゆら揺れる鯨、まるで家の上に海があるかのようです。



↑ここで終わればいいのに、我が家にも欲しい、特注だろうかなどと下世話なことを思った心の貧しさに喝!!
| おのまのプロフィール | 居住空間 | 07:14 | comments(0) | - |
加納川の帰り道
我が家から五十メートルほど東にある加納川(Mosquito Creek・蚊の小川)を右に見ながら砂利道を三十分ほど登り、今度は住宅街を通って降りてくるのが月に一度か二度の散歩ルート。

川沿いの道は犬連れの人が多く、なんとなく気後れします。犬がいたら毎日歩くでしょうが、犬を飼う心の準備ができていません。

色々な家を見ながら坂道を降りる帰り道は犬連れに会うこともなく気楽です。今日は車で行って写真をとってきました。日が落ちたあとだったのでぼやけてますが、十軒の家を紹介します。

_箸侶舛らみて四、五十年まえに建てられたものでしょう。三年まえの夏にバルコニーを作り、庭を整備し、壁を塗り替え、見違えるようになりました。


⇔Σ虻(ろくやね)はすっきりした感じがあって好きですが、百軒に一軒くらいしか見かけません。この家は正面にふたつ入り口があるので、二所帯が住めるようになっているのかもしれません。


いかにも山の中腹という感じのやや暗い敷地が多いのですが、ここは広々して明るく、カリフォルニヤの雰囲気があります。築後三十年、あるいはもう少し古いかもしれません。


ぅ妊競ぅ鸚を強調する△を多用した重厚な家は古いお屋敷街にたくさんあります。このサイズの家には合わないと思います。


イ海猟未蠅砲燭整豸まったく手入れをしていない家があった所に建った家です。アプローチから緑がなくなり、目一杯のサイズで建てたものだから全体のバランスが悪くなりました。前の家を手入れして欲しかった。


三十年前に見たこの辺の景色がこの家に残っています。敷地と家とのバランスが良くほっとします。


Щ庸前、出来たてのほやほやの感じがありましたが車庫をみると五十年前の家かもしれません。写真では分りませんが、煙突に風見があって、鶏のかわりに鯨がついています。道路からほんの少し覗ける裏庭も綺麗にしてあり、界隈一のおしゃれ家です。


敷地とバランスのよい平屋です。四、五十年前の家、ふたつの出窓と車庫はあとからつけたのではないでしょうか。2001年の夏、アプローチの片隅に土を盛って庭を造っていましたが、ようやく落ち着いた風情になりました。二年まえにfor saleの看板がでて、一週間もたたないで売れていました。


四、五十年の家の二階部分を取り除いて改築し、同時に右手前に増築した家です。改築以前のほうが断然すっきりしていました。


山小屋風の家は五十軒に一軒くらいあるでしょうか。中に入ると大きな開口部と高い天井が清々しい雰囲気を作っています。見るたびに外壁の色を変えたいと思う家です。

| おのまのプロフィール | 居住空間 | 13:42 | comments(0) | trackbacks(0) |
ホームスター


横浜から福島県郡山市に越したのが小学四年のとき。どういうわけか、そのころから天文学者になろうと考え始め、野尻抱影の本やらなんやらを飽かずながめていたものです。

今はウマヅラですが、当時の私は丸顔、麦わら帽子をかぶるとそう見えたらしく、転校早々につけられたあだ名が土星。土星は土星人になり、火星人と変わり、中学時代の仲良し橋本君には他星人と呼ばれました。がっしりした体の橋本君はガンツ。

中学ニ年の夏だったかに通い始めた英語塾の阿部達也先生は中央大学を出たばかり、実家の一角に三十人ほど入る教室をつくり、ずいぶんはやっていました。塾は繁盛しつづけ、私が大学を出た頃には磐梯熱海という温泉街にホテルを所有するまでになったと聞いています。

どうかと思うようなことも言う先生で、たとえばSeptember(九月)を覚えるときは「九月には接吻するからセプテンバー」、tortoise(亀)は 「亀の頭は尊いぜ」と唱和させられたものです。みんな意味がわからないまま叫んでいた。

どういう状況でそういうことを言ったのか、前後を覚えていませんが、ある日、阿部先生曰く「哲学者と天文学者はメシを食っていけない」。このひとことで天文学者になるのを止めたのですから、他愛ないものです。あの日をもってジンルイの進歩は百年遅れることになった(笑)。

「ホームスター」という世界初の家庭用プラネタリウムが売り出されたというので、友人に買ってきてもらい、七畳の書斎の天井に映し出される星空を見ているうちに思い出した話でした。

ホームスターをつくったのは大平貴之という三十五歳の人。写真をみると実に良い表情をしています。http://www.megastar-net.com/

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時機・北下地図
表題を「時機」とするのがいいのか、それとも「仕込み」かと迷いました。いえ、大した話ではありません。

ニンゲンがいうところの「現実世界」は夢の世界と違って、なにごとも一気に成し遂げるということが難しくできています。たとえば、今でこそ多くの日本人が近所のお店に行くような感覚で、飛行機に乗って外国へ行ったりしますが、人類が初めて動力をつかって飛んだのは1903年12月17日、ほんの百年まえ、それまでの人類は何千年、何万年ものあいだ夢のなかだけで空を飛んでいました。む、話の調子が硬い。リラーックス。

夢の中にいなくても、ヨコになって考えていると色々と楽しいアイディアが浮かんできますが、いざタテになって現実化させようとするとそう簡単でないのは多田屋の包囲、包囲で経験済み。む、柔らかすぎか。

要するに、夢とかヨコ頭に現れる絵が現実のものとなるには時間がかかるという、ごくありふれたことを言い表す日本語は「時機」と「仕込み」とどちらが良いか、もっと別なことばはないかなどと考えたというのは枕で、本題は「北下地図」です。

北上(ほくじょう)、南下(なんか)ということばがあって、北下(ほくか?ほくげ?)とか南上というのは見たことがありませんし、普段みる地図も北が上になっています。ところが昨年十月、北が下になっている地図をみつけ、手に入れました。アメリカ・ワシントン州が上でカナダ・ブリティッシュコロンビア州が下になっている絵地図です。

クルクル丸めてあったのを広げると、ラミネート・コーティングが施されているため、すぐもとのクルクルに戻ってしまい、壁に貼ることができません。仕方がないので机の上に広げ、その上から布をかぶせ、置物や時計を載せて待つこと二ヶ月強。一月十七日、とりだしてみるとクルクルが見事なくなっており、めでたく机の前に張ることができました。

地図一枚を張るにも時機、仕込みが要るのが現実世界なのだという他愛のないお話でしたが、この地図、ながめていると、ニンゲン世界から遠く、高く飛翔した気分になり、現世の憂さをしばし忘れることができるという効用があります。まりたん、ウサちゃんと温泉に行くより安くあがりますよ。



地図の右はし、中、青い海に面した薄茶の三角州がバンクーバーで、その左端、山に接しているあたりに北バンクーバーがあります。2010年の冬季オリンピックが開かれるウィスラーは中央、下のあたり。片付いている机。写真をとる前は辞書三冊、鉛筆・万年筆一本ずつ、読みさしの本二冊、布巾、水がはいっているペットボトル二本、うち一本は空、が転がっていました。左上の黒いのはラジオにつながっているアンテナで美的空間には邪魔ですが、これがないとFM放送で音楽を聴くことができません。
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空間考・すぐにもできるすっきり空間・2


五日の続き、すっきり空間作りは終わっていません。



すっきりさせようとしているここは給湯器、セントラルヒーティングのガス炉、配電盤などがあるいわゆる機械室とよばれる空間です。どういうわけか機械室は壁や床を仕上げてなく、家の骨組みが丸見え。カナダのリーマン時代に住んだ一軒家の社宅は四軒ですが、いずれも同じようなものでした。


機械室が簡単な壁で仕切られて二部屋になっていたので、奥の部屋のドアを換え、床に緑色のタイルを張りまあまあの空間になったのですが、残り半分は殺風景この上なく、ドアの向こうに松坂慶子のカレンダーを吊るしてみましたがちぐはぐで逆効果。いつかは骸骨に肉をつけ、皮膚を貼り、化粧をほどこさないといけないと思いますが、とりあえずは整理整頓です。




| おのまのプロフィール | 居住空間 | 14:16 | comments(0) | trackbacks(0) |
空間考・すぐにもできるすっきり空間

1987年初夏、カナダM銀行の副社長兼バンクーバー支店長からトロント本社社長への転勤命令がでたときは愕然としました。愕然の理由はふたつ。

第一は十一年間ものあいだ夢にみたバンクーバーに来てまだ二年もたっていなかったことです。三年いたかったなどというぜいたくは言いませんが、バンクーバーに赴任した晩秋は雨の季節。すぐ暗い冬となり、やれやれ春がきた思っても遊べません。業況の寂しいことといったらなく、大銀行の役員だったジェイ・モートンと一緒にカナダの有力企業や政府機関を訪問する毎日だったからです。ふたたび秋がきて、冬となり、仕事が続き、懸命に働きつづけ顧客数がふえ利益がでるようになった、今年の夏はゴルフができると思ったとたんの転勤。

理由の第二。トロント本店に行って絶句。オフィスの乱雑なことこのうえなし。机の上といいキャビネの上といい書類が散乱しています。生そば・新保屋さんとは対照的でカウンター越しにお客さんの目にばっちり映ります。重要書類もでっぱなしで、仕事を終えて帰るときもそのまま。金庫室の中も惨憺たるもの。これでは何かなくなっても分からない。

社長になっての初仕事は整理整頓の指示でしたが、詳しい話は別の機会にするとして、今やっているコンサルタント業務でも整理整頓は重要項目のひとつです。

三年前につきあいが始まった某社のアメリカ工場は、こちらの言った事をすぐにやってくれるので気分は良いし、相手も効率がよくなり業況は順調です。

彼らが採用した整理整頓のひとつは、簡単で、すっきりした空間がすぐできます。まだやっていない会社があったらお勧めします。と、偉そうなことを言ってる本人がやっていない。雪のお蔭で外にでる気が起きないので四日、日曜日に、3Bの鉛筆で壁にいたずら描きをしました。一番上の写真です。

すでにやっている方は勿論、やっていない方も以下の写真をみればあとの説明はいらないでしょう。



暗くて分かりにくいですか。くぎを使って道具を支えるだけのことです。右の三本が絵のままになっているのは、くぎだけで支えるのは難しいからです。下の写真のようになっています。まだ未完成ですが、こういうのは急いでやらないことが肝要。出しておくべきものか、しまっておくべきものかの選択次第であとの効果が大きく違って来ます。

一度使った道具はもとの処にもどす、というのがすっきり空間つくりの第一歩、家内安全、商売繁盛の基本。国民から預かったお金は国民に戻す、これ国家運営の基本です。中国に貢ぎたがってるエライ方はもう日本政府機関にいませんよね、まりたん。などと、すぐ振るのは我ながらいけない癖。 それにしても、写真が曲がってますねえ。

| おのまのプロフィール | 居住空間 | 12:36 | comments(3) | trackbacks(0) |
空間考・三国町で出会った幸運・9
水沢さんの案内ではいったのが「ジェラート・カルナ」という店。店の中、外観は↓で見ることが出来ます。

http://www.mikuni-minato.jp/

「ジェラート・○○」という店は北バンクーバーにもありますが、日本で市民権をえていることを初めて知りました。

「ジェラート」と「アイスクリーム」の違いはクリームに 含まれる「乳脂肪分」と「空気の含有率」です、 と言われてもアイスクリームに関心がないので、どう違うのかを覚えません。

「ジェラート・カルナ」の店主、山崎一之さんはイタリアで何十軒もの店でジェラートを食べてきたそうですが、これまたアイスクリームに関心がないので「カルナ」のジェラートがどう違うのかが分かりません。うーん、そうか、なかなか三国・9が書けなかった真の原因はこれかな。

生そば・新保屋で会った福嶋さんが奥から出てきたので驚きました。山崎さんと三国湊プロジェクトの仲間のようです。福嶋さんは店を通り抜けて外に出て行ったのですが、しばらくするとまた店の奥から出てきたので驚きました。

古びた建物が並び空家がめだつ狭い活気の乏しい通りをどう変えていくのかは興味があります。福嶋さんや山崎さんたちが創りだす空間が私が描くイメージとどう違うかを三年後に見に行こうと思っています。
| おのまのプロフィール | 居住空間 | 17:27 | comments(0) | trackbacks(0) |
空間考・三国町で出会った幸運・8
1974年夏、留学を終えて羽田空港に着いたのは夕刻、タクシーが藤沢に入ったときはすっかり暗くなっていた。狭くて曲がりくねった道路の傍らにポツンと灯(とも)っていた橙色の明かりにツレコミ宿(死語?)の名前と「⇒500メートル」というサインが見えた。なまめかしいなあと思った宿屋の名前を思い出せない。

実家の玄関脇にある六畳のわが勉強部屋は机や本棚があって、旅行荷物を運び込むと、親子四人が寝るには窮屈。子供を押入れで寝かせた。布団は水につけたのではなかろうかと思うほど湿気(しけ)て重く、気持ち悪い。こんな布団だったっけ。

一夜明けて東京の本社へ出勤。満員電車に恐怖をおぼえてニ度みおくり、悪い夢を見てるのではないだろうかと思いながらようやく乗りこんだ車窓からみる町並みのなんと雑然としてみにくいことか。

こんな居住空間で経済大国というのはおかしいと通産官僚の友人にいうと、莞爾(かんじ=にこやか)とわらって云った。「心配するな、おのくん。日本はあと五年でカナダを追い抜くよ」

さすがは中央のエリート官僚、大きな視点で日本の行く末が見えているのだな。頼もしい。五年たったら、日本全国、津津浦浦まで(つずうらうら=すみからすみまで)丸の内のような町並みになっている、満員電車はなくなっている。民間企業の自分は与えられた仕事をマジメにやっていれば良いと、懸命、真面目に働きつづけた。

ところがぎっちょん、五年たっても追いつかない。十年たってもまだ変わらない。二十年、二十五年、そして三十年たった。相変わらずせまっ苦しい、みにくい景観がごろごろしている。一戸建ての家や土地なんか切り刻まれて三十年前より小さくなった。我が実家も売ったら、樹齢四十年の垂桜(しだれざくら)を切倒し、まるで手品のように三軒の家を建ておった。桜の木は残すと云ったから売ったのに罰当たりめ。家を小さくしてなにが楽しい。

おーい、●●くーん、あのときの自信にあふれた顔はなんだったのだー。人生の残り時間がなくなってきたぞー。

というようなことを思いつつ、三国湊のせまい通りを歩いています。空家がめだちますが、「窓の女性」の家に隣接している小さな空家は工事中で、歩くほどに、空家にひとつひとつ手を入れ良い空間に換えていこうという意思が見えてきます。
| おのまのプロフィール | 居住空間 | 05:22 | comments(0) | trackbacks(0) |
屋根の上の世界

ゴルフクラブ、割れた石が四個、そして板。さて、なんでしょう。

日本に行っているあいだ、バンクーバーは雨の日が続き、横殴りの激しい日もあったそうです。暖炉の灰が濡れて固まっています。

煙突には雨よけのトップが乗っていますが、一部が剥落(はくらく)していて屋根の上に転がっていた四個の石を煙突掃除屋が発見し、新しいトップを100ドルで作ってくるといったのが四年前のこと。それっきり音さたなし。


剥落したのは幅十センチ、これまでなんの支障もなかったのですが、気象激変、暖炉から洪水がおしよせてくる時代になったからには放置できません。ここ三日ほど雨が降らず乾いた屋根に登り、石をおろし、板の上にのせ、針金でしばり、もとの煙突に戻しました。ゴルフクラブは屋根トップのサイズが分かるように並べてみただけ。

近くで見ると針金や板が見えて格好わるいことおびただしいのですが、前庭からみるとそれほどでもありません。そのうち針金も板も苔に隠れてしまうでしょう。


我が家の屋根の様子をもう一枚。板にのせた石も写っています。


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方丈記・すまい
11月10日に書き込んでいます。

鴨長明(かものちょうめい)が「方丈記」を書いたのは五十八歳の時だそうです。

「知らず、仮の宿り、誰が為にか、心を悩まし、何によりてか目を悦(よろこ)ばしむる」を現代文に意訳すると、意訳か・・懐かしいな(笑)、以下のようになるでしょうか。

「私にはわからない。住まいというものは仮のものであるから、これについて心を煩わせたり、飾りたてるのは誰のためにするのかが」⇒「自分の住む家をどうしようかと悩んだり、飾りたてたりするのはつまらないことだ」

方丈、すなわち6畳ほどの小屋に住んで思索にふけったヒトゆえの達観に青いプラスティックシートで覆った小屋にすんでいる上野公園のホームレスも達しているのでしょうか。

「きちんとした家に住みたい、美的な空間、外観にしたい」と思うのがホームレスも含めた現代日本人・五十八歳の平均像であろうと思うのですが。方丈サイズの書斎を大きなものにしたいと願うナンジは未熟なり、昨日の日記と矛盾しているではないか。
| おのまのプロフィール | 居住空間 | 18:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
gutter・3
19日の続き。

樋(とい)を換えるのは見送りにしました。理由は以下です。

)悗匹硫箸従来の樋を使っています。こまめに掃除をすれば良いだけです。

△△糧は「口」という字の左(右でもいいです)の縦線に切り込みをいれたようになっているので木の葉が入りにくいのですが、風が運ぶ細かい塵や砂は入りそうです。切り込みが小さいから、入っているかどうかは分かりません。入っていると分かっても人間の手で取り除くことが出来ません。

見送ると返事したところ、アルミの値段があがっていて来年はもっと高くなるから今やるのが良い、支払いは半年後でよいと勧められました。しかし△陵由がありますからダメです。七十万円節約メデタシメデタシ。
| おのまのプロフィール | 居住空間 | 01:21 | comments(0) | trackbacks(0) |
gutter・2
おとといの樋(とい)の続きです。

七十万円かけて樋を換えるかどうかまだ決めていません。なぜか。税金収入はない、赤字国債(私人だから正しくは赤字私債)を発行しても買ってくれるひとがいない、ガソリンが高くなっている、よってお金の使い方は注意しないといけません。と、日本政府にたいして皮肉を云ったつもり。

漫然と考えたって結論はでませんから、外出するたびに樋を見ています。車を運転しているときに樋を観察するのはかなり危険な所業ですが、なにせ財政悪化の非常時、多少の危険は冒さないといけません。

この二日みたところではあの高価な樋を使っている家はありません。

| おのまのプロフィール | 居住空間 | 14:04 | comments(0) | trackbacks(0) |
gutter
gutter=屋根の樋(とい)、ボーリングゲームのガター。

別に英語で言うこともないのですが、こちらで生活して四年、「樋」より「ガター」と云う方が楽になりました。

晴れた日に屋根の上にのぼり、コケをはがしたり、樋の掃除をしました。樋には木の葉がたくさん溜まっています。南京豆の殻はカケスが運んでくるのでしょう。屋根の上の南京豆食い。

屋根の面積の何倍もの森がすぐ近くにあるので、一度や二度の掃除で樋は綺麗になりません。雨がふると樋のそこここで水が立ち往生し、玄関のあたりはポトポト垂れてきます。

落ち葉や豆殻が入らない樋があるというので、いくらで取り替えられるか専門業者に見積もってもらうと七千数百ドルとでました。およそ七十万円は予想の二倍ちかく、どうしましょうかねえ。

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ガス炉点検・ガーバー社製品
湯沸しタンクに印刷されている説明にしたがってガス炉の種火をつけようとしましたが、字が小さいうえにガス管や水道管にさえぎられて読みにくく、五分ほどでギブアップ。

2003年7月にBC Gasというすこぶる分かり易い名前から Terasen Gasというキテレツな名前になったガス会社に電話をかけて、ガスがストップしているのではないことを確かめ、ガス炉サービス会社に電話をすると半時間もしないうちにサービスマンがやってきました。

種火をつけると炎が完全燃焼していないので部品を交換し、炉にたまった埃を掃除して終わり。その間二十分足らず。

とりかえた部品に長さ三十センチほどの銅線がついていたので、ナメクジ退治のために使うから置いていって欲しいと話したのがきっかけで、サービスマンの家はここから東へ十数キロ行ったバーナビー市にあり、六百坪の敷地に熊は出ないが狸やスカンクが出る、飼っているシェパードがスカンクをかみ殺したなどと話が弾み、最後にサービスマン氏が見せてくれたのが昨日の写真。

スイスアーミーナイフに似ていますが、アメリカのガーバーという会社の製品で、ねじ回し、やすり、のこぎりなどがついている万能道具は使い勝手がよく、ウオルマートで売っているそうです。値段は百ドル、長持ちしそうなのでお買い得製品かもしれません。

http://www.gerber-tools.com/


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ローソクの効用・ガーバー社製品

我が家の暖房は地下室にあるガス炉で暖めた空気が各部屋の吹き出し口から出るようになっています。吹き出し口は地下室の部屋は天井、それ以外は床あるいは床に近い壁にあります。

家のどこか一箇所でも温度が17度を下回ると家中に温風が出る大雑把な仕掛けで、朝はやく書斎の戸を開け冷たい空気が入ってくると他の暖かい部屋にも温風が吹き出して、地下室にある小さな洗面所はサウナ風呂のようになります。

今朝の外気は12度。鳥の餌箱を補充するためにバルコニーへでたあと、いつものように書斎の床から温風が吹き上げてくると思ったらきません。どういうわけかガス炉の種火が消えていました。

秋になって朝日が入らなくなったので少々さむい。こういうときはローソクに火をともして机の下に置くと七畳の部屋は数分で暖かくなります。炎の大きな和ローソクが効率的で見た目にも良いのですが、生け花の感覚でローソクを何本かアレンジするのも悪くなさそうです。密閉度が高い部屋は酸欠にご注意。

写真をもういちまい。ガーバー社の製品ですが、これについてはまた明日。
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加納川風景・3
歩くならひざの高さほどある草原のなかを歩くのが一番すきですが、加納川と森の間の砂利道も悪くありません。舗道だと長く感じるのぼり道が苦もなく歩けます。

マウンテンバイクでぐいぐい登っていく人、リハビリでゆっくりゆっくり歩いている人。そうやって鍛錬している人たちはこちらの気持ちをしゃきっとさせてくれまます。

二本の杖をついて登っていた人が橋のたもとで一休みし、またのぼっていきました。ジェイにもこうなって欲しいと思いながら、私はいつものように橋の上にでて、住宅街を通って戻りました。いろいろな住宅、庭を眺めながら下りてくるのも楽しく、いつかその風景を紹介するつもりです。
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加納川風景・2
加納川の楽しみをあげるなら、一が家から散歩道へ抜けるまでの森、ニが道で出会う犬、三が歩くこと、でしょうか。

我が家の裏庭は森に面していて、表庭にくらべて断然清々しいのですが、それでも森の中に入ると空気ががらりと変り、湿っぽい芳香に包まれます。さしてストレスのない日々を過ごしているつもりですが、いつのまにか心のなかにたまった汚れが溶けていく心地がします。

道で出会う犬たちは様々。坂道の上からこちらを見つけて突進してくるのはラブラドール・レトリバー。しゃがんで待ち受けると体ごとぶつかってきます。二頭を相手にしていると三頭目が後ろから右脇をこじ開けてくる、その引き締まっているけれど柔らかい体の触感と重量感がなんともいえません。ラブ・レトリバーはよく川の中に飛び込んでいきますが、そのときの躍動感、幸福感はみていて楽しいかぎりです。

近づくに従ってこちらに近寄ろうかどうか迷ったあげく横道にそれる犬はまだ可愛げがありますが、綺麗に仕立て上げられたプードルは犬らしくないので親しみを感じません。相手もこちらを無視して通り過ぎます。合縁奇縁(あいえんきえん=気が合う合わないは不思議な縁による)でしょう。

犬を飼ったことが三回ありますが、今回はじめて見たのが草を食べる犬。犬好きの知人に聞いたところごく普通のことだそうです。

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またまたマヒン家のモミゴト
どこかからか箒(ほうき)を使っている音が聞こえてきます。

隣でボブが庭を掃除していてもこんなに大きな音はしません。第一、ボブたち一家は先週の土曜日から留守。はてなんだろうと思い、表にでて見ると、お向かいの家の屋根の上でマヒン家の最長老が箒とビニール袋をもって掃除をしていました。マヒン家には四十年前に植えた木がもう一本あり、その落ち葉を集めているようです。

高いところに立つと多少は用心の気持ちが生じるものですが、長老殿の動きは庭を掃除しているのと変わりません。マヒン・ファミリーは猫族の生まれかわりなのかも。


| おのまのプロフィール | 居住空間 | 00:28 | comments(0) | trackbacks(0) |
ぶった切る
仕事の必要から仕方なくゴルフを始め、仕方なくクラブセットを買ったのが二十七年前。やがてゴルフが面白くなり、これまでに買ったクラブ(アイアンセット)は四セット、メンバーになったゴルフクラブが五箇所。二十七年で四セット、五メンバーは平均あるいはそれ以下でしょうか。

現在メンバーになっているのは二つですが、クラブセットは四セットともごく最近まで愛用していました。二十年も使えば金属疲労が起き、プレイ中にクラブが折れることもしばしば。このごろは修理をやめて、のこりの三セットを使っています。

最初に買ったクラブを手にとると、一緒に回った知人、友人、お客様、キャディーなどの顔が次々と浮かんできます。しかし、今回そのクラブをぶった切りました。金属のシャフトは思ったよりもろく、幹壇をつくるよりずっと簡単に切れ、中から錆が流れおちてきました。

過去の記憶をぶった切ることにもなるのかと、多少感傷的になっていたのですが、やってみるとそんなこともなく、かえってあの頃のことが新鮮に思えるような気がしました。

切り取ったシャフトは小野小道の延長工事の土留めに使いました。


| おのまのプロフィール | 居住空間 | 02:11 | comments(0) | trackbacks(0) |

割った薪に火がつくとパチパチと音をたてて燃えます。水分が急に蒸発するのかチュチュという音もします。火の粉が飛んだりもします。割っていない薪は音もなくしずかに燃えます。

本日はトロントから友人夫妻が泊まりにきました。暖炉に火があると歓待されている気がするといって火を楽しんでいました。

腰は痛いままですが、薪は割って使う方が良い。



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薪割り

アラスカ自然保護の女性ふたりと男性、計三人がみずから木をきり精材して小屋をたてた姿に刺激されて、今日は斧を買ってきて薪を割りました。むかしナタをつかって薪割りをしたことがありますが、斧は長いし、重いのでナタより簡単に割れます。

割ってみると中は湿っています。樹皮でおおわれているからでしょうか。半年もまえに切り倒されたもので切り口は乾いているのですが、木の水気がちょっとやそこらではなくならないのだという発見。

五本割ったところで腰に違和感が生じたのでやめたところ、痛くてかがむことが出来なくなっています。あるいたり、座ったりはできるのですが、かがむことができないといろいろ不便なものだということも発見。消炎剤を塗りましたが、はて明日まで治るのだろうか。あの女性達にくらべて情けないものです。


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セントラルヒーティング

我が家の暖房はガスヒータから各部屋へ温風を部屋へ送るシステムになっています。室温が摂氏18度以下になると温風が吹き出すように設定しています。日本の家だと18度は寒かったような気がしますが、ここでは暑いくらい。

ヒーターから各部屋へ温風を送る管があるのですが、だんだんほこりがたまり、温風もほこりっぽくなります。そういうほこりを取り除く専門会社があります。二年に一度は掃除するのが一般的らしい。

この家へ越してきてそろそろ二年、今日はそういう専門家にきてもらいました。この家の暖房システムは数年掃除をしていないといわれました。大きな掃除機で一時間ちかく掃除をしていました。ゴミ袋を見せてもらうとほこりがたくさん取れてるという風でもない。

ヒーターのフィルターは二ヶ月に一度換えるのが良いといわれました。一年前に換えたきりですが、これも大して汚れていません。果たして専門家がいうような頻度で掃除をしたりフィルターを換えたりしないといけないのか疑問に思いましたが、部屋用掃除機についているゴミ袋はすぐ一杯になりますから、やはり言われたようにするのが良いのでしょう。

セントラルヒーティングは便利ですが、衛生の面から考えれば温風ではなくスチームが良いと思います。効率の面でいえば、家をまるごと暖めるのではなく、部屋ごとに暖めるのが優っているかもしれません。

来月は日本に行く予定。暖房カーペットを買ってこようと考えています。それを使っている間はセントラルヒーティングの温度設定を15度くらいに落とす。


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