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過去⇔現在を行ったり来たり・ときどき未来へも@バンクーバー 

最強の植物・5・針葉樹
針葉樹の下から移したのはメンナのためだけではありません。針葉樹の下が湿っぽくなり他の草が生えてくると針葉樹自体が弱ってくるのではなかろうかとひらめいたからです。

そう思って見回すと、北隣とお向かいの家にある針葉樹がそれぞれ一本ずつ枯れています。我が家の裏庭のも三年前に設営したテントに日をさえぎられた部分は茶色になってしまいました。そして、メンナがとりわけ増えた前庭の主役が大きく痛み始めていました。針葉樹は日が良くあたり、油を含んだ落ち葉で乾燥した下地でないと生き延びることが出来ないのでしょう。

そしてもうひとつ。無残に傷ついたり、しわしわに乾ききっているメンナをブルバードへ移している時に、針葉樹が、自分は他の植物を傷つけるつもりはないのだとつぶやいたような気がしました。メンナを傷つけていることからくるストレスのようなものを感じていたのかもしれません。移植したメンナの数は約110羽。


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最強の植物・4・メンナ
めんどりとひなはどこでも育つと書きました。針葉樹の下はどうでしょうか。針葉樹の落ち葉は水をはじくため木の下は茶色い油膜で覆われたようなもの、土はぱさぱしていて下草を寄せ付けません。ところがめんどりとひな、長すぎますね、「メンナ」にしましょう。もっといい名前を思いついたら教えてください。メンナを移植するとめげずに増えていき、そこが基点となって少しずつ雨水がつかまり他の草も弱弱しくはありますが生えてきます。

しかし針葉樹ですから落ちてくる葉は針、メンナたちは傷を負います。直径二十センチを超えたメンドリがざっくり割れてることもあります。繰り返し攻撃されたようです。痛々しいので針葉樹の下からブルバードへ移植することにしました。ブルバードはギョリュウモドキの世界とみたてたのですが、世界を満たすまで時間がかかりそうなので良いでしょう。

写真でメンドリにくっついたヒナの様子がわかるでしょうか。これが一年たつと空いているところのほとんどを埋め尽くすほど増えます。サンダルは台湾のクライエントの工場で使っているもの。とても履き心地がよいので一ダース買ってきました。

主題に戻り、ではメンナを駆逐した針葉樹が最強の植物かというとそうでもないのです。

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最強の植物・3・鉄線
写真は今を盛りと咲き誇る鉄線。北壁、庇(ひさし)の下の乾燥地に植えたもので土はぱさぱさ、肥料もやっていませんが二年目から私のてのひらほどの花をつけ、今年はその数が増えています。

鉄線は全部で四本あり、残る三本は西南に面した日当たりのよい藤棚、朝日があたる物置小屋の東側、正午から四時頃まで日があたる裏庭の東端にあります。物置のは肥料もたっぷりやっていますが、葉と蔓が伸びるだけ、花をつける様子はまったくなし。藤棚のは昨年小さな花を咲かせ、今年もつぼみを持っています。以上は三年前に植えた鉄線で、裏庭東端のは昨年です。蔓がアジサイにからまってつぼみをつけています。

日当たり、水やり、肥料など鉄線に「恵まれた」条件をつくったつもりが全く浅はかな計らいであったとわかります。

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最強の植物・2・アリサム
当地23日月曜日はビクトリアデイという休日。いつもは仕事で忙しい知人が22日の夕方小宴会を催しました。招待客五人のひとりは私がゴルフを指導していることもあり、顔をあわせるときは大急ぎで「木霊の宿る町」を読んで話をあわせてくれる節が読めます(笑)。「あそこに書いてあるアなんとかという植物はどういうものですか」という質問。アリサム、和名では「ニオイナズナ」「ニワナズナ」と呼ばれるそうで下のサイトに写真が出ています。(4月の欄のスイートアリッサム)

http://pippimama.com/perennials/plants_frame.html

ところでJUGEM版でもリンクを開けるように直しました。いままでリンク先に入力してOKをクリックしていたのですが、うまくいかない。ふとOKをクリックしないでキーボードのEnterをクリックしたらどうかと思いつきやってみるとビンゴ。今日からJUGEM版でもリンク先を見ることが出来ます。

| おのまのプロフィール | 植物 | 04:40 | comments(0) | trackbacks(0) |
最強の植物・1・めんどりとひな
三年にわたり我が家の植生をみているとすぐに枯れてしまうもの、枯れて消えたと思ったら前の年より元気な姿で復活するものとさまざま、夏の間は強そうにみえたのに意外ともろかったり、その逆であったりします。秋になって一気に元気がなくなり、たちまち枯れて消えたアリサムには一年草の哀れな運命を感じたものですが、なに、夏になるとあちこちから芽が出て、花が咲き、あたりに放つ芳香は前年の倍あるので、物の哀れなどという感傷にひたるのは春を待ってからするものだと知りました。

では我が家最強の植物はなにか。どのような環境にも耐えられるのは多肉植物の「めんどりとひな」(hen and chicks)です。雨のあたらないところでも、日のあたらないところでも生き、どんどん子供を増やしていきます。あまりにも増えすぎてほうっておくと満員電車の態になります。

水気のないところで育つと表皮は硬く、濃い緑色になり、反対に枯葉に埋もれ湿気の多いところに隠れていると生まれたての赤ん坊のようにやわらかく、薄緑、白、ピンクになります。

ではこれが最強かというとそうでもない。続きはまた。「めんどりとひな」の写真は下のサイトにでています。我が家のは写真と少し違っていて葉先がとがっています。

http://davesgarden.com/pf/go/54606/

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カタツムリの卵
我が家の裏庭は二段になっています。高低差1.5メートル。高いほうは芝庭、低いほうは砂利を敷いた石庭ですが四年前の夏、十数年ぶりにきてみると芝庭ははげ、石庭は雑草が生い茂っていました。爾来芝再生の試行錯誤と雑草除去を続け、去年の夏ようやくこちらの勝勢(笑)になってきました。

雑草は取り除いたと思っても春になるとみごとに復活しています。去年なかった新種の草がはえています。思わぬところから菖蒲が出ています。いっそのこと菖蒲畑にしてしまうかなと椅子に座って想像してみます。菖蒲は花が咲いていなくても見栄えが良いので悪くなさそうです。

低地であまり日が差さないので苔も生えています。苔は数種類あり、色、形、感触ともに魅力的なのがあるのでそのままにしています。苔の上にカタツムリを見つけ、つかんで林のなかへ放り投げると、カタツムリがいたところに直径、深さともに1センチほどの穴があり、中に長さ二ミリほどの白い卵が十数個。生まれて初めてみるカタツムリの卵です。形は鶏の卵に似ています。

カタツムリも孵化するまで卵を自分の体でおおう習性があるのかもしれませんが、時すでに遅し。気の毒なことをしました。まてよ、もしかするとカタツムリではなくて蟻かなにかの卵だったのだろうか。カタツムリも肉食をするのだろうか
| おのまのプロフィール | 植物 | 08:54 | - | trackbacks(0) |
アリサム第一号

もっと暑くならないと出てこないと思っていたアリサムを発見しました。車寄せと石垣との境目、すなわちコンクリートと石のあいだにできた2ミリくらいの裂け目です。ふんだんに土がある花壇やブルバードのほうが立地条件が良いと思うのはニンゲンの浅知恵なのでしょう。

花壇は枯れてなくなったと思ったパンジーが出ています。ブルバードは嫌われ者、タンポポが跋扈(ばっこ)しています。
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ライラック・シャコバ・三岸節子
うわっ、五月になってしまった。と感じている人もいるのではないでしょうか。うかうかしてるとまたすぐ冬がくる。

先週は時差ぼけで朝の三時ころから目が覚めていたのですが、カナダにもどっても朝早く目が覚めます。ドアをあけてまたベッドに戻りあれこれ考えているとライラックの香りが部屋に入ってきます。わずか五、六房なのに凄いものです。明るくなってから見に行くと、なんと枝が思わぬ方向にのびていてそこには三十以上の房がありました。半分はお隣さんの家に向かっています。難民が別天地で活躍しているような感じ。

買ったと書いたのは記憶違いでシャコバサボテン、実は中谷さんというかたから頂いたものでした。中谷さんは和歌山出身の元サラリーマン。若い頃バンクーバーに移り住み、不動産業のライセンスをとってニ十数年。長年この家の管理をしてもらっていました。シャコバが満開になったら見せないといけません。

三岸節子の絵をトロントで見たという記憶を辿って、トロントのゴルフ仲間、松井さんに電話をしたところ、以前私から三岸の関する資料をもらったことがあり、そこに絵も印刷されているとのこと。松井さんは京都芸大の出で学生時代から三岸の絵には親しんできたが、彼女の絵は私からもらったものしかないと言います。では私はいったいいつどこで彼女の絵をみたのでしょうか。

観察力、記憶力ともに頼りにならないと感じた西暦ニ千五年五月一日、日曜日の朝。
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十三日の変化・続き
四月二十八日。十三日ぶりにみるバンクーバーは初夏。我が家も変化していました。以下箇条書きにします。

小鳥がいない。えさ箱に数種類の小鳥が群がっていたのが今日は僅か二羽しか見ない。くみちゃんによるとニ、三日前から急にいなくなった由。季節が変わってどこかへ移動したのか。

つぼみだった石楠花が前庭では満開、裏庭では七分咲。花数は去年とくらべてざっと三倍増し。去年は前の年に剪定しすぎたのがいけなかったらしい。

ライラックの花が僅か五、六房(ふさ)しか咲いていない。みると周囲の木、三本に負けて逃げてきた先の枝だけに咲いている。その哀れな様子といえば中国、韓国、朝鮮に押されて退却を続けている日本の如し。うまく棲み分けるように助けないといけない。

裏庭の芝生のコンディションは昨年の春より断然ましになっているが、前庭にくらべるとまだまだ。また土をいれないといけない。裏庭の低いほうは雑草が跋扈(ばっこ)している。戦いはじめ!

残念、レンギョウは三本とも枯れた様子。クラブから二年目の枝を貰ってこよう。我がクラブの所有者は会員であり、切られた木は会員が自由に持っていける。我が家の暖炉で燃やす薪の大半はクラブの木。レンギョウの枝をニ、三本頂戴してくるのはやや疑問ではあるが。

妹尾さんから貰ったブドウの木から芽がでていた。分厚く丈夫そうな芽である。昨年植えたときにキノコ肥料を施し、ひとつき前には鶏糞を入れたのが奏効したか。そばに植えた鉄線がまけじとつるを延ばし、その一本がブドウに絡み付いている。

三年前にうえた藤の枝がようやく伸びてきた。藤沢では植えた次の年には棚一杯に広がったような気がするが、あるいは思い違いだったのかもしれない。あの家は建ててすぐに転勤となり、それからも海外生活が長く、所有期間は22年なのに住んだのは7年であった。だから藤沢の植物に関する記憶はあてにならない。藤棚を作ったのは1984年だが、最初に花をつけたのはいつだったろう。

つつじがようやく花をつけた。藤沢のつつじに比べて断然小さいが、これまた記憶の作用による無体ないいようかもしれない。

紅葉ははやくも色づいている。日本でみた紅葉はうす緑だったと思って林のほうへまわってみると案の定、色づいているのは太陽を浴びる側で後ろは緑色。

一年半前に買ったクリスマスカクタス、すなわち冬に咲くシャコバサボテンは順調に育っている。バルコニーに出していたので日をあびたせいか、もう咲き始めている。年に二回咲くのだったろうか。私はシャコバと相性が良いらしく、藤沢でも帰国して瀕死状態のシャコバをふた鉢みつけ、それを三年かけて大きく育てたことがある。家を売った時に娘たちがひとつずつ持っていったが、どうやら枯死させたようだ。あれは目がさめるような赤い色だったが、今のは可憐なピンク。施肥などしないのにぐんぐん大きくなっている。
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十三日での変化
四月二十八日の夕方六時ころに成田発、同じ日の朝十一時ころバンクーバーに着。こういうフライトを二十年間繰り返してきましたが、今回はこれまでになかった疲れを感じています。疲れは肉体的、精神的の両方ですが、少々分析。先ずは精神的疲労から。

若い人たちが着実に社会の中核を占めており、私の世代はそろそろ退場する、あるいは組織のトップ層、即ち非主流(笑)に追いつめられているということは前々から感じています。わが娘の子供、すなわち孫がそろそろ六歳になるのも知っています。この辺まではなんとも感じなかったのですが、今回は昨年秋にうまれた孫娘を見てきて、ふーん、確実にわが持ち時間は少なくなっているわいと痛感したものです。まあ、精神的に疲れたというより、ホッとしたというほうがいいかもしれません。

いつものことながらテレビにでてくる色々なひとをみていると疲れます。詳しくはおいおい書きます。

肉体的な疲れ。空港や、地下鉄、JRの構内での移動からくる疲れが最大の疲れです。大宮駅のホームから電話をかけようと思ったら、ホームに電話がなく、深く長いホームから抜け出て、これまた長い通路をとおって出口近くにある電話にたどり着く。公衆電話がぐんと少なくなっています。

地下鉄で他の線へ乗り換えると階段を上ったり下りたりし、あげくのはて延々と歩かないと目当ての駅につかない。なんでこのように使いにくい構造にしたのだろう。公衆電話を探したり不便な乗り継ぎから来る疲れも精神的要素のほうが大きいのかもしれません。

最終日に荷物ふたつをもって半蔵門線の大手町駅からJRの東京駅までの700メートルを歩いたのは失敗。ゴルフをするときはバッグをかついで六、七キロ歩いているので700メートルなどなんでもないのですが、車が多い、人が多い、特徴のない高いビル群の谷間におちこんでいる、標識が少ない分かりにくい。これも精神的なものですな。とはいえ、肉体的な衰えが増しているのも確かなようです。

十三日ぶりに戻ってきた我が家の変化を書こうと思いながら脱線しました。くみちゃんによると裏庭に熊やハミングバードがやってきたそうです。熊は去年の秋にきていますが、ハミングバードは初めてです。続きは明日。

上の日記を書いたあと、いつも愛読している日記をみて笑いました。似ているような、いないようなことが書かれています。以下抜粋です:

「やっぱり年齢が大きくかかわっているんじゃないかと思うのよ、ワタシ。20台から30台へのハードルはまったく高くなかった。目に見えて、または体感して明らかに「老いた」感もなかった。むしろ30台に突入して、やっとナメられなくなったなぁとうれしかった。30-33は仕事も順調であったし、自分的に「まだ若い」という感覚(むしろ錯覚ですか)があった。

しかし、今となっては私も34歳である。明らかに自分がいろいろな意味でターゲットにされていないというのが理解できてきた。いや、社会って厳しいね。映画、テレビ、雑誌、その他もろもろ、すべて主役が知らず知らずのうちに私よりも下の世代に移っていたのを、遅ればせながら感じたのだ。

ほっといてくれと言う前に、 相手にされてない・・・。

こう感じた私。

求められていない自分 もうすでに必要とされていない自分
狙われない獲物はいつか朽ち果てる運命
それならばいっそ、洞窟の中で静かに死んでゆきたい・・・ 」

面白いでしょう。私はこういう若い人をみるとつい励ましたくなるのですが、そこはそれ人間ができているから、そんなことをしたら「ほっといてくれ」と言われるに違いないと考えて傍観です。フガさんとやら、この日記を読むことがありますかな。これからも引用させて頂きます。
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日本のレンギョウ
四月十七日に戻ります。この日成田に着き、クライエントの社長さんが運転する車で、台湾子会社の社長親子とともに大宮に向かいました。

社長さんとはシンガポール時代から二十七年のお付き合い、台湾会社の社長さんとも二十三年まえから顔なじみですが、息子さんに会うのは初めて。アメリカの大学院を出たあと日本語研修も兼ねて本社の研究開発部門に勤務しているといいます。社長さんたちと会っていると分からないのですが、彼らのお子さん達が第一線で活躍しているのを見ると時間の経過を感じます。活躍していると云いましたが、この会社の若い人たちの仕事に対する姿勢はとても立派で、みていて精神衛生に良いことこの上なしです。

クライエントの話はさておいて、成田空港をでて気がていたのがレンギョウ。二十年前ドイツかフランスでみたほど多くはありませんが道路の土手に咲いています。日本のレンギョウはヨーロッパやバンクーバーより遅く咲くことを改めて認識しましたが、レンギョウよりつつじをたくさん植えた方がにぎやかでいいのではなかろうかとも思いました。

もともと自然に恵まれた日本ですが、かえって自然をおろそかにして、人工建造物、それも無味乾燥なコンクリートの建造物がのさばっている感があります。シンガポール、台湾、日本と飛行機を乗り継いでみると景色がだんだん灰色になってきます。日本は、とくに都会は建造物の周りに今の十倍の植物を植えれば、景観は良くなり、人心も豊かになるに違いありません。
| おのまのプロフィール | 植物 | 18:06 | - | trackbacks(0) |
四回目の春・レンギョウ
1985年4月13日〜17日に成田・アンカレッジ・パリ・デュッセルドルフ・ベルリン・デュッセルドルフ・アムステルダム・アンカレッジ・成田という駆け足出張をしたことがあります。

パリ、ベルリン、デュッセルドルフで一泊ずつした、そのどこであったのか、空港からホテルへ向かう道の土手にレンギョウが群生していました。日本のと少し違う黄色が延々と続いているのを見てレンギョウの存在に初めて気が付いたのですから、散漫に生きてきたのが分かります。ラジオからはWe are the worldの歌が流れていました。

日本にもどると早速ご近所からレンギョウの枝を失敬し、挿し木。数年たつと花をつけるようになり、そこから更に挿し木したのも育ち、小さな庭、小さなレンギョウでしたが大いに楽しんだものです。

北バンクーバーに住んでから千日をこえ、いまは四回目の春。春になるとレンギョウを植えようと思ってはできないでまた春を迎えるの繰り返し。あちこちに咲いていますが、失敬するきっかけがつかめません。

藤沢時代のようにバス停から我が家まで歩いていく途中、道路まで伸びている枝をみつけ、あたりを見回してすばやく切り取るのはできても、いったん車を停めて失敬するのはなかなかできないものです。スイスアーミーナイフも何本かなくして今は持っていないし。

春になるとそういうもどかしさを繰り返してきて、今年もレンギョウの花は終わりました。しかし、三週間まえゴルフをしているときに思い出し、最終ホール近くにあった木の枝を二本折って、水溜りの水を含ませたタオルにくるんで持ち帰り、庭と鉢に一本ずつ植えました。

本を見ると挿し木するのは二年目の枝とありましたが、持ちかえったのは今年出たばかりの枝。さてうまくいくかどうか。いまのところ生きているようです。

藤沢のわが家を買ったお医者さん夫妻は車を二台もっていたため南側の庭の半分を駐車場に変え、ついでにレンギョウ、つつじ、キャラ、藤、タラその他数十本を切ってしまいました。北側にあるウッドデッキにあけた穴から生えている桑(クワ)は残っています。


We are the World

There comes a time when we need a certain call
When the world must come together as one
There are people dying
Oh, and it's time to lend a hand to life
The greatest gift of all

We can't go on pretending day by day
That someone, somehow will soon make a change
We're all a part of God's great big family
And the truth - you know love is all we need

( CHORUS )
We are the world, we are the children
We are the ones who make a brighter day
so let's start giving
There's a choice we're making
We're saving our own lives
It's true we'll make a better day
Just you and me

Well, send'em you your heart
So they know that someone cares
And their lives will be stronger and free
As God has shown us
By turning stone to bread
And so we all must lend a helping hand

( REPEAT CHORUS )

When you're down and out
There seems no hope at all
But if you just believe
There's no way we can fall
Well, well, well, let's realize
That one change can only come
When we stand together as one

( REPEAT CHORUS AND FADE )


| おのまのプロフィール | 植物 | 05:23 | - | trackbacks(0) |
醗酵芝
肥料やピートモスが入っている袋のそばに見覚えのないビニールの袋があるので見ると刈った芝生が入っていました。芝刈り専門業が持っていくのを忘れたらしい。

十日ほど続いた雨があがったので袋をあけて芝を「治山治水」場に撒いたとたんヨーグルトの匂いが拡がりました。袋の中で芝が醗酵したらしく触ると湿り気があって温かい。撒いてから三日たちましたが、まだ熱をだし続けていて、裏庭はヨーグルトの匂いで満ちています。家の中で利用すれば光熱費が浮きます。

芝が醗酵するときに発熱するのなら、ヨーグルトが出来る時もそうではないかと思い、書斎でヨーグルトを作ることにしました。コップに1〜2センチほどヨーグルトの種を入れ、それにミルクをいれておくとひと晩でミルクはヨーグルトに変わります。ヨーグルトが地球温暖化ガスを減少させる助けになるかどうか、興味深々。

| おのまのプロフィール | 植物 | 12:19 | - | trackbacks(0) |
ハカランダ・感想をご紹介します
13日の日記にリンクしたハカランダを見たふたりの方から感想がとどきました。同じ花をみてもそれぞれの心に浮かぶ思いは違うものだ、感性あふれる感想だと感心しました。おふたりとも踊りを連想しています。私は「変わった木が立っている。ピリオッド」という無味乾燥な感想でした。

中身が損なわれないよう気をつけて、骨子をご紹介します。ほかにも感想のある方がおられたらメールでお知らせください:onomar@hotmail.com

感想
初句会に出した5句のうちの一句:

タンゴ踏む 広い街路の ジャカランダ

アルゼンチンの大通りに咲いていたなあ・・というほどの思いです。 

「踏む」より「踊る」「ステップ踏む」「聴く」「響く」が良いかな?

映像、私の印象はもっとピンクがつよかったのですが・・

感想
画像を見た途端に、あっ!! と息をのみました。 これ、実在する樹・・・子供の頃からずっと魅了されてきた大好きな色のお花が咲く樹がほんとうにあったなんて!

小学生の頃に読んだお話。戦乱でお城を追われた宮廷の踊り子がいて、逃れた島でもお城を偲んで毎夜月明かりの中で踊り続け、やがて薄紫の可憐な花をつけた一本の樹に変わってしまう。薄紫色というのは、踊り子がお城を後にする時に王子から貰った美しい髪飾りの色。

裸足になりこの樹を伝って空の高みへ高みへと どんどん登っていきたい!しとしと雨が降ってきても、薄紫色の甘やかなヴェールに包まれてずっと樹の上で一日中過ごしたい。

| おのまのプロフィール | 植物 | 09:41 | - | trackbacks(0) |
ハカランダ
(3月14日カキコミ)
3月1日のメモからの転記です:

横浜近辺に似た丘陵地。ゴミ多い。ブーゲンビレア、つつじ、ハイビスカスの花。ブーゲンビレアは赤より紫がめだつ。オレンジ色は何の花?

以下補足です:

サンホセ空港から街中、すなわち東へ向かう車から見える景色。藤沢から横浜へ向かうと国道一号線の右側にツレコミ宿(これ死語ですか)の看板がたくさん見えてくる丘陵地を思い出しました。丘のサイズや斜度だけでなく、建物がごちゃごちゃ建っているのも似ています。ただし、谷や野原に散らかっているゴミの量はコスタリカのほうが断然多く、また日本ではあまり見かけなくなったトタン屋根の掘っ立て小屋が目立ちます。

それまでブーゲンビレアは明るい赤という印象があったのですが、コスタリカでは暗い紫の花が目立ちました。オレンジ色の花の名は、3月6日、コスタリカ国立交響楽団のバイオリニスト、八木さんからポロだと教わりました。

八木さんからはブーゲンビレアといってもコスタリカでは通じない、ベラネラ、夏の花ということも教わりました。また、3月7日、帰りの飛行機で一緒になった石井さんという外交官はブーゲンビレアは南米が原産地でアジアのは移植したものだと教えてくれました。

そしてもうひとつ、2日と8日に書いた紫の花。グアテマラ空港の係員に尋ねましたが知らないと云います。するとそばにいた若い白人の旅行者があれはジャカランダ、Jakarandaと綴ると教えてくれました。語感がおかしいなあと思ったので、あとで石井さんにきくと、ハカランダと読むのです、南米のどこにでも生えていますと教えてくれました。綴りもkではなくcでした。
http://www.jacaranda.suite.dk/serv02.htm

| おのまのプロフィール | 植物 | 04:04 | comments(0) | trackbacks(0) |
ギョリュウモドキ・違法行為

毎日のように郵便受けにチラシが入ってきます。不動産の宣伝、サンルームからピザまで様々なバーゲン・クーポンがごっそり入った封筒、芝生の手入れ案内、屋根の樋(とい)清掃、などなど即ゴミ箱へいくものだけでなく、年に一度は怪しい人間の目撃情報、ゴミだしのスケジュール、キャピラノ渓谷のつり橋の優待券など貴重なものが入っています。

ジョージと話した翌々日、木曜日には三つ折になった紙が入っていました。「北バンクーバー、ブルバード使用と手入れについて」とあります。ゴミだしスケジュールと同じく北バンクーバー市が発行したものです。

イラストつきで、ブルバードとは個人の所有地と舗装道路ないし道路との間の土地部分であるという説明があり、2005年1月1日からブルバードに関する市の条例が変わったと書いてあります。

ブルバードに90センチ以下の低木、草を植えて良いと書いてありますのでギョリュウモドキを植えるのは問題ありません。しかし、これにいくつかの条件がついていて、この記述にあいまいなところがあり、運用次第では違法行為であると言われる可能性があります。

金曜日の朝、市の交通課に電話をするとトレイシーという女性が出てきました。二年前にギョリュモドキを植えたが、五本枯れたので植え替えているが問題はないかと訊くと多分問題ないと思うが、念のためこちらまで来て説明して欲しいと云います。三月九日、市役所へ出向くことになりました。それまで穴堀作業を中止します。

たぶん許可されるでしょうが、ブルバードを綺麗にするために植えていると云いますから、そう云ったからにはますます手抜きがしずらくなります。一夜にしてブルバードの存在感が大きくなりました。
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ギョリュウモドキ・ブルバード
庭と道路の間の細長い三角地帯をどう呼ぶのかが分かりました。ブルバード(boulvard)。

我が家から三軒目に住んでいるジョージとジェシーはこの界隈一番のシニヤーです。たしか三十年は住んでいるはず。夕方に散歩するのが二人の日課。ジェシーは迷子になっては大変というかのように両腕でジョージの左腕にしがみついて歩きます。月に一度くらい二人と出会いますが、ジェシーは身を縮めジョージの蔭に隠れるようにして話しをしません。

二十二日、ブルバードを掘りかえしているところに二人がやってきました。ジョージが綺麗なへザーだと云うので、花壇に植えたのと比べて育ちが悪い、苗床をやり直している、ニ、三年後には綺麗になるといいのだが、というとジョージはWelcome home for goodといいました。

Welcome homeは「お帰りなさい」、for goodは「永久に」とか「とうとう」でしょうから、「永久にお帰りなさい」→「やっと戻ってきたね」とでも訳しましょうか。しかし私がここに住んだのは三年前からでそれ以前に住んだことはありません。「お帰りなさい」だと前世ここにいたような話になります。

for goodを文字通りに解して「家に戻ってきたら良いことが待っていたね」と訳しても前世路線。「やっと落ち着くべきところに落ち着いたね」でしょうか。よく分からない一方、ふとヨーロッパから移民してきたシニヤー達には忘れようとして忘れられない望郷の念があるのかなという気がしました。いや、移民達にかぎらず、ニンゲンの多くは生まれた土地で生きていてさえ別なところにもうひとつ故郷があると感じているのかもしれません。

ブルバードのことを書くつもりが脱線しました。続きは明日。

| おのまのプロフィール | 植物 | 05:03 | - | trackbacks(0) |
ギョリュウモドキ・気分転換
24日、前日に移植したあとを掘りましたがここは特に硬い。ニ年前に掘った穴は深さ二十センチ、直径三十。育たないはずです。

前日つくった石垣つきの苗床に亀裂が生じています。水を入れてどろどろにしてもピートモスはこうなるのだわかりました。苗床つくりからやり直さないといけない。先ずは心構えを変えねばいけない。土を二回運んで中止しました。

気分転換に裏庭の木の手入れをしました。柊(ひいらぎ)に押さえ込まれている紫陽花(あじさい)を救助。柊の枝をばさばさ切っていくと細い枝が四本現れました。幹から這うようにして伸びた枝はひょろひょろしていてまるで蔓(つる)です。
       
        三年の不精紫陽花蔓仕立て

楓(かえで)と絡み合っているのも切りました。とがった葉っぱで動物を寄せ付けないようにしているということは、柊の幹は案外弱いかもしれない、こんなにいじめては枯れるかなと思いましたが、もつれあった姿は醜いし、共倒れということもあるからいいでしょう。

適当な理屈をつけて弱い国に攻め込んでいくブッシュ一味は柊に似ているか、とチラリ。あの強引な路線を推し進めると行き着く先は欧米戦争、露米戦争、中米戦争です。む、自分もとんがってきたぞ。
| おのまのプロフィール | 植物 | 02:57 | - | trackbacks(0) |
ギョリュウモドキ・手抜き
なにごとにおいても新たな工夫をすると、前にやった仕事に手抜きがあったと気づくことがあります。入れ替える土の量を16リットルから36リットルに増やしましたが、16リットルのところをみるとモドキと多肉の距離が十センチ位、一年か二年後にはふたたび絡みあいそうです。

36リットルも六十センチあるべき苗床を四十センチで済ませているのですから手抜きは最初から承知です。ひとつ掘ると一時間近くかかり、腰が痛くなります。これ以上やるとゴルフ、スキーに影響がでる、モドキ達よあとは自力で突き進め、です。

たくさん出てくるこぶし大の石は重いので、あとで片付けようとほったらかしにしていたのですが、一夜あけたところでひらめきました。石の高さは十センチくらいある。十センチプラス四十センチイコール五十センチ。穴を石で囲んで土を盛れば五十センチの苗床。

これも手抜きの一種か、猿知恵か、それともすばらしい発想か、石垣が多肉の侵入を阻むだろうから悪くはないなどと考えながら23日の作業を終えました。日が暮れるころから蚊が出てきて首筋がかゆい。

| おのまのプロフィール | 植物 | 10:40 | - | trackbacks(0) |
ギョリュモドキ・救出開始
高さ五ミリしかない多肉植物に周りを囲まれるだけならまだしも、中心部にまで侵入されたギョリュウモドキがあります。締め付けている縄から逃れようと地べたを這いずり回っています。まずはこれの救出。

三角地の北側が広いのでこちらに移すことにしました。昨日見たサイトには深さ六十センチの苗床が必要だとありましたが、ニンゲンの頭ほどの石にぶつかることもある石だらけの土で、六十センチは大変です。二年前に掘ったのはせいぜい三十センチですが、それでも育っているのがあるので、四十センチで勘弁してもらうことにしました。そのかわり直径をひろげてひとつの穴につき36リットルの土を入れ替えました。一気に20リットル増です。

新しい苗床に移したギョリュウモドキは思ったより大きく、かつきれいです。環境によってかくも違って見えるのかと感心し、同時に二年前ここに植えた自らの無知、不注意を反省。

ピートモスでググッたら日本では10リットル480円というのにぶつかりました。昨日買った107リットル入りは7ドル19セント(約600円)税金(7%)をいれても650円弱、日本の八分の一です。(480÷10=48円/リットル 650÷107=6円/リットル 48÷6=8)

商売の妨害になるといけないので480円サイトは貼らず、カナダのサイトを貼ります。

http://www.peatmoss.com/

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ギョリュウモドキ・開花期

昨日はったサイトにギョリュウモドキの開花は夏と書いてあるというメールを受け取りました。なるほどそう書いてあります。

他のサイトをさがしたところ、へザー・ソサイエティーというのがみつかりました。これでみるとギョリュモドキの種類はたくさんあって、一年中どれかが開花していると分かりました。我が家のは十一月上旬から三月下旬まで咲く種類のようです。

サイトにはギョリュウモドキの植え方も書いてあり、それによると雑草のないところが良いとあります。強い植物というイメージがあったのですが、そうでもないようです。たしかに地面を這うようにして青息吐息で生きているのは、小さな果肉植物に襲われているような感じがします。

きのうは様子をみてからと思いましたが、すぐにでも助けようと思い直しました。キノコをベースにした肥料は避けろとあります。園芸用の土にピートモスを混ぜようかと考えています。

http://www.users.zetnet.co.uk/heather/
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ギョリュウモドキ・その後の状況
2003年7月11日、7月28日、2004年2月21日にギョリュウモドキのことを書きました。以下のようなことです。

‘始と庭の間の細長い三角形地にギョリュウモドキを植えたが、四本枯れた。
▲團蹈轡Г気鵑ら六鉢もらった。五鉢を窓の近くに植え一本は鉢植えのままにして比べてみよう。
F始際の十一本のうち十本に花が咲いた。

2005年2月20日現在の状況です。
‘始際のはあらたに一本が枯れたので十五本のうち十本が生き延びています。直径三十センチほどになり見事な花をさかせているのもありますが、二年前と大きさが変わらないもの、地面を低く這ってしまったものなど、苦戦しているのもいます。
∩觝櫃某△┐晋淤椶呂爾鵑崢招損綾宗岨予愁札鵐舛砲覆蠍亀ぐ貲娉屬鮑蕕せています。
H植えのままで置いたのは花が咲きません。

ギョリュウモドキは酸性土壌を好むからピートモスを使いなさいというアドバイスにしたがったのですが、枯れたのをみると根元がからからになっていたので、ピートモスだけではダメだと思い、窓際の土にはキノコがベースの肥料をいれました。保水性は高いけれど、栄養過多ではなかろうかと心配したのですが、杞憂でした。

去年は一鉢が十ドルになっていたので買わなかったのですが、今年は六ドルに下がっています。四本買ってきて三本を道路際、一本を窓際に植えました。花のつかない鉢植えのも道路際に植えました。窓際のは上級生の前にかしこまっている新入生、道路際のは苦戦中の友軍を助けに来たという風情です。

道路際に植える前に、以前より大きな穴をほり、そうですね、直径、深さともにニ〜三倍はあるので容量にすると十倍は大きい穴を掘り、一本につき十六リットル分の土を入れ替えました。使ったのはピートモスではなく、園芸用の土です。

園芸用の土は重くありませんが、道路際の土は16リットルを三回に分けて裏庭の向こう側の治山治水現場まで運ぶと腰が痛くなりました。

どうしてこんなに重いのかとよくみたら、土の上部に厚さ三センチほどのセメントの層があります。いつごろセメントを施したのか分かりませんが、家の設計年・1955年と同じ頃だとするとちょうど半世紀。スコップで簡単に崩れますが、雨水ははじいているかもしれません。枯れた五本、果たしてピートモスのせいで乾燥したのか、それともセメント皮膜の犠牲になったのか。今回の作戦はうまくいくか。うまくいったら苦戦中のに応用してみます。

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/Calluna-vulgaris.html

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冬の花風景
ここのところ暖かい日が続いているとはいえ、雪も降ったし、霜も降りた。庭の植物群はすっかり冬眠、とおもいきや、これが違うのです。

夏のあいだすごい勢いで増えたアリサムは一年草。八割方が消えようとしていますが、玄関前の花壇、雨があたりにくい軒下のはいまだにたくさんの花をつけています。一年まえとは大違いです。道路際に移植した三株のひとつも花が残っています。

高い木の根元においてある木製の鉢三個はいまだに紫、白、黄で彩られています。ナメクジの餌と化していた白い花を鉢に避難させたところ四株のうち一株が完全に復活し、雨にあたりながら元気な花をつけています。残る三個は瀕死の状態なので雨風をしのぐバルコニーの下に置いて様子を見ています。

花が開いたり閉じたりするガザニアは夏の花と思っていたのが今年はいまだに咲いています。ひとつの花は花から三センチあたりで茎が折れているのに咲いています。折れたところが乾いて細くなっているので長くは持たないだろうと思い、そこからきりとり細い花瓶にいれ、ただいま目の前に置いています。根っこがでてこないとも限らない。花が花瓶の口をふさいで息苦しそうなのが気になります。

昨夜、飲み会に招かれたお宅に猫柳が飾ってあったので一本わけてもらいました。長いあいだ水をやっていないので枯れていると思うといわれましたが、なるほどふわふわしたつぼみは車の中で全部落ちてしまいました。それでも、もしやと思い、ペットボトルに水を入れ、これもただいま目の前。

両方を眺めていたら、猫柳がYの字になっていて、そこにガザニヤの花を置くとうまい具合に茎が水に触れるのを発見。さて、両方とも生き返ってくれるか。
| おのまのプロフィール | 植物 | 08:22 | - | trackbacks(0) |
くすんだ色
二週間前、日本から戻ってみると透明感のある紅葉、黄葉はくすんだ色になっていました。これがまたなんともいえない美しさ。車がライオンズゲートブリッジにさしかかると北岸の山すその一番下に太い筆で一の字を書いたように落葉樹の群れが見えてきますが、今が一番良い景色だと思ったものです。

広辞苑(第二版)でみると「くすむ,まじめである△犬澆任△覘さえない色である」とあります。漢字はありません。楠(くす)の木からきたのでしょうか。楠は常緑樹だから違うかな。いずれにせよ、さえない色というのであれば、くすんだ色というのは適切でありませんが、別のいいまわしが浮かんできません。

これが散って数ヶ月でまた緑の葉がでてきて、黄葉になり、またくすんで散るを繰り返す。このように、ニンゲンもいきませんかね。秋口になると髪の毛が散って、春になるとまた生えてくる。

旅の荷物を書斎に運びあげ、裏庭をみると紅葉はすっかり散っていました。散って間もないとみえて地面は真っ赤です。持っていた使い捨てカメラのシャッターをきりました。見た目にすばらしくても写真にするとたいした結果がでないことが多いから使い捨てで十分と思ったのですが、出来上がった写真をみるとなかなかの色。構図はいまひとつですが年末年始の挨拶に使うはがきを作ることにしました。

大きな木に囲まれている裏庭は風から守られていて、落葉はそのまま残り、やがて土になります。あれから二週間、雨にぬれた紅葉はいま濃い茶色になっています。うん、これも写しておこう。

| おのまのプロフィール | 植物 | 12:10 | - | trackbacks(0) |
ぶどうを植える
空港の南に住んでいる妹尾翠さんはくみちゃんの合唱仲間。トロントに本社がある日加タイムスという新聞のレポーターもやっています。

昨日の夜、妹尾さんからブドウの苗を分けてもらいました。大粒の甘いブドウがなるそうです。直径三十センチの鉢にはいった高さ1.5メートルのブドウは幹が二〜三センチほどあり、ずっしりとしています。

昨夜は玄関脇において、今朝から穴掘り。三本の支柱がある藤棚の真中あたりを掘ったのですが、たちまち大きな石ころにぶつかりました。あのあたりは石ころが多く、ときにはサッカーボール大のにあたります。掘り出すまでどのくらいの大きさなのかわからない。よって、ただいま休憩中。

苗をわけてもらうと聞いたときはもっと可愛らしいサイズをイメージしていました。それも熊が我が家に訪れる前だったので、いまになってみると早まったかなという気持ちが少々あります。来年は藤棚が倒れるか。

http://www.nikkatimes.ca/

| おのまのプロフィール | 植物 | 08:29 | - | trackbacks(0) |
ベトナム製の植木鉢
三十年前、勉強で余裕のない頭のかたすみで、カナダはベトナム人難民をうけいれたりしているなと感じていました。私もみしらぬカナダ人から、お前はベトナムからきたのかと聞かれたことがあります。

そういうわけでバンクーバーにもトロントにもベトナム人の料理店があります。トロント大学の近くにあるPoh Hongという店でだす小エビの唐揚げは塩味が繊細でビールのおつまみに良かった。バンクーバーではあの味にお目にかかれません。おっと、食べ物の話をしようとしたのではなかった、植木鉢。

西バンクーバーのマリン通りと25丁目の南西のかどにあるVina Restaurant は味良し、雰囲気良しの店ですが、店先に数十個の植木鉢を並べて売っています。イタリヤ風のデザイン、中国風のデザインとさまざま。薄青色の模様がある口径三十センチと二十センチのセットを買いました。セットで二十二ドル、千五百円は園芸店で買うより安い。

中国風模様なので、わが家に合わないかもしれないと思ったのですが、大きい鉢には春先葉がほとんどなくなり、最近ようやく新しい葉が育ってきた熱帯系の木を、小さい鉢にはこれまた少々元気のないフクシャを植え、バルコニーに置いて眺めるとなんとも心が落ち着いてきます。見ている本人の感性がそういうものを求めているのか、それとも中国風デザインのもつ力なのか。

フクシャはハチドリが好む花なので、うまくいけばバルコニーでカケスとハチドリの両方が見られるようになるかもしれません。

http://www.toriyama-garden.com/files/syokai/fuchsia.html

http://www.fuchsia.dk/Fuchsia/index.html


| おのまのプロフィール | 植物 | 00:09 | - | trackbacks(0) |
ひさしぶりの雨
何週間ぶりでしょうか、昨日はひるから雨がふりました。

バンクーバーでは番地が偶数の家は水曜日、土曜日、奇数は木曜、日曜の朝四時から九時まで、夕方七時から十時までスプリンクラーで散水して良いことになっています。我が家の番地は3972なので昨日の朝、ちょっと出遅れて朝七時からスプリンクラーで水撒き。しばらくすると雨。そういえばいつも朝早くから散水しているおとなりさんがやっていなかったのは天気予報をみてたのかな。

雨になると地上にでてくるナメクジ。どうも元気がないなあと思っていた鉢植えパンジーをみるとやはり葉っぱのうえに三センチくらいのがいました。ナメクジをみるたびに思い出すのはブッシュ。かれらが活躍する世界は疲弊していきます。ナメクジもブッシュも自分のスタイルで生きるための事情があるのでしょうが、美しいものを破壊しつくさない程度にしてくれないかなあ。いまイラクのモスクにたてこもったレジスタンスに対してやっている戦いは許されるものではありません。たとえていうなら、鎌倉八幡宮の石段をタンクで登っていくようなもの、我が家のバルコニーへ屋根の苔を落とすようなもの、犯罪です。
| おのまのプロフィール | 植物 | 18:52 | - | trackbacks(0) |
訂正・ブラッドレイ、 ヘン・アンド・チキン
六月二十七日にレイ・ブラッドレイと書いたのは誤りで正しくはレイ・ブラッドベリイです。
七月二十六日のヘン・アンド・チキン。正しくはヘン・アンド・チックス。それぞれの日記は訂正済みです。
間違ったことを書いたあとはなにかヘンだなと漠然に思うのですが、何故かがわからず、気持ちが悪い状況が続きます。アッそうかと気が付くまでの時間は一定しません。長くなるほど精神的なストレスが長く続く。何年もたってから気がつくこともあるし、そういうのはじわじわと利いているのでしょうね。でもって頭の毛が薄くなったりする。
マチガイをおかさないためにはどうすればよいか。こたえは簡単、何もしない。

2004/07/30(金) 12:13:00
北岸ガーデンコンテスト・4
日本では角地が住宅地として好まれる傾向があります。日当たりがよいからということなのでしょう。当地は少々違い、二箇所が道路と接するのは安全上不利と考える向きがあります。トロント時代に角地、しかも三本の道路に面している家に住んだことがあります。道路とは生垣で遮断されていますが、それだけでは落ち着いた気分になれません。
六軒目に訪れた家が車の往来も多い二本の道路(南西)のに面した角地にたつ家。道路に面する庭は広くありませんが、長年かけて育てたらしく、いちじく、ブドウ、キウイ、なし、すもも、などがなっている木がたくさんあり、どことなく日本の家の雰囲気もあります。裏庭にまわると花より野菜畑が目立ちます。トマト、レタス、ピーマン、セロリ。
実用的な庭ということで入賞したことがあるらしいのですが、美的空間としてはいまひとつ。良。我が家にも果実の木、野菜畑が欲しいのですが、調和をとるのが難しいと分かりました。

-ここまで-

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木を彫る
ゴルフ場からもってきた直径、高さともに三十センチくらいの木の株を鉢にしようと彫っています。十センチくらいのくぼみをつくり、そこに土をいれ、花を咲かせようという趣旨。春先つくった試作品、これは深さ五センチもないのですが、これに植えたパンジーやアリサムは元気に咲いており、鉢自体も人工のものとは違った味わいで裏庭にほどよく収まっています。
鑿(のみ)とかなづちを使ってうがっていくのですが、こういう簡単な作業のなかにもいままで知らなかったことに出会います。
同じ木なのに中は一様ではなく複雑です。硬い部分と柔らかい部分が隣り合っていて、その硬度差はかなりあります。柔らかいところだけをうがっていくと木の中に山や谷ができ、なるほど木も地球のコピーなのだとわかります。
白い木肌の一部に細いペン、黒インクでグラフを書いたようなところがあります。まるで株価の動きのようです。どこから黒インクがでてくるのか不思議。
更に掘り進むと黒い塊(かたまり)があります。二センチ四方、厚みは三ミリほど。木の柔らかさが残ってはいますがかなり硬い。地中に埋もれている石炭層という感じです。さきほどのグラフはここから流れてきた川のような感じがあります。しかしこの黒い塊は水を通さない感じなので木の生命維持にはマイナスのようです。
ニンゲンの身体のなかも硬いところ、柔らかいところ、水水しいところ、衰えてきたところ、とさまざまなものがありますが、地上のみならず、宇宙にある万物はみなこうしたものかもしれません。


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勝ち残る、共に生きる、共に倒れる、
三年前の夏、ラベンダとローズマリーを隣り合わせに植えたところラベンダはすくすくと育ち、ローズマリーはあまり変化がありませんでした。
今年はどうかというと五月早々に開花したラベンダーはすぐに色があせていき、いまやニンゲンの白髪のような感じ。ローズマリーは目立たないのですが小さな花をたくさんつけています。

三年まえにはなかったつる草がびっしりと張り込んでラベンダーとローズマリーを包囲しています。ラベンダーはつる草のわずかな隙間をかいくぐって地面をはうようにして枝を横へのばしています。ローズマり−は上へ逃げています。
友人夫妻とともに根元のつる草をのけてやると、ラベンダーの樹形はゆがんでいて長く伸びた枝葉は立ちません。ロ-ズマリーは全体がどんぶりのような丸い形になっていて美しい。つる草とまともに戦ったラベンダーは疲れ、つる草と折り合いをつけたローズマリーは元気、という風です。

道路際のぎょりゅうもどきのまわりを囲んだ多肉植物はますます勢いを増していますが、よくみるとナズナのような草も混じっています。常連のタンポポ、クローバー、そのほか名前のわからない草が三種類ほど混じっています。ギョリュウモドキを植えた去年の春にくらべると様変わりです。

乾いたところでも何かを植えるとそれの保水作用によって他の植物が集まってきて共に生きる。そこまではよいとして、植物が増えると共生から競争になり、どれかが滅び、あるいは共倒れになることがあるのでしょうか。それともラベンダのように這いつくばるようにして生き残ることができるのでしょうか。ほっておくのがよいのか、それともうまく棲み分けるようニンゲンが手を出すのがよいのか。


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