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過去⇔現在を行ったり来たり・ときどき未来へも@バンクーバー 

幹壇・その後

新しい幹壇(かんだん=木の幹を利用した花壇)を作り出した、二時間かかってできたのが写真と書いたのが八月二十四日。

「あと十時間ほどで出来上がりと思うのは素人のあさはかさ。残っている部分が素敵に堅い」と書いたとおり、できあがらないまま冬になりました。

雨にさらしておけば柔らかくなるだろうと裏庭に置きっぱなし。雨の中で鑿(のみ)をふるう気の起きるはずもなく、春になったら再開するかとぐずぐずしていた気持ちを断ち切って、七畳の書斎に運びあげました。 目の前にあれば毎日一、二分は作業をするでしょう。三月末まで約百日、百ないし二百分でどこまで進むか、お楽しみ。


| おのまのプロフィール | 植物 | 16:43 | comments(2) | trackbacks(0) |
こりゃ不思議

こりゃ不思議 折れたと思った鬼灯の
茎が今朝はしゃんと立ってる

昨日は折れ曲がっていた鬼灯(ほおずき)の茎が今朝は立っています。少し傾いていますが健気(けなげ)な様に軽く感動。ということでリスが犯人ではなかったと分かりました。

餌をバルコニーの餌籠にいれるときに庭にも撒くので始めのうちはヒワがバルコニー、リスが庭と棲み分けていますが、そのうちリスがバルコニーにやってきてヒワを追い散らします。

庭に子リスが四匹現れたので写真をとろうとしたらバッテリーが切れてしまい、交換してさあと思ったらリスの姿は見当たらず、代わりにキャッキーがいました。

もみじ敷く わが屋外(やど)の朝 静かなり
されどブッシュと 猫が争う

あ、ただ今 バルコニーにブッシュがやってきました。


| おのまのプロフィール | 植物 | 05:32 | comments(0) | trackbacks(0) |
犯人は誰か
昨日表にでたときに寒いなと思ったのですが、今朝おきてみると雪が降っていました。雪はすぐ雨に変わり、積もった雪が溶け始めましたから大した寒さではありません。

今年生まれた子栗鼠(りす)が四匹 雪の中を跳び回っています。みんな同じサイズですが、一匹だけ攻撃的なのがいて、餌をひとりじめしようとして他の兄弟を蹴散らしています。低脳ブッシュ・リスの血は変わらない。

バルコニーにだしておいた鬼灯(ほおずき)の茎が一本折れていてヒワがとまったりしています。今年初めてなった鬼灯の実はたったひとつ。雪に映えて綺麗ですが、葉がほとんど落ちて、おまけに茎が折れている様は寂しい。

犯人は 栗鼠かそれとも 初雪か 
鬼灯の茎が 折れているなり
| おのまのプロフィール | 植物 | 09:46 | comments(2) | trackbacks(0) |
濡れ紅葉


昨年のいまごろは日本出張からもどった日に鮮やかな紅葉の写真をとったのですが、今年はすっかり落ちていました。日本に行っているあいだバンクーバーは雨が多かったそうで、からりと晴れた14日も紅葉は濡れたまま。風に舞うこともなく地に横たわっています。

落ち葉はこれから茶色になってゆき、やがては小野小道の土となります。そう思うと過ぎ去ったときを思うような寂しさがつのりますが、目をあげてみればそこには春にむけて芽吹く準備をしている枝があり楽しくなります。

車寄せの入り口にかけた寒暖計は7度。山に白いものが見えます。

| おのまのプロフィール | 植物 | 08:20 | comments(0) | trackbacks(0) |
難花キャンプにスダレ
若い生命を育てるには環境が大事、死にかけた生命が立ち直ると一段と強くなることを改めて感じた園芸の夏が終わりました。難花キャンプで元気を回復した花のいくつかは花壇に戻って輝いています。

難花キャンプを車寄せのほうへ移し、庭から車寄せへ抜ける風をさえぎるためスダレを吊るしてみるとちょっと良い感じになりました。

庭から車寄せへ駆け抜けていたキャッキーはスダレの裏でくつろぐようになり、抜け毛がちらかっています。
| おのまのプロフィール | 植物 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
「木の魅力」
「木は百年以上たってから弱くなるのだそうです」と書いてから、はて正確には何年だったろうと気になり、記憶をたどり本棚から小原二郎(こはらじろう・農学博士)著「木の魅力」という論文(1997年)を探しだしました。

念のためググったところ、小原博士のことは高校の教科書に出ているということなので、若いかたはご存知のことかもしれませんが、面白い話なので論文の一部をのせます:

「古材は新材よりも強い」

飛鳥時代から江戸時代に至る寺に使われているヒノキを調べた。ヒノキは伐られてからニ、三百年のあいだ、強さや剛性がじわじわと増して、ニ、三割上昇し、その時期を過ぎると緩やかに下降する。その下がりカーブのところに法隆寺材が位置していて、新しい材より一割強い。

強度が上昇するのは、細胞を構成するセルロースの結晶領域が増えるためで、下降するのはセルロース分子の崩壊によるものである。

「ヒノキのヴァイオリンと和風の響き」

峯沢峯三というヴァイオリンづくりの名人に老化処理を施したヒノキでヴァイオリンを作ってもらったところ、二百年処理のものが一番音色がよかった。

峯沢さんによると、ヒノキで造ったヴァイオリンは和風の響きがするという。木は生き物だとしみじみ思う。



| おのまのプロフィール | 植物 | 03:29 | comments(2) | trackbacks(0) |
休憩・アリサム(にわなずな)
政治の話が続き息苦しくなったのでちょっと休憩。遊就館の続きは明日に。

去年は六月から玄関の前が芳香でむせかえるほどだったのに、今年は八月の終わりになっても静かなアリサムでした。ところが九月五日、一週間ぶりにもどってみるとアリサムの香り。昨年ほどではありませんが見違えるほど大きくなっていました。

ときどき冷たい風が吹く日もあり、夏と秋とが交じり合った時期になっていますが、おくればせながらも夏の花が咲いてくれたのはなにか嬉しい気がします。



| おのまのプロフィール | 植物 | 02:49 | comments(0) | trackbacks(0) |
わがやのモミゴト


木の幹を利用した花壇、というのは長いから、幹壇(かんだん)にしましょう。

幹壇に住む花の元気なことといったらありません。ここまでくるのはしんどいらしく、ナメもテーノージョージもこないからです。

マヒン家のモミゴトに倣い堅いモミで、もひとつ幹壇を作る事にしました。これまでかかった時間は二時間。あと十時間ほどで出来上がりと思うのは素人のあさはかさ。残っている部分が素敵に堅い。
| おのまのプロフィール | 植物 | 13:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
マヒン家のモミゴト・その後
8月2日に書いたモミゴトはその後も続き、チェインソーを使ったり、斧で切り込んだりしています。枯れたとはいえ、モミは堅い木です。ちなみに樹齢は四十年、マヒンさんが植えたのだそうです。

今朝がた煙が出ていたので見に行くと地上に残った根を焼いていました。ひとつき近く続いたマヒン家のモミゴトもそろそろ終わりに近づいたようです。
| おのまのプロフィール | 植物 | 07:52 | comments(0) | trackbacks(0) |
朝顔に
朝顔に つるべ取られて もらい水

加賀千代女(かがのちよじょ、1703年 - 1775年)の句を思い出させてくれたのが、この夏になって急に伸びだした藤のつる。西日をさえぎるために架けてあるすだれの紐に絡み付いているのを昨日発見しました。

すだれは竹製。冬の間は西日が弱いから要らないし、架けっぱなしにしておくとかびが生えるので取り込んできました。

つるべ(井戸の水をくみあげるために、縄またはさおを付けた桶)にからみついた朝顔を除くのがかわいそうで、他から水をもらった千代女にならうのか、それとも非情に断ち切るのか。

すだれに藤の花が咲く様も悪くはないだろうから、かびを我慢してみますかね。それにしても、千代女さんとやらは、ずっともらい水を続けたのでしょうか。


| おのまのプロフィール | 植物 | 07:33 | comments(0) | trackbacks(0) |
行く夏や
日の入りが夜9時を切ったのは二週間ほどまえだったでしょうか。日は坂道を転げ落ちるようにどんどん短くなり、裏庭のシュウメイギクがはらはらと散り続けています。

行く夏や鳥啼き魚の目は涙 

夏が去るのを惜しみ、鳥が悲しそうに鳴き、さかなが涙を浮かべている。旅にでるため人と別れる気持ちを詠み込んだ名句といいたいところですが、芭蕉の旅立ちは春。よって上の句も「夏」ではなく「春」です。しかし、春から夏になるときの気分は明るく、なにやら寂しい夏の終わりにこそ合う句に思えてなりません。


| おのまのプロフィール | 植物 | 01:14 | comments(1) | trackbacks(0) |
難花キャンプ改造
難花キャンプこと木のテーブルに乗せた鉢の下は雨風をふさぐので、ダンゴ虫たちが住み着きます。ダンゴ虫も花を食べる化け物グループに属している可能性があるので、ときどき鉢をどけて、テーブルを水洗いします。テーブルは湿気を含み、きのこが生えます。テーブルの下に水がしたたり雑草が生えます。

そこで一計。テーブルのかわりに幅8センチ、長さ150センチの杉板を8枚、5センチ間隔でならべてみました。5センチ間隔が虫よけになるのではという目論見。ナメクジよけのため土台のレンガの周りにあら塩をまく。

杉板は美しいし、テーブルより低いのでうるさくありません。ふと縁台に鉢を並べて花を愛でた江戸時代の日本人を思い浮かべ、アメリカ出張中に逝った江戸研究家、杉浦日向子の心情が少し分かったような気がしました。

| おのまのプロフィール | 植物 | 23:26 | comments(0) | trackbacks(0) |
難花キャンプ卒業生・訂正
7月14日の写真にある野菜化したサクラソウが花をつけました。花が咲くと現れるいまわしい化け物がいるので、ベトナム製の鉢にいれて我が書斎へ移動。また野菜になったら化け物界へ戻すぞ!



7月29日に本田勝一と書きました。本田ではなく本多が正しいというメールをいただきました。訂正します。
| おのまのプロフィール | 植物 | 04:58 | comments(2) | trackbacks(0) |
マヒン家のモミゴト
お向かい、マヒン家のモミの木が枯れたため切り倒されました。下のほうから枝を切り落としていくと、ひとつの根から二本の幹がでていたのが分かりました。切り株をみると実に大きい。

おとといの昼、マヒン家に一族郎党が集まり、鳩首会議。(鳩首会議・きゅうしゅ・かいぎ=鳩・ハトが集まるように、数人が集まって議論すること)。切り株に土を盛って隠すか、切り株をチェインソーで切るかでもめています。メリーランドから来ているマヒンさんの娘さんがあなたならどうすると訊くので、切り株の真中をほじくって花壇にしてみてはいかがというと、私もそれが良いといいました。しかし結論はチェインソー。

昨日はマヒンさんをはじめ男性群が奮闘していました。チェインソーが青い煙をあげ始めたのでどうなることかと思いましたが、今朝みると案の定ほとんど成果なし。さてこれからどうなるのか。




| おのまのプロフィール | 植物 | 00:02 | comments(2) | trackbacks(0) |
難花キャンプ
ナメクジにやられて瀕死の状態になったのをはじめとして、元気のない花や木を鉢に移し替えると息をふきかえすことがあります。絶命するのもありますが大体は生き延びます。鉢で育ち、窮屈そうなので大地にもどすとそのまま育つのもいるし、だめになるのもいます。窮屈でも鉢の中は安全。大企業のサラリーマンから社長兼運転手に転じたときの心境と同じ。

鉢を置くのは日向がよいのかそれとも日陰がよいのかを試行錯誤し、今は日に五時間ほど直射日光があたるテーブルの上に乗せています。目下15鉢。花の病院と言いたいところですが、医者に見立てるほどみずからに治療能力があるわけではない、戦場より安全な環境でただただ自力更生を願う、難民キャンプ、花だから難花キャンプというところです。なんか変だ?

せっかく蘇生したパンジーの花がある日かじられているのを見つけ、すべての鉢の底をみたら案の定ナメクジ。次の日も、また次の日も見つかり、いつ、どうやってテーブルに這い登るのか、ほんとナメクジは執念深い。かじられたパンジーは特別キャンプ、すなわち土と鉢を新しいものに換えて、テーブルから我が書斎に移動させました。家の中が良い環境とはいえないのですが。

ナメクジにとりわけ弱いのがQuarts Roseという花。辞書をみても日本語名がわかりません。1ー2ミリの花弁がたくさん集まった花は赤、ピンク、紫と多彩、葉の色形ともに可憐でまわりの花からも愛されている風にみえますが、数回ナメクジに犯されると花は落ち、葉が汚くなっていきます。水で洗っても元に戻らず、別な場所に移しても8割方は死にます。

その哀れな姿は写真、手前から二番目の通り。発酵芝で覆われています。手前は野菜化したサクラソウ。難花キャンプでどうなるかはいずれまた。


| おのまのプロフィール | 植物 | 03:15 | comments(0) | trackbacks(0) |
うじよりそだち ・6月18日のつづき
以下は6月18日の抜粋です。

「ゴルフ場からもらってきた高さ五十センチ、直径三十センチほどの丸太を少しほじくり、そこに土を入れ、花を植えてみました。

花達は夏のあいだ咲き続け、冬に姿を消しましたが、いままた復活しています。まだまだ薄ら寒い日がおおいので、これから日差しが強くなったらぐんと賑やかになるだろうと楽しみです」

日差しが強くなったという実感はなく、今年の夏は涼しいままで終わるのかもしれません。とはいえ丸太城のキンギョソウが花をつけました。ナメクジが大好きな花ですが、今のところセーフ。木製の鉢にいれたほかの花もやられていないので、木がナメクジ退治のキーかもしれません。木がキー。

金魚に見えるからキンギョソウというそうですが、ひとめ見てそう見た人の感性に敬意を表します。金魚に見えない。

昨日の日記、写真を大きくしました。


| おのまのプロフィール | 植物 | 02:04 | comments(0) | trackbacks(0) |
真相・天声人語
花を食べるのはリス、鳥、それともナメクジか。食べられた形がリスの歯型に見えましたが、どうやら冤罪(えんざい=無罪)。

明け方まで雨が降っていたので今日はさぞかしと思った通り、裏庭、北庭で七匹のナメクジを捕獲しました。ふと鉢植えの鉄線(クレマティス)をみると、これまで全く傷のなかった花がかじられています。リスにしては中途半端な高さなので、もしやと思い調べると葉っぱの裏に八匹目。

なるほど、ナメクジはリスの歯型のように花や葉を溶かすのだと合点、合点。リスのせいにする悪知恵があるなどは、捏造好きの○日新聞に似ています。犯人はリスと信じた読者もいけないのですが。あれ、話がおかしくなったかな。

おかしくなったついでに昨日とどいた文藝春秋八月号にのった松井一彦著「戦艦大和ノ最期・六十年前の証言」を紹介します。本文は長いので、以下は私が書き直した文ですが、趣旨は曲げていませんから○日新聞社のかたは見習ってね(笑):

{今年四月七日の朝日新聞・天声人語に、戦艦大和が沈没したときにこういうことがあったと書かれている。

「助けをもとめて救助艇にすがる者が多すぎるので、救助艇指揮官、下士官は用意していた日本刀で手首をバッサバッサと斬り落とした」

私(松井一彦・元海軍中将)は救助艇指揮官であったがそのようなことはなかった。

海軍士官が軍刀を常時携行することはなく、士官室の刀架けに架けたまま。重くて邪魔な軍刀を狭い救助艇に持ち込んだりしない。救助艇はバランスが悪く、重油で滑りやすく、軍刀を振り回したら自分の足をきるか転落するかである。

救助時には敵機の攻撃も終わっていて、漂流者は秩序だって行動していた。米軍も飛行艇を着水させて搭乗員を救助しており、何かのんびりした気分だった。

朝日新聞に事実を伝えたが、「本に書かれていることを引用したに過ぎず誤報とはいえない」という返事であった。}

「天声人語」を読んで毎日感激していた高校生時代が懐かしい。真相は「猿声狆語・えんせいちんご」なりと怒っていた大学三年生の頃も懐かしい。いまや感激もなく怒ることせず静かに生きる日々。そこで一句:

紅顔の少年としを積み重ね阿修羅と化してナメクジ退治

うん?まだ、怒ってるか。

| おのまのプロフィール | 植物 | 02:09 | comments(0) | trackbacks(0) |
覚書
園芸の真似ごとを始めて四年目。植物が元気よく育つ環境をつくるのは難しいと知りました。

うまく育たなかった事例を書いておきます。

1パンジー:
花壇で綺麗に咲いた花が何者かによってかじられ、やがて元気がなくなる。犯人は鳥、リス、虫のいずれか不明なるも、かじられた形からみてリスの公算大。

元気がなくなり、縮こんでしまったパンジーを花壇から小さな鉢に移し、裏庭のテーブルの上に置くと1週間ほどで回復し綺麗な花をつけたが、三日もたたないうちに半分かじられた。屋内に避難。もうパンジーは買わないこと。

2サクラソウ:
これもよくかじられている。めげずに次々と新しい花をつけるが、途中から花をやめ、葉だけが大きくなり野菜と化す。発酵芝のなかに移植して花が再開したのもつかのま今またかじられている。サクラソウも買わないこと。

3ナメクジ:
ガザニアの花が折れたように頭を下げ腐っているのでみるとナメクジがとりついていた。ローズマリーが急に汚くなってきたので探すとやはりナメクジ。ほかにもナメクジに弱い花は多い。ナメクジの粘液で葉や花が光っているとまず手遅れ。水で洗っても枯れていく。アメリカに破壊された広島、ベトナム、アフガニスタン、イラクを思い出す。美しかったバグダッドの変容をテレビでみるのは不愉快このうえない。

三年前に買ったナメクジ退治の薬はよく効いたが、去年から売られなくなった。今売られているSafer'sというブランドのは効き目がない。見つけたナメクジを薬が入った瓶にいれても死なない。ビールのほうが効く。われ修羅となり、ナメクジすべてをビール漬けにせんとす。

| おのまのプロフィール | 植物 | 02:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
発酵芝の変化
4月12日の日記に発酵した芝はヨーグルトのにおいがすると書きました。そのごも芝刈り業者は芝を袋に入れて置いていきます。どうやら肥料として使いなさいということらしく、日加タイムスのレポーターをしている妹尾さんも芝を肥料にすれば花がよく咲くといいます。なるほど、花が咲かなくなったサクラソウを発酵芝の中に移し変えると三日で花が戻りました。

ビニール袋に入れたまま1週間ほどたち、いかにも肥料らしい色になっているのを取り出し、花壇に置いてみました。ヨーグルトの匂いではなく、動物的なにおいがします。日本の駅で売っている、酒のつまみ、裂きイカのようです。どこからともなく小蝿が集まってきました。

ふた袋の芝を使って、裏庭の大木の周りに床をつくり、その上に園芸用の土を60リットルかぶせ花壇にしましたが、裂きイカのにおいがもれてきます。花壇が子蝿の楽園と化すのはかなわないので殺虫剤をまいていますが、なかなか退散してくれません。

発酵芝の変化は、芝自体が春と夏とでは違うから起きたのか、発酵時間の長さが違ったからなのか、発酵させる菌が強くなったのか、などなど考えても分かりません。いずれにせよ、肥料としてはヨーグルトより裂きイカのほうが良さそうな感じですが、裂きイカのにおいは困るので、これからは刈られた芝は即座に袋から出すことにします。
| おのまのプロフィール | 植物 | 04:43 | comments(0) | trackbacks(0) |
鉄線とアジサイ
夏至を越したというのに花壇は春の趣で、去年のいまごろ真っ盛りだったアリサムは数も量も半分以下です。そんな中で日に日に大きくなっているのがアジサイで、裏庭のは日の光をもとめて横に伸びた枝が、まだ小さくて白い花の重みで折れんばかりになっています。一方去年植えた鉄線もぐんぐん伸びてアジサイのなかから紫の花をのぞかせていて、うまく共生しているように見えます。

ここまで書いたときに友人から電話があり、BGM「さくら」付のフラッシュを送ってもらい感謝、見て泣いた、友人達に転送する、多民族や自国民の弾圧を続けている中国にとやかく言われる筋合いはない、日本の外交は稚拙であるなどという話になりました。あのフラッシュは神風特攻隊が犬死でなかったという話ですが、友人の頭の中では中国の反日運動と結びついたようです。

うーん、日本と中国が鉄線とアジサイのような美的世界を作るにはどうすれば良いでしょうか。韓国と日本は両国民ともお互いに対する親近感が良くなっているという世論調査があるそうで、であれば靖国、竹島、教科書による軋み(きしみ)はあっても大勢は良い方向に行くと期待していますが、中国は自国の抱える問題が複雑そうなので、とばっちりを食わないよう、不即不離(つきもはなれもしない関係を保つこと)或いはいったん退却が賢明ではないでしょうか。

| おのまのプロフィール | 植物 | 00:04 | comments(0) | trackbacks(0) |
うじよりそだち
氏より育ち。氏(うじ)とか素性(すじょう)といっても通じない世代があるかもしれません。生まれたときの血筋とか家柄という意味で、「氏より育ち」とは良い家に生まれるかどうかより、その後どういう環境で育つか、どういう教育を受けて育つかのほうがその人の人柄をつくるのに大きな影響があるということを言っています。植物を見ているとその通りで、同じ花、木でも植えた場所、環境の違いで結果が大きく違い、わずか一週間のあいだでも元気に育ったり、逆に枯れたりします。

我が家の裏庭に生えている大木の下に置いた花がとりわけ元気だったと書いたことがあります。そこでひらめいたのが木はなにか力(ちから)のようなものを発散していて、それを浴びて花が元気になるのではなかろうか。一歩進めて、切り倒された木にも力が残っているのではなかろうかと考え、ゴルフ場からもらってきた高さ五十センチ、直径三十センチほどの丸太を少しほじくり、そこに土を入れ、花を植えてみました。

花達は夏のあいだ咲き続け、冬に姿を消しましたが、いままた復活しています。まだまだ薄ら寒い日がおおいので、これから日差しが強くなったらぐんと賑やかになるだろうと楽しみです。


| おのまのプロフィール | 植物 | 02:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
最強の植物・10・青い万年草
starlight sedum、直訳すると 星光万年草。

「万年筆」は「マンネンヒツ」と音読みで、「万年草」は「マンネングサ」と音訓混合。「マンネンソウ」だと学生の下宿のようですか。万年荘。

岩波国語辞典をみると万年床(マンネンドコ)、万年雪(マンネンユキ)など音訓読みの例がでてきました。「万年」が「いつまでも」(消えない雪、片付けない布団)、という風に使われており、従って「万年草」は「丈夫でいつまでも生きるから」というのではなく、「いつまでたっても草のまま(花にならない)」という意味でつけられたのではないかと思うのですがどうでしょうか。

広辞苑をみたら「オノマンネングサ」というのがでてきました。黄色い花とあるのでもしやとおもったのですが、十五センチになるというのでは我がブルバードのマンネンとは違いまんねん。(こんな関西弁ないですか)

元にもどり、星の光と形容された万年草、色はいいとして形はこれから星に分かれていく星雲といった感じです。日本名をご存知のかたおられませんか。

二年前の夏、丈夫だという説明にひかれて買い、適当にちぎってあちこちに置くとすべて根付きました。冬になると全部消えてなくなり、なんだと思ったのですが、春になると元の姿に戻ります。この冬もいったん消え、いままたあちこちに顔をだしています。しかし、稚児泪や青い星座がビッグバンのように広がっているのにくらべて、おとなしい。そのせいか今年は園芸店でもあまり売られていません。 
| おのまのプロフィール | 植物 | 02:24 | comments(0) | trackbacks(0) |
ニワナズナ(アリサム)・杉?
去年、こぼれ種から沢山咲いたニワナズナ。ちょうど一年前の今日「花壇にアリサムが一センチから三センチほどのかたまりになっているのが三〜四十みつかりました」と書いてあります。今年はまだ数個しかみつかりません。

去年より温度がひくいのか、それとも種のとき風で飛ばされたのか、願わくば前者であって欲しいのですが。

代わりに、去年は全くなかった杉とおぼしきものがあちこちから出ています。杉だとしたら2−30メートルになりますから、そのままにしておくわけにはいきません。正体がわかるまで要注意。


| おのまのプロフィール | 植物 | 20:09 | comments(0) | trackbacks(0) |
メンナ改めピヨンピヨン
「メンドリとヒナ」を省略して「メンナ」というのはラーメンの具に似て良くないなと思っていました。鶏と雛だからずばり「トリトヒナ」は毒草「トリカブト」を連想しそうで没。

なんとなくもやもやしていたところ、本日「ピヨンピヨン」というメールがきました。ピヨピヨ鳴いているひよこ達のユニオンだそうで、座布団を取り上げられそうな感じもしますが、子供が喜びそうなので改名です。

改めてピヨンピヨンの写真です。

| おのまのプロフィール | 植物 | 10:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
最強の植物・9・マンネングサ
goldmoss stonecrop。ランダムハウス英和大字典辞典を見るとgoldmossは出ておらず、stonecropに万年草とありました。私の小指の先をひとまわり小さくしたサイズの多肉植物です。色々検索していて、丈夫だから万年という名前がついたという説明を見つけましたが、本当でしょうか。

丈夫で繁殖力が強いのはこの三年でよく分かりました。ブルバードの一角に見慣れない姿を見つけたときは雑草かと思ったのですが、その翌年には数倍の広さに拡がり、ギョリュウモドキを取り囲んであたかも兵糧攻めをしているような様相になりました。

この春、ギョリュウモドキのために穴を掘りなおしたときに万年草の塊をブルバードの北端に移したのですが、これが名前の通りゴールド色の花を咲かせています。元の場所に残っているのより色、つやともに見事です。寺田寅彦が植物は多少いじめたほうがよく育つと書いていますが、その通りです。

マンネングサという名前、goldmossを訳して「金の苔(こけ)」よりはましですが、その姿、色をみるとクサと片付けるのは気の毒な感じがします。筆の形をしているから土の筆とかいて「土筆=つくし」というようなうまい名前がないか、そうだ、イランの宝石店で見た金を思わせるとひらめき、「金の粒」。感心しないなあ。花が星のようだから「黄金星座」は「青い星座」のすぐあとで安易すぎる。頭が固くなってきたかな。


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最強の植物・8・青い星座
植えてはみたものの育たない草花があります。Blue Star Creeper というグラウンドカバーもそのひとつで、昨年の夏、植えたらすぐ消えてなくなりました。ところが春になると植えたときの十数倍もの広さになってあらわれたからびっくり。その名のとおり青白い花が輝いています。目下のところ一番人気。

Creeperは地を這うものという意味ですが、これを訳す必要もないでしょう。ビッグバンでうまれた宇宙のように広がっていく様にみたて「青い星座」で決まり。

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十年目のオドロキ
「七年目の浮気」とはマリリン・モンロー主演の映画「十年目のオドロキ」は本日、目(ま)の当たりにした出来事。マリリン・モンローを知らないひとは下のサイトを見てください。

七人の集まりの席で「最強の植物はなにか」と質問したところカナダ人の弁護士、ゲリーが「たんぽぽ」と日本語で応え、「たんぽぽを漢字でどう書くか知ってる?」と続けました。ゲリーは弁護士ですが二十年前に川端康成に関する論文を書いたというヒト、並の日本人が知らないことを知っています。六人の日本人で答えられたヒトはゼロ。まあ、たんぽぽを漢字で書けなくてもいいです。

そこで私が「では、たんぽぽを英語でなんと言うか知ってる?」と質問したところ誰も答えられません。私は、へえ知らないのかと軽く受け止めたのですが、ゲリーは十年来つきあってきた友人が英語でたんぽぽをなんと言うか知らないと知り、大きなショックを受けていました。見ていて気の毒なくらい。

ことほど左様に英語民族と日本語民族のあいだにはすれ違いがあるというお話でした。http://www.geocities.co.jp/Hollywood/5710/7year-itch.html
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最強の植物・7・ハーブ
チゴナミダとおなじように二、三年で三十倍になったのがハーブ。ただし、イングリッシュ・ラベンダー、タイムのいずれも他の植物から逃げだす弱虫。

ラベンダーは足元に忍び寄ってくる蔓から逃げているうちに花の勢いが弱くなり、昨年の夏は灰色の花になりました。蔓を取り除くと逃げ回った軌跡がはっきりわかり、なんと臆病なんだ、なぜ闘わないのだと思いますが、まあそういう性質なのだから仕方ない。冬の間も下草を見つけると除いてやった甲斐があり、今年は色鮮やかな紫の花をたくさんつけています。ゆがんだ形はそのまま。

可憐だった小さなタイムは二年たつとモソモソに育ち、ペチュニア、アリサムとともに花壇を飾りましたが、冬になり他の花が消えるとタイムが花から逃れて花壇の外に張り出していったとわかりました。ラベンダー同様に形がゆがんでいます。花壇は今年も花が主役。鉢に移植しました。写真の反対側はへこんでいますが、日にあたって形が整う(喝!)。

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最強の植物・6・稚児泪
強そうにみえて実は弱点がある植物とは逆に、見た目は弱そうなのに強いのがいます。その代表格がBaby`s Tears。ちいさな丸い葉はなるほど「赤ちゃんの涙」という感じです。「赤ちゃんの涙」では直訳、しゃれて「チゴナミダ(稚児泪)」でいきましょう。

直径十センチのチゴナミダについていた説明には二ー三倍に増えるとあったような気がしますが、三年たった今、直径は五倍以上、すなわち面積は三十倍にもなりました。さわると相変わらずフワフワしていて弱そうな草ですがナメクジもカタツムリも近寄ってきません。花しょうぶの下で広がり続けている姿を見ていると「元気の素(もと)」のようなものが伝わってきます。

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