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過去⇔現在を行ったり来たり・ときどき未来へも@バンクーバー 

マスターズ&片山晋吾・最終

ただいま日曜日の朝、マスターズ最終日からちょうど一週間たちました。今日こそはマスターズ&片山晋吾シリーズを終わらせます。脱線ゼロをめざします。


あの日のテレビは最終日を−4、十位タイで迎えたウッズとミケルソンを中心に映していました。そろそろ−6、六位タイの片山が一番ホールに立つ頃だと思っていたのですがその姿はついに映りませんでした。なんだよってなもんです。

さすがに−11、一位タイのカブレラとペリーの一番ホールは映りましたがそれも一瞬。画面は延々とミケルソン、ウッズを追いかけました。

三日目を終わったときに65か64、すなわち7アンダーか8アンダーで回ると云ったミケルソンが前半の九ホールを6アンダーで回ったのだから無理もありません。こんなに意思力が強い人だったのかと見直しました。


そのあともミケルソン、ウッズが中心に映り、カブレラ、ペリーはなかなか映りません。片山にいたっては二番ホールでバーディーをとったのも出ません。

だいぶ時間がたったあとでしたがカブレラたちが映ったらアナウンサーがミケルソンの組は熱気があふれているがこっちにはエネルギーを感じられないと云いました。オノマもそうだなと思いました。

しかし一週間たった今になってみると、そりゃあそうだ、ミケルソンたちはのべつ映るから彼らの熱気が伝わってきたけれどカブレラたちの様子がわからないのだからエネルギーを感じられないと云われたらそう思っちゃうよと気がつきました。


テレビを見るときは冷ややかにみないといけません。

日本を訪れているあいだ何が嫌かというと、世の中の出来事の一部だけを切り取って、それを深く広く分析しないで断罪するみのもんたや田原総一朗の顔を見ることです。

ふたりのおかげで多くの日本の大衆の多くは政治感覚、社会感覚が麻痺しています。

日々、大衆は目のまえに新たな「事件」を投げ出されそれに飛びつきそして忘れていきます。せつなせつなの興奮をあたふたと繰り返すだけで大きな流れとか節目とかをじっくり見て質す、糾す、正すという習慣がなくなっています。

外務省の機密費、コイズミ、タケナカ改革、ブッシュ戦争支持などなど日本を蝕んできた問題の総括をしないまま日をすごしています。・・・脱線・・・やめておきましょう。


十五番、パー5でバーディーをとれなかった片山のスコアは−8。片山の先を回っているミケルソンは十七番を終わって−10。

首位ペリーと二打差にせまったミケルソンは映りますが四打差の片山は映りません。

まあ、これが北米のテレビです。

朝鮮のロケット騒動のときはオバマや金正日は映ったが日本の存在感はゼロ。安保理決議を求めてあえなく失敗した日本はピエロだった。2009年4月、国際社会で孤立が目立ったのは朝鮮ではなく日本だった。

オバマを訪ねたときも麻生の姿は映らなかった。

リンクにある「米国政治」にも麻生・オバマ会談を書いたコラムはなし。あのサイトで日本人が書いたコラムを見たことがないからムリないけれど。コモリさん、ハナオカさん、内弁慶をやめて英語で書きなよ。シロートonomarの中学生並みの英語のコメントだって少しは影響力があるんだから。

オバマとの食事会も共同記者会見もなかったあの訪米は費用対効果でみたらひどく効率の悪いものだったのではなかったのか。などと分かりきったことを問うも6741。

麻生が「ローマ法王に会いてえ」と云ったという報道を昨日みた。あのG3、オバマや法王に会うことイコール成果だと勘違いしてるんじゃなかろうか。6741。

脱線やめやめ・・・・



そんなわけでわが片山はついに見られないで終わるかと思ったら、1986年のニクラウス、2005年のウッズが名場面を演じた十六番ホール、パー3の片山が映りました。

バーディーをとって−9。

十八番ホールでミケルソンはボギーをたたき−9で終了。おおし片山、ミケルソンに並んだ。


十六番ホールでペリーがもう少しでホールインワンというショットをしてバーディーをとり−14で二打差のトップになりました。

十七番、十八番を連続でボギーにしてプレイオフで破れることがなかったらペリー@十六番・2009はニクラウス@十六番・1986、ウッズ@十六番・2005のショットと並ぶ名場面として記憶されたでしょう。

来年も再来年も二クラウス、ウッズの十六番はテレビで見られるでしょうが、ペリーの十六番は見られないでしょう。もちろん片山の十六番はポイステ。しかしあのふたりそしてファンの何人かはペリーと片山の十六番・2009を忘れないでしょう。少なくともオノマは忘れませんね。呆けなければ・・・


ミケルソンを映さなくなったテレビにまたも片山が映りました。十七番、おお、連続でバーディーチャンスか♪ と思ったらそうではなく少々距離のあるパーパットに入るところでした。

強力に念じました。入りました。

このパーセーブは片山をひとつ高い次元のゴルファーにしたのではないでしょうか。いやそれは間違い、もともと片山にはそういう場面でそういうことができる力があったのかもしれません。あのパーパット、良かったなあ。

十八番ホールでも片山が映りました。こんどはバーディーパット。これは間違いなく入れるね。

ウッズもミケルソンも十八番はボギーをたたいて後退していました。

片山がバーディー、−10で終了し観客から大きな拍手が送られました。見てる側も最終ホールのバーディーを見たいのです。


ウッズに二打差、ミケルソンに一打差であがった片山がテレビで大写しになり、そして何と彼のシャツと帽子に小さな日の丸の旗が貼ってあるのが見えました。

日の丸をつけて回っていたとは知らなかった。マスターズは国別競技ではないからちょっとおかしいかと一瞬思いましたが、いやいや、今の日本はこうでもしないとアメリカから相手にされないと思い直しました。

均整美からみたらウッズに負けてる片山と Heroes の ヒロ・ナカムラの姿とが重なり日本人を好きになったアメリカ人が増えたことでしょう。・・・やや問題発言か・・・

イチロー、浅田真央、片山晋吾が高めている日本のイメージを壊してくれるな●●サン・・・


もうひとりの日本人選手、今田竜二は最終日3アンダーで回り合計−1で二十位でした。

マスターズ初出場でこの成績が素晴らしいということは片山晋吾の実績と比べたら分かります。今田32歳。グリーンジャケットを日本にもたらすのは彼かもしれません。

2001年 40位   +4
2002年 予選落ち
2003年 37位   +8
2004年 招かれず
2005年 33位   +6
2006年 27位   +4
2007年 44位   +16 
2008年 予選落ち
2009年 4位   −10


片山、今田、石川の三人が2010年マスターズにも出てくることを念じつつこのシリーズを終わります。

石川    1991・7・17
今田    1976・10・19
ウッズ   1975・12・30
キャンベル 1974・5・31
片山    1973・1・31
ミケルソン 1970・6・16
カブレラ  1969・9・12
ペリー   1960・8・10 


 

晴れ 

本日三十位 490 点 

http://blog.with2.net/link.php?310164
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未来予測・3
経済予測が天気予報より難しいのはなぜかという話を日加タイムスに書きました。旅先で手元に資料がありませんが、こういうことです:

天気の変化もニンゲンの営みもいくつかのパターンをもっている。過去の変化を記録し、分析すれば、パターンが分かる。パターンが分かれば未来がわかる。

天気は地球ができたときから存在している。長年存在しているから変化のパターンは安定している。記録が増えるほど、時間をかけるほど正確なパターン分析ができる。

ニンゲンが地球に現れたのはごく最近のこと。生命体として幼く、発展段階にあり、その行動パターンは発展の最中。すなわち安定していない。安定していない行動から生まれる経済活動もまた安定していない。過去の記録が増えるほど、時間をかけるほど多様な現象のデータが増え、迷路に入り込む。天気予報よりパターン分析が難しい。

ということで井上氏や某教授の予測が当たらないのは当たり前なのです。こんなことを知ったらエコノミストになろうというヒトがいなくなりますかな。それとも、どうせ当たらないのなら気楽だといって増えますか。

エコノミストでない私の予測はよく当たります。これまでどういう予測、予言が当たったかを書くと自慢になります。自慢は嫌らしいのでやりません。と云うのは偽善、建前、かっこつけ。どうせ書くにきまっています。乞う、ご期待。だいぶ、気力が回復してきたな(笑)。



| おのまのプロフィール | 政治経済 | 07:32 | comments(2) | trackbacks(0) |
未来予測・2
もう十年も前になるでしょうか、「日加タイムス」の色本編集長から、新年号に「カナダ経済の予測」を書いて欲しいと頼まれたことがあります。

ちょうどそのころ日本への出張があったので、井上謙吾氏と会い、ビールをのみながら質問しました:日銀の経済予測と天気予報とどっちがよく当たる?井上氏はウーンとうなったあと「残念ながら天気予報のほうが当たるね」と悔しそうな顔をしました。

日銀のエコノミストともなれば日頃から尊敬のまなざしで見られることが多いのでしょうが、井上氏は根が誠実、正直だから世間の買いかぶりを内心負担に感じており、そうやって実相を認識させられることでかえって気が楽になったのではなかろうかと思います。エコノミストではないからといって私の論をはなから否定することなど一度もなかった井上氏が懐かしい。

同じく著名な経済学者で、大手金融機関の顧問などを務めている某教授がのべた日本の株式見通しに基礎的なマチガイがあったのでそれを指摘し、ついでにあなたの言った見通しとは逆のことが始まるだろうと云ったところ、不機嫌になりそれっきり縁が切れたこともあります。教授だから・・大臣だから・・高級官僚だからと肩書きだけで勝負するヒトの考えていることはおおむね浅いものです。脱線。


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シーモア・4・ミステリーピーク


.潺好謄蝓次Ε圈璽へ行くシーモアでいちばん長いリフトに乗ります。



▲螢侫箸亮りには木がたくさん残っていて、自然のなかで遊ばせて貰ってる、ありがたいという気持ちになります。

儲けることを考えたらゲレンデを広げようとして木を切ってしまうでしょう。ミンエイカには弊害もあるのです。



4祺爾縫團鵐のかたまりが滑って行きました。いそいでカメラを取り出したのですが、構えたときは滑り終えていました。



い海鵑匹魯献礇鵐廚垢訌阿縫轡礇奪拭爾魏,靴討い泙靴拭



イい筺次△笋瓩董△笋瓩討辰燭蕁H疚弔するのでみると、男の子がまるで新婚の花嫁をベッドに運ぶような格好で女の子を抱きかかえ、そのまま滑ろうとしていました。

シャッターのおりるのが遅れ、写ったのは転倒した絵。キャノン・イクシ・デジタル200の反応ニブし。



Δ海里△判の子は立ち上がって、ンモーとかなんとかわめきながら男の子に雪を投げていました。

青春とはこういうことなのです。いくら心が若いからといって、同じことを五十すぎのオジン、オバンがやってごらんなさい。私は目をそむける、耳をふさぐ、リフトから飛び降りる(笑)。



Г海侶平Г鬚罎辰り眺められるのがシーモア・旧式リフトの魅力です。高速リフトだと景色がゆがみます。

近代化とか民営化という代物を進めるときにニンゲンの生理や心理に心が及ばない人種がいるもんだから生きにくくなる、ねえヘーゾー君。



┘螢侫箸僚点ちかくになると樹氷が見えてきます。もう一本リフトを使うともっと良い景色になりますが、色香()に迷い(笑)見送りました。



ピンクのかたまり、イースター・バニーがスノーモービルに運ばれて頂上に着いていました。リフトを降りたら急いで追いかけます。
| おのまのプロフィール | 政治経済 | 10:11 | comments(3) | trackbacks(0) |
シーモア・1・家から
十七日(月)イースター・マンデイ。雪が降っているのに、シーモアもグラウスもスキー場を閉めるとは惜しい。シーモアは二日で五十二センチも積もりました。

前夜もよく眠れませんでしたが、こういうときにドクターストップを守るのは風邪の民のウマシカ。三月二日以来ごぶさたしているシーモアに行きました。

少なくともこれから半年は滑れないと思えば、観光客気分、写真をたくさん撮りました。今日は10葉載せます。



―佝後0.1km。毎日のように散歩しているアダムス夫妻の家がみえてきました。ジェシーはますます幼児のように頼りなげな風が進み、それにひきかえジョージは温和でしっかりしています。同じ名前でもアメリカで大統領をやってるあいつとはずいぶん違う。



3km。 HWY1に入ります。HWY1はカナダを横断する全長7821kmの高速道路、無料です。

日本も高速道路の無料化を急ぐべきなのに、「ミンエイカ」という騙しにあって進みません。ジュンも悪いけれど、ジュンを騙すカンリョーが一番の悪(ワル)じゃのー。



HWY1を4km東へ走ります。写真では分りませんが、くだり坂です。制限時速八十キロを保つためにときどきブレーキを踏みます。



7km。HWYを降り、シーモア・パークウェイへ入ります。



イ修量召肪僂犬此▲僉璽(公園)の中を走っているようで、好きな道のひとつです。



ζ始に鹿が出るので注意しなさいというサインです。



dearとdeerをかけた駄洒落で、意味はΔ箸なじです。

「あらまあ おどろいた(Oh Dear)鹿が横断する(Deer Crossing)」と訳しては洒落になりません。「鹿がでるぞ、しかと見よ」「びっくりしたなあ、鹿でしか」・・



┐海鵑覆里發△蠅泙垢、これを考えた人、採用した人の精神が好きです。

誰ですか、「象が出るぞ、ゾー」なんてつぶやいた人。ほんとに出てきたら面白いでしょうね。ああ、またスリランカやビルマに行きたい。



パークウェイの一部ですが、撮った理由が思い出せません。なにかあったはずですが。



12km。パークウェイから左折したところ。あと数百メートルでシーモア山に入ります。道の左側にジョージ@アメリカが好きというクリスチャン姉妹が住んでいます。三年以上会っていません。
| おのまのプロフィール | 政治経済 | 17:23 | comments(0) | trackbacks(0) |
歯科医風景・2
壁掛けは歯科医の脅し文句です。



Ignore your teeth and they'll go away.

「あなたの歯を無視しなさい。そうすれば彼らは立ち去るであろう」

こんな新約聖書みたいな日本語はいけません。訳すならこうです:

「歯を無視したら虫歯だよ」

「your teeth」のところに他の言葉を入れても通用しますね。音楽家:「your fans」 政治家:「your voters」 学校の先生:「your students」

コイズミ、タケナカから無視されている「負け組」「負け組予備軍」の方は立ち去ってはいけません。投票所に行きましょう。

急いでカメラを回し、昨日のせた写真まで戻ります。













↑.董璽屮襪両紊忙笋里瓩ねと携帯電話があります。カメラもそこに置きました。

↑▲船紂璽屬ら搾り出した絵の具で描いたロンドンの地下鉄路線の絵がかかっています。ロンドンの地下鉄はチューブ(tube)と言うので駄洒落絵なのです。同じことを東京やトロントの地下鉄でやってはいけません。東京やトロントはサブウェイ(subway)です。

さて治療イスに座りましょう。



座ると目に入るのが照明器具。覆いの一部に割れめが走っています。



明るい天井。冬の間はうす暗い我が家の台所と書斎をこういう風にしようかと考えるのですが、真夏になったら後悔するかもしれません。



天井にテレビがはめこまれています。治療をうけているときはほとんど目をつむっていますが、多少は気がまぎれます。音はでません。韓国・サムスン製。



歯は大分楽になり、おっかなびっくりですが左の歯で噛んでいます。八日ごぶさたしているスキー、明日はやりたいけれど咳がおさまっていません。
| おのまのプロフィール | 政治経済 | 12:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
かんたんかんだん
これはなんでしょうか。



簡単に分りましたか。

ゴルフ・クラブで見たとき幹壇になるかもしれないと思って持ってきた切り株です。



中は腐っていてノミ(鑿)で削っていくと三分で貫通しました。簡単幹壇。



前からあった幹壇の花が大分消えました。どう立て直すか構想中ですが、経済性を考え多年草を中心にするつもりです。



右手前の白っぽいのが腐っていた中枢。量が多いでしょう。え、どなたですか、飽食してぶよぶよになったどこぞの要人に似てるとおっしゃったのは。彼らも三分あれば除去できますかね(笑)。



| おのまのプロフィール | 政治経済 | 10:42 | comments(2) | trackbacks(0) |
想 ・コイズミの本質・各論

2004年10月、一人の若者がイラクで人質になりました。香田証生、24歳。

小泉さん、ぼくは、また、日本に帰りたいです。すみません

自衛隊撤退を要求した誘拐犯に対して、即座に「撤退しない」と答えた小泉の言葉は香田への死刑宣告でした。

時間を引き延ばしながら交渉することすらせず、ジョージに媚びるように「撤退しない」を繰り返す姿は情けなかったなあ。

「なんだプータローか」とあざけった国会議員・カチグミは低脳だから仕方ないけれど、見識高い(皮肉ですよ・笑)メディアは「100ドルしか持っていなかった」「短パン姿だった」「やめろと言ったのに行った」と見殺しにして良いという保険をばら撒きました。一体全体、日本の「中枢」はどうなってんの。

48時間後、香田は処刑され、生首が切り取られていく映像がインターネットで世界中に配信されました。それまで数十頁だったこのブログへのアクセスが400頁を越えました。(今年は一日あたりのアクセスは平均300頁強、最高1000頁強です)
 
生首の映像は大人に逆らう子ども、大人の言いつけに従わない子どもはこのようにお仕置きされるのだという見せしめである。そう認識した子供は大人と決別したでしょう。そういう大人にはならないとひそかに誓った強い子供、力が抜けてしまった弱い子供、ともにです。

子どもは大人に迷惑をかけ、大人はひやひやしながらその尻拭いをします。尻拭いしようとしなかった、いや、手ごろな言い訳をほざくだけで、実はその力が無かった大人、コイズミ、国会議員、マスメディアを日本が扶養する必要はありません。

inspired by シンの手帖

民主党の党首選挙、なんだか自民と変わりませんねえ。党首交代のあとに繰り返されるであろう茶番劇もいい加減あきました。そろそろ現実的、建設的な日本、日本人のための日本にしよう、とりあえずはジョージの飼い犬、コイズミ、タケナカ討伐から手をつけよう。と考えているでしょうか、我が同胞は。
| おのまのプロフィール | 政治経済 | 13:27 | comments(2) | trackbacks(0) |
写真&クイズ
四日に撮った写真・八葉とクイズ二問です:


.イズ用写真です:



Q1:この美しい車のメーカー・名前をご存知ですか。
Q2:この美しい後姿は男性でしょうか、女性でしょうか。



Q1の答えが写っています:



答えはベンツのスマートでした。二人乗りです。

五人乗り(荷物席を倒すと七人乗れる)トヨタ・カムリ・ステーションワゴンを十年間ほとんどひとりで乗ってきた私はスマートではない。

Q2の人が写真の右端にすこし写っています。

Q2の答えが分ります:



男性、それもシニヤーでした。

ふたりとも長い板を使っています。

としい後姿をもう一枚:



からだ全体のバランスからみて、左の奥歯がうずいたりはしていないでしょう。

キΝЛ┨狼の表情を連続で載せます:






どうです、この表情。自民党、民主党の両党首のニヤケ顔と比べてなんと凛々しいことか。あくびでさえ立派は言い過ぎ?

| おのまのプロフィール | 政治経済 | 09:06 | comments(4) | trackbacks(0) |
Win Fixer 2005
このごろPCを開くとすぐ妙なメッセージが現れることが多く、PCが重くなり、作業中に落ちたりします。重いので苦戦しているうちに空メールが出たこともあるようです。

そういう症状を見透かしたかのように「Win Fixer 2005をダウンロードしろ」というメッセージが入りました。

Winとあるのでマイクロソフトの無料サービスだと思い、ダウンロードし始めた途中で、インストラクションの日本語がおかしいことに気がつき中断しました。

ググってみたら次のようなものが見つかりました。一見もっともらしい文句で惹き付けておいて、実はインチキをやっているどこぞの政治家には騙されないのに、危なかった。


Q:近頃、Win Fixer 2005" をダウンロード(推奨)してあなたのパソコンのスキャンをした方がよいです・・・お使いのパソコンの動きが悪くなったり、ブロックしたりすることがあるかもしれませんから・・・etcの(こちらが心配になるような)表示が出ます。

A:スパイウェア対策ソフトを装った、スパイウェアです。アドウェア(広告ウェア)というべきか。言う通りにすると「これじゃ駄目だからこの有償製品買ってね」といわれるいんちきソフトです。海外では流行中、日本でも現在少しずつ流行りつつあります。

えーと、その症例ですがAd-awareやSpybot-S&Dで対策しろ、という回答が付くと思いますが、正直なところ、最近はそれらで対処できないスパイウェアやアドウェアが増えています。実際Win Fixer2005もその一つで、完全に対処はできませんので、是非以下のサイトへ相談してみてください(対応方法は一応確立したので、後は症例を求めています)。

この症例に関しては、まず掲示板に相談していただけるとありがたいです。

【アダルトサイト被害対策の部屋】
http://www.higaitaisaku.com/

日本でのスパイウェアやアドウェアの対策の総本山です。ここ以上にまとまったサイトは未だにありません。掲示板への相談の注意書きなどは必ず全て熟読の上、指示に従ってログなどを提示していただけると幸いです。
| おのまのプロフィール | 政治経済 | 04:49 | comments(0) | trackbacks(0) |
惜別・借りもの・仮もの
十八日、グラウス。リフトの列にならんでいる若者たちを見ていると「青春」、子供たちから「躍動」という言葉が浮かんできます。からだから何かが次々と飛び出している感じ。

「青春」、「躍動」を英語ではなんと言うか。Kenkyusha`s New Little Japanese English Dictionary:

青春=youth・springtime of life・ adolescence
躍動する=stir・throb・palpitate

springtimeをのぞいて英語より日本語のほうに感じがでていますね。throbなんて語感からしてもたついています。また脱線しそう。脱線ついでに「脱線」を英語でなんというかも書いておきましょう。

脱線=digress、ダイグレッスとも発音しますが、ディグレッスというほうが脱線に伴う時間的な特徴を捉えている感じがあります。ダイとくるとダイアパー(diaper=オムツ、オシメ)を連想していけません。ダイアパーはダイヤモンドと親戚で「ひし形模様、ひし形模様の布」というのが本来の意味で、そこから「(ひし形模様の布をつかった)オムツ」になったそうです。ただし、オムツの意味に使うのはアメリカ、カナダであって、イギリス人はオムツのことをナプキンと云うそうです。イギリス流は食事どきに思い出すと健康によくないから忘れましょう。待てよ、イギリスだけではないか・・

さて、脱線に戻って、digressはdi+gre+ssとみっつの要素から成っています。

 嵶イ譴討い襦廚箸いΠ嫐のdi。 他の例: distance(距離)=di (離れている)+ stance( stand・立つ)。

◆峭圓・go」という意味のgre。他の例:progress(前進する)=pro (前向きに)+gre(行く)。

最後のssは言葉のキレをよくするための修飾語で特に意味がないのではないでしょうか。ご存知の方おられたら教えてください。

目の前でこどもたちが雪合戦を始めました。雪の球をぶつけあって喜んでいる、身体がじかに触れあって戯れる遊びの変形、空間をへだてて相手とつながっている一種の愛情行為、雪の球を石のような硬さにして、憎しみをこめて時速百キロで投げつけたりすると喧嘩になる、愛と憎は紙一重、それでも憎には相手にたいする関心があるのだから、無視や無関心よりまし、などと考えているのがオトーサン、オカーサンでしょうか。オトーサン、オカーサンになるとからだから何かが飛び出してくるという感じではなく、子供を護るバリヤーをつくるためにエネルギーを張り巡らせている感じがします。

「無関心より憎しみ」「憎しみは愛の変形」「すべては借りもの」とが一緒になって、戦争も愛の行為の変形か、借りものとは「仮のもの」に通じるなどという思いも浮かんできました。

仮の世界、いつかは返すもの、どう使っても良い、いつか死ぬのだからイキモノをどう扱っても構わない、そういう気持ちが「神としか話さない」人種の頭にあるのかもしれない。であれば、ディックやジョージやクリスチャン・ソルジャーの気違いじみた言動が理解できる、そういうことであれば、話し合おうとか平和をとか言っても通じない、いっそのこと同じ行為で応えるのが良い、ディックやジョージを捕まえて縛り首にしようと考えると、自分も無間地獄(むけんじごく)に陥ります。

それにしてもアメリカの空気は一年前からがらりと変わり、ジョージ一味を否定するアメリカ人が70%に近づいてきました。二十日(月曜日)に流されたジョージの演説を支持するアメリカ人は実質ゼロではなかったでしょうか。三十年前のニクソンと同じようにジョージが罷免されると一番いいのですが、ありえないことではありません。

それにくらべて日本はどうなっちゃったんだろう。偽メールにひっかかった永田を懲罰するなら、ジョージの偽情報にひっかかった、あるいは偽と知って行動したジュンの罪は百倍大きいからチョー懲罰!小さなものに大騒ぎして、大きなものに目をつぶっている、肝心なことにメリハリをつけない国は永遠に冬のナルニヤではニヤーか。

どうも、ディグレッスから抜けられませんねえ。本当は二十一日夜に見た映画「V for Vendetta」がとても面白かったので、大後輩チヒロさんが書く前に書こうと思って始めたのですが。


| おのまのプロフィール | 政治経済 | 08:01 | comments(2) | trackbacks(0) |
惜別・喜怒哀楽
ジョージやジュンたち一味が繰り返してきた、きている嘘、悪行を思うと怒りが沸騰し、心身のエネルギーが大きく消費されます。したがって彼らのことをなるべくアタマのなかから追い出そうとし、ここ数日のあいだうまくいっていたのですが、昨日のニュースにでてきた中川政務会長の言でまた沸騰してしまいました。

中川は「日本国民のすべてを勝ち組にするために小泉カイカクが必要」というようなことを言ったのですが、まだ懲りない、分っていない。そこだけきり取るとまともな絵に見えるけれど、全体は歪んでいるだまし絵の一部だということが顔に読める。

衆議員選挙でホリエモンと組んだときのレトリック、イラク侵攻を正当化したときのレトリック、などなど、そういうものの積み重ねで良い世界は構築出来ない。その場かぎりの綺麗な言辞が破綻するとずらしたり、すり替えたりすることを恥じない卑しさが顔にも体にも表れる。「勝ち組」などという低い次元でもってマツリゴトをやってくれるな。

と怒りをほんの少し(笑)吐露して、十八日、グラウスに戻ると、あの日は冬との別れを惜しみながら、喜怒哀楽のことも考えてました。喜怒哀楽という四つの感情のなかで最初の三つは抑制するのが良いと考えたのです。

「喜ぶ」「怒る」「哀しむ」のいずれも大きなエネルギーを要し、自分にも自分以外の世界にもマイナスの力として作用する、「楽しむ」だけは自分の世界の中におさまっていて悪さをしないのではなかろうか。「喜ぶ」を排除するのはなぜかということを含め、様々な事例・事象、ニンゲン以外の世界、たとえば花や鳥の感情にも想いをはせてみたのですが、あとはみなさまのご判断にお任せするということで省略します。

「喜ぶな、怒るな、哀しむな、楽しめ」というのが十八日の結論ですが、そうと分って実践できない、痴れ者・中川に反応した愚かさに!!

ここまで書いてふと頭をよぎったのが指揮者・小松長生さんの温顔。昨年の今ごろコスタリカで会って以来お目にかかっていません。あのころ小松さんはコスタリカ交響楽団の仲間を殺され、ご自身も暴漢に襲われて「怒」と「哀」を味わっていました。元気にしているのだろうか。

サイトを覗いたところ次のメッセージがありました。

世界中で目を覆うような事件や争いが起こっています。 私が音楽家として出来るのは、一回一回のコンサートを精一杯全うして聴衆、楽員、そして自分が喜びを感じて行く事だと思います。 皆さんとまた音楽会でお会いできますのを楽しみにしています。
2006年3月
小松 長生

怒り、哀しみは押さえ込み、喜びだけを見ようという姿勢でしょうか。怒り、哀しみを作り出す愚か者を糾す(ただす)ことに疲れたのでしょうか。メッセージが短いので、よく分りませんが、多少の絶望感があるのだろうと感じました。

| おのまのプロフィール | 政治経済 | 06:01 | comments(2) | trackbacks(0) |
小脳のパニック・虹・未必の故意
十四日。山上はときおり雪、住宅街はときおり雨、雲の合い間からときおり光。

錯覚かなと思ったほど近くに虹が現れました。およそ十メートル先に見える低い虹を百メートルほど追いかけました。




昨日の日記:「いずれも止まっているときや極くスピードのないときに転倒しています。どうしてか。続きは明日」

まず考えたのは筋肉の衰え、バランスの衰えです。普段から運動らしい運動をしてないから衰えています。しかし斜度のあるところで転倒せず、平地で止まっているときやチョー緩斜面で転倒するのはどうしてでしょうか。筋肉、バランス以外の要素があるはずです。

犯人は筋肉ではなく板だと思います。

.ービングスキーは昔の板に比べてターンしやすく出来ていて、ちょっと体重をかけるだけで板が回ります。ちょっとやそっとでは回らない昔の板に慣れているものだから、思ってもいないところで足元をさらわれる。これにちがいありません。

写真上がカービングスキー(carving ski・carve=切る・削る)です。板が簡単に回転するようにトップとテールの幅を広げ中央部を狭めています。



▲ービングスキーは踵(かかと)の位置が高くなっています。踵と雪面との距離はカービングが八センチ、昔のが六センチ。はいたことがないので断言はしませんが、ハイヒールだって二センチ高くなったら歩きにくいことでしょう。高いから転倒しやすい。




カービングスキーを設計した人は´△鯲匹知っている、転倒することを知っている。「未必の故意」ではなく「確信の故意」ですな。いえ、ホームレスを焼き殺した少年のことではありません。などと書くときはあるんだ。弱者を虐げる癖がついてしまった日本の暴走は加速中。方向転換しないと崖に突っ込んじゃうよ、ジュン様。

未必(みひつ)の故意(『大辞林』三省堂 ): 
実害の発生を積極的に希望ないしは意図するものではないが、自分の行為により結果として実害が発生してもかまわないという行為者の心理状態

例(文責・おのま):
‐討殺すことを積極的に希望ないしは意図するものではないが、火炎瓶を投げ込む結果として焼け死んでもかまわないという少年たちの心理状態
⊆殺することを積極的に希望ないし意図するものではないが、所得格差を広げる仕組みをつくる結果として自殺が発生してもかまわないというジュン様の心理状態  
| おのまのプロフィール | 政治経済 | 14:17 | comments(2) | - |
黒い狼・やわらか戦車
去年のいつだったか、この冬は雪が多くなるような気がすると書きましたが、期待に違わず山にはよく雪が降っています。グラウス、七日の夜は十一センチつもり、八日も降り続いています。シーモアもふつか連続二十センチです。日中は零度以上になることが多く、キュット美人になれないのが惜しいけれど、二日に一度はグラウスを訪れています。

このところ滑るだけでなく、ゴンドラに乗る前に狼に挨拶する楽しみができました。一昨日分ったのですが、小柄な黒狼がリーダー格らしく二頭の白がときどき黒にまつわりついていきます。母親かなと思いましたが、果たして黒から白が生まれるのでしょうか。

黒の表情は白より厳しく、冒しがたいものがあり、アメリカとの戦争に勝ったベトナム、あるいはアメリカの脅しに屈しない今のイランを思いだしました。残念ながらいまの日本に狼の表情はないですね。ホリエモンさんとかタケベさんとかが代表的な日本人だもの、狼どころか犬からも遠いグルメ●タは言い過ぎか。

去年の秋だったか、ローカル紙で狼は山上の広い囲いの中で熊と共存している、狼の方が熊より優位にある、ある日熊がおもちゃにしていた骨を狼が横取りしようとした、いつもいじめられていた熊が反撃に出て狼を殴り殺したという話を読んだことがあります。

そのせいで狼が熊から離されて麓に移されたのかなと思い、ゴンドラのスタッフに訊くと、そうではなく、山上は雪が積もって囲いから狼が逃げ出せるので今年になって麓に移したという答えが返ってきました。麓の囲いは千坪くらいでしょうか、三頭の狼にとっては狭いような気がします。雪がなくなったら戻してもらえるのかどうか気になります。






やわらか戦車

「戦場では、人間がプツプツ死んでいく。戦争には行きたくないな、と思う。一方で戦車というのは『カンカンカンカン』と、硬いじゃないですか。戦車に対して『キミも柔らかくなったらどうか?』と考えた。『人の痛みを知れ』と。『装甲にあまえすぎてやいないか』
http://frepa.livedoor.com/yawaraka_sensha/

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スキーレッスン・5・ニックの教え方・特別会計
スキーの神様と聞いて誰を思い出しますか。さあて。トニー・ザイラーと答えたあなたはクラシック音楽が好きではありませんか。脱線した。

アツコ&ゆなにとってスキーの神様はとりあえずニック。ここまで見たところニックの教え方は、スケーティングを除いて合格です。何だってそうですが、とりわけスキーは楽しくなければいけません。生徒にスキーを好きいにさせる先生こそは真の神様です。

ということで、写真は泣く子も黙る恐怖のロープトウ。ニックはどうやってふたりを恐怖の念から解放したかご想像ください。









私は道路公団改革を連想せずにはいられない。あのとき小泉首相がこだわったのは、とどのつまり、民営化というかたちだった。改革が異形のものとなっていくのを、無関心からか、無理解からか、首相は丸投げし放置した。結果としてかたちは民営化したが、道路公団の内実は、公団時代とまったく変わらない。

今回も小泉首相がこだわるのはかたちだけではないのか。特会改革という受けのよいスローガンだけではないのか。

特会改革の方向は正しいが国益という発想が欠落している 
『週刊ダイヤモンド』    2006年3月4日号
特集 「特別会計」を解体せよ!
第2の予算400兆円利権をめぐる攻防




閣議決定された「特別会計の見直しについて」は、政治家が官僚群に太刀打ち出来なかったことを物語っている。改革自体は正しいにもかかわらず、なぜ、最終的に骨抜きにされてしまうのか。私は道路公団改革を連想せずにはいられない。


おカネは魔物である。それを持つ人、組織、国の品性を幾層倍かに拡大して見せる能力を持つ。おカネによって炙り出される日本国の姿は、とうてい、憤りなしには正視出来ないものだ。長年、国民の目を欺き、自己の利益のみを追求してきた精神が特別会計(特会)という仕組みに凝縮されてこの国の行政機関の根幹に巣食っている。

31に上る特会をゼロベースで見直すとして始まった小泉純一郎首相の特会改革自体は評価する。だが、昨年12月24日に閣議決定された「特別会計の見直しについて」は、政治家が、自己利益の保護に狂奔する官僚群に太刀打ち出来なかったことを物語っている。

日本国の予算には一般会計予算特別会計予算の2種類がある。

国民の目に見えやすい一般会計の規模は2006年度当初予算ベースで約80兆円、税収は46兆円にとどまる。他方、特会予算は、その5倍に迫る。赤字国債の発行なしには立ち行かない一般会計とは対照的に、特会の歳入は493兆円、歳出が460兆円。単純に論ずることは出来ないにしても、歳入が歳出を大きく上回っている。

特会は(1)特定事業、(2)特定資金の運用、(3)その他特定の歳入を特定の歳出に充て一般会計と区分経理の必要がある場合のもの、の3分野に大別される。ほとんどすべての事業や理屈が上の3分野のどこかに該当するほど、幅広い定義である。

なぜ、官僚たちは特会を持ちたがるか。それを持てば小規模の財務省を手に入れたも同然に、豊富な資金を自由に使えるからだ。加えて特会には一般会計にない特典がある。たとえば、特会は資金不足に陥れば一般会計から資金を繰り入れてもらえる一方で、剰余金は翌年に繰り越したり、積立金として保留することが出来る。全予算を年度内に使い切る一般会計とは大きな違いである。


国民が困窮しても役人は生き残る

財政法の規定を受けないこの種の特別扱いの結果、31の特会には33の資金、基金、積立金が出来た。各特会の資金繰りは、赤字国債に喘ぐ一般会計とは反対に、総じて潤沢である。塩川正十郎元財務大臣が「母屋でお粥をすすっているときに、離れですき焼きを食っている」と怒ったのは、こうした事情があるからだ。

では特会の積立金などはどこに行くのか。財政融資資金法第五条の規定によって一部の例外を除いて財政融資資金に預けられる。

特会の資金が流れる財投の運用実態は、特会同様、国民の目に見えず、国会のチェック機能も働かない。特会は、入り口も出口も、国民の監視なしに官僚が裁量し、彼らの力の源泉となっているのだ。

どれほど各省が特会を熱望するか。法務省も例外ではない。特会制度の始まりは1877(明治10)年だが、法務省は長年、特会とは無縁だった。毎年、特会を認めてほしいと旧大蔵省に要請し続けたが、認めてもらえない。一方、旧通商産業省は1984(昭和59)年コンピュータ化を進める名目で特許特会を申請し、新たな特会を得た。法務省はそれを参考にするかたちで、翌85年、地方の法務局の登記にコンピュータを取り入れるという名目で初めて特会を得た。これが、現在31に上る特会のなかでいちばん新しい特会である。

同特会が認められた前後の法務局予算と登記特会の予算額の推移を見ると、特会の持つ意味、その効果が透けて見える。

登記特会が設置される2年前の83年度の法務局予算は620億円、84年度は640億円だった。だが、登記特会が誕生した85年には267億円に激減。その一方で特会には556億円が流入した。86年には法務局予算110億円に対し、特会予算884億円、87年には同じく114億円に対し921億円となった。

国会での予算審議で表に出され、そのぶん国民の目に触れやすい法務局予算は減少しても、表に出にくく、国民の目に触れにくい特会予算は増え続け、両者の合計も増えているのが見てとれる。ちなみに同特会の予算は今も増え続けており、06年度は1830億円に上った。

赤字まみれの一般会計では、医療費も教育費もお構いなしに削減され、国防上、今は増額こそが必要な防衛費さえ削減されたのに比べ、各省庁が“勝手に”使える特会予算が剰余金を出し続けているのがおかしい。それは国家が滅び国民が困窮しても、官庁と役人だけが生き残るに等しく、特会見直しが提起されたのは当然である。

財政制度等審議会は、03年から毎年、特会の見直しを提言してきた。その集大成が05年11月の報告であり、小泉内閣が同年12月24日に閣議決定したものだ。方向性は正しく、評価すべき改革ではあるが、力不足である。

まず、特会に入る資金、特定財源にメスを入れずして、特会改革はあり得ないにもかかわらず、改革案は特定財源に切り込めていない。なかでも最大規模を誇る道路特定財源は、中央と地方を合わせて約5・8兆円だ。それを一般財源化するよう検討せよと小泉首相が谷垣禎一財務大臣に指示したのが昨年9月である。実現すれば道路公団民営化の惨めな失敗も挽回出来るクリーンヒットとなる。道路改革のみならず、より大きな財政改革の見地から、大いに期待出来る指示だった。だが、小泉首相の指示は実現されず、結論は今年6月に持ち越された。特定財源を放置してはならないとの雰囲気はあるが、改革はまたもや尻すぼみになろうとしている。

それでも閣議決定された「特別会計の見直し」では剰余金、積立金の点検がうたわれ、「明確な必要性がない積立金・剰余金に関しては一般会計への繰り入れなどを行なう」とされた。具体的には、今後5年間で特会の積立金、剰余金から20兆円を取り崩して一般会計に繰り入れる、06年度予算には13・8兆円を入れるとされた。

一見、殊勝に見える決定だ。しかし、詳細に見ていくとなんということはない。そもそも13・8兆円のうち、12兆円は財政融資資金だからだ。かつての資金運用資金、財投に貸し付けを行なってきた資金である。同特会は、各特会の剰余金や、かつては郵便貯金や年金を預託してもらい、それを財投に貸して利ザヤを稼いできたのだ。そうして築き上げた積立金が現在、24兆円。今回はその半分を取り崩したにすぎず、残りの12兆円は同特会に残っている。

13・8兆円の残りの1・8兆円のうち、1・5兆円前後が外国為替資金特会からの繰り入れである。外為特会の積立金は現在約13兆円あり、そのなかから1・5兆円を出すのだそうだ。この額は取り立てて特別なものではなく、これまでも毎年、1・5兆円前後を一般会計に繰り入れてきた。

そもそも外為特会の剰余金はどのように生み出されるのか。日本政府が現在保有する米国財務省証券(米国債)は6,850億ドル(1ドル=120円換算で約82兆円)である。財務省は外為証券、つまり借金の証文を発行して原資の82兆円を市中銀行と日本銀行から調達する。日本の金利がゼロ金利に近いのに対して、米国債は5%の利回りだ。日本での資金調達コストを仮に1%として、4%の差だ。82兆円で毎年3・2兆円あまりの利ザヤが出る。こうして得た積立金から1・5兆円拠出することは外為特会にとってさして大きな負担ではないはずだ。

省庁再編と同様にスリム化とは無縁

20兆円の繰入金は特会側に立てば、余裕の額だといえる。財務省主計局が「特別会計改革の具体的成果」「財政健全化への貢献」などと胸を張って喧伝しているのが、他人事ながら面はゆい。

主計局作成の特会改革の「工程表」を見ると、判然とはしないが、5年後に現行31の特会を約半分の数に統合するようだ。しかし、所管官庁を超えた統合はゼロである。各省庁の持つ権益は、各省庁の枠内で固く守り通すという意味だ。特会改革の基本であるべき日本全体の利益という発想は欠落したままだ。しかも、特会統合の内容にはどうしても無理がある。橋本龍太郎首相(当時)の下で行なわれた省庁再編が、行政機構のスリム化とは無縁の単なる名前の書き換えに終わったのは周知だが、今回の特会改革も同様である。

一例が国土交通省所管の道路整備、治水、港湾整備、空港整備、都市開発資金融通の五つの特会を三年後に統合するとの案だ。
 だが、前四者は公共事業を行なう事業特会で、五番目は融資事業を行なうものだ。まったく内容の異なる特会を、所管は国交省という理由だけでひと括りにしたのが見てとれる。四つの事業特会にしても、内部の事情を知る人物は「それぞれの勘定に分けて、部屋も分けてやることになる」と語る。

国交省に限らず、各省各局は決して“財布”を手放さないと痛感するのは、ほとんど無用の特会でさえ、工程表にはその将来を“検討する”と書かれていることだ。たとえば地震再保険特会である。

同特会は64年の新潟地震をきっかけに、翌年つくられた。現在約9,400億円の積立金を持つが、設置から今日までの40年間に、保険金を支払ったのはただ一度、阪神淡路大震災のときだけだ。しかもその給付額は780億円にとどまる。手元に残る1兆円近い積立金はひたすら財政融資資金に預託され財投資金になってきた。

こんな無用の特会さえ廃止出来ないのでは、本当にやる気があるのかと、疑われても仕方がない。自動車損害賠償保障事業特会も同様だ。同特会は、独立法人化が検討されるそうだが、民間の保険会社が十分な機能を果たせる分野に特会を設け、政府の介入を試みる必要はない。一刻も早く民間に任せて廃止するのがよい。

小泉首相の提言した“特会改革”は、方向として正しいにもかかわらず、なぜ、最終的に骨抜きにされてしまうのか。私は道路公団改革を連想せずにはいられない。あのとき小泉首相がこだわったのは、とどのつまり、民営化というかたちだった。改革が異形のものとなっていくのを、無関心からか、無理解からか、首相は丸投げし放置した。結果としてかたちは民営化したが、道路公団の内実は、公団時代とまったく変わらない。

今回も小泉首相がこだわるのはかたちだけではないのか。特会改革という受けのよいスローガンだけではないのか。特会のもたらす負の効果が拡大するにつれ、特会改革の必要性がより広く認識されてきたのは確かだ。それだけに官邸の主の、改革への表層的な取り組みを惜しみ、官僚群の我欲に憤るものである。




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スキーレッスン・ミュンヘン
二月十二日、李金星(Lee Kum Sing)からピアノを習っているアツコさんから届いたメールの追伸に「スキーをしたことがないので一度してみたいです。今度教えていただきたいです」とありました。

「木霊の宿る町」を読んでそう思ったという社交辞令かなと思いましたが、その後きたメールを読むと本気のようです。一緒に行く人を探したところ、物理学生のゆなさん(ボーダー)が行くと言いました。そういえば去年ウイスラーに行ったとき、スキーもやってみたいといっていました。

アツコさんとゆなさんにスキーのレッスン書、シーモア、グラウスのサイトをメールし、ふたりで日時を調整するよう連絡。電話で話すことも無く、ましてや顔を合わせることもなく準備がすすむ、まったく便利な時代になったものです。

かくして三月二日(木曜日)ふたりはシーモアでスキーデビューしたのですが、五時間ほど滑って信じがたいほど上達し、一同ご機嫌となり、ふたりから是非ブログに書いて欲しいと頼まれました。

信じがたいほど上達したとはいえ、そこはそれ何といっても初日ですから、こういうのは披露しないほうがいいのではなかろうかと撮った写真を見せたのですが二人の希望は変わりません。多少ちゅうちょするところがありますが、まあ、何かのたしになるかもしれないので明日から少しずつ書いていくことにします。

話は変わり、映画「ミュンヘン」です。スティーブン・スピルバーグの作品は、去年見た駄作「宇宙戦争」の後遺症が治っていないし、イスラエル対アラブの抗争は気が滅入るので避けていたのですが、大後輩チヒロさんのブログ(二月二十五日)を見て、話題についていかないといけないと思い直し、昨夜見てきました。http://blog.goo.ne.jp/cw1979

バンクーバーで封切られて十週間以上たっていて、いま上映しているところは二箇所だけですが、そのうちのひとつが我が家から車で十分のティルフォード・パークだったのも幸いしました。金曜日の夜、バンクーバーの街中は混んでいるだろうし、最近ますます駐車しにくくなっていますから行く気がおきません。花金だなんていって盛り場の雑踏にいるだけで楽しかった日々ははるかかなたに飛び去ったなあ。まりたんは元気にハッピー遊びをやってるんだろうか。

とりいそぎ、映画の感想です。「宇宙戦争」よりは楽しめました。かたや HGウェルズ作の単純なお話、こなた1972年の惨劇をポイントに据え、今も続いている不毛、不条理の実話ですから当然といえば当然です。スピルバーグ描く「愛」の単純度が多少はカイゼンされ、スピルバーグに内面的成長があったかと思わせる陰影もありました。小津安二郎の水準にはまだまだ届きませんが、成長があるのは良いことです。

1972年9月5日、ミュンヘン・オリンピック村でパレスティナのテロリストがイスラエル選手団を襲った事件を知ったのがその日のテレビだったのか、翌日の新聞だったのか、もっと遅れて週刊誌(タイム)だったのか覚えていません。バンクーバーに着いたばかり、木霊の宿る町に陶然となっていた頃、いわんや中東の抗争にまったく関心がなかったから、目(口もだったか)以外は顔を覆うスキー帽のようなものをかぶったテロリストの写真以外あの事件に関する記憶は残っていません。映画を通して三十三年前にタイムスリップ。

中東の歴史をざっと学んでみると、あの辺にいるニンゲンの愚かさに落胆しますが、映画をみてもその思いはますますつのるだけ。暴力が暴力を生む様は、火が火を呼び出す大火、煉獄のようです。

「パレスチナ民族などというものは存在しない。……われわれが彼らを追い出して土地を奪ったということではない。彼らは存在しないのだ」と自らの暴力を正当化したゴルダ・メイヤー(GOLDA MEIR ・1898-1978・当時のイスラエル首相・女性)はなるほどこんな雰囲気だったのだろうなと映画を見て納得、その単純さ、乱暴さ、あさはかさがよく分ります。「私はここにいる」と叫んでいる声に向かって「お前は存在しない」と叫び返す愚かさ。そういえば、どこかの首相のメルマガで「格差?」という題の記事を見ましたが似ています。中学生がつくる学級新聞の論説みたいです。

暴力が暴力を呼び込む愚かな世界とは言え、パレスティナ側もイスラエル側も自らの仲間を大事にする命がけの精神を笑いとばすことはできません。映画を見終わって、ああいう世界は嫌だけれど、朝鮮から同胞を救い出そうとする強い意志が感じられない日本政府も嫌だと意気消沈しました。ジュンちゃんの次はもっとマジメな人、口先だけではない本当に「命をかける」ヒトでいきましょう。
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紹介:日本に関する見方
小泉(自民)、前原(民主)の党首討論にうんざりした話を書きました。庶民の生活を考えていないから猿芝居になってしまう。誰が言い始めたのか知りませんが、漂流国家・日本とは良く言ったものです。

美しい・美しくない
http://onomar.jugem.jp/?day=20060224

余命いくばくもない両党首や我世代(笑)はいいとして、これから何十年も生きる若い世代はどうすればよいのでしょうか。日本に関する見方で興味深いコメントをみつけました。ヒントになるかもしれないと思うので紹介します。

七十五歳・佐藤さんというかたが書かれたもので、佐藤さんより若輩の我世代でも多くの人がなるほどとうなづく個所があるのではないかと思いますが、さてどうでしょう。あるいはもっともっと若い世代の方たちのほうが刺激をうけるかもしれません。

趣旨が曲がらないよう注意しながら短縮してあります:

●95歳の母が高知にいて、毎月帰郷し母と会うのが今の主なしごと
●成果主義なるものは社員を相互不信と不安に陥れる全くくだらない制度、必ず破綻する
●小泉以外の誰か自民党の利権にメスをいれたか
●失業や貧困に対する社会的安定装置なしには、近代国家は運営できない
●子供の頃北九州工業地帯の戸畑で暮らし、多くの朝鮮半島から来た人々をみた。悲惨な労働と生活環境、そして心ない日本人の差別。韓国、北朝鮮に一人の日本人として心の痛みを持っている
●拉致を赦す気はないが、貧しい北朝鮮の制裁には賛成できない
●十年間中国で合弁会社の経営に当たった
●中国は心中日本民族を恐れている。大和魂はなにをしでかすかわからない。戦後の経済復興など漢民族には驚異。その上日本は海外派兵をやりだしたし、アメリカと一緒になって台湾に口出しし、国際連合の常任理事国までなりたいと言い出した。中国としては、一大事


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ジョージ・ブッシュの支持率下がる
●二年前とくらべてアメリカにおけるブッシュ支持率がおおきく下がっています。

●二年前、2004年2月1日の日記抜粋:
.屮奪轡綢臈領の支持率が50%を切り、もし民主党の大統領候補がジョン・ケリーになったらケリーが勝つだろうという世論調査がきょう報道されています。

イラク戦争は間違いだったとするアメリカ人も50%をこえました。こういうタイミングでイラクへ派兵する日本政府の外交音痴ぶりは悲しいものがあります。小泉純一郎という男に、事実探求を軽視し、自家撞着を恥じず、啖呵をきって事を進め、多くの人を死においやった陸軍参謀・辻政信の姿が重なります。

●本日アメリカ・NBCテレビでブッシュの支持率が急落しているとの報道がありました:
)槐一月:支持=42% 不支持=51%
∈廼畛 :支持=34%  不支持=59%
イラク問題や経済問題に限ると:支持=30%以下
ぅ屮奪轡紊凌擁舛妨造襪函Щ抻=29%

●イラク侵攻、その後の対応を支持するアメリカ人が二年前にくらべて20ポイント(50⇒30)下がったこと、クリスチャンのおばちゃま達からモテモテだったジョージ坊ちゃまを支持するアメリカ人が激減していることにアメリカの底力を感じます。

●ライブドア関係者から自民党へ金銭授受は全くないとは断言せず、永田議員の提示したメールの真偽という低次元の話に焦点を合わせて時間をかせぐ小泉トリックに多くの同胞が酔いしれたのではなかろうか、イラク問題に関して思考停止に陥ったままではなかろうか、アメリカに大きく遅れをとっているのではなかろうかと気がもめる春の日です。

| おのまのプロフィール | 政治経済 | 06:45 | comments(2) | trackbacks(0) |
相対的
相対的=物事が他との比較において、そうである様。
絶対的=何事とも比較したり置き換えたりできず、また他からどんな制約もうけないさま。
(広辞苑・第四版・1991)

ものごとを判断するときには相対的な見方をするように心がけましょう。さもないと、ジョージやジュンのようになるからと、まずは軽くイナバウアー。 

自民、民主の馴れ合いに対する批判は日本でも起きてるようなので追い討ちはかけないけれど、荒川選手にお祝いをあげようとはしゃいでいるジュンさんよ、自費でやったら如何かな。国費を使うべきところはほかに多々ある。

「絶対」と形容される世界に惹かれなくはないのですが、たかが二十一世紀のニンゲン、頭脳はまだ幼稚。「絶対」と思っても実はそうでないと分かることがよくあります。と書き続けると話が膨らんでいくから、身近な現実に戻って、今日は土曜。朝グラウス山に行ってきました。これで四回、元をとるまであと四回。打率も三割復帰(17日÷56日=0.308)。

二回目のときリフト乗り場近くで、後ろから突っ込んでくるボーダーに気が付き、とっさによけたのですがその場で転倒しました。家に帰ると右肩と右腕の付け根が痛く、三日後の今日も直っていません。

今日はゴンドラに乗る前にスキーのエッジで右手のひらを切りました。一センチほどですが、痛い。四日で二箇所の故障とは年のせいか、こういう故障をこれからいくつ重ねるのだろうと少々暗い気分ですべると、雪質まで重く感じ、これはいかんと三本目はバックルを堅くしめなおし、休まず一気に滑りおりると身体が暖かく、軟らかくなりました。

意気軒昂になり、もう少し難しいゲレンデで滑ろうと向かう途中で下半身がないスキーヤーふたりと出逢いました。左のブルー(中級者)ですべるか、右のグリーン(初級者)ですべろうかと相談している声に力があり、負けていられないぞと気合がもうひとつ入りました。



下半身の無いスキーヤー、隻脚のスキーヤー、両脚あっても麻痺しているスキーヤー、五十、六十を過ぎて習い始めたとおぼしきスキーヤーを見かけるグラウス。レーサー級のスキーヤーを見かけるグラウス。そういうグラウスで「相対的」という題の話が浮かんだのですが、家に戻ってみると全部を書くスタミナがありません。きっこさんはえらい。

http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/

イナバウアー
両足を前後に広げ、つま先を外に向けて銀盤を横断する技。荒川は背中を大きく後ろに反らしながら滑る。ジャンプやスピン、ステップなどの技術点には反映されないが盛り上がる。50年代に3度ドイツ王者に輝いたイナ・バウアーが初披露。

きっこ風に「いなす」の意味で使用したのは恐らく世界初、Pさんもえらい(笑)。 
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美しい・美しくない
美しくないものにはいつだってうんざりさせられるものです。目にみえる美醜ではなく心に見える美醜の話、英語だとbeautiful というよりfairでしょうか。

若い方は知らないかもしれませんが、かつてアントニオ猪木というプロレスラーとモハマッド・アリというボクサーとの間で試合が行われたことがあります。プロレスなどふだんは見ませんが、世界一のボクサーと闘うというのでワクワクしながら見ました。

リングに上がったとたん猪木は寝転がってしまいました。寝られたらパンチが届かないからアリの顔には狼狽の色がありあり。みてる私も、あり?寝ちゃったよと呆然。猪木は寝たままアリの動きにあわせて独楽(こま)のように回り、アリが近寄ると脚を蹴とばそうとする。パンチが役にたたないアリ、だからといってボクサーが蹴飛ばし返すわけにもいかない。

世界一のアリと引き分けたのだから猪木は凄いと思った日本人は皆無、寝たきり老人が毛布を蹴飛ばしているような光景を長々と見せられた日本国民から力が抜けた日でした。今思うとあの頃から日本はおかしくなったんだ。

へんなものを思い出しちゃったきっかけは国会中継。詳しく書くと滅入るにきまってるからやめときますが、おとといの小泉自民党党首と前原民主党党首の討論は実に美しくなかったです。三流関西漫才のように騒がしいだけ、ネタばればれの出来合い、馴れ合い。あんな国会議員たちにお給料を払うのはやめましょう。浮いた分はきっこさんの電気代に回す。

小泉、前原の美しくない世界を打ち消してくれたのが、二十三日、トリノ・オリンピックのフィギュア・スケート三人娘をはじめとする選手たち。伊藤みどりが出なくなったあと興味が無くなりましたから、かれこれ十数年ぶりに見たフィギュアスケートですが、なんと美しかったことか。荒川静香、村主章枝、安藤美姫をはじめとして全員からそれぞれの魂(スピリット)が伝わってきました。

優勝候補だったからイリーナ・スルツカヤがジャンプに失敗して落胆しただろうと思いきや、悪びれない笑顔を見せたのでホッとし、似たような気持ちになったことがあるなあと記憶を探ったらカルガリー(1988年)でメダルがとれなかったときに見た伊藤みどりの素晴らしい笑顔がよみがえりました。あのときみどりはカナダ人のハートをつかんだものです。私は愛嬌顔のスルツカヤが好きになりました。ハンガリー、スイス、フィンランドの選手も印象に残りました。

昨日は羽根直樹、今日はフィギュア選手たちから刺激を受け、夕方、風が強いグラウスで一時間半滑ってきました。美しく滑りたい。美しく格闘したい。美しく討論したい。

↓平らに見えますが、実際はブルー(中級)の傾斜があります。


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闇の世界・4
衆議院予算委員会の審議をネットで眺めながらライブドアや耐震設計偽装につながっている闇の世界について書こうと思っていたのが脱線、小学、中学時代の話になりました。本線にもどると時間がかかるので脱線現場から闇の世界を考察します。

横浜ワルガキ三人、郡山のK君、W君、S君、J君が闇の世界に入った×のか、それとも 入らなかった○のかを考えました。

横浜ワルガキ:集団でもって弱いものを襲うのはニンゲンに備わった本能のひとつですが、押さえ込むべき本能で、逆に弱いものをいたわるのがのぞましい。幼児を三人がかりで襲った横浜ワルガキの根性が
…召辰植諭
△修里泙泙世辰植諭

K君:貧困家庭から生じるやるせなさを解決するために不良を装っていたけれど、内心は不良と思われることを嫌っていました。あれから日本は豊かになっていきましたからK君も貧困から脱出したと想像しますし、もし貧困のままだとしてもそれをもって闇の世界に入ることはなかったと思います。説明不足ですみませんが、自信あります。 ○

W君:S君に脅かされて暴力沙汰を起こす機会を逸しました。高校、大学に進み、東京で会社を起こしました。これは事実です。○

S君:短刀でW君を脅かした理由が
ー紊ぜ圓鮓遒蹐Δ箸いΕトコ気があったから⇒○
不良グループの主導権争いで勝とうとしたから⇒×

J君:親切、マジメに見えた同級生に股間を蹴り上げられたあと
|が危険か分かったものではないと警戒するようになり、暴力的な世界から遠ざかった⇒○
∋妬屬靴垢襪燭畄嘩の腕を研こうとしてぐれていった⇒× 

以上はなはだ乱暴な論ですが、×に走ったケースを見てみると、そうやって闇、無明の世界に入った人を連れもどすのは難しい感じがします。しかし不可能とも思えません。J君の△覆虍爐私の股間を蹴り上げて解決するかもしれません。横浜ワルガキ△世醗里そゞ飢箸冒って改心したり、なにかのきっかけで悪いことだと悟るかも知れません。

闇の世界イコール暴力団ではありません。弱いものをいじめる社会や組織はすべて闇の世界に属しています。偽善、独善、ダブルスタンダードの論をもって他国に攻め入り、武器をもたない弱者を殺傷している大統領も、貧困から自死の道を歩む人たちを助けようとせず、勝ち組と負け組をつくることに熱心な首相も闇の世界に棲む愚者です。

一国のリーダーが愚者である場合、それをどうやって矯正するかを考え、行動することがその国に住むひとりひとりに課せられた責務、責務をはたさなければいつか悪い結果が自分に降り注ぎます。勝ち組だと思っている人にも等しく、悪いことが起きます。

というようなことを以って、闇の世界シリーズを閉じます。閉じますが、今の日本が進んでいる先は決して明るいものではないと知り、ライブドア、偽装がどういう風に展開するかを見守るつもりでいます。

うーん、力が入った。リラーックス。

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闇の世界・3
小学四年から六年まで一緒だった同級生たちの家は文房具店、お茶販売、サラリーマンと様々、なかにはヤクザの幹部だと云われてる子もいましたが、みんな授業が終わると日が暮れるまで遊び、親の職業でどうこうということは全くありませんでした。遊ぶ場所はたくさんあり、今の子供達にくらべると野生的だったと思います。

四国から横浜に越したときは近所のワルガキ三人から毎日のように暴力をふるわれたので、横浜から郡山に移り、学期の途中に転入したときは心細かったのですが、クラスのリーダー・テルちゃんが明朗、公正、親切、クラスの全員をよくまとめ、いじめ、イジワルを許さず、すぐ仲間にいれてもらえ、三年間を愉快に過ごしました。

リーマンになっていろいろな店、部で働くことになり、居心地が良かったリ、悪かったりしましたが、居心地の良し悪しはそこのリーダーの人格によります。全員が公正無私、尊敬できるリーダーだったとはいえません。こどもながらテルちゃんは実に偉かったと思います。

和気藹々の小学生時代でしたが、中学生になると一変しました。商業地区から通ってくる子達には騙されそうな雰囲気、工業地区から通ってくる子達には暴力をふるわれそうな雰囲気があり、これは油断ならないと思ったものです。

商業地区から通っているW君は頭脳優秀でしたが、軟派な雰囲気があって好きになれませんでした。W君にしても同じで、こちらに良い感じを持っておらず、本気ではなかったのでしょうが、いつかやっつけてやるなどと公言していました。

ある日の夕刻、例の英語塾に早めに行ったら教室の一番うしろの席に、K君とは違ったタイプの「不良」S君がW君と並んでいました。K君は一見してコワイ雰囲気ですが、S君はにこやかなハンサムで、軟派のW君とK君の中間のような雰囲気です。

教室に入ろうとして足が停まりました。S君とW君が仲良く話していると思ったのはマチガイで、W君の右に座っているS君は白さやのついた短刀をW君のわき腹に押し付けていました。真っ青な顔をしているW君にS君が低い声で「小野に変なことをしたら只でおかない」というのが聞こえました。

いやあ、びっくりしましたね。W君が実際に私を襲うとは思っていなかったし、S君と私は親しいわけでもなかったのですから。私は見てみぬふりして前の席に着いたのですが、W君は私の差し金だと誤解したかもしれません。

S君がそういう振る舞いにでた理由を訊いておけばよかったのですが、そのときは自分には関係ない夢のような出来事に思え、それきりになりました。この話もずっと胸のなかにあった話で、おととい「闇の世界」と書き出したときには、こんなことを思いだすとは考えもしませんでした。S君の名前と顔も今日になって思い出したものです。

なんであのときS君はW君に短刀を突きつけたのだろうか。ふたつの可能性を考えつきました。

。啖は私と親しくはなかったが、親切、マジメな私の言動を見て尊敬していたからだという、はなはだ自分に甘い可能性(笑)。

不良グループのヘゲモニー争いが進行していたが、S君はW君のグループを押さえ込もうとして、私を口実に先制攻撃したという可能性。

その後、W君は東京で会社を興して成功していますが、あとの二人がどういう人生を送っているかを知りません。K君はマジメな世界に生きている、S君は裏社会の幹部になっていると云われたら、やっぱりなあと思うでしょう。もしS君が裏社会の幹部になっているとしたら、どうしてそういう道を歩むことになったのかを聞いてみたいものです。共感を覚えるところがあるような気がするのですが、甘いですかね。

ちなみに横浜ワルガキですが、三人のうち一番弱そうなのが一人になったときに仕返しをしたところ、いじめはぴたりとやみました。腕力にものをいわせる喧嘩を自分から仕掛けたのはそれが初めてで、あとは中学時代、休み時間に、日頃から気に障っていたJ君の股間を蹴り上げたことがあります。J君が授業中ずうっとうらめしそうに私を見る目に罪悪感を覚え、それ以来腕力をふるう喧嘩はしていません。そうか、もしかするとW君はJ君のしかえしをしようとしていたのかもしれません。

| おのまのプロフィール | 政治経済 | 19:42 | comments(0) | trackbacks(0) |
闇の世界・2
ライブドアの犯罪性に関する情報はネット世界では昨年の早い時期から出まわっていましたし、日本放送にしかけたTOB騒ぎは十五年ほどまえブーン・ピケンズがしかけた小糸製作所買収と同じで、ホリエモンが云う高邁な理想などは嘘っぱちだ、日本放送の経営陣が和解金を払うのは背任行為であると指摘するヒトも少なからずありました。

そういう情報、指摘を見て見ぬふりしてきたマスメディアや「当時は気がつかなかった」とほざく小泉、武部、竹中ら政治家は時代を知らない、横着、傲慢、破廉恥、無知蒙昧な裸の王様のごとく見えますが、それはさておき、十七日、衆議院予算委員会でおこなった小泉首相の「ガセネタに関する講義」をネットで見ることが出来ます。

相変わらず次元の低いパフォーマンスですが、これがワイドショーで受け、小選挙区制で勝利を呼び込むから日本の先行きは明るくないと思うのです。小泉の低次元世界に引き込まれ、そこで戦ってしまう民主党にも目を覆いたくなります。目を覆うと何もみえないから闇の世界です、などとオヤジギャグっている場合ではないのですが、今日も脱線気味なのでここまでにしておきます。

テレビのニュースや新聞報道だけ見ていては騙されると知っておられる方、そしてお時間のあるかたは↓のサイトにはいり、二月十七日⇒予算委員会⇒発言者一覧をクリックして、民主党議員の誰かを選んでご覧になってください。http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.cfm

小泉首相の低次元パフォーマンス「ガセネタ講義」は永田議員とのやりとりでみることが出来ます。この「講義」、小泉が三年前に絶叫していたイラク非難にモロあてはまるから、こっけいというか、悲しいというか。こういうときはシーモア山に行って滑るのが一番ですが、土曜日で混んでいそうだから、朝風呂でもたてますか。

| おのまのプロフィール | 政治経済 | 03:33 | comments(0) | trackbacks(0) |
闇の世界
今はどうか知りませんが、小学校四年から高校卒業まで過ごした福島県郡山市は、当時「東北のシカゴ」と呼ばれていました。

なぜシカゴかというと、ひとつは工業都市だということだったようです。日東紡績、片倉製糸という大手企業だったと思いますが、工場の煙突から煙がでている風景が記憶に残っています。

もうひとつ、暴力団がいる町だからということだったようです。関西系の大手暴力団がふたつあるという話が子供の耳にも聞こえていて、駅近くの盛り場の暗がりでチンピラ風の男たちに囲まれておびえている人をみたことがあります。

そういう雰囲気の町だったからでしょう、中学校にはいわゆる不良少年が何人かいて、同級生のK君は刃渡り二十センチほどの短刀を隠しもっていました。「不良」といってもなにか悪いことをしているのを見たわけではないし、K君の家が貧しいことをうすうす知っていましたから、それで不良のふりをして強がっているのだろうと思っていました。

ある日のこと、教室でK君と二人っきりになったのですが、K君はいつもとは違うしんみりした声で「小野君、俺は本当に悪いやつなのだろうか」と言いました。一瞬とまどい「そんなことはない」と答えましたが、思いもしなかった問いにビックリし、そのときの顔を忘れることはありませんでした。

誰かに話すようなことでもなく、いままで胸のうちにしまっていたのですが、昨日いただいたコメントの背景について書こうとして脱線しました。

コメントにあった馬淵議員のブログとブドウの木の根元に出てきたクロッカスの写真を載せます。

http://www.election.ne.jp/10679/



| おのまのプロフィール | 政治経済 | 12:54 | comments(2) | trackbacks(0) |
三年前の今ごろ・ブッシュの戦争
三年前の今ごろ、ブッシュ一味はでっちあげの理由をもってイラクへ攻め込む準備を終えていました。

当時、ブッシュ一味から貰ったコピーを読み上げていた原口国連大使閣下殿の姿にがっかりし、これで日本の安保理常任理事国いりはなくなったと確信したものです。その原口閣下に朝鮮と交渉させたのだからジュンに拉致事件解決の意欲がないといわれても仕方ない。

三年後のいま、似たようなシナリオでもってアメリカがイランに攻め込む準備をしているという情報があります。困ったものですが、万が一そうであるとすれば、日本政府が三年前に犯した過ちを繰り返さないように注意を払わないといけません。

三年前の日記の抜粋:

2003・2・15
中東地域で大量破壊兵器を擁し、国連決議を破って他国を占領している国はイスラエルである。(それをほっておいて)国連査察を受け入れているイラクを侵攻するのはおかしいではないかというシリヤ代表の演説が中東平和問題の真相をついていると思います。

2003・2・18
アメリカはサダムフセインが悪であると糾弾していますが、敵を悪と呼ぶのはインディアンを虐殺したとき、日本に原爆を落としたとき、ベトナムをナパーム弾で焼いたとき、タリバンを空爆したとき、どの戦争でも使われた口実です。

2003・4・12
英米軍の圧倒的勝利で戦争が終わりそうですが、イラク政府の機能が麻痺し、イラクのTV放送や警察の機能も停止しています。イラク人による略奪が横行し、病院も機能停止するなど混乱状態に陥っています。

テレビではブッシュが大量破壊兵器は必ずみつかる云い、ラムズフェルド国防相が(イラクの)混乱は大げさに報道されていると発言しています。
| おのまのプロフィール | 政治経済 | 06:27 | comments(0) | trackbacks(0) |
トラブル発生のみなもと


なにごとも原因があって結果があります。原因には直接の原因があり、そして直接の原因を生むまでには流れがあってその先に遠い原因があります。

今朝おきたトラブルの遠因はどこまで遡るのかを考えてみたら、十年の時間でいいかということになりました。

九時、昨日にくらべてずいぶん寒いので寒暖計をみると二度。十二時二十五分の飛行機で帰国するゆうきん一家の荷物は車の中にあります。九時半に家をでれば、出発の二時間半前、十時前後に空港に着くから楽勝、家のまえにゆうきんを立たせて写真を撮る時間があります。

楽勝と思った油断、時間を埋めようとしたむさぼりがトラブル発生の下準備、財布と車の鍵を運転席に入れドアを閉めたのが直接原因。写真をとりおえて、さて出発と思ったらドアがロックされていました。鍵は・・運転席のうえにある、予備の鍵は・・・。先週、車の整備をしたときに鍵が磨耗していると言われ、鍵のコピーを作ってもらおうと思い、磨耗していない予備の鍵を一緒にしていました。

九時十分。ゆうきん一家を家の中に戻し、カミ・インシュランスのノリコさんに電話をすると、トウイング・カンパニー(towing company=レッカー車を使って故障した車や駐車違反の車を運ぶ会社)にきてもらいなさい、実費は保険がカバーしていますと、いつも変わらぬ落ち着いた声にほっとしました。レッカー車が十時までに来てくれれば、出発時間の二時間前に着きます。

電話帳をみるとトウイング・カンパニーは北バンクーバーに数社ありました。電話をしても通じないので、土曜日は休みかなと不安になりましたが、三軒目の会社が電話に出ました。空港に行かないといけないので急いでいるというと、二十分以内に着くといわれ安心。九時二十分

ゆうきんママがかなづちで窓を壊そうと言うのをおしとどめて待つこと十分。おしとどめたものの、壊すとすればどの窓がいいかなと考えています。



九時三十五分、三菱扶桑の車からでてきた人の良さそうな白人にすがる気持ち。

飛行機に間に合うよう急いでくれという連絡があった
馬鹿なことをした
よくあることさ
娘は窓を壊すといった
壊さない方が良い

下敷きのようなものをドアのあいだに滑りこませて作った隙間に聴診器のような浣腸器(なんてありましたっけ)のようなものを差込んだ次の瞬間仕事は終わっていました。わずか一、二分、どういう仕掛けで開いたのかは分かりませんでした。

四十ドル(四千円強)を払うとレッカー車はさっと去りました。こちらの車がすぐ出られるようにという気持ちが伝わってきました。九時四十分、出発。



鍵を座席に置いたのが誤りでした、予備キーを一緒にしたのは重大なミスでした、こんご再発しないように気をつけます、と謝ったって事故は再発します。トラブルのみなもとは磨耗した鍵、磨耗させた十年という時間、磨耗した鍵をすぐに直せなかったもろもろの事情にあり、複雑だと知らないで頭をさげる社長さんが多い。

ニンゲンの作ったシステムは時間によって磨耗する、時間とたたかうニンゲンが常に必要である、勝ち組と負け組を作るなどとタワケを言っているとニンゲン・チームはばらばらになり、時間にやられる、飛行機に遅れる、ねえジュンちゃん。

二十二時、そろそろ、関空に着くゆうきん・六歳、これから何を身にまとい、何で心を満たしていくのか楽しみですが、節目、節目で整理整頓、手入れをすることがトラブルを避けるコツです。と、言ってもゆうきんがこの日記を読むのは先のまた先。
| おのまのプロフィール | 政治経済 | 14:07 | comments(2) | trackbacks(0) |
木霊の宿る町・考 /恩師へのメッセージ
このブログを始めてから四年目、ジュゲム版も三年目に入りました。

三十年前のバンクーバー風景を書きとどめておこうと思って始まったのですが、やがてブッシュ戦争がはじまりそうになり、そして始まると、この時代に存在していること自体がつらくなり、はたまた日本で自死を選ぶ人が毎日百人ちかくいると知ってますますつらくなり、といって自らの存在を消すこともできないまま時が経過してきました。

のどかなことを書き連ねていると、自己崩壊をきたしそうになるので、ジョージやジュンの本質研究結果の一部を書いたりしていますが、もとよりノンポリの身、それも徹底せず、いきあたりばったりのブログで迷走しています。迷走したって構わないとは思っていますが。

小学四年から六年までの担任の先生にクリスマスカードを出したところ、先週、返事の手紙をいただきました。

何十年ぶりかで見る先生の達筆は変わっておらず、喜寿を迎えられた今、パソコンも操っておられるそうで、さすが理科のお好きな先生だと嬉しくなりましたが、カードに印刷しておいたアドレスをみて「木霊の宿る町」も読んだとあり、うわっ、滅多のことは書けないな、正月のオフザケはまずかったなと一瞬緊張したものです。

緊張したのは一瞬、あまたある教え子のひとり、何を書いてもいいだろう、何十年かのブランクを埋めるために自らの写真を載せようと考え直しました。子供の頃からからだは硬かったけれど、あたまは軟らかい。もっと軟化したら、そのうちジョージやジュンが好きになるかも(笑)。ここのところ続けて私の写真を載せているのはそういう背景があるのです。お目ざわりでしょうが、これからも載せますので乞御寛恕。

↓サン・ピークスへお忍びでやってきたミスターXがとってくれた写真です。オリジナル版にはもっと大きな写真を貼りました。http://usjma.net/calendar/cdiaryz.cgi?Psdiary

スキーは大学生のとき磐梯熱海で始めましたが、今シーズンがいちばん多く滑りそうです。すでに十日すべりました。

| おのまのプロフィール | 政治経済 | 06:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
冷えと熱
サン・ピークス最終日の明け方、窓際のソファに寝転んで本を読んでいたのですが、いつのまにか眠ってしまい、目がさめたら喉が痛くなっていました。窓を開けはなしていたからです。

喉が痛くなってしばらくすると熱が出て寝込むというのが子供の頃からのパターンでしたが、ここニ、三年は、喉の痛みだけで済み、寝込んだりしなくなりました。その代わりなんでもないのに身体が火照る(ほてる)ことが多くなり、あるいはこれが風邪の予防になっているのかもしれないなどと考えたりしています。

喉の痛みが始まって三日目の昨日は咳こみ、今日は大事をとってドクター・ビルのところもキャンセルしました。ということで、道一本はさんだ中・高級住宅街の写真を撮るのも延期です。

話は変わりますが、スキーから帰ってきたらテレビジャパンにライブドアや野口某の「自殺」報道が全く流れていません。ネット世界ではますます詳細な情報が増えているのに比べて対照的です。

日本人のあいだで所得格差が拡がるのは仕方ない、皇室典範を早く変えたいと話している、久しぶりにみたジュンの表情には、異様なものがにじみ出ている、というよりあふれ返っているように見え、不気味な感じがしました。

ジュン様を支持されてる皆さん、テレビや新聞から離れ、山の冷気で身体を冷やしてみられるのも良いかと思う今日この頃、いかがお過ごしですか? と、きっこ風に書いたりすると、また読者が減りますかな。冷やすべきはジュン様の頭ですが、すでに手遅れの感あり。

それにしても喉が痛いから咳がでるのか、咳をするから喉が痛いのか、何事もバランスが崩れると増幅していくのが厄介。ゴッホ、ゴッホ、ゴッホン、ホン♪

| おのまのプロフィール | 政治経済 | 08:38 | comments(5) | trackbacks(0) |
ドクター・ビルの話・瞑想・マインドとスピリット
ビル曰く、三十年まえヨギと会ってから毎日瞑想をしている、瞑想のやりかたはすぐ覚えられるが、はじめは一日に二十分くらいしか瞑想ができない、いまは日に三時間は瞑想する、できれば一日中やっていたい。

瞑想の目的は何か、瞑想によって何がもたらされるのかと質問したところ、瞑想をすると怖れの感情がなくなる、真の自由を得られる、マインドではなくスピリットが明確に見えてくるという答えが返ってきました。瞑想の目的は何かという質問の答えにはなっていないと思いますが、まあ、そういうことが起きるそうです。

ビルがいうマインド(心、精神、知力)とスピリット(霊、魂、心、精神)の違いもはっきり分かりません。スピリットはマインドの上位にあって、マインドがスピリットを変えることはできないが、スピリットはマインドをコントロールできるのだそうです。そうであれば、スピリットの性質によってマインドが決まることになります。ジョージとジュンにあてはめたら分かったような気がしました。

ジョージやジュンが嘘をつくのは、彼らのマインドが好ましくないからである、マインドが好ましくないのはスピリットが好ましくないからである。好ましくないスピリットに服従しているゆえ、嘘、手抜き、無責任で満ちているマインドが変わることは永遠にない。おお、分かりやすい。はたしてそういうことなのでしょうか。ビルに確かめてみます。
| おのまのプロフィール | 政治経済 | 17:07 | comments(0) | trackbacks(0) |
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