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過去⇔現在を行ったり来たり・ときどき未来へも@バンクーバー 

歴史を学ぼうとして


小泉純一郎氏は四年前、自民党総裁戦に先立ち発表した公約を次々と破ってきました。そのうちのひとつが八月十五日の靖国参拝。解散もしたことだし、今年こそやるのではなかろうかと期待していましたがダメ。情けないねえ、と思っているところに文芸春秋9月号が届きました。

「ポスト小泉の資格を問う」という、安倍晋三、野田聖子、麻生太郎へのインタビューがあります。私は、三人ともわが国の首相にふさわしくないと思いますが、それはともかく、風呂の中で文藝春秋を読み始めました。

案の定、インタビューの中身は軽くて退屈。ちょっと休んでから、特集「56人の証言 運命の八月十五日」を読もうと思い、目をつぶったのが間違い。はっと気が付いて身を起こすと文藝春秋が沈んでいました。歴史を学ぼうとして溺死寸前。

暖炉に火をいれましたが、数時間たっても乾きません。火が消えたので、濡れた頁を繰り読んだのが宇野精一著「靖国参拝 総理に贈る孔子の教え」。その一節:

「日本人は誠実であることが最大の取り柄ではないでしょうか。 巧みな手練手管は、愚直な誠実さに及ばない。誠実に、ガンとして引かないことが重要。だから小泉総理は十五日に靖国神社に参拝し、戦没者への哀悼の誠を捧げればよいのです」

小泉純一郎氏も野田聖子氏もゆらぎない誠実さに欠けているからグラグラする。約束を軽く破る人種とは付き合わないことです。

明日から二日の旅にでます。帰ってから書き込みます。
| おのまのプロフィール | 政治経済 | 14:02 | comments(4) | trackbacks(1) |
ホテル・車
8/4記)トロントで借りた車と泊まったホテルについて考えたことです。

バンクーバー→セントルイスの途中一泊したのはトロント空港近くのビジネスホテル。空港ターミナルのホテルは便利ですが泊まりません。トロント空港のグランドデザインは悪く、ターミナルビルや自動車道路がいりくんでいて、なにかあったら逃げにくい。

逃げにくいといえば、東京には都庁あとに造られた国際フォーラムビルなど中にいると怖くなるビルが多いですね。皆さん、いつも逃げ道を考えておられますか?

脱線しました。空港近くのビジネスホテルはインターネットサービスがついていました。無料。高速。

アメリカでの仕事の四日後にまたアメリカでクライエントと会うスケジュールだったので、バンクーバーに戻らずトロントでゴルフをすることにしました。松井さん宅に二泊したあと、Pホテルに二泊。インターネットサービスは有料。遅い。回線が切れて一時間。フロントに電話すること数回、都度、忙しい、待ってくれ、の答え。一時間以上たって、堪忍袋の緒が切れ、マネジャーを呼び出す。さらに一時間、回線直らず。

無料のインターネット、無料の駐車場のないホテルは重ったるいタオル地のバスローブがあっても、いずれビジネスホテルとの競争に負けます。デパートがウオルマートに負けたように。

車。最初に借りたのはジープ。次はトヨタのマトリックス。相変わらずジープは走行中の安定感に難。マトリックスは外見からは想像できないほど座席が高く、ジープに負けない見晴らし。安定性も良し。トヨタの株は買いです。

| おのまのプロフィール | 政治経済 | 15:01 | comments(0) | trackbacks(0) |
オンタリオ州で反日教育か
(8/2記)
トロントの友人が、オンタリオ州でも中国人が反日的な教科書をつくらせようとしていると心配していました。

中国人がカナダの先生たちを「啓蒙」しているそうで、これがきっかけとなり、オンタリオ州の教科書に日本軍の残虐性を書く動きがあるという新聞記事を、日本総領事館に送ったけれど一向に反応がない、何とかしてくださいと言われました。領事館にはそういう問題を解決する意思も力もないと思いますよ、と答えたものの、真剣なので、翌日トロントの某日本企業の責任者に話をつなぎました。

新聞のコピーをみせるとオタワにいる日本大使に連絡するとのこと。さて、大使館がこの問題をどう処理するか。結果がわかったら書きます。

この友人から新聞のコピーと一緒に一冊の漫画本をもらいました。 畠 奈津子「百人斬り報道を斬る―敵はシナ中共政府と我が国の偏向マスコミだ」 

百人斬りという言葉は聞いたことがあるだけで詳しいことは知りません。漫画に書いてあることが本当であれば、本多勝一というジャーナリストは犯罪人ですね。

7月27日、セントルイスに戻り、日本からきたクライエントの社長夫妻と合流。漫画本をわたしました。夫妻は小松長生・クリスティーン夫妻によるオペラを観劇するためコスタリカへ行く予定なので、夫妻が読み終わったらコスタリカ在の玉置さんにわたすよう頼みました。

| おのまのプロフィール | 政治経済 | 06:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
イラクから撤退

アメリカ軍がイラクから撤退すべき理由は数々あり、逆に居座る理由は屁理屈だけ。屁理屈行進曲を奏でた昨日のジョージのさえない顔といったらありません。ジョージは嘘をついてイラク戦争をはじめたと考えるアメリカ国民が過半数を超えたので巻き返しを図ったものの効果はないと知っているからでしょう。

北バンクーバーのイラクといえば、我が書斎についているバルコニー。庇(ひさし)の奥につるした餌籠も破壊され、ついに我が軍は撤退を決めました。残る砦は地下室前の針葉樹に載せたプラスティックの皿と木の皮。ここにもリスがやってきますが、どういうわけか被害が少ない。ジュンちゃんに言わせれば「非戦闘地区」サマワというところでしょう。

ヒワないしそのサイズ、即ちにわとりの卵を細身にしたサイズの鳥がやってきます。皿のなかでついばみながらこちらをちらちらみるので、もしやと思って調べると中は空っぽ。激戦地バルコニーでもカケスがそんな風にこちらの気をひいていたものです。

餌がはいっているのに食べないでこちらをみているので調べると雨水がたまっていて、餌がふやけていました。プラスティックの皿をやめ、竹篭に換えます。

| おのまのプロフィール | 政治経済 | 04:09 | comments(0) | trackbacks(0) |
「靖国参拝」是非
昨日の日記は長かった、文藝春秋に反応するんじゃなかった、というのが今朝めざめたときの反省。

今日は「氏より育ち・うじよりそだち」という題で植物の写真を載せようと決めていました。

ところが、ブログに書き込んでいただいたコメントやメールで寄せられた意見を読んで気が変わりました。

これから日本の主役になる若い方々にとって考え方のヒントになることを期待して、文藝春秋七月号のアンケートに関する感想をひとつだけ書いておきます。

ちなみに、メールをくださった方の一人は首相が靖国神社を公式参拝するのは反対という意見でした。靖国神社を自ら三度訪れて神社の背景を調べた上で作られた論旨は緻密で、文藝春秋に載せたいくらいです。

さて、文藝春秋七月号をお持ちの方は134頁をご覧下さい。

中江要介氏(日中関係学会名誉会長・元駐中国大使)論の抜粋:

「日本が無条件降伏をして東京裁判を受諾した以上・・・首相が参拝して軍国主義に逆戻りするのではと誤解されるようなことは慎むべきだ。・・失態である」

「最近の日本外交には近所付き合いの稚拙さが目立つ」

以下わたしの感想です。ちなみに私は中江氏と面識はないし、氏の名前を見たのもこれが初めてです。

‘本が無条件降伏をしたというのは正確ではありません。日本はポツダム宣言の6〜12項を受諾したのであって、無条件降伏したのは13項にあるとおり、日本の軍隊です。この論に反対する人がいるのは仕方ありませんが、日本の外交官にもいるとは少々オドロキ。

(ポツダム宣言13項:日本国政府が直ちに全日本国軍隊の無条件降伏を宣言し、かつこの行動における同政府の誠意について適当かつ充分な保障を提供することを同政府に対し要求する。)

◆崚豕裁判を受諾した以上・・べきだ」というのはウエッブやマッカーサーの反省の弁を見ても横着、思考停止の極みといえます。

中江氏には噛んで砕いて説明しないといけないでしょうか。

たとえば、木村兵太郎 58歳(判決時61歳)・陸軍大将、ビルマ派遣軍司令官の判決理由は「英国に対する戦争開始の罪」です。これで絞首刑。こんな法外な裁判を当時の日本人が受けいれたとしても、今の、そして未来の日本人は受け入れないし、世界の多くの人がそういう日本人を支持することでしょう。

東京裁判をひらくことを受諾したのだから、その裁判で無茶苦茶な判決がでたとしてもそれを受け入れるべきだという家畜のごとき退嬰的な姿勢は支持もされなければ尊敬もされないでしょう。

「近所付き合いの稚拙さ」については加瀬英明氏(外交評論家)の論を拝借します。148頁にあります:

「呉儀副首相が日本を侮って、小泉首相との会談をドタキャンして離京した。これは、歴代の首相が外交を社交と間違えて、相手に好まれるのが外交だと誤解してきたからだ」

外交を社交と間違えたとは言いえて妙ですが、「歴代の首相」に「外交官」を加えていたら評価が高くなったのに惜しい(笑)。

外交より社交。大使閣下、身に覚えがありませんか。首相が誤解されるようなことをしたら、それは誤解ですよと相手に納得させるのが外交官の仕事、腕のみせどころではありませんか。「失態」したのは外交官です。中国の公安のオンナ(スパイ)をあてがわれたハシモトさん、熱烈歓迎で酒をふるまわれ感激したノナカさん、反論ありますか?

仲良く「近所付き合い」が良いのはそのとおりですが、長い間、マゾヒスティックなそぶりを、そして気前の良いところをみせつづけた結果が教科書、靖国騒動、主たる犯人は前出の方々に加えて、外務省チャイナスクール、朝日新聞、タナカマキコさんというところですか。

私は日本国首相の靖国参拝に賛成でも反対でもありませんが、小泉首相が神社に行き、死んだ人の魂に祈りをささげる行為が軍国主義復活であるというのは妄言、強弁としか思えません。不戦を誓っていると明言したのを敢えて無視し、小異をあげつらうのはみっともない。ああ、いやだ、いやだ。

| おのまのプロフィール | 政治経済 | 15:06 | comments(5) | trackbacks(0) |
東京裁判
14日に文藝春秋七月号が届きました。「大論争アンケート・小泉総理靖国参拝・是か非か」という特集があり、81名の有名人が答えています。

へー、このひとが賛成するとは、反対するとはと意外に思った人がたくさんいました。 おおいに気になったのは史実、現実認識のギャップです。たとえば、東京裁判について以下のようなことを知らない人が結構いるようです。

‥豕裁判の裁判長をつとめたウェッブは当時(実質的には今でも?)白豪主義、即ち人種差別を標榜するオーストラリヤの代表、東京裁判の記録を辿ると裁判長に求められる公正な姿勢に欠けていたと分かります。

たとえば弁護団から申請する証人や証拠に対して「日本の行った戦争が自衛戦争であったことを立証する書類などは証拠として採用しない」と多くの証人、書類の検証を忌避しています。「侵略戦争なり。ピリオッド」という脚本がはじめにあり、そこから逸脱させないことが彼の使命であったと分かります。

写真でみるウェッブには人種差別をする白人に共通する倣岸(ごうがん)な表情があります。トロントにいたときにこの種の表情をしたカナダ人と付き合いがありました。表面づらは良いのですが、根っこに誠意というものがないので、決して友達にはなれません。

ちなみに、主席検察官キーナンの顔にはウェッブとは違う種類の倣岸さがあります。ディック・チェイニー米副大統領に似た表情。一見、品良く見えますが中身はというと、まあ、私の限られた経験からそういうので間違っているかもしれませんが、高学歴で社会的地位が高いのに、物の見方が狭く、対等に話そうという姿勢がなく、自分の非を認めない厚顔無恥の徒、ないしは臆病者。いうところの秀才馬鹿。肝胆相照らすなどは千年たっても不可能、ある程度の折り合いがついたらバイバイです。

さて、報復裁判の脚本から逸脱せず、無事役目を果たしたウェッブですが、のちに彼は『天皇の陰謀』(Japans Imperial Conspiracy)という本にこういう序文を寄せています。

「30ヶ月の間に私は日本が1941年に戦争に訴えたことを非難するいかなる権利をもっているのかと自問することが時折あった。日本が外部から激しい貿易制限や規制を受けていたとの論述に多くの正論と酌量の余地を認めた。米国も英国も日本が1941年におかれたような状況におかれれば、戦争に訴えていたかも知れない」

日本の戦争が自衛戦争であったということを認めているのです。

日本を占領した連合軍のトップはアメリカの軍人マッカーサー。彼は1951年5月3日米国上院軍事外交共同委員会の場で、以下の発言をしています。

「太平洋において我々は日本を包囲した(アメリカ、イギリス、中国、オランダ四カ国による経済封鎖のこと)。彼らは工場を建設し、労働力を有していた。しかし彼らは原料を得ることができなかった。
 
日本は綿が無い、羊毛が無い、石油の産出が無い、錫が無い、ゴムが無い。その他実に多くの原料が欠如している。それら一切はアジアの海域に存在していた。
 
これらの原料の供給を断ち切られたら、一千万から一千二百万の失業者が発生するであらうことを彼ら(日本政府・軍部)は恐れていた。彼らが戦争に飛び込んでいった動機は、大部分が安全保障の必要に迫られてのことだったのだ」

経済封鎖して日本を戦争に追い込んだと言っているわけです。アメリカの原住民と同じ罠に追い込まれた哀れの図。満州事変、上海事変と中国における戦争を拡大し、ヒットラーと手を結んだ外交官や軍人を跋扈(ばっこ)させた日本人もおろかです。

いま、罠に落ちそうなのが朝鮮。早く撃ってこいとブッシュが待っています。核兵器をさしだしたら丸腰になってイラク同様のシナリオでやられる可能性があるし、時すでに遅しですかな。

L唄嵜佑十万の単位で焼かれつづけた結果、日本は手をあげたわけですが、ポツダム宣言にある「戦争犯罪人」と東京裁判でのそれとは意味が違っており、だまし討ちだと思った人もいたようです。

ポツダム宣言の第十条:
「われらは、日本人を民族として奴隷化しようとし又は国民として滅亡させようとする意図を有するものではないが、われらの俘虜を虐待した者を含む一切の戦争犯罪人に対しては厳重な処罰を加える」

書きたいことはまだまだありますが、本日はこの辺で。今はともかく、後の歴史が東京裁判が報復裁判であったと結論づけるのは間違いないでしょう。


| おのまのプロフィール | 政治経済 | 00:03 | comments(5) | trackbacks(0) |
さくら・続き
おととい紹介したフラッシュに関する感想メールを追加します。書いたひとの身元が割れそうな部分は削除してあります。

〕り難うございます。初めて聞きました。ナレーション(字幕です)は一寸気になるところもありましたが 映像を含め素晴らしいものです。

∋纏の用事でチェンマイ,バンコクから帰ってきました。先ほどまで東南アジアにいたので,教えてもらった映像がタイムリーに身にしみたような気がします。

F本国は国力が衰退し、地方の惨状は目に余るものがありますが一人世の中に逆らって生きております。フラッシュのご紹介ありがとうございます。私の父もフイリピンで終戦、いわゆる戦犯と相成ったしだい。護国神社の大祭執行委員長などし、頭を痛めているところです。

ず、フラッシュみました。
なんか、ずしんと来ました。

ゥ屮蹈案匹泙擦討い燭世ました。まだ、十分読ませていただいてないので、小生意見等はまたの機会にさせてください。ただ、このところ三度ほど靖国神社に行っており、また近くの墓苑にも参拝して、自分なりの意見は持っております。結論的には公式参拝大反対の立場です。

αっていただいたファイルを見て、歳のせいか、はたまたいかに儲けるかだけ考え続けて金の亡者になっていたためか、涙腺が緩んだばかりでなく気持ちが清らかになったような感じです。まだまだ、純粋な人間に戻れる可能性がありそうです。

| おのまのプロフィール | 政治経済 | 03:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
「桜」→「さくら」
昨日の日記で「桜」と書いたのは間違いで、ただしくは「さくら」です。

フラッシュをみた方々からメールをいただきました。あのフラッシュの作者が私だと思ったかたもおりましたが、曲名を間違えるくらいですから、もちろん私ではありません。

以下にメールの一部を載せます。メールを下さった方、了解なしでごめんなさい。感想が一様でないことを紹介したいので勘弁してください。

,ょうのは、’さくら’の歌とあいまって、感動的。この歌は前からすきですが、こういう背景に使われると、哀しくなるような、せつない響きになるのね。

∩ってくれた「桜」、いいですね。家族と友人数名に配信させてもらいました。こういうのはもっともっとprevailさせるべきではないか。最近、「ルーズベルト秘録」を読んだ。「真実」は戦勝国がでっち上げるものであることは、歴史の示すとおり。だからこういう真実を追究する姿勢が絶対必要。

私たちが生まれる前から、日本が近隣諸国に与えてきた功罪については、しっかりと認識しているつもりですが、韓国や中国のように、罪の部分ばかりを取り上げてあのような行動にでられると、悲しさと憤りを感じます。そうは言っても、国の中枢に居る人たちに思いやる言動が無いのはいかんともしがたいのですが・・・しかしフィリピンの人々の日本に対する思いのくだりを読んで、なんかほっとし、嬉しくなりました。でも、もう年のせいでしょうか、イラクも含めて戦争にまつわる情報については、目を瞑りたい、のが本音です。

け覗をみて感激しました。私の父の従兄弟も韓国、京城(今のソウル)帝大で永年にわたり教鞭を振るっていました。多くの指導層を育ててきたものと思います。それなのに、韓国では戦後の反日教育のお陰で今のざま!国際関係の難しささを痛感しています。


| おのまのプロフィール | 政治経済 | 10:08 | comments(2) | trackbacks(0) |
さくら
11日の日記・靖国神社へ寄せられたKさんのコメントに対して、東京裁判について書く要がなくなったと返事をしました。しかし、一夜明け、日本、韓国、中国の若い人たちが、お互いに浅い歴史認識のまま論争→戦争することがあるといけないと考えなおしました。機会をみて東京裁判についても書くことにします。

私が生まれたときはすでに日米戦争が始まっていましたから、あの戦争にどういう背景があったのか、それがどう現在につながっているのかを理解するには色々な記録、情報に頼らないといけません。

なにごとに関してもそうですが、記録、情報というものは総てが事実とは限らず、中には恣意、悪意をもって捏造(ねつぞう)されたものがあります。捏造番付をみると、ここ数年ジョージ・ブッシュがひとり横綱で独走しています。

自らが属す国籍や宗教などに囚われ、都合の良い情報のみにしがみついて人生を生きるのではニンゲンいつまでたっても救われません。本物か贋物(にせもの)かを見分ける力、自らの存在が危うくなる、孤立を招くことになるかもしれない透徹した認識能力、論旨明快な発言能力、果敢なる実行能力を養成することがより良い世界をつくるための必要条件です。そういう能力を養成したい方には、5月30日の日記にある「国家の罠」(佐藤優・新潮社)が参考になります。

下のサイトには、私が23歳の時に経験した世界とは全く違う世界を生きた23歳の人がでてきます。BGMは森山直太郎作「さくら」。

http://www.geocities.jp/m_murakata/sinzitu.swf
| おのまのプロフィール | 政治経済 | 04:06 | comments(0) | trackbacks(0) |
靖国神社(Keyword Search)
木霊JUGEM版のトラックバック(って何のことかよく分かってない)6月11日にこういうメールが入っていました:

「gooブログ<適合度順検索>にて、ただいま注目を集めているキーワード「靖国神社」でこちらの記事が3690件中、上位 27位にあるため、キーワードサーチのブログランキングで紹介させていただきました」

木霊・5月11日の日記が27位にあるということにどういう意義があるのか、トップ1%に入っているというのは何か重大なことが起きているのか、などと妄想しても始まりません。あの日記は靖国神社について書いたわけではないので、ここでひとこと。前から書きたかったのです(笑)。

小泉首相についてはブッシュの嘘に加担した、次元の低い本を著す秘書を頼みにしている、などなどあって私は高く評価していません。靖国神社は終戦記念日に参拝すると言っておきながら、周囲の圧力に屈した経緯をだらしないと思っています。しかし、参拝を続けるという姿勢は評価します。私的参拝である、戦争がふたたび起きないように祈る。良いことだと思います。

中国、韓国、朝日新聞があおり続けるA級戦犯についての不毛な議論はいいかげん決着をつける必要があります。はしょって言うならこういうことになりませんか。

一:「A級戦犯は未来永劫ゆるせぬ人類の敵なり」が多数意見だとします。「東京裁判は戦勝国による報復裁判・違法裁判であり、よってA級戦犯という規定そのものが報復・違法である」が少数意見だとします。歴史問題に関する事柄を多数でもって少数を圧殺するという短絡的な行為は正しいとはいえません。キリスト教会がその妄想を守らんがため、魔女狩りをし、科学者を抹殺し、異民族を虐殺してきた愚挙を思いだしましょう。

二:一歩譲って「A級戦犯は人類の敵」であるとします。しかし「人類の敵」といえど、死後の魂は他の戦死者とともにひきとるのがわれわれの信条、心情であると靖国神社がいうのであれば、それをけしからんと言って私的存在者である靖国神社を非難することはやはり正しくありません。信教の自由を冒すのは暗黒の世界に戻ることです。

三:A級戦犯者の数をはるかに上回る戦死者が祀られているのが靖国神社。その魂に祈りをささげている人に対して、お前はA級戦犯に祈っているといいつのるのは歪んだ精神のなす所業、正しくありません。あのひとは死んだひとと話しているんだから、静かにおし、騒ぐとぶつよ。とおっかさんに怒られるようではいけません。

http://list.room.ne.jp/~lawtext/1972Japan-China.html
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五月が終わるので
4月26日にこう書きました:「隣国の政治、経済事情がどのように動いているのかを見ながら、戦争が起きる確率を計算しながら、起きた場合はどのように収束させるかを考えながら、くらすのが国の中枢にいる人たちなのですが、今回の日本滞在で感じたのは大丈夫?という疑問でした。五月になったら具体的なことを書くつもりです。」

何も書かないうちに五月も今日で終わり。ひとつだけ書いておきます。

先月、日本で買った本の一冊が「国家の罠」とおなじく新潮社から出ている石破茂著「国防」。著者は防衛庁長官を経験したひとで、現在は自民党国防部会・防衛政策検討小委員会委員長だそうです。

佐藤優氏と同様「体制側」のひと。日本国民の運勢に対する影響力は情報分析官であった佐藤氏よりはるかに大きいといえます。しかし「国防」を読むと、石破氏の素朴さ、認識力、判断力、分析力の粗末さがわかり、これでは日本の国運が危うい。

「国防」のどこがそう思わせるかを逐一指摘するのはやさしいことですが、佐藤優氏というひとを見つけたのを多として、やめておきます。興味のある方は二冊を併せ読むといいでしょう。それにしても外交も国防も「ノー天気な」人に任せている日本国民はおおらかというか・・

| おのまのプロフィール | 政治経済 | 15:16 | comments(0) | trackbacks(0) |
佐藤優・起訴休職外務事務官
本日とどいた文藝春秋六月号に「中国に告ぐ」という特集があります。反日的な立場にある中国人ふたりを含めた六人が書いています。

ふんふん、そんなことは分かっているよ、おや史実を知らないで書いてるね、それとも曲げてるのかね、何をいいたいの、などと思いながら読みながしていたのですが、六人目の「中国と田中均 日本外交の罠」でどきり。

読んでる途中で誰が書いているのかと見ると佐藤優(まさる)とありました。記憶の片隅にある名前ですが、氏の仕事、ひととなりなどは全く知りません。「起訴休職外務事務官」という見たこともない肩書きがついています。

詳しくは省きますが、簡潔明瞭、論旨明快のお手本。短い論文のなかに質の高い歴史観、知識、崩しにくい論理、ぜひ実行して欲しいと思う提言が詰まっています。論文に点数をつけるなら佐藤氏のはA+。他の五人はB−がひとり、あとはC+以下。童増氏はD。本当はF(落第)にしたいところですが、石を投げられそうだから日和見(笑)。

今までも何人かの大使が退職して本を書いていますが、大概がぺけですね。佐藤氏の本はどうでしょうか。新潮社から「国家の罠」という本が出ているそうです。外交官の本としては例外的に読み応えがあるのではなかろうかと期待しています。

| おのまのプロフィール | 政治経済 | 09:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
中国の対日感情・対策
今年の3月14日から30日、北京、上海など五箇所で対日感情を調査した資料が今日のMSNにでています
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日本と聞いてなにを思い浮かべるかという項目への回答は侵略・戦争が断然トップです。次が、ソニー、ホンダ、トヨタと続き、そして富士山、桜。意外にも靖国神社は下位。意外ではありませんが、チャイナスクール大使閣下が誇る経済援助はどこにもでてきません。

円グラフで数字が入っていないのでおおよその感じですが、日中外交の行方については良い方向に行かないが45%、中立が35%、良い方向に行くが20%。

日本に対する感情。好意的でないが45%、中立が35%、好意的が20%。日本企業で働きたくないが60%、中間、働きたいが20%ずつ。

芳しくない、というより衝撃的な結果です。あの反日デモは決して少数、特殊な人たちの意思を代表していたのではないことがわかります。反日デモの勢いは静まったように見えますが、中国人の半数が反日という調査結果を重く受け止めて対策を講じないと、次は数倍、数十倍の規模でゆり戻しがあると覚悟するのが良いでしょう。

日本政府は国民の利益にどう結びつくかわからない国連改革、常任理事国いりにではなく、かくも日本を嫌っている隣国民との関係改善に精力を使うべきでしょう。中国人が感謝の念をもたない経済援助をやめる、どうすれば効果のあがる外交ができるかを民間機関をつかって研究させる、などを急ぎ実行すべきでしょう。

| おのまのプロフィール | 政治経済 | 12:35 | comments(0) | trackbacks(1) |
日米戦争のきっかけ
私がこの世に生まれようとしていた(どうでも良いことですが)ある日突如として日米戦争がはじまりました(日本時間1941年12月8日)。戦争のきっかけはその日から12日遡った11月26日にアメリカ政府がそれまで日米間でつみあげてきた了解事項を根底から覆す苛酷な通告を日本側につきつけたからであるとされています。この過酷な通告は時の国務長官に敬意を表して(笑)ハル・ノートと名づけられました。

ハル・ノートの概要:
1日本は満州国を含む支那大陸、及び仏印から軍隊、警察を全面撤退せよ。
2日本は大陸に於ける総ての権益を放棄せよ。
3日本は日独伊三国同盟を廃棄せよ。

なぜこれが戦争に結びついたのかピンとこないヒトがいるでしょう。詳細はご自分で調べていただくとして、戦後の東京裁判でインドのパール判事が「このような苛酷な要求を突きつけられたならば、地中海の小国モナコといえども銃をとって立ち上がるだろう」と言ったように、ハル・ノートは事実上の宣戦布告であったのです。

項目3は日本の中枢でも歓迎するヒトがたくさんいたので実現可能ですが、項目1、2は当時の状況において実行可能ではありません。たとえば、当時私の両親は満州生活数年、なにがしかの生業(なりわい)をたてていますが、これを全部放棄せよというのは乱暴至極だと思いませんか。21世紀のいま、この瞬間、日本に住んでいる中国人、韓国人に対して財産を放棄して中国、韓国へ帰れという馬鹿な日本人が多少いたとしても、日本の外務大臣(アメリカでは国務長官)がそういうことを言うと思いますか。

朝鮮がアメリカ政府に対して今日こういう通告をした場面を想定したら分かり易いかもしれません。

1アメリカは全面撤退してヨーロッパ大陸へ帰れ。
2アメリカはアメリカ大陸にある総ての権益を放棄せよ。
3アメリカは日米安保条約を破棄せよ。

具体例:ジョージへ告ぐ。汝の牛を全部捨てて即刻テキサスから去れ。

アメリカはこんな風に実現不可能な通告をつきつけて、アメリカ原住民からはじまり、イラク人にいたるまで戦争を繰り返し起こしてきましたが、それは本日の主題ではありません。

ハル・ノートが最終局面で戦争開始のきっかけになったことは間違いありませんが、日米戦争の萌芽は少なくとも開戦の十数年前に見てとれ、朝日新聞も戦争を煽っています。その偽善性、日和見性、事実捏造癖、オカルト性、煽動癖において似ているのが朝日新聞とキリスト教者である、とは世の通説にいまだなっていませんが、両者とも戦争が嫌いではなさそうです。これも本日の主題ではありません。

芽がでる前には種の時代があります。戦争の種は日米不平等条約の締結を強要された江戸時代まで戻ります。当時の印度大陸、支那大陸、朝鮮半島をはじめとするアジアの状況、印度人、支那人、朝鮮人がヨーロッパ、ロシヤ、アメリカの帝国主義にどう対処していたか、それをみて日本人は何を考え、何をしたか、などなど。

日本、韓国、中国の三国が東北アジアの歴史観を共有するとすれば少なくとも百年間を網羅するのが良いでしょう、というのが本日の主題でした。
| おのまのプロフィール | 政治経済 | 04:58 | comments(0) | trackbacks(1) |
日本・韓国・中国共同で歴史観を正(ただ)す
モスクワの対独戦勝60年記念式典に集まった各国首脳の動向がテレビで流れてきます。

低脳・ブッシュのごり押しに対して陰険・プーチンが皮肉たっぷりに応える様を見ていると冷戦が終わったというのはうわべだけという感じがします。民族の異なる日米間に再び戦争が起きる可能性はあるが、仏独と米はいくら意見の差があっても根は同一だから戦争にはならないと断言した学者がいますが、世の中そんなに単純ではないでしょうね。

韓国のノムヒョン(慮武絃)と中国のフーチンタオ(胡錦涛)が、日本をいれて東アジアの歴史観を正そうと合意したという話も伝わってきます。東アジアの情勢が百年前のそれに似ていないでもない今、地理的に近い三国が歴史をひもといて事実認識を共有してより良い未来を構築するのは大変結構なことです。

ノムヒョン、フーチンタオのふたりとも事実をみないで、あるいは事実を曲げて日本を非難することがありますが、そういう姿勢では建設的な未来は築けません。ふたりの歴史観を糺す、或いは事実を曲げて発言することをとがめるためにも日本はふたりの合意を歓迎すべきでしょう。

事実を見ないで、あるいは事実を曲げて発言していると思われる例をひとつあげます。ノムヒョンは日本はドイツをみならえと言いましたが、それでは以下の事実に則して、日本はドイツのどこを見習うべきなのか、また韓国政府は韓国国民に対していつ事実を明らかにするのかを表明して欲しい:

◎日本の対韓国戦後処理:
●1965年の日韓基本条約において無償で3億ドル、有償で2億ドル、民間借款で3億ドル、計8億ドル支払い済。
●8億ドルのうち無償分3億を現在価値に換算。
円換算:3億ドル×360円(当時1ドル=360円)=1080億円
現在価値:1080億円×10(当時の大卒初任給が約2万円)=1兆800億円
●強制徴用者被害者一人換算:
韓国が主張する強制連行労働者70万人+従軍慰安婦20万人=90万人を賠償対象者(強制連行、従軍慰安婦などはほとんどなかったという議論は別にする)
1兆800億円÷90万人=120万円/人
●8億ドルは当時の韓国の国家予算の2.3倍。
●インドが英国から独立したとき、英国人がインドに持っていた個人資産は英国人に返却されたが日本は韓国に残した資産を放棄。放棄資産は軍事用資産を除き53億ドル。
●放棄資産+賠償=53億ドル+3〜8億ドル=56〜61億ドル。これで計算すると強制徴用者被害者一人あたり賠償は2400万円前後。
●日韓基本条約で戦後処理が完全かつ最終的に解決されたこととなることを確認済み(★協定第二条1ご参照)
●清算金額は、朝鮮半島全地域が対象であり、韓国政府が「北朝鮮を統一したら北の人に支払うから北の分もくれ」と言った額である。

◎条約締結後、韓国は日本からの清算金を個人の賠償対象者に支払ったのは僅か数%といわれ、殆どは他の目的に費やされた。韓国政府はこのことを国民に知らせていないが、これについて日本政府が糾弾したことはない。

◎ドイツの強制労働者への賠償:
現在価値で30万〜80万円。(ユダヤ人の奴隷労働者が80万円)

ちょっと言い過ぎましたかね。こういう話は始まるとなかなか停まらないのでまだまだ言います。覚悟!!(笑)

★日韓基本条約の関係諸協定,日韓請求権並びに経済協力協定第二条 1
両締約国は,両締約国及びその国民(法人を含む。)の財産,権利及び利益並びに両締約国及びその国民の間の請求権に関する問題が,千九百五十一年九月八日にサン・フランシスコ市で署名された日本国との平和条約第四条(a)に規定されたものを含めて,完全かつ最終的に解決されたこととなることを確認する。
| おのまのプロフィール | 政治経済 | 03:24 | comments(0) | trackbacks(1) |
国連常任理事国になるべき国
第二次大戦が終わり60年。日本政府はドイツ、インド、ブラジルとともに国連安保理事会の常任理事国になろうと運動をしていますが、これが日本の国民にひろく支持されているのかどうかが今ひとつよく伝わってきません。いろいろな意見を調べてみましたが、日本国民の利益にどう結びつくのかがはっきりしません。

数年前のこと、いわゆる「チャイナスクール」に属する某大使に「なぜ日本は中国に対して多額の経済援助・ODA=official development assistanceを行うのか」と質問したところ「中国の核兵器に対抗する武器である」という答えが返ってきたので「武器であれば、武器を使って得た戦果を説明してほしい」というと黙ってしまいました。ODA白書を見ても具体的な戦果がわかりません。「武器VS戦果」というのは民間企業であれば「費用VS利益」。利益に関して説明できない経営者は、まあ解雇されますが、お役人は違うようです。

国連改革のために日本が常任理事国になるのだという論は大雑把に過ぎます。国際法も国連も無視する帝国アメリカの前にロシア、中国、フランス、イギリスの常任理事国もなすすべなしというのが現実でしょうが、ではアメリカに追従する日本がどのような役割を果たしてきたのか、果たそうとしているのか、果たせるのかをあらかじめ国民に明らかにしておかないと、理事国になった、費用が増えた、成果は説明できない、と某大使と同じことになります。

大雑把な論には大雑把な提案をします。国連改革のために常任理事国を増員するというのであれば、アメリカに負けて腑抜けになった日本ではなく、中国、フランス、アメリカとの戦争に勝ってきた強国ベトナムのほうがいい。

以上、ベトナムを回ってきた知人と夕べ話した話です。

| おのまのプロフィール | 政治経済 | 14:48 | - | trackbacks(2) |
隠すな・曲げるな・恐れるな/4月20日の続き
ロイヤル・パーク・ホテルのWork Centerで書いています。

このホテルは客が希望する新聞を部屋の入り口の新聞受けに届けてくれるので、廊下を歩くとどんな人がとまっているか想像できます。英語の新聞、フランス語の新聞。経済新聞ならビジネスマン。二種類の新聞が届けられている部屋もあります。新聞の数だけでみるとホテルの入りは60%いっていないような感じですが、なかには私のように明け方五時に目が覚め、部屋で新聞を読んでいるひともいるでしょうからあてになりません。

さて、四月二十日にこういうことを書きました:ニンゲン自らがつくりだしたシステムの中で楽に生きるための術のひとつが、隠すな、曲げるな、恐れるな、ということです。分かりやすい例を挙げても良いのですが、まもなくゴールデンウィークを迎える皆様、ヒマがある時にでもお考え下さい。

最近起きた日本航空のミスやJR西の事故に関する報道をみていて、もういちど書きたくなりました。日々、懸命に過ごしておられる組織人の方々、ニンゲンが作ったシステムとそれを動かすニンゲンとのインターフェースが常に完璧に保てる、間違い、事故は完璧に防止できると考えないことが肝要です。事故、間違いは必ず起きます。ですから「恐れるな」です。言葉足らずで分かりにくいかもしれません。また改めて。
| おのまのプロフィール | 政治経済 | 09:15 | comments(0) | trackbacks(0) |
謝罪すべきか
昨夜から泊まっている某ホテルのビジネスセンターで書き込んでいます。ここのPCは使いやすく、またいくら使っても無料なのでありがたい。前のホテルは二時間使って三千円近く取られました。良いサービスをしているので某ホテルなどと隠すこともないでしょう。東京箱崎にあるロイヤル・パークホテル。明日チェックアウトしてカナダへ帰ります。

中国は日本に対して60年まえの戦争について謝罪をせよと繰り返し、またそれに対して日本の政治家たちも繰り返し謝罪、遺憾の意をあらわしてきました。

私が大学にはいるまえのことですが、ある人が自分は戦争でひどいことをし、そのむくいで片目をうしなったと話してくれたことがあります。詳しい話は忘れてしまいましたが、中国の民間人に対してむごいことをした光景が義眼の奥から伝わってきたのを覚えています。

義眼の彼のみならず、アジアで残虐行為をした日本人が沢山いたことは間違いないでしょう。しなかった日本人もたくさんいたでしょう。同胞の日本人に対してさえ思想、理念のちがいから拷問、虐殺をした日本人がいたことも事実です。嫌な日本人は今だっています。

しかし糾弾さるべき事実は記憶にとどめ、繰り返さないようにすべきですし、多くの日本人がそういう努力を半世紀以上続けてきたし、国としてもそれから逸脱していないのではないでしょうか。かつて中国政府が日本に対する糾弾をやめて、良い関係を構築していった時期があるだけに、逆に糾弾をむしかえし、反日デモを演出したらしく見える今の中国には疑問を感じます。
| おのまのプロフィール | 政治経済 | 11:10 | comments(0) | trackbacks(1) |
日本とどう戦うか
一年ぶりでゆうきん一家を訪ねました。この年ごろの子供は日々変わっていますが、やがて六歳になるゆうきんは一年前とあまり変わった感じがしません。ゆうきんママ、パパの言動に気をつかっているのも変わっていないし、Pさん(私)に甘えるのも変わっていません。知性、理性、感性などの片鱗は感じますが、やはり六歳、まだニンゲンではありません。

岡山ー高松の車窓から瀬戸内海を見下ろすと、日本は津津裏裏まで自然に恵まれ、その周りに経済が発展していると改めて感心し、ついでにもし日本が再び戦争に巻き込まれるとして、たとえば中国が日本に攻め込むとしたら、この瀬戸内海をどうやって攻めるのだろうと考えました。核兵器をもってしても全てを破壊するのはなかなか難しそうです。

そもそも日本と戦争をする目的は何なのか。日本の富を得ようというのなら破壊しつくすのは理屈にあいません。石油が目的のイラク攻めならバグダードを破壊しても油田さえ確保していれば良いのですが、日本は油田がないからニンゲンが作り上げてきた建造物が富の大きな割合をしめることでしょう。

国民の目を自国の問題から外にそらせるために日本の建造物を破壊するというのなら理屈があいます。すでに経済的危機に陥っている朝鮮、貧富の格差が拡大し、いまや二分にひとりの自殺者が出ている中国、南北統一すれば必ず経済問題にぶつかるであろう韓国。

日本に喧嘩を売って自国に溜まっている破壊的なエネルギーを戦争ではきだす。とりあえずは五千人から一万人の犠牲者を覚悟で戦争を始めるか。大都市を攻撃すれば自軍の犠牲の十倍から百倍の犠牲をもたらすことができる。というようなことは中国、韓国、朝鮮の中枢にいる誰かが考えていることでしょう。

隣国の政治、経済事情がどのように動いているのかを見ながら、戦争が起きる確率を計算しながら、起きた場合はどのように収束させるかを考えながら、くらすのが国の中枢にいる人たちなのですが、今回の日本滞在で感じたのは大丈夫?という疑問でした。五月になったら具体的なことを書くつもりです。

| おのまのプロフィール | 政治経済 | 12:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
中国の反日運動・続
25日朝、書き込んでいます。22日にはまだ分かっていないことが書かれるので、知らずに読めば未来体験(笑)。

17日の日記に「中国政府に暴徒を抑える力がない、そして中国中枢における親日派が苦境にたっている可能性があります」と書きましたが、昨日、おとといの反日デモは一週間前にくらべて規模がぐんと小さくなりました。ということは中国に暴徒を抑える力があったといえます。
 
同時に、反日デモは中国政府が演出したものであるという説があり、その説の裏付けになったのかもしれません。中国政府がその気になればいつでも反日デモを動員できるということであれば、五月四日、八月十五日がどうなるのかは大いに興味があります。このふつかについて未来術力を試してみるのも面白いでしょう。いずれにせよ、君子あやふきに近寄らず、八月十五日が過ぎるまでは中国に行かないのが賢明ではないでしょうか。


| おのまのプロフィール | 政治経済 | 07:55 | comments(0) | trackbacks(1) |
中国の反日運動
24日に書き込んでいます。小泉純一郎首相は23日夜、中国の胡錦濤国家主席とジャカルタ市内で会談し、関係修復に向けて対話を促進することで一致したという報道を見ています。とりあえず休戦のようです。しかし会談後の小泉首相のコメントと胡主席のコメントを読むと前途多難という感じがします:

小泉:今回の会談では互いが一時的な対立や意見の相違、反日デモなどに惑わされず、日中の友好が両国だけでなく、アジア全体や国際社会にとって、いかに重要かを認識するための会談にしようと思って臨んだ。今後、いろんな分野で友好を深めようということになり、極めていい会談だったと思う。

胡:今年は反ファシスト勝利60周年、抗日戦争60周年にあたる。このような敏感な年に、日本が一連の敏感な問題を妥当に処理し、日中関係の健全な発展を保つことを希望するということだ。

小泉が「(日中間にあるのが)一時的な対立や意見の相違」と認識しているとすれば現状認識が甘すぎます。胡が「日本が一連の敏感な問題を妥当に処理(することを希望する)」とすべての責任をすべて日本に負わせるという態度を変えないのでは二国間に健全な関係はありえません。

23日の会談を「極めていい会談だった」というのは「見たいものだけを見る、見たくないものは見ない」という思考停止。日本の中枢にいると思われる方々は真剣に対中国作戦を練り直すべきです。中国に進出している日本企業は撤退を検討する時期にあります。まあ、私がいわなくても気の利いた企業はとっくの昔に検討していますが。
| おのまのプロフィール | 政治経済 | 06:48 | - | trackbacks(0) |
隠すな、曲げるな、恐れるな
ただ今は22日の夜11時。

「中国の反日デモ」「トカゲとトヨタ」を書いてきて、いましがた思いついたのが「隠すな、曲げるな、恐れるな」というフレーズ。

大概のニンゲンはトカゲとトヨタのあいだで生きるのが楽なのだと思いますが、そうはいってもニンゲンにとってこの世はどうも生きにくくできている。というのは誤りで、ニンゲンがこの世を生きにくくしているというのが正しいのではないでしょうか。

ニンゲン自らがつくりだしたシステムの中で楽に生きるための術のひとつが、隠すな、曲げるな、恐れるな、ということです。分かりやすい例を挙げても良いのですが、まもなくゴールデンウィークを迎える皆様、ヒマがある時にでもお考え下さい。

筆者、このところ不親切になっていますかね。なれないPCの操作で消耗している事情をお汲みとりねがいまーす(笑)。
| おのまのプロフィール | 政治経済 | 23:12 | - | trackbacks(0) |
トヨタvsトカゲ
四月十九日の産経新聞に面白い記事がありました。女優・桃井かおりさんがトカゲの中から世界をみているという夢から目ざめて「なるほどな」と思ったのだそうです:

「(私は)トカゲか何かの中にいるの。目の穴だけ窓みたいに開いている。やたら食べてるの。そこでは、何も考えてない。だから岩にぶつかったりしないのよ。行き詰まって壁にぶちあたることはない。生き物って、岩があると避けていくから。血を流すくらい障害にぶつかって真ん中を通ろうとするのは、人間のいけない癖のような気がした」

「カイゼン」あるいは「kaizen」と書かれ、世界のビジネスマンに知られている「改善運動」。他社の製品より良いものを作るにはどうすればよいか、仕事の効率をあげるためには何をすればよいかを考えるためにトヨタがはじめたビジネス手法です。岩にぶつかったら穴をうがて、うがち終えたらそれが終わりではないと思え、、などなどトカゲと反対の世界です。

さて、ニンゲンは改善運動を続けるか、障害を避け続けるかのどちらかひとつを選ばないといけないのでしょうか。私は考えたり、工夫をしたりするのが好きなのでトカゲになりたいとは思いませんが、さりとてきりというものがないトヨタになりたいとも思いません。
| おのまのプロフィール | 政治経済 | 19:59 | - | trackbacks(0) |
中国の反日デモ・続
22日、ホテルのビジネスセンターで書き込んでいます。相変わらず操作しにくいのではしょって書きます。


今週の報道をみると日本も中国も双方の憎悪感情を押さえ込もうとする力のほうが大きくなっているように見えます。見えるというだけで本当に沈静するかというとわかりません。

中国で年中行事になってしまった五月四日の反日行事(五・四運動)がすぐ迫っています。そして今年の八月十五日は対日戦勝六十周年ということで反日感情が盛り上がる可能性を秘めています。日本、中国ともに心有るひとたちはこの両日をマークしながら、大事にならないよう細心の努力を続ける必要があります。互いが不仲になるように煽る人たちが日中両方にいますが、彼らこそが真の敵、押さえ込まないといけません。

自国内に難問があるとき国家対国家の争いを演出して自国民からの矛さきをかわそうとする政治家、官僚、メディアなどは断固として除去しましょう。

| おのまのプロフィール | 政治経済 | 10:59 | - | trackbacks(0) |
中国の反日デモ
いまは四月二十日、某ホテルのビジネスセンターのPCから書き込んでいます。やはり使いにくい。木霊オリジナルにも入れません。

先週末に北京から十箇所ほどの町に飛び火した反日デモに対する謝罪と損害賠償に中国は応じないようです。

中国政府に暴徒を抑える力がない、そして中国中枢における親日派が苦境にたっている可能性があります。いまは日本が謝罪と損害賠償を求めたという事実にとどめておき、これ以上深追いしないのが賢明だと思います。時機をみて中国への貸しを返してもらうのは当然ですが、熱に冒された中国人とおなじ低い次元の暴力行為で応えるのは愚の骨頂。暴力行為が繰り返されたらまた謝罪と損害賠償を要求し、国際世論の味方を増やせば良いのです。
| おのまのプロフィール | 政治経済 | 22:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
中国の反日デモ・0.1%の危険
昨日配信された、香港にすむ日本人のフリーランサー・ライターが書いた北京における反日デモに関するレポートを読んで気になったことがあります。これはさきほどCNNで報道された韓国の反日デモにもあてはまります。

レポートの結語です:

「破壊活動を繰り返し報道したマスコミには、次に「なぜデモに参加しなかったか」をきちんと取材していただきたい。すでに報道された映像や画像にはデモ参加者2万人が映っていた。しかし、それ以外の、2000万人もの日本人が見知らぬ北京の人々の姿はなかったのだから」

要するに北京の人口は2000万人だがデモをしたのは2万人、人口の0.1%であって、それだけを報道するのは片手落ちではないかと言っています。一面の真理をついてはいますが感心するのは危険です。今なすべきことといえばデモに参加しない中国人が圧倒的に多いということを認識することではなく、0.1%を見て将来がどこに向かうかを考察することでしょう。

ニンゲンが冒す愚行のなかで特大の愚行、戦争は往々にして小さく始まり、突如として火を噴き、その火を消し終えるまでに想像を絶する混乱、破壊が続き、多くの人命が失われ、障害者を生み、火が消えたあとにも苦しみが長く続くという厄介なしろものです。デモが繰り返される、暴力行為が続く、デモ、暴力行為に参加する人数が増加する、呼応して日本においても中国に対する同様の行為が生じる、暴力行為の応酬となる、熱い戦争になる、というシナリオに至るのか至らないのか、ということを0.1%という小さい動きの今だからこそ、明確に考え、対処することができるのです。北京市民の99.9%がデモに参加しなかったことに焦点をあてようとするのは、見たくないものを見ない、見たいものを見るという一種の思考停止に陥ることではなかろうかと気になるのです。

国家という概念があるかぎり国家間の争いがなくなることはないでしょうが、戦争に値する争いはない、戦争は一部のニンゲンの思惑で始まる、自分が戦争に巻き込まれる必要はないと知りましょう。日本人、韓国人、中国人である以前に人間であることを知りましょう。戦争は阻止しましょう、戦争になったら逃げましょう。


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グアンタナモ・ブッシュ一味の犯罪


1月30日の日記にブッシュ一味のジュネーブ協定違反のことを書きました。(リバティー、フリードム、デモクラシーと反対極にある犯罪を犯している、ヒットラー、スターリンが行ったことと変わらない、ジンルイを1215年(マグナカルタ制定)以前の暗黒時代に戻そうとしている。非常に危険なことが進行中)

日本ではあまり話題になりませんでしたが、今月になって新聞報道があったので昨日の日記に貼りました。グアンタナモで写したビデオもあるということで、これをNHKが報道しないとすれば不思議、受信料不払い運動を支持します。民放のかた、NHKより先に放送したらカナダから愛と敬意を送ります(笑)。 

新聞記事では実感がわかないと思いますので、オーロラへ送った原稿の一部を以下に書きます:

「グアンタナモで釈放された人の証言が引用されています。数百人を鉄製のコンテナに入れる。そのままだと窒息するので外から銃をうって空気孔を作る。銃弾にあたって何人か死ぬ。空気孔があっても、日に照らされてコンテナは熱いから、数十人しか生き延びれない」

ブッシュ一味は神の名のもとにかくもむごいことをしているのです。

| おのまのプロフィール | 政治経済 | 13:17 | - | trackbacks(0) |
オーロラ原稿完成・グアンタナモ
オーロラ誌の「本の紹介」という欄に二年以上書きつづけています。最初は1頁だったのが2頁になり、前号から1頁に戻ったところ、また2頁にして欲しいという依頼があり、取り掛かったのですが、指定された長さでまとめるのが楽にできる時と、苦労する時とがあります。今回は後者。

原稿が遅れると雑誌の発行が遅れる、迷惑をかけるということに昨日はたと気がつき、集中しました。当たり前のことに気が付くのが遅くなっているのは大脳機能に障害が生じているからか。季節のいたづらか。集中したのに完成するまで三時間もかかった。

今回紹介した本(Guantanamo What the World Should Know) は英語で書かれている、法律がからんでいる、よって説明しにくいなどとということも遅れた原因ですが、それよりは何を書くかという方針が固まらなかったのが一番の原因です。今、並行して読んでいる英語の本が三冊ありますが、どれを取り上げるか、全部読んでからにしないといけないか、三冊をからませるかなどなど迷っているうちに時間経過。いずれにせよノルマを達成して少し気が楽になりました。もうひとつの原稿もすぐ出来るかな。
http://www.chelseagreen.com/media/guantanamo

ところで英語の本三冊を並行的に読むなどということは普段やっていません。たまたま気になる本があって買っただけ。トロント時代、ゆうきんママや絵里がスティーブン・キングの作品を次々と読んでいたのに驚愕したことがあります。カナダ生活通算15年、まだ英語のペーパーバックスを気軽に読みすてる力はありません。http://www.stephenking.com/index_flash.php米

(参考)
●毎日新聞 2005年2月1日 10時46分
連邦地裁:
グアンタナモでの外国人拘束に違憲判決
 【ワシントン和田浩明】ワシントンの米連邦地裁は31日、対テロ戦争に伴う外国人の身柄拘束の正当性を検証するため米国防総省が設置した審査委員会は、審査の根拠を拘束者に示さず、弁護士も認めないなど、法の適正手続きを保障する憲法に違反しているとし、拘束者が米国の法廷に救済を求める権利を認める判決を下した。マクレラン大統領報道官は「我々の意見とは違う。司法省が今後の対応を検討する」と発言、控訴の可能性を示唆した。

 判決は、同地裁のジョイス・グリーン裁判官が下した。それによると、米海軍グアンタナモ基地(キューバ)に拘束されている外国人を無期限で拘束し、審査委員会がその正当性を判断するとの現行の体制は、適正な法手続き以外での自由のはく奪などを禁じた米国憲法修正第5条に違反していると明言。「政府が未曽有の脅威から国を守る必要性は、米国民が200年以上も死守してきた最も基本的な権利を否定しない」と指摘した。

●徳島新聞02月02日 12時01分
米兵虐待をビデオ撮影 グアンタナモ基地
 【ワシントン1日共同】国際テロ組織アルカイダ・メンバーらが収容されているキューバのグアンタナモ米軍基地で米兵の虐待行為を撮影したビデオテープの存在が1日、明らかになった。AP通信がビデオを見た米南方軍担当者が作成した報告書を入手した。

 報告書は昨年6月19日付で、計500時間以上に及ぶビデオのうち20時間分をまとめた。抵抗する収容者をおとなしくさせるため、米兵が収容者の頭にひざげりをしたり、催涙スプレーを浴びせたりしている様子が書かれていた。

 女性との接触が厳しく制限されている男性イスラム教徒の収容者に対し、女性の米兵が足かせを付けるなど「トラウマ(心的外傷)」を負わせるケースもあったという。



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