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過去⇔現在を行ったり来たり・ときどき未来へも@バンクーバー 

土地をどうするか・追
南山大学の澤木教授がカナディアンロッキーの中にあるキャンモアでの学会を終えて同僚、学生とともに戻ってきました。

澤木さんと千坪づつ買った土地から見た風景=野鳥の保護区域の写真をもらいました。



おまけ:澤木さんのカメラで私が撮った夕焼け。
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土地をどうするか
昨年7月19日の日記にも書きましたが、留学中に買った千坪の土地をどうするかが決まっていません。

学会のため来ている南山大学の澤木教授と一緒に18、19日土地を見てきました。澤木さんが見るのは、土地を買って以来初めてだそうですが、バンクーバーから500キロ離れたところにありますから無理もありません。

土地は高速道路のすぐそばにありますから、時速百キロで走れば5時間で着きます。というのは計算。実際は食事をしたりして、片道7時間近くかかりました。

バンクーバーに比べて人口が断然すくないので、空気の味が違います。なだらかな山と森林と湖がおりなす景色の中で夕陽が沈む様の素晴らしさといったらありません。

この地に家を建てることが二十年前につくった「未来のバランスシート」に含まれていました。土地は野鳥保護区になっている水辺に面していて、その向こうに人工物が一切ない何百万坪の景色が広がっています。

どういう家にしようかとわくわくしながら、色々な設計図を見た時期もありましたが、今は北バンクーバーの家の手入れだけでも容易ではない、二箇所に家を持つのは無理という気分が支配しています。

しかし、三十数年ぶりに訪れ、その素晴らしさに感動した澤木教授の目はうるんでいます。私が売るのなら自分も売るといいます。その目の奥にあるバラ色の夢が分かるだけに決めかねます。

http://www.108ranch.com/
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小野小道・2
小道はアンカー・ビールのランタンをくぐって左、すなわち北に伸びています。手前が2メートル幅、北へ進むに従って狭くなり、隣家の裏庭付近まで続きます。ときどき子供たちが走っています。熊も狸も猫もここを歩いているのでしょう。

ドラム缶のオヤブンが撤去されていました。果たして熊が生け捕りになったのかどうかはしりません。

車の窓を開けっ放しにしていたら、キャッキーが座席で寝そべっていました。ジャンプ・インしたのか、それともボンネットから忍び込んだのか、現場を見たいものです。花壇でナメクジを探していると、二メートル先に座ってこちらを眺めていたりします。そろそろ馴れてきたのかもしれません。

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小野小道
治水治山と称して、裏庭から森に入った付近に少しずつ落ち葉や土を運んで平らな部分を増やしてきました。石の上にも三年、50センチから2メートル幅、長さ10メートル強の道ができ、小野小町(おののこまち)をもじって小野小道(おののこみち)と命名。

小道の入り口には二十余年前にシンガポール勤務を終えたとき、取引先の方が贈ってくれたアンカービールのランタンがかかっています。なにかの折に私があのランタンはとても良いデザインだと言ったのを覚えていてくれたのですが、アルコールを一滴も飲まない人でしたので、もらってびっくりしたものです。

http://www.asiacase.com/anchorA.htm

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下庭から地球を観る
この界隈は山の続きで北から南への緩やかな斜面になっています。北側の土を削って南へ移せば二段の平らな土地ができます。

我が家の裏庭はそういう風にして上下に分かれています。上の庭は開口部の広い台所、食堂に面し、下庭は狭い機械・洗濯室に面しているために、上庭は明るく、下庭はやや暗い雰囲気。暗いというのは気分が落ち着くもので、寝椅子に横たわり、木を見上げ、本を読み、昼寝をするのが夏のたのしみ。

森から賑やかな鳴き声が聞こえてきますが、鳥も森の中で避暑としゃれこんでいるのでしょう、大空を飛んでいるのは意外に少なく、一時間ほど眺めていて数羽だけでした。

空が真っ暗になるほど鳥がいるわけではない、歩く余地がないほどニンゲンがいるわけでもない、土と水と大気の空間がほとんどの綺麗な球体。なにも狭いところに集まっていがみ合うこともなかろうと思うのですが、ニンゲンというのはまだまだ発展段階にあるのでしょうね。


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丸庭
朝六時、家の周りをひとまわり。

我が家の前庭の一部は植栽で囲われていて、その一番北側は隣家と接しています。腰の高さの生垣を境に隣家の前庭そしてその向こうに道路、人家が見えます。

南側にある車寄せから玄関アプローチへ進み、石段を登ったところでそういう景色が眼に入ってくるのは間が抜けた感じがします。ローカル新聞を配って歩くお兄さんが隣家から我が家へ来るときに近道だとばかり生垣を飛び越えてくるのも許せない。そこで去年の夏、直径一メートル強の丸い庭を造り、一メートル半にそだつ花を植えました。一件落着。

この丸庭、春先は花がなく淋しいので数センチ大にくだかれた樹皮を買ってきて敷き詰め、カーネーションやダリヤを植えてみました。芝生のなかに樹皮で覆われた丸庭。鮮やかな色が映えてすこぶる良し。

ところが花はあっというまに総崩れ。樹皮の下がナメクジにとって格好の隠れ家になったからです。樹皮を全部とりのぞき、塩をまいたりして二週間、今朝みつけたのは一匹。防衛対策順調進行。

六時半。地下室で窓越しに鳥をみながらPCに向かっていると、ボブ家から我が家の車寄せに、大関、魁皇のようにゆっくり入ってきた黒い影。アッと声をあげると、熊は立ち止まってしばらくこちらを見て、また魁皇のように歩き出し前庭へ。シャッターチャンス、二階にかけのぼりカメラを構えたときは既に道路へ出るところ。見た目より早い。歩幅が長いからでしょう。

いつもは小鳥を狙いながら、静かに歩いているお向かいの猫・ピーシーが時々競馬ウマのように走っているのは熊にでくわしたからかもしれません。ピーシーは常に動いているから危機を察知するのが早いけれど、ナメクジを探してしゃがみこんでいる私は完全無防備。後ろからマウンティングでもされたらどうしますかねえ。


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版画家・松原直子邸の美的空間
(7・30記@北バンクーバー)

版画家・松原直子さんが英国出身の日本研究家デービッドとともにオークビルに住むこと約三十年。玄関口に立ったとたん、良い空間があるに違いないと思った勘はぴたりとあたりました。家の中の雰囲気というものは表ににじみでてくる力があるのでしょうか。

直子さん、デービッドさんのふたりともその道の第一人者で、それぞれが強い自我、確固たる世界を持っていて、それが互いに干渉しながら、どういうわけか調和のとれた空間が出来ています。

デービッドが追いかけている対象は日本だけでなく、間口が広くかつ深く、持っている書籍も膨大で、そういう人はまとまりがなく、雑然とした空間をつくりやすいものです。親しい学者をみても整然とした家に住んでいるのは四割以下、日本人をふくむアジア人となると二割以下というところでしょうか。同じく、知っている画家、造形作家の何人もがおよそ美的とはいえない家、仕事場に生きています。

気が狂いそうになる家に行ったことがあります。おもちゃ箱をひっくりかえしたような、という生易しいものではなく、リビングルームも洗面室もゴミ箱の態。恐怖感に襲われ、どうすれば早くおいとまできるかばかり考えていたものです。大袈裟な、と思った方、ご自分が巨大なゴミ箱の中に放り込まれた図をしっかり思い浮かべてください。思い浮かびましたか。はい、そのまま息をとめて、ではない、そのまま一時間その世界に居てください。その人もそれなりの仕事をしていましたから、住んでいるところ、仕事をしているところが美的空間か醜的空間かは創造力に関係ないのでしょうが。

松原さんに、ずいぶん綺麗にされていますねというと、むかしは散らかってたのよ、でもきたなくしていると版画は汚れてしまうからといいました。作品が汚れて困るのは版画に限らないだろうと思いますが、それはともかく、母屋から独立して建てられたアトリエは天井が高く、明るく、近代設備をそなえた研究所の雰囲気があります。地下室も含めると延べ面積は我が書斎の十倍もあるでしょうか。まあ、この書斎から世界的な名作が生まれるならともかく、所詮は低脳ブッシュリスと戦う場所にすぎないから狭くてもいいのです。でも・・

| おのまのプロフィール | 居住空間 | 06:17 | comments(3) | trackbacks(0) |
景観・オンタリオ州オークビル・2
(7/27・28記)
松井さんが住んでいるオークビルの住宅街には自然林や川があり、そのせいなのか、あるいは意図的にそう設計したのか、道路がゆるやかに曲がっていたりして、新しく造られている整然とした住宅街とは趣が違います。

敷地ニ、三百坪、建坪六、七十坪見当の家が多い街ですが、ここも建替えが進んでいて、百坪以上の家が増えています。それでも大概の家が前庭をたっぷり残しているのでバランスが悪い感じはありません。

25日朝、版画家・松原直子さん宅を訪問しました。松井さん宅から車で迷路を回るようにして2キロくらい走ったような気がしましたが、歩いていけば近道があって、遠くないのだそうです。泥棒は仕事がやりにくいでしょうね。車で逃げて二キロ走ったからもう安心と思っても、直線距離ではニ百メートル、あっさり御用。

迷路のようにできている住宅街は私もトロント時代に住んだことがあります。住人以外のひとが滅多に入ってこない、車はゆっくり走る、子供が路上であそんでいるという具合。最高級住宅街ではありませんが、居心地のよい街であったのは間違いありません。

ここオークビルも最高級ではないし、大概の家が今続々と建てられている高級住宅街のそれにくらべてこぶりですが、どちらに住みたいかと問われれば断然オークビルです。
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景観・オンタリオ州オークビル
(7/26記)

23日の夜からトロントの郊外にあるオークビルに住んでいる松井夫妻宅に二泊。松井さんはゴルフ仲間のひとりで、前にも泊めてもらったことがあります。

24日は彼が参加している「ゴールデン・トライアングル(黄金の三角)」というゴルフ会に招いてもらいました。

前にも書きましたが、トロント周辺はだだっぴろいので、日本人も広範囲に散らばっています。「黄金の三角」とはトロントの西がわにあるナイアガラ、ゲルフ、オークビルあたりに住む日本人の集まりだそうですが、どこをさして三角なのかは訊きませんでした。ジンルイの運命に関係する話でもありませんからね。

集まったのは八組。場所はGuelf Lakes Golf & Country Club。キッチナー交響楽団の音楽監督をしていた小松長生さんがよく通ったコースだそうです。http://www.guelphlakesgolf.ca/

ときどき雨に降られましたが、いっしょに回った三人のテンポも良く快適ゴルフ。松井さんと回るのは二年ぶり、二年前は負けていますが、この日は前半43で松井さんを2打リード、ショットも私のほうが良いので勝てると思いましたが、18ホール終わってみれば、ふたりとも96と不本意なスコア。スリーパットを7回もしてはいけない。

あらら、オークビルの景観について書くつもりが脱線した。ジェファーソン、セントルイスの熱気で脱水症状、脱線症状、或いは時差ぼけでしょうか。おや、誰です、今、じいさんボケたかと言ったひと。@ウエスティン・プリンスホテル・雨模様

追記:昨日の日記、ブッチ・オヘアについて調べたことを書き足しました。
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景観・セントルイスの庇
@セントルイス・ハンプトンイン

ジェファソンでとまったハンプトンインのネット・システムが不安定だったのはワイヤレス・システムのせいではないかと疑っています。ここセントルイスのハンプトンインはケーブル・システムなので電波が届かなくて切れるということがありません。

さきほどアメリカ人、日本人(ふたり)と一緒にセントルイス・クレイトン地区という場所で食事をしてきました。いく途中、木々に囲まれた住宅街を通ったので、いい雰囲気だねというと、アメリカ人がこの近くにワシントン大学という医学で有名な学校があるといいました。なるほど大学関係者がすきそうな住宅が並んでいて、ここの景観は悪くありません。http://www.wustl.edu/acaddepts.html

良い景観のなかにある家は大概がレンガの壁、そして、なんと庇が殆どありません。あっても二十センチ。陸屋根(ろくやね・平らな屋根)の家もあります。

この辺は雨が少ないから庇は短くていいと言ったのはアメリカ人、おしゃれのつもりで屋根を傾斜させているのだろうとは日本からきたひとの論でした。それにしてもデブのおじさんに幼稚園児の帽子をかぶせたような家でも景観が悪くなるとは限らないことがわかりました。庇についてはおおいに研究する価値がありそうです。
| おのまのプロフィール | 居住空間 | 13:01 | comments(0) | trackbacks(0) |
熱風
@ジェファーソン・ハンプトンイン

ミズリーの州都ジェファソンは六月から雨が降っていないそうで、クライエントの工場敷地の芝はからからです。工場は金属を溶かす炉があるため、熱気が満ちていますが、表にでても熱風が吹き付けてきます。先日立ち寄ったトロントよりかなり暑く、デトロイトからきた中国系アメリカ人もデトロイト以上だといいます。今回初めてアメリカ大陸に来たM氏が日本は風がないのでもっと暑く感じるといいましたが、本当でしょうか。ここの気温は38度前後と体温並で、これ以上暑いとしたら命にかかわりませんか。

夕食に工場長ジムの奥さん、キャシーが加わりました。学校の先生を21年やっているキャシーは教えた生徒数が1200人、卒業後も教え子から連絡があるのがたのしみだといいます。あまりたくさんの子から慕われるのも煩わしいのではなかろうかとも思いながら、冬の冷たい風(cold wind)には「ブリザード(blizzard)」という英語があるけれど、この熱い風(hot wind)はなんていうのと訊くと、一呼吸おいて曰く「hot wind」。こういう風に人を愉快な気分にさせてくれる人が多いのでアメリカ人が嫌いになりきれません。ストックホルム症候群か。

食事を終えて、表にでると相変わらず熱風が吹いていましたが、歩いている人たちは屈託のない顔をしています。夕焼けをみながら、M氏が中国よりアメリカのほうがゆったりしていて楽しいと言いました。
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景観・トロント・3

泊まっているホテルのシステムは不安定で、何度も書き直しています。同じことがおきるといけないので、骨子だけにしておきます。

同じカナダにあってもトロントとバンクーバーの間は東京ーウランバートル(蒙古)より離れており、かたや大平原の中にあるだだっぴろいトロント、かたや山と海のあいだの狭く起伏のバンクーバー。気象が違い、家の建て方が違い、したがって違った景観が生まれます。

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景観・トロント・続き
昨日「二年ぶりのトロント」と書いたのは間違い。昨年デトロイトからトロントに入っています。

「いっそのこと屋根などつけないほうが良いのに」と書いたのも問題。どういう形であれ、屋根がなければ家の用をたしません。「庇(ひさし)」に訂正したほうが良さそうです。

両方とも直しました。@ ジェフ・シティ
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景観・トロントの庇(ひさし)
一年ぶりのトロントで書いています。

空港で車(ジープ)を借り、かつて週末ごとに通ったDevil`s Pulpit(悪魔の祭壇)というゴルフクラブまで走ると建設中の住宅街が次々と現れました。

三階建て、百坪前後の家々の庇(ひさし)の短いことといったら、まるでデブのおじさん(おばさんでもいいです・笑)が幼稚園児の帽子をかぶっているみたいで、いっそのこと屋根などつけないほうが良いのに。

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景観・もっと望みを、もっと動きを
二年ちかく住んでいるうちにバンクーバーの景色に感動することも少なくなり、日本もこんなだったのではなかろうかとぼんやり思うようになりました。しかし、留学を終え、日本に戻ると待っていたのは暗く、狭く、脈絡のない町並み。

通産省で働いていた親しい友人に、日本はもっと美しくしないといけないと話したところ、君、心配するな、カナダなどあと五年もたてば追い抜いているよとにっこり笑いました。たしかに町並みを整えるのは、散らかっている部屋を片付けるのと同じで、始めてしまえばさして難しいことではないのです。私が悩まなくたって、官僚はちゃんと考えていたのかと感心したものです。

五年が六回過ぎて、昨年六月、景観法なるものが公布されました。おい、○○君、三十一年前、君は一体全体なにを思ってああ言ったのか。もっと高い望みをいだき、もっと明確に認識し、もっと早く動かないといつまでたってもモノが多いだけの世界から脱皮できないぞ。
http://www.ron.gr.jp/law/law/keikanho.htm

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景観・灰色景観
4月25日の抜粋:

「もともと自然に恵まれた日本ですが、かえって自然をおろそかにして、人工建造物、それも無味乾燥なコンクリートの建造物がのさばっている感があります。シンガポール、台湾、日本と飛行機を乗り継いでみると景色がだんだん灰色になってきます。日本は、とくに都会は建造物の周りに今の十倍の植物を植えれば、景観は良くなり、人心も豊かになるに違いありません」

フレーザーワーブスの加藤さん、広瀬さんとの食事の最中、東京はますます木を切っているという話がでました。落ち葉が迷惑だから街路樹は丸坊主にする、隣の家に枝が伸びて争い事になるから切る、不動産相続税の支払いができなくて一軒屋をつぶして集合住宅にする、などなどです。

バンクーバーも、古い家が大きな家に建て替えられて敷地とのバランスが悪くなったり、コルビジェ風というか香港風というかガラス張りの建物が増えたりで、景観は悪くなりつつあります。安藤忠雄風コンクリートむきだし建物の少ないのがせめてもの救いで、神戸に建てられた「風の教会」など、名前はすばらしいけれど、実物は殺伐として軍事施設か刑務所のようです。下記のサイトで紹介されている作品の多くが醜くみえてなりません。安藤は「灰色景観つくり」の功労者、わが心に描く「景観法」の違反者、とは言い過ぎですか。乞うコメント。

http://www.kbookmark.com/archfile/ando/
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広さについての錯覚
藤沢に住んでいたときの書斎は8畳に1.5畳ほどの長細い床の間のようなスペースがついた部屋で計9.5畳の広さ。今の書斎は7畳。2.5畳狭くなったのですが、もっともっと狭いような感じがしてならず、巻尺でもって測ってみました。やはり7畳強あります。これに2.5畳を加えたスペースを想像しても狭く感じます。

どうしてそう感じるのかを考えたところ、つくりつけの壁ベッド&机が大きいこと、そして外の景色が大きいことが原因ではなかろうかというのが結論。

壁にたたみこんだベッドはクイーンサイズで、横に棚もついているので大きく壁を覆っています。ベッドの底にあたる部分を引き出して机になるのですが、その奥行きが日本で使っていた机の倍。バルコニーに通じるドアがあり、藤沢時代の窓にくらべてこれまた倍の面積。バルコニー越しに見える森の木々は二十メートル以上。窓から見えた小公園の木は精々十メートル。

理屈は分かったものの感覚的にはやはり受け入れられません。錯覚ですが、実際にそう見えるのなら、錯覚ではなく正覚というのが良い、という話を大森荘蔵という哲学者から聞いたことを思い出しました。

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今日は夏日
今日は車寄せのところに吊るしてある寒暖計が30度を越していました。屋根の下で直射日光は当たりませんが、コンクリートの反射熱があるようです。

七畳の書斎のバルコニー側に吊ってあった黒いカーテンを外してみました。この部屋は森に面しているせいで暑くなることはありませんが、カーテンを取り払うと目にも涼しさが増しました。その代わり音の反射がよくなって、空っぽの倉庫にいる感がしないでもない。

カーテンがあったときは、数年前に金沢市で求めた「大道無門」と書かれた軸がかかっているだけで美的空間になっていたのですが、いまは白い壁が部屋の半分以上で落ち着きません。花を描いた油絵、音楽関係の美女の写真、スリランカの絵地図など七点を運び込みましたが、さてどれを吊るすのが良いか。

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ジョージア通りの芳しからぬ変容

ジョージア通りをジョージア・ホテルから西へ向かうとスタンレー・パーク、入り江、北・西バンクーバーの山が見え、建物といえばウエスティン・ホテルだけという清々しい景色であったのが、いまや通りと入り江の間にびっしりと建物が立ち並び、ニューヨークの高層ビル街を歩く時の息苦しさ、香港を歩く時の暑苦しさが漂っています。

おとといの夕方、友人たちと入り江に面したカルデロというパブでビールを飲みました。建物の中はふんだんに木を使ってあり、音を反響しそうにもないのですが、パブが巨大で客数が多すぎるせいかその喧騒たるや目の前の友人達と話すのもままなりません。ビールの種類は多いのですが、注ぎ方がなっていません。本職のバーテンダーを雇っていないのか、それとも忙しくて丁寧に注げないのか。食べ物も割高です。

東京の多くの店に比べるとウェイター、ウェイトレスの愛嬌はまだまだ良いのですが、ああいうパブでも流行るようになったバンクーバーの繁華街はしばらくのあいだもっと騒がしく、もっとあくどくなるという悪い予感がします。
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軒先の長さ
Rogers Videoから借りてきたDVD、「Kill Bill・パート2」を見ていて夜更かし、書斎の簡易ベッドにもぐりこんだのは明け方の三時。目が覚めたのが七時、顔がほっていてむくんでいるようです。ベッドのなかから外をみていると目に入ったのが軒(のき)。昨日の日記に軒下の長さは70センチ強と書いたのですが、はてな、もう少しあるように見えます。

「軒下」と書いたけれど「軒先」それとも単に「軒」とするのが良いのか。そもそも「軒」というのはどこを指すのか、なぜ「車」と「干」をあわせて屋根の下になるのか、などなど疑問が次々と湧いてきました。

バルコニーにでて測ってみると70センチ強ではなく90センチ強でした。はて前庭に面している軒の長さと違うのだろうか。窓から身を乗り出して測ってみるとやはり90センチ強。鳥かごは窓から15センチ、屋根の端から75センチでした。どうして20センチ違ったのか。測り方がいい加減だったのか、それとも測った数字を間違えて記憶したのか。「汝注意散漫也、喝!」←Kill Billの主人公キドーがカンフーを修行する場面の影響(笑)

藤堂明保編「学研漢和大字典」で「軒」を見ると「轅(ながえ)が曲がって高く上にはねあがった形をしている乗用の車」という説明が最初にでていました。説明#3に「屋根の下端の、曲がって高くそりあがって張り出した部分」。

「軒」という字はある種の車のために創られたのですね。「干」は乾いているということですが「乾いた車」というのはおかしい。説明を読み進むと「干」=「乾」=「高くあがる」とありました。なるほど、高く跳ね上がった柄(え)がついている車というわけです。

しかし「乾」がなぜ「高く上がる」なのか。きりがないですね。えい、これも何かの縁、字典をみてみましょう。

「乾」という字は「太陽が旗のように高く上がる様を示した」のだそうです。「旗がたなびく」「日」「伸び出る」の三文字から成り立っているのが字典の絵をみると分かるのですが、これをことばで説明すると混乱させそうなのでやめます。

屋根の下をいうなら車からでた「軒」という字より分かりやすいのが庇(ひさし)という字。「庇」=「まだれ」+「比」。「まだれ」は屋根とか家、「比」は人がふたりと、よって「庇」は屋根の下に人がふたりいることを表しています。

軒下、軒先、軒をどう使い分けたらよいのかについては分かりません。どれも「の長さ」とするとしっくりしない感じがします。「庇の長さ」が良さそうです。
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下水掃除・ナイヤガラの滝壷・2
坂井さんから感謝され一時間もたたないうちに玲子ちゃんからまた電話がかかってきました。
「連絡しました?」
「坂井さん、日本のお客さんと一緒に行く予定だったとかで喜んでましたよ」
「良かったですね。もうすぐ今日も終わりますね」
「え?まさか」

あわてて坂井さんに電話をして謝ったものです。こんなに壮大な作り話にひっかかった四月一日はあとにもさきにもありません。とはいえナイヤガラの滝壷掃除、あっても良いと思いませんか。


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下水掃除・ナイヤガラの滝壷
長い間ほっておいた台所の水もれがいよいよ限界に達し洪水になりそうになったので鉛管工(plumber=水道・ガスの鉛管のとりつけをするひと)にきてもらいました。このごろは鉛を使わないらしいから鉛管工というのもいずれは死語になるのでしょうか。

流し台から下水につながるパイプは防水テープで補修してまにあっていましたが、これを外してみると直径十センチのパイプは親指大の穴を残してあとは泥状になった生ゴミが詰まっていました。なるほど、コレステロールで血管がつまるというのはこういうことなのか、かゆいような重いような感じがするわが左わき腹もこういう状態になっているのだなと目が覚める思い。

それを見て思い出した話があります。まえにも書いたことがあるかも知れないと思い、ざっと調べたのですが、わかりません。

トロントにいたころ、もう六、七年前になるでしょうか。ある日の夕がた電話をかけて来たのはゴルフ仲間のお嬢さん、玲子ちゃん。三十台のなかごろ、ご両親の寵愛ふかく独身、ボーイフレンドの気配なし、インターネットの世界、映画に詳しい、というようなヒトで、私のところに電話をかけてくるのはめったにありません。

「近々お友達で遊びに来られる方はありませんか」
「ありませんね」
「なければ良いです」
「何か」
「観光にこられる方がおられるといけないと思って」
「坂井さんが誰か来ると言っていたけれど」
「来週の水曜日にナイヤガラの滝壷掃除があって水をせき止めます」
「へー、知らなかった」

ナイヤガラの滝に至る広い河口付近になにやら浄水場のような施設があるのを思いだしました。あそこに水を貯めるのであったか。坂井さんに電話をすると、知らなかった、スケジュールを変えます、と感謝されました。


四年に一度の掃除だそうで、さぞかし滝壷からは色々なものがみつかることだろうと思いましたが、見物する気はおきません。


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裏庭にあらたな訪問者
裏庭にあらたな訪問者
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机にむかうと左側に裏庭、林という位置。五十メートル先の散歩道は木々のあいまにせいぜい五、六メートル。ヒトも犬も一瞬で消えます。ごくごくたまに犬が上がってくることがあります。

ときどき左眼がちらちらするのは木の枝で尻尾をプロペラのようにくるくる回しているリス。枝をわたるタイミングをとっているのか、それともなにか悪巧みしていると尻尾が回るのか、いずれにせよあのスピードでリスの頭の中が回転しているなと分かります。

このごろは左眼がちらちらしてもリスだと思うせいか視線は机に向かっていますが、26日の夕方のこといつもとは違う位置が動いたような気がしたので首をのばしてみると植え込みの向こうに隠れているのは白っぽい影。突如動いたと思うと、子供達が三人。庭に入ってきて我が家と隣家(ボブ)の境界地に駆け抜けて行きました。いつだったか肥料が入っていた袋を数枚ほどたたんで置いてあったのが散らかっていたが彼らの仕業であったか。

去年引越してきたカルメンの子供達の行動範囲が広がっているのか、それとも「治山治水」で平らな場所が増えたのに誘われてきたのか、子供達はほかの動物たちと変わらない。

車のボンネットにはピーシーの足跡。「熊目撃」の看板が出はじめていますが、形跡なし。ハチドリ(ハミングバード)用の赤い容器(砂糖水入り)を本日(30日)前庭から裏庭に移動。

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同調感・6・美女にふさわしい街
高木さんたちとの昼食を終え、劇場ちかくを歩きまわっていると去年の十一月、お茶の水でネットカフェを探したのを思い出しました。建物が狭い路地裏にたちならんでいる様子がどことなく似ています。

ネットカフェは劇場ちかく、バルモラル(Balmoral)というホテルのすぐ脇にありました。三月一日の日記を書きこんだのですが、キーの配列が違っていて、たとえば私のPCでは右にある@が一番上の左のほうにあり、しかもctrlと数字をあわせないといけないというような具合でリズムにのれません。キーは手垢でべたつき、文字が消えているところもあります。その点、お茶の水カフェのPCは綺麗だった。

綺麗といえば、ごちゃごちゃしたところが似ているサンホセと日本の町ですが、通りに散らかるゴミの差でもって日本のほうが綺麗。ホテルへ向かうタクシーが走った通りの狭さは藤沢の商店街と同じ。しかし音楽をかなでるグループがいたりして活気は藤沢より上。ゴミをなくしたら魅力あふれる街に変貌することまちがいなしです。

生徒に学校や街路の清掃をさせていたウン十年前の福島県郡山市立芳山(ほうざん)小学校、道にゴミをすてると罰金刑500ドルだったシンガポール、チェインスモーカーのお嬢さんが一本吸い終わるたびに立ち上がって吸殻を捨てに行ってはまたテレビの前に戻っていたチューリッヒの小さなホテルのラウンジが浮かんできます。あのときは中東を歩き回った直後だったせいもあり、整理・整頓・清潔の三文字そのもののホテルはすこぶる居心地がよく、白い羽根布団、一点の曇りもないグラスで飲むビール、これこそが文明なのだと思ったものです。我が子、孫の諸君たちよ、豊かな人生をのぞむのなら心せよ3Cに。違った、3Sに。

コスタリカの非武装中立という国是(こくぜ=国の方針)には敬服しますが、それをもって「中南米のスイス」を名乗るのはどうなのか。スイスの町は藤沢より綺麗です。かつてマレーシアのマハティール首相が「Look East」「日本に学べ」と工業化をすすめたことがありますが、コスタリカも「Look East」「シンガポールに学べ」をあいことばにザルハイ・アロヨにふさわしい美しい町並を造って欲しいと思うのは大きなお世話というものですかね。

花の都に惹かれて来たらシャンゼリゼーはフンの道。昔のはなしです。ゴミはあっても犬の糞はないし、ひとなつこい人が多いからそうでない人が多いパリよりサンホセのほうが日本人の心は休まるかもしれません。「中南米のスイス・コスタリカ」でいいか。

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棲み分け/予告
バルコニーにはまったくリスがこなくなりました。たまにジェイが飛んできて、てすりをつついていますが放っています。低脳ブッシュリスへのお仕置きで木のテーブルにはまた鉢をもどしました。で、どうしたか。経済封鎖はニンゲンがやること、カミはもっと慈悲深い。

地面に皿を一枚置き、リス用。テントの鉄骨の低いところにプラスティック製のえさ箱をつるし、小型の鳥用。竹の支柱がついているトーチ二本に竹篭をつけて、ジェイ用。と三種類、四箇所の餌場をつくり、首尾や如何とみていると、ちゃんとリスは皿のえさをたべ、ジェイはトーチで食べています。えさ箱のほうには同衾したゴジュウカラも飛んできます。めでたし、めでたし。

ところが、しばらくして見ると土に差し込んだトーチが倒れています。どうもリスが駆け上ろうするらしい。そこでトーチのまわりにも餌をまき、これで棲み分け完成。めでたし、めでたし。

ところが、今朝みるとトーチはまた倒れており、地面にしっかりと埋め込んだほうは根元から折れています。直径三センチの竹を折ったのは誰か。マッチョとはいえ低脳ブッシュリスには無理でしょう。子供とはいえ熊なら簡単でしょう。吊り下げてあったえさ箱は地面におちていて、S字型をしている直径二ミリのフックが伸びきっています。えさを食べ過ぎたとはいえ鳥の体重で曲げるのは無理でしょう。やせ熊がひっぱれば曲がるでしょう。お山は雪だというのにまだ冬眠に入っていないようです。

どうするか。今夜はトーチの籠をからっぽにしてテーブルトップのないテーブルに載せてみますが、餌がないといやがらせでドアに体当たりしてくるかな。

さて予告です。PCがいよいよ不調になり、昨日からプリンターも動かなくなりました。でもってあした修理に出します。無事に直ればよしですが、いまよりひどい状態になって戻ってくるかもです。トロント時代にはそういうことがありましたから。

そういうわけで明日以降の日記が読めないとしても、それはあなたのPCが不調だとか、サイト提供会社が又へまをやらかしたとかではなく、ましてや我が家が熊につぶされたというのでもありません。では、また会う日まで。

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暴利をむさぼるボスりす・地震
五日に買ってきた南京豆がすくなくなったのでWild Birds Unlimitedへ行きましたが、この南京豆、ビールのおつまみにもなるとあって少々お高い。そこで今回は南京豆の半値以下で買える殻つきひまわりの種にしました。四リッターの容器入りで五ドル弱(四百円)。

餌を地上にまくと鳥はピーシーやリスを警戒して落ち着かないので、直径一メートル半ほどの木のテーブルを利用することにしました。テーブルにのせてあった十五個の鉢をおろし、鉢の下におく皿を三枚のせ、そこに三種類の餌をおく。これでリスがきても三ヶ所にわかれて仲良くたべるだろう。と思ったのですが見事失敗。

テーブルの高さはリスの身長の三倍以上ありますが、リスはなんなくテーブルに登ります。リスが四匹現われましたが、テーブルにいるのは体がおおきい黒いリス。ふさふさした尻尾をふりながらテーブルの下にいるリスを睥睨しています。ほかのがテーブルに登ろうとする追い返します。ここは俺様の城だといわんばかり。たちの良くないボスです。ジェイも近寄りません。

餌はたくさんあるし、だいいちお前さんが集めてきたのではない、神(あたしのことです)が与えたものではないか、なぜ喧嘩するのじゃ、と一喝したって相手は低脳ブッシュりす、百年たってもわからない。さてどうすべい。とりあえず餌の補給を停止。神はお怒りじゃ。ほんとは困っている。

ところで中越地震のニュースはこちらでも流れています。大火災が発生しなかったのが不幸中の幸いですが、被災地への食料、飲み水の補給はスムーズにいかないようですね。この規模の地震が人口密度のたかい町中(まちなか)で起きたら大火災が発生するでしょうし、入り組んだ交通網が複雑に分断されて食料、飲み物の補給はもっと困難になるでしょう。

飢えはしのげるとしても、水はペットボトル二、三本用意しておくのがいいでしょうね。飢えも気になるというひとは、カロリーのたかいチョコレ-トバー、できれば南京豆いりを六個、消化の良いバナナを三本枕もとにおいて寝る。バナナは毎日買い換える。食べたあとに買ってはダメ、買ってから前の日のをかたづける。

飢えや渇きより恐いのは火災。寝る前にバケツに水をいれ、大き目のタオルを二、三まい浸しておき、逃げるとき頭をタオルで覆う。時間が許せばバケツの水を頭からかぶる。玄関はじめ逃げ場所になるところに余計なものを置かない。いざというときの命取り。瓦礫のなかをサンダル、ハイヒールで歩くのが趣味というのでなければ丈夫な履物になれておく。

なにはともあれ皆さんのご無事を祈ります。

| おのまのプロフィール | 居住空間 | 08:24 | - | trackbacks(0) |
ペイント
外壁とドアの塗装代金の一部を七月に払いましたが、ドアの仕上がりがひどいので、残金を払わないまま、仕事の続行を頼んでいました。

七月から九月中旬にかけてドアの塗りなおしは五〜六回に及びましたが、いまだにクレーター状になっているのが六箇所、泡状が一箇所残ったままです。ドアの外と内とではまったく違った様相になってしまい、その美しくないことたるや、あきれるばかり。

ペイントの種類をまちがえたのがそもそもの原因だと思いますが、それに粗い仕事が加わったのでいつまでたっても良くならない。これ以上の改善は望めないとあきらめ、会社の担当者に、もういいからペナルティーとして百ドル割引しなさいというメッセージを残した所、もっと割り引いても構わないという良心的な(?)返事が返ってきました。たいがいの場合はこちらのオファーの半値に値切ってくるものですが、相手も後ろめたい気持ちがあるのでしょう。

ペナルティーは象徴的なものだから百ドルでよろしい、と答え、一件落着。小切手を送りました。四月に契約して半年、一応けりがつきましたが、う〜ん、今度はドアを新調しないといけない。

ところで塗装代金はいくらかという興味をもたれた方のために:四千ドル(三十五万円)強でした。十年前に日本の家(四十二坪とここより小さい家)を塗装したときよりも安いです。ただし、当地の建設ラッシュはまだ続いていて、来年になるともっと高くなっている可能性が大です。

http://www.remdal.com/

| おのまのプロフィール | 居住空間 | 22:03 | - | trackbacks(0) |
玄関ドア
四月に契約した外壁と玄関ドアの塗装。玄関は何度やってもペイントが乾くと泡状になり、それを潰して上塗りすると月面状態になります。

そもそもアクリル系のペイントを使うのがいけないと思います。木目がみえるのが良さなのに、花魁(おいらん)の化粧のようにべったりと塗る神経が理解できません。

塗装会社の担当者が、これ以上うまくできない、ドアの仕事は五百ドルくらいだといいます。いかにもドア分をさしひいた残額三千数百ドルを払って欲しいようなことをいいます。

それはそちらの勘定で、こんな醜い玄関ドアで客を迎えることは出来ない、取り替えるとすれば四千ドルはかかると反論。ちゃん仕事をしないのなら、元の状態にもどすか、新しいドアの費用をだすかと暗に脅かしているわけです。

相手は観念したか、ペイントをアクリル系からオイル系にかえてやり直しています。日本で住んでいたプレハブの家は高級ではなかったけれど、ドアはピアノのように頑丈できれいな塗りだったなあ。
http://www.icoffice.co.jp/zukan/p_paint2.htm

| おのまのプロフィール | 居住空間 | 23:49 | - | trackbacks(0) |
湿気
日本では夏のまえにある梅雨どきが湿気を一番感じる時期でしょう。三十年前、二年ぶりに神奈川県藤沢市の実家にもどって寝た布団はじっとりと重く、まるで水の中で寝ているように感じたものです。すぐになれましたが、あのときは驚いたものです。

日本の梅雨ほどではありませんが、バンクーバーも雨の日が多くなり湿気に襲われ始めています。書類、手紙などをいれたバンカーズ・ボックスは次々と崩れていきます。雨に直接ぬれるることはないのですが、湿気を吸って箱はやわらかくなっています。

西日よけのためにつるした簾(すだれ)、パティオにだしてあるイスにいつのまにか青黒いカビが付き始め、あわてて室内にとりこみました。カケスのえさかごの中もすっかり黒ずんでいます。このごろカケスがこなくなったのはそのせいかもしれません。貴がついたらすぐ実行。かごを洗ってみます。

| おのまのプロフィール | 居住空間 | 10:57 | - | trackbacks(0) |
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