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資料 みんなの党 井出庸生(いでようせい)議員

ノンポリ・おのまにとってはさしたるショックでもなかったのだが、 みんなの党を支持していた人の多くは今回の特定保護法案に関してみんなの党がとった行動にずっこけたようである。

のまの診立てるところ、党首、渡辺喜美はいま流行の食材に関する虚偽表示みたいなものであると多くの選挙民が判断し、またそう判断しない選挙民も賞味期限切れとしてポイ捨てするのではなかろうか。

そう思っていたところ、オヤと思う記事が出た。詳細は省くが、こういう議員は多くの選挙民から支持を得るのではなかろうか。

こういうところを選挙民が支持するのだろうと思う箇所に下線をひいて記事を以下に貼る。

みんなの党・井出議員はなぜ特定秘密保護法案に反対したのか

江川 紹子 | ジャーナリスト


特定秘密保護法案について、野党の中でいち早く修正協議を行い、賛成の立場を表明したみんなの党。しかし、26日の衆院での採決では、3人の議員が造反。1人が退席、2人が反対した。反対した1人、井出庸生議員は、同党のこの法案の担当者として委員会や本会議で何度も質問に立ち、法案の問題点を指摘する一方で、修正案の作成にも関わった。その井出氏が、党の処分を覚悟して反対したのはなぜなのか。

採決翌日の午後、議員会館の井出氏を訪ねた。氏は淡々と、反対に至る経緯や今の気持ちを語った。

ーー「反対」を決めたのはいつか。

法案に反対した井出庸生議員
法案に反対した井出庸生議員

自民党との合意を発表したのは19日。その内容が自分の思いとあまりに違っていたので、反対するしかないな、と。これでは賛成討論はできないと、人を代えて貰いました。でも、うちの党は内部の仲が悪いなどと言われていて、その問題と絡めたくないので、反対は1人でやろうと思っていました。ところが、先週の金曜日に林宙紀さんが来て、初めてこの法案について話をしました。彼が反対する決意だった。こちらもすでに腹は固まっていたので、「じゃあ、会見は一緒にやりましょう」ということにしたんです。

ーー退席ではなく、明確に「反対」としたのはなぜか。

私は実務の責任者なので、こそっと逃げるわけにはいかない。そうでなければ、退席ということもありえたかもしれませんが…。党内で、私に対する批判もあるだろうから、それもちゃんと受け止めなければいけない。党内には法案に反対、慎重な人は多かったのに、その意見をうまく汲み取って修正案に反映できなかった責任も感じていましたし。

ーー反対を決意する経緯を聞かせて下さい。

当初から、法案への危機感は抱いていました。その一方で、党のアジェンダ(公約)の中に「情報漏洩防止策を強化する」という文言が入っており、その必要性は理解しました。党内の意見も聞きながら、7項目の修正ポイントをまとめたのが13日です。自分としては、ギリギリこれなら許容できる、というものでした。ところが、「秘密の範囲を狭める」ために「秘密を外交・防衛分野に限定する」としていたものが、代表の”鶴の一声”で消えて、「秘密の範囲が際限なく広がらないようにする」策として、政府案別表にある3ヵ所の「その他の重要な情報」という文言を削除することになりました。「公益通報者を守る」「最高刑を懲役10年から、現行の自衛隊法の懲役5年に減じる」などの点も落ちた。最低限譲れなかった2点まで削られて、まったく自分の思いとかけ離れたものになってしまった、と思いました。

まずは公益通報者を守るべき

ーー「公益通報者を守る」という点を特に重視したのはなぜか。

法案では、報道の自由は守る、正当な取材なら罪に問わない、という文言があります。しかし、取材で最も大事なのは、情報を提供してくれる人。まずはそこを守るべきだと思います。インターネットが普及している今は、メディアが取り上げてくれない内部告発を自分自身で公表する、という人もいるでしょう。まずは公益通報者を守らなければ。努力義務として報道の自由を書き込むなら、公益通報者を守るということも、少なくとも同じように入れるべきです。

ーーそれは、井出議員がNHK記者として仕事をしていた経験から感じたことか。

そうです。私は横並びの記者クラブ体質の弊害も感じながら、警察や裁判所や県庁などの記者クラブに所属していて、それでも当局が隠したがる情報を取るのが記者の仕事だと思っていました。当局にとってイヤな情報でも、内部で教えてくれる人がいました。記者としての仕事は、そういう情報提供者、つまり公益通報者がいてこそできる、と感じました。

これで刑事裁判の原則を守れるのか

ーー懲役刑を5年に、というのは?

質問中の井出議員(同議員のフェイスブックより)
質問中の井出議員(同議員のフェイスブックより)

この法案ができると、違法な情報収集があるのではと不安に思っている人は多い。これまでも、車に無断でGPS装置をつけて、裁判で問題になったりしているケースもあります。違法な捜査が行われ、それがテロ防止だからと秘密に指定された場合にどうなるのか。いくら質問しても、「違法な行為は指定しません」の一点張り。しかも、裁判では秘密に指定したという外形事実の立証だけで、内容は弁護人にも明かさないわけです。これでどうやって「疑わしきは被告人の利益に」の原則を守れるのか。ただ、弁護人に特別な条件をつけて見せるとなると、今度はそのために刑事訴訟法の改正まで踏み込まなければならなくなるなど、修正案としてはなかなか難しかった。しかも、懲役10年が最高刑となれば、それに近い求刑がなされてしまうと、執行猶予がつかなくなります。実刑の確率がうんと高まってしまうのに、そんな外形立証だけでいいのか、という思いがありました。それで、せめて現行自衛隊法の懲役5年にするというのが、ギリギリの譲歩だと思いました。

これこそモノを言うべき法案だった

ーー官僚支配の打破を訴えてきたみんなの党が、官僚による情報支配を強化するのに与したのは、とても違和感を覚えた。渡辺代表は、どんどん自民党にすり寄っているように見える。

確かにアジェンダには「情報漏洩対策の強化」は書いてあるが、それを掲げて選挙戦を戦った者は、私が知る限り、衆院選でも参院選でも1人もいません。むしろ「自民党にもの申す」「責任ある野党になる」という立場を訴えてきました。参院選の時には、「野党で信頼できるのはみんなの党だけです」と言ってきました。

ところが参院選後、党内で不毛な議論をやっていた時、代表は「野党再編」ではなく「政界再編」と言っていたこともあり、自民党と組む場面が出てくるのかな、とは思っていました。私も、いい政策を実現するためには、自民党と組む場合もあるとは思います。経済政策で一緒にやっていくことがあるんだろうと考えていました。まさか、この法案でやるとは…。秘密保護法案こそ、みんなの党が一番厳しくものを言っていかなくてはならない法案でした

しかし、代表は「こういう法整備は必要だ。法案を成立させることに意義がある」とのことで、「修正で欲張っちゃいかん」と言われました。そういうスタンスなんだな、と。渡ってはいけない橋を、代表が渡ってしまうことに、私も実務の担当者として手を貸したようなものだと責任を感じています。

「議席を返しなさい」と

ーー反対の表明は事前にしたのか。

本会議の前に代議士が集まった時に、法案についての説明などがあった後、手を挙げて、「いろいろ考えたけれど、賛成できない」と言いました。それから思いとどまるよう、幹事長から説得も受けました。代表からも、「党議に反すれば処分しなければならない。過去の例では、党役員の資格停止半年、政党交付金の停止半年。ご参考までに」と。「議席を返しなさい。比例代表の、党の議席ですから造反するなら返しなさい」とも言われましたが、「私個人を応援してくれる有権者がたくさんいるので、議席は返上しません」と断りました。実際、私がこのことで質問に立たなくなって、ずっとネットの中継を見ていてくれた方から、「大丈夫ですか」と電話がかかってきたりもしました。

ーー参議院はどうなるだろうか。

参院議員の中には、この法案の反対集会に出ていた人もいますし、非常に苦悩していると思います。

ーー今、思うことは?

今は、「決める政治」とか言って、「正解はこれだ!」と言われると、そこに流れやすい、思考停止になりがちではないか。1つひとつの政治テーマに、人々の生活、子供たちの将来が関わっているが、その時の政府がやっていることが「正解」とは限らない、と思います。

ーー井出議員のそうした考えは、おじいさま(井出一太郎元衆院議員、三木内閣の官房長官)の影響か。

どうでしょうか…。祖父は、私が物心ついた時には引退していましたから。祖父の弟に作家の井出孫六という人がいて、「抵抗の新聞人桐生悠々」という本を出したりしていました。(井出家に)リベラルな気風があるのかもしれませんが、私の場合は、むしろ両親が自由に(生きるように)育ててくれたことが大きいのではないでしょうか。

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コメコメ@あいも変わらずオバカな麻生太郎

8月4日のブログにもうひとつコメントを頂いた。

訪問者がめっきり減っているこのブログ、最近はコメント、トラバを頂くことも滅多にないから二人からコメントを頂いたとはちょっとした異変である。人通りのない危険な場所に入ってきた大胆な方というべきか、捕まえて晒し首にする(笑)。


いただいたコメント

麻生太郎の失言ですが、犬が電柱に小便するようなもので迷惑ではあるが、いくら叱っても習性なので必ず間違いなく行う。
 
池田信夫も、まったく同じレベルですね。
 
『ナチスが「みんな納得して」政権をとったと思っているような政治家がナンバー2』と書いているところを見ると、ナチスが民主的な選挙で勝利して政権を握った事実を池田大先生はご存じないらしい。

ドイツに民主的な憲法があったからファシズムが生まれたのです。民主主義の伝統の無いところには専制政治は生まれても、決してファシズムは生まれないとの政治の常識が無いのです。

今回の麻生の馬鹿話ですが人類猫化計画の『麻生氏発言の真意は「ナチスの手口」ではなく、「だれも気づかないで変わった」の部分にある。』日本や憲法にとって、大事なのは大騒ぎしている『ナチス』ではなく、 何故か誰も騒がない、『だれも気づかないで、静ずかに変える』です。

そして、もっと問題だったのは、麻生発言で『日本の国際的な信用が血まみれになる』と懸念した日本のマスコミ各社が報道を自粛したこと。時系列に見ると、挙国一致、大本営発表的な『隠蔽工作』の事実は明らかなのです。 

麻生の東京都内の講演の『ナチの手口を真似る』が7月29日です。 

外国の政府やマスコミによる『日本バッシング』で大騒ぎになったのが翌30日〜31日ですよ。 

日本のマスコミ各社が報じたのが、何と3日後の8月1日ですよ。 

基本的に無茶苦茶なのです。 外国で大騒ぎになったので最早隠し切れない。日本のメディアも、横並びで仕方なく嫌々報じたのです。

 愛国的ではあるが、挙国一致の大政翼賛会の大本営発表である。こちらの方が麻生の阿呆発言よりももっと日本人は大騒ぎするべきですが、不思議なことに誰も一言も騒がない。 これは駄目ですね。ニホン国は滅亡へまっしぐら。無条件降伏での敗戦は目の前です。 

|
宗純 | 2013/08/06 2:29 PM |
 

おのまのコメント

民主主義の伝統の無いところには専制政治は生まれても、決してファシズムは生まれない

これからの日本でよく使われるようになるでしょうから「ファシズム」をおさらいします。

.ぅ織螢語の fascio「団結」が語源

■隠坑隠糠にムッソリーニが結成した「戦闘ファッシ」が先駆者で、ナチスドイツ政権、日中戦争以降の日本政府・大政翼賛会が追随した

B臀葦親亜別閏膽腟繊砲基盤となっている点で過去の独裁国家とは異なる

ち澗亮腟繊排他的、反自由、一党独裁、専制主義、警察国家、国粋主義、軍事主義が特徴

セ愼骸圓紡个垢訐簑个良従を要求し反対者に対する過酷な弾圧が行なわれた


今回の選挙で大勝した自民党の中枢が安倍晋三、麻生太郎、石破茂といった連中であることから判断して、日本の大衆は気がつかないままファシズムに誘導されつつあるとおのまは見ていたのですが、7月29日の麻生太郎のオバカ発言でもってブレーキがかかったのではないでしょうか。後世の歴史家は日本のファシズム化を阻止したとして麻生太郎を称えるかもしれません(笑)。

もっと問題だったのは、麻生発言で『日本の国際的な信用が血まみれになる』と懸念した日本のマスコミ各社が報道を自粛したこと。

大手メディアは一貫して麻生発言を目立たないように努力していますね。これはファシズムを容認することにつながりかねない危険な所業なのですが、そういう危機意識が報道人にないのかもしれません。

あれは麻生のブラックジョークだから騒ぐことないとしたり顔をした橋下徹も案外、自身にファシストの気味があることを自覚していないのかもしれません。

もっと日本人は大騒ぎするべきですが、不思議なことに誰も一言も騒がない

昭和初期の日本と似ていますかね。大手メディアが機能不全に陥っていることはさておくとして、今はネット時代ですから大衆が気づいていないとは思えないのですが。


7月29日のオバカ発言を音声と共に再掲します:

 



僕は4月28日、昭和27年、その日から、今日は日本が独立した日だからと、靖国神社に連れて行かれた。それが、初めて靖国神社に参拝した記憶です。それから今日まで、毎年1回、必ず行っていますが、わーわー騒ぎになったのは、いつからですか。

昔は静かに行っておられました。各総理も行っておられた。いつから騒ぎにした。マスコミですよ。いつのときからか、騒ぎになった。騒がれたら、中国も騒がざるをえない。韓国も騒ぎますよ。だから、静かにやろうやと。憲法は、ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていたんですよ。だれも気づかないで変わった。あの手口学んだらどうかね

わーわー騒がないで。本当に、みんないい憲法と、みんな納得して、あの憲法変わっているからね。ぜひ、そういった意味で、僕は民主主義を否定するつもりはまったくありませんが、しかし、私どもは重ねて言いますが、喧噪(けんそう)のなかで決めてほしくない。

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コメコメ@コメコメ@あいも変わらずオバカな麻生太郎

昨日のブログにいただいたコメントに引用されている「朴大統領の就任日に麻生副総理が詭弁、第一歩からこじれた韓日関係 (中央日報)」という記事を探したところ見つかったので全文を読みたい方はどうぞ。

http://japanese.joins.com/article/789/170789.html?servcode=A00&sectcode=A10


いただいたコメントの本文:

お怒りでないとのことですが、おおいに怒って頂きたいと思ってます。日本が沈没しても、バンクーバーは大丈夫でしょうから、心おきなく咆哮して頂きたく。 

こじれている日韓関係(新政権同士の)も、この方の放言が発端であることが分かりましたし、、、。金と権力があるから、、、、困ったものです。

hand mouth ,,,思わず辞書をあたりました、何かの熟語かと、、、(wwww)

以下に少しコピペを、、今回のナチ発言にも通じるものがあります。


上記コメントへのコメント:

心おきなく咆哮して頂きたく

おのの遠吠え(笑)

きっぱりお断りします。(きりっ)・・・そんな表現を三月に来たみいたんがするので面白かったのですが日本で流行っているのですか。


こじれている日韓関係(新政権同士の)も、この方の放言が発端

なるほど、新政権同士のプロトコルが悪かったのですね。

本音を言うのは一向に悪くないと思いますが、個人とちがって国が喧嘩別れすると多くの人が迷惑をこうむります。よって国家の首脳は互いにケミストリーを醸成しないといけませんが、お坊ちゃま老人達はわがまま、ひとりよがり。限られた身内、取り巻き連中のあいだだけでしかできない芸当かもしれません。


思わず辞書をあたりました

うそ、ほんと?(笑)


以下に少しコピペ

中央日報を読むと安倍、麻生でなくても日韓関係は難しいねえと感じます。

韓国と同じようにかつて日本が支配したことがある台湾との間には相互敬愛のベースが出来たのにどうしてですかね。とはこれまで何人もが言ってきた繰言。

日韓は永遠に冷戦状態をベースにしてつきあうしかないのかも。これも何人もが言ってきましたか・・・

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コメコメ@あいも変わらずおバカな麻生太郎

八月一日のブログに頂いたコメント: 

お怒りごもっともです。ワル、バカ、ズルが退場してヤレヤレと思っていたら、これです。
必ず舌禍事件をおこすと言われていたので、驚きもしませんが、彼自身の問題というより、
こういうのを選ぶ側の民度、良識が問われる話ではと自虐問答にはまってます。

お嫌いかも知れませんが、池田信夫が彼のブログで、こう書いています、ご参考までにその
部分のコピペ。
 
「麻生氏は1930年代のドイツの歴史を根本的に勘違いして引き合いに出しているので、何
をいっているのかわからない。失言といえば失言だが、単なる与太話で、政治的な意味はな
い。ただナチスが「みんな納得して」政権をとったと思っているような政治家がナンバー2
で財務相になっているのは、政権としていかがなものか。今度の改造で、せめて標準的な知
能の持ち主に交替したほうがいいのではないか。

ワイマール憲法の失敗から学ぶべきことは、法律がいかに整っていても、国内の政治情勢が
グダグダで誰もその法律を守らないと、政治は機能しないということだ。」
| 偏屈爺 | 2013/08/03 7:23 AM |


お怒りごもっともです。

実はあまり怒っていません。たまたまFBでもって昔の仕事仲間が怒っているのをみて、あまり怒ると健康に悪いだろうと思って書いたのです。おのまが怒ってみせたらそれを見てしらけるだろう、冷静になるだろう・・・

西田君ごめんね(笑)。

怒ってはいませんがとてもあきれています。

参院選で大勝したから躁状態になるのは自然ですし、老人だから知的能力が低いのも仕方がないと思いますが、限度を越えたらいけません。麻生太郎はもう少し自嘲したら、いや自重したらいいのにと思います。自分はバカなんだと自覚するのが良いです。自覚があれば慎重になりバカを隠すことができます。

えっ、オノマも自覚せよ?



選ぶ側の民度、良識が問われる話ではと自虐問答にはまってます。

日本の選挙民は2009年の選挙で麻生太郎首相にダメだしをして民主党に大勝させました。

今回の選挙はその反動、民主党に対するダメだしが自民復活になっただけ、lesser evil が勝っただけのことです。すなわち自民に対する積極的な支持があったのではなく、ましてや麻生太郎に対するダメだしを撤回したわけでもないと思います。

ヒトラーに対する往時の熱気が今の日本にあるとは思えません。

しょうがねえな、あのバカ、またはしゃぎだした・・・というのが庶民の胸のうちではないでしょうか。

自民党の全体主義者グループやブッシュ戦争の総括もしないで集団的自衛権にイノシシのごとく猛進したがる外務省アメリカスクールの老人達に比べたら大半の庶民には良識や健全な思考力が備わっていると期待しています。

さはさりながら選挙が終われば庶民は無力です。今の自民党政府に後藤田正晴のような人物がいないのは日本にとってとても危険なことだと思います。

小野寺五典さん、柳井俊二閣下などに騙されちゃいけませんよ。



池田信夫・・・好きでも嫌いでもありませんが、7月29日の発言が 何をいっているのかわからない には同感です。あれを英語に訳せといわれて訳したら、アナタ、アタマ、ダイジョブアルカと言われます。

どうせ言われるのなら訳してみるか・・・・ 

あの手口学んだらどうかね。

We better learn from Nazi's hand mouth.


麻生太郎は引退するのが良いです。

こんなのが出回っちゃって・・・迷惑です。




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| おのまのプロフィール | 政治経済 | 05:21 | comments(2) | trackbacks(2) |
資料・読売新聞社説@オバカな麻生太郎
あの読売新聞が昨日のブログと類似した論でもって麻生太郎を 切り捨てた。

自民党が麻生を葬ろうとしているのかもしれない。であれば自民党は賢い。


麻生財務相発言 ナチスにどう改憲を学ぶのか(8月3日付・読売社説)

 これが首相経験者の言うことなのか。現在の重要閣僚としての資質も疑わざるを得ない。

 麻生副総理・財務相が憲法改正を巡って、ドイツのナチス政権を引き合いに出し、その手法を学べという趣旨の発言をした問題である。

 ナチスを肯定的に語ったものと受け止められ、国内だけでなく、米国のユダヤ人人権団体などにも、反発が広がった。中国や韓国も、安倍政権の歴史認識の問題と重ねて批判している。

 麻生氏は、「真意と異なり、誤解を招いたことは遺憾」として撤回したものの、日本の国益も損ないかねない事態だ。

 今回の発言は7月29日、都内の講演会で、憲法改正は冷静な議論が必要という文脈で出てきた。

 ヒトラーがワイマール憲法の下で台頭したことに言及し、「ワイマール憲法もいつの間にかナチス憲法に変わっていた。あの手口を学んだらどうかね」と述べた。

 しかし、ワイマール憲法は形骸化されただけで、「ナチス憲法」なるものは存在しない。

 ヒトラーは、合法的手段によって政権を掌握し、政府が国会審議を経ずに立法できる全権委任法などで独裁体制の基礎を築いた。ユダヤ人らを強制収容所に送り込み、大虐殺を引き起こした。

 麻生氏は、2日の記者会見で、「狂騒の中で、いつの間にか、ナチスが出てきた。()しき例で、我々は学ばないといけないと申し上げた」と釈明した。それが真意というなら、「手口に学べ」という表現は全く不適切だ。

 憲法改正に絡めて持ち出した意図も全く理解できない。憲法改正には国会の発議だけでなく、国民投票が必要であり、「いつの間にか」改正できるはずがない。

 民主党の海江田代表は、「憲法改正は侃々諤々(かんかんがくがく)の議論をすべき問題だ。こっそりやってしまえばいいなどという、民主主義を無視した発言だ」と批判している。

 麻生氏の発言が、憲法改正を掲げる安倍政権にとって、打撃となったのは間違いない。

 菅官房長官は、「閣僚は立場を十分承知し、慎重に誤解されないよう発言すべきだ」と述べた。

 言うまでもないことである。だが、麻生氏は、外相、首相時代にも「アルツハイマーの人でもわかる」、「医師は社会的常識が欠落している人が多い」といった失言や放言を繰り返している。

 参院選での大勝で政権のタガが緩んできたのではないか。麻生氏の発言には(おご)りも垣間見える。

2013年8月3日01時49分  読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20130802-OYT1T01514.htm
| おのまのプロフィール | 政治経済 | 14:23 | comments(0) | trackbacks(0) |
あいも変わらずオバカな麻生太郎
 

7月29日に麻生太郎は日本もヒトラーナチスにならって国民が気がつかないうちに憲法を変えるのが良いという趣旨の発言をした。

静かにやろうやと。憲法は、ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていたんですよ。だれも気づかないで変わった。あの手口学んだらどうかね。


麻生太郎が言う手口とはヒトラーのナチ勢力が1933年3月に可決させた全権委任法なるものである。それによってワイマール憲法が形骸化し、ドイツ国民のヒトラー崇拝が始まることになるのだからさすがに自民党の改憲派もあわてた。

安倍晋三、麻生太郎、石破茂らがヒトラーと同類の全体主義者であることは極く少数の国民にしかばれていない、大多数の国民は無知蒙昧にして目下のところ世間はアベサマ、アソーサマの躁状態にある、あの頃のドイツと同じ躁状態を保ちながら改憲にこぎつけないといけないのに自らカミングアウトしおった。自民が大勝したとはいえ早すぎる。あのバカなに考えてんだ。

菅義偉官房長官は31日の記者会見で、麻生太郎副総理兼財務相が憲法改正に関連して戦前のドイツ・ナチス政権を引き合いに発言したことについて、「麻生氏が(発言の真意について)答えるべきだ」との考えを示した。2013.7.31 14:37 日経新聞


8月1日、身内からおのれのアホさ加減を叱られた麻生太郎は渋々コメントをだしたのだが、これがまたおよそ男らしくないコメントで聞いて情けなくなる。

私がナチス及びワイマール憲法に係る経緯について、極めて否定的にとらえていることは、私の発言全体から明らかである。

7月29日の発言をなんど見ても「明らかで」ない。「極めて否定的」なかけらなどどこにもない。


一貫性のない姑息なコメントを出すくらいならむしろ、ヒトラーのやり方の何が悪いと開きなおって欲しかった。沖縄における海兵隊は抑止力だと掌返し(てのひらがえし)をした鳩山由紀夫と変わらないひ弱さ、女々しさが情けない。あんさんがた、キ○○○ついてるんかい。

7月29日、8月1日を消してしまいたい自民党。

でも遅い。

まかりまちがっても自民党の諸君が麻生太郎を次期首相に選ぶことはないだろう。選んだらこんどこそ自民党はなくなる。


麻生太郎副総理が8月1日に発表したコメント。

7月29日の国家基本問題研究所月例研究会における私のナチス政権に関する発言が、私の真意と異なり誤解を招いたことは遺憾である。

私は、憲法改正については、落ち着いて議論することが極めて重要であると考えている。この点を強調する趣旨で、同研究会においては、喧騒(けんそう)にまぎれて十分な国民的理解及び議論のないまま進んでしまった悪(あ)しき例として、ナチス政権下のワイマール憲法に係る経緯をあげたところである。私がナチス及びワイマール憲法に係る経緯について、極めて否定的にとらえていることは、私の発言全体から明らかである。ただし、この例示が、誤解を招く結果となったので、ナチス政権を例示としてあげたことは撤回したい。 http://www.asahi.com/politics/update/0801/TKY201308010051.html?ref=yahoo



7月29日、東京都内でのシンポジウムでの発言

僕は今、(憲法改正案の発議要件の衆参)3分の2(議席)という話がよく出ていますが、ドイツはヒトラーは、民主主義によって、きちんとした議会で多数を握って、ヒトラー出てきたんですよ。ヒトラーはいかにも軍事力で(政権を)とったように思われる。全然違いますよ。ヒトラーは、選挙で選ばれたんだから。ドイツ国民はヒトラーを選んだんですよ。間違わないでください。

そして、彼はワイマール憲法という、当時ヨーロッパでもっとも進んだ憲法下にあって、ヒトラーが出てきた。常に、憲法はよくても、そういうことはありうるということですよ。ここはよくよく頭に入れておかないといけないところであって、私どもは、憲法はきちんと改正すべきだとずっと言い続けていますが、その上で、どう運営していくかは、かかって皆さん方が投票する議員の行動であったり、その人たちがもっている見識であったり、矜持(きょうじ)であったり、そうしたものが最終的に決めていく。

私どもは、周りに置かれている状況は、極めて厳しい状況になっていると認識していますから、それなりに予算で対応しておりますし、事実、若い人の意識は、今回の世論調査でも、20代、30代の方が、極めて前向き。一番足りないのは50代、60代。ここに一番多いけど。ここが一番問題なんです。私らから言ったら。なんとなくいい思いをした世代。バブルの時代でいい思いをした世代が、ところが、今の20代、30代は、バブルでいい思いなんて一つもしていないですから。記憶あるときから就職難。記憶のあるときから不況ですよ。

この人たちの方が、よほどしゃべっていて現実的。50代、60代、一番頼りないと思う。しゃべっていて。おれたちの世代になると、戦前、戦後の不況を知っているから、結構しゃべる。しかし、そうじゃない。

しつこく言いますけど、そういった意味で、憲法改正は静かに、みんなでもう一度考えてください。どこが問題なのか。きちっと、書いて、おれたちは(自民党憲法改正草案を)作ったよ。べちゃべちゃ、べちゃべちゃ、いろんな意見を何十時間もかけて、作り上げた。そういった思いが、我々にある。

そのときに喧々諤々(けんけんがくがく)、やりあった。30人いようと、40人いようと、極めて静かに対応してきた。自民党の部会で怒鳴りあいもなく。『ちょっと待ってください、違うんじゃないですか』と言うと、『そうか』と。偉い人が『ちょっと待て』と。『しかし、君ね』と、偉かったというべきか、元大臣が、30代の若い当選2回ぐらいの若い国会議員に、『そうか、そういう考え方もあるんだな』ということを聞けるところが、自民党のすごいところだなと。何回か参加してそう思いました。

ぜひ、そういう中で作られた。ぜひ、今回の憲法の話も、私どもは狂騒の中、わーっとなったときの中でやってほしくない。

靖国神社の話にしても、静かに参拝すべきなんですよ。騒ぎにするのがおかしいんだって。静かに、お国のために命を投げ出してくれた人に対して、敬意と感謝の念を払わない方がおかしい。静かに、きちっとお参りすればいい。

何も、戦争に負けた日だけ行くことはない。いろんな日がある。大祭の日だってある。8月15日だけに限っていくから、また話が込み入る。日露戦争に勝った日でも行けって。といったおかげで、えらい物議をかもしたこともありますが。

僕は4月28日、昭和27年、その日から、今日は日本が独立した日だからと、靖国神社に連れて行かれた。それが、初めて靖国神社に参拝した記憶です。それから今日まで、毎年1回、必ず行っていますが、わーわー騒ぎになったのは、いつからですか。

昔は静かに行っておられました。各総理も行っておられた。いつから騒ぎにした。マスコミですよ。いつのときからか、騒ぎになった。騒がれたら、中国も騒がざるをえない。韓国も騒ぎますよ。だから、静かにやろうやと。憲法は、ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていたんですよ。だれも気づかないで変わった。あの手口学んだらどうかね。

わーわー騒がないで。本当に、みんないい憲法と、みんな納得して、あの憲法変わっているからね。ぜひ、そういった意味で、僕は民主主義を否定するつもりはまったくありませんが、しかし、私どもは重ねて言いますが、喧噪(けんそう)のなかで決めてほしくない。

http://www.asahi.com/politics/update/0801/TKY201307310772.html?ref=com_rnavi_arank

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コメコメ@参院選における奇跡 およびその補足説明

前回のブログにいただいたコメントに対するコメント:


 >その場限りの綺麗ごとを言って選挙に通ればそれで良し、あとは野となれ山となれ、その場限りの戯言(ざれごと)を言ってお茶をにごし、党内戦争にあけくれるされどわれらが日々の議員諸君。<

全く同感です。私も怨念の一人となりました。それにしても民主党は未だに良いきざしが無いですね。おそらく、無くなるでしょう。当事者達がまだ内ゲバやってんですから。あの幼稚で狭量な厳罰主義者達はそれがどれだけ世間から冷たい視線で見られているか、自覚が無いのですから。

対して、自公は大人ですね。内部に闘争はあるのでしょうが、一旦権力を握り、うまくいくとみるや一枚岩に固まりますからね。せっかく高支持率で政権を取ったのに、その瞬間から困難な公約を早々に放棄し、ぐちゃぐちゃの内部抗争を始め、自壊して行った民主党は人間として幼稚な集団としか思えません。今も投票する人がいるのが不思議に感じます。
| ドクトル硝子 | 2013/07/24 10:19 PM |

たしかに「幼稚」という表現があっていますね。幼稚だった民主党を葬ることがこれまた幼稚性を包含している自民党へのけん制になることを前提に民主党が溶解するのが良いと思います。

安倍政権はあんがい過去からの政治的負債や霞ヶ関官僚のサボタージュをうまく裁いて良い結果をだすかもしれないという期待をもってこれからも生暖かく見ていきます。

| おのま | 2013/07/26 12:52 PM |


補足説明:

おのまは支持政党がない。

なにごともおおむね是々非々の態度で生きている。えこひいきするとか群れで動くとかは原則として無い。

むろんサラリーマン時代は群れのなかにいたし一緒に飲みにいくこともあったがそれは主である仕事についてくる従でしかない。仕事が終われば、転勤すればピリオッド。群れに狎れるとか知った仲間で政治的勢力をつくることはしなかった。

そういうわけでおのまは支持政党が無い。是々非々、ノンポリ。良い結果をだす政治家なら高く評価するし逆なら税金無駄使いの厄介者と判断する。

鳩山由紀夫、菅直人、野田佳彦といった唐突の人や日本国憲法に違反してまで米国のモーロン大統領のまえで腰振りダンスをする小泉純一郎は厄介者に属す。

結果をすぐ出せなくてもしかるべく事情があれば評価する。霞ヶ関官僚のサボタージュや嫌がらせに会うと、米国、中国のブラフにあうと簡単に節を曲げるヘナチョコは政治家の名に値しない。

安倍晋三はあぶなっかしいところがあるのだが、彼が「日本を取り戻す」と言っているのは米国から取りもどす、費用対効果がおそろしく悪い、おそらくは地球上で最悪グループに入る、霞ヶ関官僚からとりもどすということかもしれないと期待している。


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参院選における奇跡

七月二十一日に行われた参院選は自民党が圧勝した。

当然である。

何故当然か。

自民党に対抗すべき最大野党・民主党が無気力・無力だったから当然である。

争点の無い選挙、言ってみれば詐欺選挙だったから当然である。

無党派・善人の多くが投票しなかったから当然である。


争点を隠すめくらましでしかないのだが一歩譲ってアベノミクスが争点だったとする。ではその争点をめぐって民主党が反論したかというとしていない。

消費税増税、TPP参加になると、これを言い出したのが政権をになっていたときの民主党だから争点にしたくてもできない。

改憲、日本の右翼化は自民、公明が観測球を上げ庶民の反応をみて危険を察知するとすぐに隠した。民主にも戦争好きよ派がいるからこれ幸いとだんまりをきめた。


サッカーにたとえれば民主チームは自民チームの動きにあわせて走っただけ。サッカーしてま〜すという形をつくっただけ。自らのペースで戦おうという意思など全くなかった。

つまらない試合だから観客も集まらなかった。テレビで全英オープン見てるほうがいい。松山英樹六位。実質は三位。三日目、あの人種差別的なペナルティーがなかったら優勝してたかもしれない。


省みると政権をとったときの民主党は選挙運動最中に言ったことと選挙が終わってからやったこととのあいだで差がありすぎたね。

その場限りの綺麗ごとを言って選挙に通ればそれで良し、あとは野となれ山となれ、その場限りの戯言(ざれごと)を言ってお茶をにごし、党内戦争にあけくれるされどわれらが日々の議員諸君。

首相も首相、あっと驚くタメゴロー、ぶれまくり、官僚のいうままに踊るトンデモ首相が続いた。

鳩山由紀夫は唐突に辺野古やむなし、海兵隊は抑止力と言ってのけた。菅直人は唐突に消費税増税をぶち上げた。野田佳彦は唐突に原発事故は収束したと宣言した。

唐突、唐突、また唐突。唖然とする民主党支持者はやがて騒然。怒り、わめき、泣き、そして卒倒した。そりゃそうだ、いかな猛者でも味方から唐突パンチを三連発くらったら絶望する。生きる気力もなくなるわさ。

民主党を支持した無党派層の善男善女たちはひとまとめに集められ、民主党の手によって葬られた。怨念のゾンビと化し闇のなかに追いやられた。加藤保憲の仲間となった。

ちなみに同じ無党派の善人でも遠くから生暖かくみていたおのまは無事ぴょん。


民主党が勝つ要素は選挙前から無かった。これからもない。

おのまは民主党など溶けてなくなれば良いと書いたことがある。今回の選挙で民主党が溶けきらなかったのは奇跡というべきである。


これも奇跡だろうか。日本全部がゾンビ化したなかで沖縄のみは生きていた、光っていた。

他の46都道府県すべてが前回より投票率が下がるなか沖縄のみは投票率があがった。

沖縄はアベノミクスで目がくらむことがなかった。沖縄には選挙争点があった。オスプレイ、辺野古という争点、平和という争点があった。それらは日本全体にとっても争点であった筈だがゾンビ日本はスルーした。

そして革新統一候補の糸数慶子議員が29万4千票で勝ち、自民公認、公明推薦の安里政晃候補が26万1千票で負けた。

唐突の人、鳩山、菅、野田と違って糸数慶子はぶれなかった。「平和を守り抜く」姿勢が本物だからぶれなかった。本物じゃないから民主党は候補者も立てられず推薦することもできなかった。

沖縄を騙そうと襲来した安倍晋三首相、石破茂幹事長はあっけなく撃ち落された。

バンザイ沖縄。デージナ沖縄。


以上、いくらノンポリと云ってもこれ位書いておかないとおのまだって気が滅いる。



加藤保憲をしらない方はウィキ「妖怪大戦争(2005年の映画)」をどうぞ。

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2013年07月21日 07時42分

首位と3打差でラウンドしていた松山英樹が、17番(パー5)の2打目地点でスロープレーによる1罰打を受けた。

 規則6‐7にあるプレーのペースによると、各ホールのプレーに許される時間の限度を記載した「タイムパー」をスタート時に配布。特別な事情がないのにこの時間より遅れた場合や、前の組との間隔がスタート時の間隔より遅れた場合、その組はアウトオブポジションとなり計測される。各ストロークに許容される時間は、最初にストロークする選手は50秒、2番目は40秒以内で、この時間を超えたときにバッドタイムとなる。バッドタイム1回目は警告で2回目に1罰打、3回目に2罰打、4回目に競技失格と記載されている。

 松山の件に関してR&Aルール委員長のディビッド・リックマン氏によると、今回の18ホールの「タイムパー」は3時間41分。松山とジョンソン・ワグナー組は15番の時点でタイムパーより15分遅れで、前の組より4分遅れていた。松山は15番の15メートルのバーディパットに1分12秒を要し、16番ティに行く際に警告を受けた。そして、17番の2打目を打つ際に、2分12秒かかったとして1罰打となったのが経緯だ。

 しかし、17番のティショットは左に大きく曲がり、ギャラリーの背中に当たった。松山はギャラリーのところに駆け寄り、グローブにサインをして謝罪。ボールは深いフェスキューに埋まっていた。そこからフェアウエーに戻すのにブッシュとポットバンカーを超す必要があり、ライの確認やフェアウエーまでの距離の計算はフェアウエーから打つのとは状況が異なる。しかも、首位と3打差という場面では慎重になる。

「特別な状況では時間を考慮はする。今回も考慮した」(リックマン氏)

 と説明するが、どの時点から計測したかは明言していない。

「15番のパットで警告を受けたのはわかっていました。しかし、17番の2打目で、なんでペナルティを取られたのか意味がわかりませんでした。そんなに時間をかけたつもりではないのに」

 という松山。これには同伴競技者のワグナーも同調し、ホールアウト後、猛烈に抗議した。

「ヒデキのあのショットのときはちょっと時間がかかったのは確かだけど、状況が状況だっただけに(時間がかかるのは)仕方がないと感じた。いいプレーをしていたし、順位を考えても残念だ。だからボクも抗議した。ビューティフルなパフォーマンスだったからね。ペナルティを受けるのはかわいそうだし、悲劇だよ。後ろの組も待っているなら当たり前だけど、後ろも1・5組分くらい遅れていた。パーフェクトなタイミングでプレーしていたと思う。ボクはプレーが速いし、ファストプレー擁護派だ。R&Aはペナルティを出す際は、ベターなジャッジをしてほしい」(ワグナー)

 リックマン氏の記者会見では、外国人記者からも多くの質問が飛んだ。選手を動揺させるためにやっているのかという質問さえあった。

「選手を動揺させるためにやっているわけではない。プレーペースのポリシーがあって、どのツアーも同じように時間内に選手をプレーさせることは大切だ。しっかり前の組についていれば、そういった計測に入ることはない」

 と、リックマン氏はルールに則って計測、ペナルティを与えたという。

 ファストプレーはもちろん大切だし、勝負にかける1打で時間を要するのは世界のトップ選手なら誰にでもあることだ。大きな試合になるほど、その辺のバランスが難しくなるだろう。ただ、さまざまな状況を考えたときに、ワグナーがいうように松山にとっては悲劇だったことだけは間違いない。

文・小高拓
http://www.pargolf.co.jp/tour/PGA/6176/news/round/3/detail/101784
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憲法 ヤマト シャラップ閣下 @FB

ただいま当地は七月二十日(土)の夕方七時。日本時間は二十一日(月)午前十一時。参院選の投票が進んでいる最中である。

自民党はアベノミクス自画自賛とねじれ解消の二点でもって選挙民の目をくらませようとしており、まあ、多くの善人たちがひっかかるだろうとオノマは生暖かくみているのだが、生暖かく見ちゃいかんというのが「風の谷のナウシカ」などの作品で世界的に有名なスタジオジブリの宮崎駿。ずばり「改憲もってのほか」という記事を七月十八日(木)に配信した。http://www.ghibli.jp/10info/009354.html

これをFBで紹介したところコメントが寄せられた。寄せられたコメントにオノマが答えるとまたそれにコメントがあるということが繰り返された。FBの双方向性はブログよりスピーディーだが下手すると延々と続きかねない。

さはさりながら、今回の選挙ではこのようなやりとりをしなくてはいけないんですよ、安倍晋三さん。民からの発信を無視したり本当の争点を隠したりでは詐欺総理、山羊総理といわれますよ。

いつの日か、当時はそういうことを考えた日本人はいなかったと言ってのける「識者」がでてくるかもしれないので以下に転載する。

はコメントを寄せられた方 ★はオノマ。


宮崎駿監督 いま声を大に

「改憲もってのほか」

ジブリ冊子熱風が過去最大の反響。

... 憲法を守る為の最大の敵は国民の無関心。

ジブリは本気です。
緊急PDF配信を決定。是非投票前までに一読を!

http://t.co/lC6GTc9PDZ"
もっと見る



宮崎さんの論旨に100%賛同するわけではありませんが、社会的に影響力を持つ集団が声を上げたことを喜びたいと思います。

軍隊は統治者(政府)の命令にしか従わない(当然のことながら、指揮系統上そのように作られているから)ので、統治者は持ちたいし、統治される国民は本来的には持ちたくないのが当たり前なのです。それを嬉々として軍隊を持とうなんて国民は真正マゾヒストか頭おかしいくらいの軍事オタクだと思います。

現代社会では人権を(大っぴらに)制限できるのは公共の利益だけですが、統治者が自分こそ公共の利益の代表者だと宣言するような状況になると、その直接の暴力組織である軍隊はいとも簡単に人権抑圧の
ために働く装置となってしまうのです。それを実体験された人々がたくさんいらっしゃるので、そうそう簡単には改憲派には騙されないと信じています。
村木厚子(現・厚労省事務次官)や佐藤栄佐久(前・福島県知事)に対する収賄事件でっちあげや原発対策の例をひくまでもなく日本の中枢システムは今でさえデタラメな体質があります。大和民族の欠陥が中枢に凝縮しているといえます。 
                                                                 

集団自衛という大義名分を借りて戦争中毒国家である米国と手をたずさえてデタラメな戦争に進もうとする勢力が中枢にあることを知っているから宮崎駿はこういう行動をとっているのでしょう。                                                                                                 

同じ漫画家ですが末端兵士として戦争を体験した水木しげるがどう反応しているのか知りたいです。水木しげるは作品を通して戦争批判をしていますから想像はつきますが。                                                      こういう時代には大和民族の欠陥を見直す意味で会田雄次や中根千枝の作品をいまいちど読むといいかもしれません。

勉強してみます。大和民族の欠陥なんていうと、被虐史観だ、みたいにいう輩が多いですが。


ご参考:終戦直後に戦争調査会というのが出来た時に、当時の総理幣原(喜重郎)さんが私どもに言われたのは、天皇陛下が非常に考えておられる事は、大和民族に何か民族的な欠陥があったんじゃないかと。「証言録 海軍反省会2」(戸高一成編・PHP)P239


 
民族的な欠陥があるのでは、と考えてしまうことは、優等民族という考えに繋がり易いから注意が必要かなと思います。

何れにしろ、先達は色々悩んだのに、今のオピニオンリーダー達はより強力な暴力装置を持つことに迷いがないのがおかしいです。銃は持ったとたん撃ちたくなるし、刃物は切りたくなるのに、理性がそれを止められるかのような無邪気な人達なのですね。

アメリカは国民が銃を持っているので、大統領だって牽制されますが、日本は統治者が独占しているので、やりたい放題になりますよね。


 
大和民族の欠陥のひとつは夜郎自大に陥り易いということではないでしょうか。現実を見もせず自国を礼賛し、それに対して失笑がもれるとシャラップと怒鳴る某大使閣下などは良い例です。http://onomar.jugem.jp/?day=20130610


爆笑!振幅が激しいですね(^^)/

シャラップ、見させていただきました。僕が言うのもなんですが、某大使の英語力はなんなんでしょうか。国防軍云々より、外交官の語学力を上げなきゃ問題になりませんね。あれだったら、勘違いで一発撃ってしまうこともありますね。


あの閣下は大和民族本来の姿を具現しているのではありませんか?(笑)

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★7月21日 午前3時41分追加 

安倍晋三さん、さいごになってから私は選挙運動中に改憲のことも言ってましたよというアリバイつくりをするなんて姑息じゃないですか? そういうことをするから日本の宰相として風格が今ひとつなんだよねえ・・となるのです。

首相、最終の演説で改憲訴え 「誇りある国へ」

2013年7月20日 21時57分 東京新聞

 参院選の最後の訴えで聴衆にアピールする安倍首相=20日夜、東京・秋葉原

写真

 安倍晋三首相(自民党総裁)は20日夜に東京・秋葉原で行った参院選の最終演説で、これまでほとんど言及していなかった憲法改正への意欲を表明した。「誇りある国をつくるためにも憲法を変えていこう。皆さん、私たちはやります」と訴えた。

 首相は6日の大阪、京都両市での街頭演説で「憲法改正に挑んでいく」などと述べたが、公示後の街頭演説を通じて異例の言及となった。争点を経済に絞るために改憲の持論を封印していたが、秋葉原に保守層の若者が集まったと判断して決意を示したとみられる。http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013072001001659.html

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資料・国際会議でシャラップと声を荒げた日本の大使閣下

国際会議でシャラップと声を荒げた日本の大使閣下がいるという話がネットで流れていた。ほんまかいなと思った。

 
2013年5月、ジュネーブで国連拷問禁止委員会において日本政府報告書審査が開かれた。  
  
20・21日の会期の終了間際、日本の上田秀明・外務省人権人道大使が委員に対し「黙れ!」と怒鳴る一幕があった。

最終日の終了時間間際、アフリカ・モーリシャスの委員から日本の司法制度に対する指摘があった。それまでにも、各委員から「取り調べに弁護人の立会いがない点」や「取り調べ時間が制限されていない点」などの指摘があった。

しかし日本側が不誠実な答弁に終始していたため、委員たちはいら立っていた。

モーリシャスの委員は、日本の司法制度の透明性の問題を指摘し、「中世の名残」と批判した。さらに「刑事手続を国際水準に合わせる必要がある」と訴えた。  

この発言に上田大使は、「先ほど(日本の司法制度は)中世という指摘があったが、日本は世界一の人権先進国である」と反論。すると、会場から笑い声が漏れた。

これに対して大使は激怒し、「笑うな! なぜ笑う? 黙れ! 黙れ!」と声を上げた。  

 


ほんじつFBでもってその時の動画をみつけた。

あらら、ほんまにシャラップいわはったるわ。





それにしても閣下の英語はお粗末すぎるし云ってることに中味が無い。これでは笑われてもしょうがないなと思ったのだが、なんとお粗末な英語を添削&和訳している人がいた。乙。

国連拷問禁止委員会における上田人権人道大使の発言と添削

Certainly, Japan is not in the middle age(⇒○Middle Ages)
当然のことながら、日本は中年ではありません。
 
We are one of the most advanced country(⇒○countries) in this field...
我が国は、この分野において最も進んだ国であり・・・ 

Don't laugh! Why are you are laughing? Shut up!
笑うな!なぜ笑うんだ? 黙れ! Shut up! 黙れ! 

We are one of the most advanced country(⇒○countries) in this field. That is our proud(⇒○pride).
我が国は、この分野において最も進んだ国であり、それが誇りにしています。 

Of course, there are still shortages, of course, shortcomings.
無論、不足はあります。無論、欠点はあります。 

Every country has shortages and shortcomings, but we're trying our best to improve our situation.
どのような国にも不足や欠点はあります。しかし、我々は状況を改善しようと最善の努力をしています。 

Ladies and gentlemen, On behalf of a(⇒○the) Japanese delegation, we express sincere gratitude to the member of the Committee, 

ご列席の皆様、日本政府の代表団を代表しまして、委員会の皆様に心より感謝を申し上げるとともに、


日本の全権大使がこんな英語力でかくも中味のない発言をするのでは話にならない。ましてや国際会議でシャラップなどは言語道断。粗雑に過ぎる。戦争になる。

日本の刑事司法がお粗末なことが原因ではあるのだが、それを糊塗しさらには非常識な暴言を吐いて恥じない大使閣下を養っている日本哀れ。

日本の国益をひどく損なった、これからも損なうであろうこの閣下を即刻更迭すべし。

なお、この会議に出ていた某弁護士のブログは一読の価値があるので以下に貼る。



小池振一郎の弁護士日誌

2013年5月29日 (水)

日本の刑事司法は『中世』か

5月21日、22日の2日間、ジュネーブの国連で拷問禁止委員会の第2回日本政府報告書審査が開かれた。私は、日弁連の代表団の一員として、委員会を傍聴した。

第1回日本政府報告書審査は2007年だった。このとき私は、周防監督の「それでもボクはやってない」(英語版)を自ら持参してジュネーブで上映し、委員の人たち何人かに見てもらい、素晴らしい勧告が出された。今回は、それから6年振りである。

最終日の終了時間が近づいてきたころ、アフリカのモーリシャスのDomah委員(元判事)が、「(日本の刑事司法は)『中世』」とコメントした。衝撃的だった。

それまで、各委員から、取調べに弁護人の立会がないのはなぜか、と質問され、日本政府が、取調べの妨げになるからなどと答えたり、取調べ時間が制限されていないという指摘にも、誠意をもった回答をせず…というように、日本政府が不誠実な官僚答弁に終始していたから、委員たちはいらだっていた。

そこで、Domah委員の「弁護人に取調べの立会がない。そのような制度だと真実でないことを真実にして、公的記録に残るのではないか。弁護人の立会が(取調べに)干渉するというのは説得力がない…司法制度の透明性の問題。ここで誤った自白等が行われるのではないか。…有罪判決と無罪判決の比率が10対1(㊟100対1の間違い)になっている。自白に頼りすぎではないか。これは中世の名残である。こういった制度から離れていくべきである。日本の刑事手続を国際水準に合わせる必要がある。」と、ズバリとメスを入れたコメントになったのだと思う。

これに対して、過敏な反応をしたのが、最後に日本政府を代表して挨拶した上田人権人道大使だった。

「中世」発言について、大使が、「日本は、この(刑事司法の)分野では、最も先進的な国の一つだ」と開き直ったのにはびっくりした。当初、同時通訳が「日本は最も先進的な国だ」と訳し、あわてて、「最も先進的な国の一つだ」と言い直した。

会場の、声を押し殺して苦笑する雰囲気を見て感じたのか、なんと、大使は、「笑うな。なぜ笑っているんだ。シャラップ!シャラップ!」と叫んだ。

会場全体がびっくりして、シーンとなった。大使は、さらに、「この分野では、最も先進的な国の一つだ」と挑戦的に繰り返し、「それは、もちろん、我々の誇りだ」とまで言い切った。

大使挨拶を受けた最後の(女性)議長の挨拶は、慌てて、「時間がないところで、(いらいらさせて)申し訳ありません。」などと取り繕っていた。

日本の傲慢さを目の当たりにした印象だ。アフリカの委員にまで言われたくない、という思いがあったのだろうか。戦前、このジュネーブの国際連盟で日本が脱退した時も、こんなだったのではないかと、思わず連想してしまった。

外務省の人権人道大使でありながら、条約機関の意義(当該政府と委員会の建設的対話)を理解しているのだろうかと不安に思った。

ちなみに、この「人権人道大使」というのは、2005年に設けられ(当時は「人権担当大使」)、2008年4月に「人権人道担当大使」と称され、上田氏が任命されたようだ。

本当は、この『中世』発言と「シャラップ!」は新聞の1面トップに大きく報じられて然るべきだと思うのだが。

5月31日に出される拷問禁止委員会の日本政府に対する 第2回勧告が注目される。


2013年6月 8日 (土)

中世」発言から―とまどいのブログ後日談

 

国連・拷問禁止委員会での日本政府報告書審査の模様を書いた私の529日付ブログ「日本の刑事司法は『中世』か」に、1日だけで52,000件ものアクセスがあった。大変なことになっている、と驚いた。以前、日本テレビのワイドショーでコメンテーターをしていたときは、視聴率10%で1000万人が見ていると言われ、オウム事件のときは20%を超えたこともあったが、特にあわてたことはなかった(拙著『ワイドショーに弁護士が出演する理由(わけ)』平凡社新書)のに…。ネットの怖さだろうか。とまどった。

いちばん伝えたかったことは、日本の刑事司法は「中世」か、というキーワードだった。だからタイトルをそうしたのだが、それ以上に日本大使の「シャラップ」発言が注目を浴びたようだ。先日、東京新聞の取材を1時間ほど受け、その大半は刑事司法について語ったのだが、翌日の65日付朝刊は、「国連で日本政府代表『笑うな、黙れ』」の大見出しとなってしまった。


その前日に発行された日刊ゲンダイは、大使の日本語使用を皮肉った記事になっていた。当初のブログに、「日本語で挨拶した大使」と書き(後に、修正)、これが、大使の挨拶全体が英語ではなく、日本語だったという印象を与えてしまったようだ。私は、日本語同時通訳のイヤホーンをしていたが、大使が日本語で挨拶したのか、英語だったのかに関心がなかった。「笑うな。シャラップ」発言の「笑うな」は日本語、「シャラップ」は英語そのままだったように思ったのだが、後で聞き返してみると、すべて英語だった。同時通訳のため、混乱したようだ。不正確な記述だったので、これが日刊ゲンダイの出所だったとすれば、申し訳ない。日刊ゲンダイから取材を受けていれば、この点を正す機会になったのに、残念だ。


韓国の朝鮮日報にもこの委員会の模様が掲載されているようだ。


私が最も言いたいことは、日本では、未だに、取調べへの弁護人の立会が実現していないことと、連日長時間にわたる取調べがいまも普通に行われていること。東電
OL事件では、被告人と同居していた同じネパール人が2か月近く連日「任意」で取調べられた。午前3時まで取調べられ、その後午前7時から取調べが再開されたこともあった。私が最近担当した事件では、逮捕された夜遅くまで取調べられ、仮眠をとった後、午前350分から5時10分まで再び取調べられている。異常だ。前近代的(まさに「中世」か)刑事司法といっても過言ではない。

世界の嘲笑を買っていることが、日本の官僚司法家にはわかっていない。日本で拘禁された外国人は、家族に電話もできないのか、とあきれている(数年前の広島刑務所逃亡事件は、中国の家族に電話したくて逃亡したと報じられている)。


「取調べに過度に依存した日本の刑事司法は時代の流れとかい離したものであり、根本から改める必要がある」(
20113月検察の在り方検討会議提言)という反省から設置されたはずの法制審議会「新時代の刑事司法制度特別部会」が、本年1月、中途半端な取調べの可視化と会話傍受などの新たな捜査手段の拡大をセットとする基本構想をまとめた。弁護人の立会は先送りされ、取調べ時間の規制については一言も触れられていない。何とも時代遅れな構想であり、マスコミがなぜ批判しないのか、不思議でならない。基本構想は撤回して、一から出直すべきだ(拙稿「えん罪原因の解明から刑事司法の根本的改革へ」日弁連えん罪原因究明第三者機関WG編著『えん罪原因を調査せよ』勁草書房所収)。


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31日拷問禁止委員会は、日本政府に対して、1日の取調べ時間を規制し、取調べへの弁護人の立会いを実現せよと勧告した。法制審は、まずこの勧告を真摯に受けとめるところから再出発すべきだろう。

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覚えているかいあの頃の日本を

六月四日、フェースブック仲間がアップしたブログが面白い。

四年前に書かれたブログを今になってみつけた人がフェースブックで紹介したのだが、読んだあとおのまは日本の病巣のありようがよく分かるブログだと思った。日本でオリンピックを開催するのは疑問だとも思った。ちょっと長いが一読の価値ありと思うので全文を貼る。

ついでに当時おのまが書いたブログも貼る。過去⇔現在をいったりきたりしながら未来をつくってきたおのまの面目躍如というべし(笑)。

あの頃のおのまは日本が正しい軌道に戻らないことに毎日ヤキモキしていたものだが、最近はヤキモキしてもしょうがない、なるようにしかならない、放っておくしかないという気分が半分である。命短し説明省略。

赤頭巾ちゃん気をつけて!


2010年2月 16日(火)

国母問題についてのスノーボードチームコーチの説明

以前僕は高校生がズボンずり下げてパンツまで見える格好に不愉快さを禁じえませんでした。最近もう慣れっこになっています。大した問題ではない、というよりそんな抵抗が懐かしき若さの象徴だと思えるのです。いろんな事がうまくいかない日本で昔は良かったみたいな危険な考えが広まってるように感じる。それがオリンピックという一極集中に親方日の丸で向かっていくマスコミの餌食になった。かつてのスノーボードチームのコーチの発言はとても大切だと思う。見出しクリックで当該ブログにジャンプできるけど、サイトが消えるって事もあるので、念のためコピッておいた。


国母問題について(長文)

スノーボードのオリンピック代表国母がたたかれている。

ご存じの通り僕は99年から02年のソルトレイクオリンピックまでスノーボードチームのコーチをしていました。

コーチ時代のいろいろな問題はあまり公にしたこと無いのですが、ここへ来て国母の服装問題で思うところあり書いてみることにしました。

オリンピック選手になると言うことは?
 
一般人から見たらオリンピック選手は日本の代表で、日本をしょって立つ立場と考えがちだけれど。別に日本政府が、または全日本スキー連盟が、または日本オリンピック委員会、が選手に出場権を与えている訳じゃない。

FIS(国際スキー連盟)公認の大会でこつこつと成績を上げ、出場権を勝ち取るのです。「はい、日本は3人まで出場できますよ。お国で代表の人決めてね」というのではありません。オリンピックのレベルに達している選手にだけ出場権が与えられるのです。世界のレベルに達している選手がいなければ日本代表を送り出すことさえできません。選手が出ていない国があるのはそのせいです。

もちろんルールがありますからそのルールに則らなければなりません。その中には全日本スキー連盟の選手としての登録も必要ですしそうでないと国際スキー連盟の公認大会に出ることもできません。
 
選手の立場からみたらオリンピックは、ただ世界で最高の大会にすぎないのです。最高の大会で自分の納得いく競技がしたいというのが彼らの本音です。だれも日本をしょって立つなどと考えていません。

スノーボードという競技はとても特殊です。アルペンとハーフパイプ、スノーボードクロスと三種類の競技がオリンピック種目となっていますがアルペンとハーフパイプでは競技者のマインドも全く違います。

ハーフパイプの選手は勝つためよりもいかに自分のスタイルが思うとおり決められて観衆を沸かすことができるかが大事なのです。そしてその結果優勝できればなお良い。そういうマインドの選手が多いと僕は思っています。
 
選手のマインドだけじゃなく競技団体もFIS(国際スキー連盟)とWSF(国際スノーボード連盟)と大きく二つに別れ、さらにXGAMEに代表される非公認の高額賞金のイベントもいろいろあり、競技レベルやルールもそれぞれに異なり非常に複雑です。
どの団体に所属していても選手はほぼ100%プロのスノーボーダーです。しかし日本でオリンピック選手になるには全日本スキー連盟に選手登録をしてFIS公認の大会を優先的に出場しなくてはなりません。プロとしての活動が全日本スキー連盟の選手登録をすることでかなり制限されてしまいます。全日本の選手として海外遠征中に現地で大きなプロの大会があったとしても、出場は不可能です。

オリンピック出場にからむFISのワールドカップが競技レベルで最高のものかというと残念ながらそうではありません。問題点はスノーボードの強豪がそろうアメリカはこういった垣根無く選手にとって(賞金額も含めて)最良のイベントを選択して出場してくるという点です。アメリカ選手はFISのワールドカップには出場権を得るための最低限の出場をしてさっさと出場権を勝ち取りあとは高額賞金のイベントに出るのです。日本の選手たちに強いアメリカの選手と常に同じ舞台で戦わせて競わせたくても全日本スキー連盟や日本オリンピック委員会の意向で不可能なのです。

いくつ競技団体があろうとも日本の選手にとってもアメリカの選手にとってもオリンピックはやはり世界最高の舞台です。その舞台で表彰台に立つためにやるべきことは日本とアメリカではずいぶん違うようです。

僕自身がコーチだった時代に現時点で最高といわれるアメリカの選手がFISのワールドカップには出場せず高額賞金のイベントにばかり出てしまい、どうしても自分の選手をそういうレベルの高いところで競技させたくて、選手はプライベートで大会出場、コーチは視察を目的で予算を取りプロの大会に行かせてくれと全日本スキー連盟のスノーボード担当理事に掛け合ったことがありましたが、日本オリンピック委員会から補助金をいただいている関係でそんなことは全く無理だと一蹴されたことがありました。

ソルトレイク代表になった宮脇君は、他のプロの友人が高額賞金の大会にばんばん出て雑誌を賑わせているのに、自分は目立たないFISのワールドカップをスケジュールに縛られながら転戦して、もういやだ、オリンピックなんてどうでも良い、プロの大会の方でやっていきたいと嘆いていたことがありました。

そんなとき僕は、「スノーボードの雑誌を賑わせてもそれだけだぞ。オリンピックにでたら近所の八百屋のおばちゃんだっておまえのことを知ってくれるぞ、そのぐらいオリンピックの影響力は大きいぞ、絶対におまえの将来に繋がるぞ、プロの大会で賞金稼ぐのはオリンピック終わってからにしろ」と説得しました。
 
今回の国母君の服装問題と似たようなことがソルトレイクオリンピックの時にもおきました。僕の目から見ても今までで最高の滑りをした中井君の得点がいまいちで、メダルの期待があったのですが、アメリカに金銀銅を持って行かれ5位入賞で終わりました。

当時高校生で元々シャイな中井君、このときの得点は本人にも納得いかずふてくされモードで宿舎に帰りたいと僕に訴えました。競技が終わった選手は記者団のうじゃうじゃいるジグザグの通路を通り取材を受け、それから選手控え室に戻るというのが通常です。が、かなり落ち込んでいるので僕が彼をガードしてすべての記者を退け、控え室に戻らず車を出して宿舎に戻りました。宿舎では自室に帰らず誰とも話をせずただコーチ部屋のソファーに膝を抱えて座っておりました。

中井君に取材を受けるように伝えてくれとの担当理事から電話がかかり、中井君に話すと、いまはそっとしておいてほしいと。その気持ちはすごくよく分かり、取材拒否の旨を担当理事に伝えました。すると夕刻担当理事がコーチ部屋に来て直接説得。「取材を受けることも選手の仕事だ」とか、「誰のおかげでここにこれたのか」とか最後は「俺に恥をかかせるのか」などなど、、、、、中井君は沈黙。スタッフも全員何も言わず。僕だけ「理事、今日は勘弁してやってください」と、すると理事は「よしわかった」と部屋を立ち去りました。

その後コーチ全員理事の部屋に集合との連絡が来て部屋に行くと「おまえらは選手に何を指導しているのか」「俺がどれだけ頭を下げて金をかき集めてここに来させてやっているのに恥をかかせやがって」とコーチ全員の前でしたが唯一口答えをした僕に対しての叱責でした。 解散の時に、「今晩、打ち上げ行くぞ」と、そして「古川、おまえは来ないよな」と、、、、そのとき僕は、ああこれでクビだなあと直感しました。

僕は、その後中井君にどうしても今日の結果を納得してもらいたくジャッジに話を聞こうと、一人だけいる日本人のジャッジに連絡を取り夕食の約束を取り付け、いやがる中井君と友人の村上君をつれてチームの車でジャッジの泊まるホテルへ。ちょうどそこに全日本の技術員会の委員長もいたので(中井君が信頼していた数少ない大人)同席してもらいソルトレイク市内のレストランに行きました。

ジャッジは今日の採点を細かく中井君に説明してくれ、深夜の三時デニーズでコーヒーを飲む頃には今日の滑りの問題点を納得して理解してくれました。

ソルトレイクから帰国後、経費の精算をしに全日本スキー連盟に行き、次の大会、札幌でのワールドカップの書類と経費を預かっていこうとしたら書類に僕の名がありません。事務局の人もおかしいなあと。

そうなんです。クビにするのも面と向かって言わず書類上で名が消えていくのです。
大会終了後、勝てなかった選手はお偉いさんたちにとってはもうゴミです。だれもシャイな高校生の競技後の気持ちなど考えない。だれもそれをケアしようとしない。日本のスポーツの世界なんてこんな程度です。世の中が変化しスポーツの世界も変化しているのに、いまだにアマチュアリズムやスポーツマン精神、たてまえや、お偉いさんのメンツの方が一競技者より優先されます。まだ若い一選手に日本というものを背負わせるのは重すぎると思います。スポーツマン精神は競技者のなかから生まれるものなのにいつのまにか一般大衆の価値観で決められてしまっているようです。
 
国母君の服装のみだれって何処が基準なんでしょうか?ユニフォームの日の丸をはぎ取った訳じゃないし、一個人の価値観を押しつけすぎなんじゃないでしょうか?
 
世界の頂点に立てるような選手に普通の価値観を押しつける方が無理ってものです。

※日本選手団公式服装着用規定「(着用の規定) 第2条 日本選手団に認定された者は、自覚と誇りを持って公式服装を着用しなければならない」
 
僕がナショナルチームから去った頃に国母君の活躍が目立ってきました。当時はちっちゃいのにずいぶん飛ぶなあという印象でした。

直接話をしたこともありませんが、犯罪を犯した訳じゃないし、競技とは直接関係ない服装規定なるルールやくだらないお偉方のメンツなど適当にいなして自分のスタイルのすばらしい演技をしてもらいたいと思います。

オリンピックで本当にメダルを取るには競技者の努力だけでなく運営する団体側にも変えていかなければならない事柄があると思います。意味のないアマチュアリズムを消し去る。現代の勝利には金がかかります、お偉いさん方は金だけ出して口出しせず若い人たちの活躍をにこにこ見守っていればよいのです。そして団体間の垣根をとる(ほとんどお偉いさんのメンツだけなのでこれらを無くすまたは我慢すればよいのです)

どこから補助金が出ていようとも選手にとって最良のイベントに参加させ最高レベルの選手同士で競わせる日本にかけているのはこれらの点だと思います。

実名を出してしまった中井君、宮脇君、村上君、国母君へ、それぞれの道でがんばって活躍してもらいたい。僕は彼らのスタイルが大好きです。

余談。
ソルトレイク後クビになった僕はみんなの顔が見たくて大会運営側のスタッフとして札幌の大会に行きました。仲良くしていたスウェーデンチームのコーチといろいろ話したのですが
「ソルトレイク終わってスウェーデンに帰ってから日本に来たの?」
「いや、スノーボードのイベントのあと、ずっとソルトレイクにいてオリンピックを堪能して閉会式も出たよ。」
「ええ!いいなあ!僕らは予算がないからとイベント翌日、エコノミークラスで帰国したよ。」
「閉会式後はロサンゼルスで遊んで、そのあとワイキキで遊んでそれから札幌入りしたんだよ。」
「おまえら金持ちだなあ」
「いやいや、スウェーデンオリンピック委員会のスポンサーのボルボがご褒美に全額出してくれたよ。」
「へえすごいなあ。僕らは全日本のスポンサーのANAに乗れず、日本オリンピック委員会のメインキャリアJALのエコノミーにすし詰めで帰ってきたよ。ANAだったらがんばった選手ぐらいビジネスにしてくれただろうになあ。」
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FBでみつけた写真:米国が必要とするもの

フェイスブックでみつけた写真二枚

 写真

米国が必要とするもの・・・
常識省



写真

「光の中へ踏み出したまえ 自然が汝の師とならん」
ウィリアム・ワーズワース

(オノマ註:二枚目の写真はモンサント社を批判する趣旨)
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虎米@TPPなどよしましょう

漢字変換したら「虎米」とでた。著名ブランドにでもありそうなカッコ良さ。五月二十九日のブログ頂いたトラックバックに関するコメントなり。

詳しくはトラックバックそのものをお読みいただきたいのだが、御用とお急ぎの方もおられようから暇人斧魔がさわりを紹介する。

トラバ:
http://onomar.jugem.jp/?day=20130529


TPPの目玉のひとつは経団連会長・米倉某の親密先であるらしき、世界的に悪名が高いらしきモンサント社の製品を日本で売りまくろうではないかということであるらしい。

上の文、短いのに「あるらしき」「あるらしい」が多くて感心しない。

日本のマスメディア、たとえばNHKの報道でそんな番組を見たことがないから推定文にしたのだが、まあなんだ、NHKには経団連とかアメリカとかの筋にとって不都合なことを隠す傾向があるからして、ここは分かりやすく断定しちゃおう。

TPPの目玉のひとつは経団連会長・米倉某の親密先である、世界的に悪名高きモンサント社の製品を日本で売りまくろうではないかということである。


NHKが扱わないから斧魔世代の日本人の多くはモンサント社に関する知見がゼロであろう。「悪名高き」といわれても「モンサントって知らな〜い」であろう。

斧魔思うに、わが世代における「知識人」の多くはNHK、文藝春秋、日本経済新聞からの情報をもってことたれりとしているのではなかろうか。人によって読む新聞が日本経済ではなく、朝日であったり、あるいは読売、サンケイであったりするが大筋においては変わらない。

彼らはフェースブックに毎日のように更新されているモンサント社のワルサなどは知らないままこの世を去るだろう。それもよし。インストラクター・オノマスキーだってレベルツーの世界を知らないまま終わるかもしれないのだから。

よってモンサントについての説明は省略。


頂いたトラバからさわりを紹介:



http://www.uplink.co.jp/sekatabe/


TPPで、宗主国の素晴らしい前例に習って、そもそも「遺伝子組み換え」表示をするラベルは禁じられる。食べ放題だ。

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/gmo-2b02.html



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資料 尖閣問題を紛争の種にするな@読売新聞社説
 

 読売新聞・社説 1979年5月31日

 

読売1979-5-31

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資料・TPPなどはよしましょう

二十年ほどまえに斧魔が転職して五年ほど勤めたアメリカ系会社のスローガンにこういうのがあった。

Think globally, act locally.

斧魔訳: 広い視野、地道な努力

具体的にどういうことを意味するのか分からないのだが、なんとなく有難い感じがするスローガンではないか。

何事のおはしますをば知らねどもかたじけなさに涙こぼるる

例えてみれば「地球温暖化」についての知識を持つようにしているがそれは観念的なもの、実際には試行錯誤の日々、森から降り注ぐ実、種、葉、枝を掃除したり、野菜ゴミをコンポストコンテナに運んでいる斧魔のようなことであろう。



広い視野 地道な努力 花が咲く

いろいろ使えるね。

広い視野 地道な努力 金たまる
広い視野 地道な努力 無事帰還

三浦雄一郎さん、こんどは八千メートルの山を滑り降りるそうな。

斧魔だって負けちゃおられん。

広い視野 地道な努力 めざせレベルツー


斧魔は「TPP」とか「グローバリゼーション」とか「道州制」とか「集団安全保障」とか「国際貢献」とか「強い日本」とか「国際人」とか「テロ退治」とかいうことばに胡散臭さを感じる。そういうことばが好きな人たちに胡散臭さを感じるといったほうが正しいか。

命短し説明省略。

こういう見方のほうが好みだわさという動画をみつけたのでご紹介する。


グローバリゼーションよりローカリゼーションのほうがいいんじゃねという動画:



大企業がのさばると不幸になるんじゃねという動画:


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TPPについて - カナダから日本の皆さんへのメッセージ :



TPPはあなたの体を傷つける :



おまけ:


何事のおはしますをば知らねどもTPPに涙こぼるる・・・ 

いけませんねえ。
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赤頭巾ちゃん、気をつけて
見るもの聞くものをそのまま信じる素直な方は必見









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資料・うしろの正面だあれ

ユーチューブでみつけた映画

うしろの正面だあれ』(うしろのしょうめんだあれ)は海老名香葉子の著作。太平洋戦争中の著者自身の体験を基にした児童書。1985年に金の星社から刊行された。

1991年3月、同名の劇場版アニメーション映画が公開された。(出典:ウィキぺディア)


戦時中、まだ戦火が日本に及んでいない東京下町の風景、おとな、こどもたちの和やかな日々、戦火が及んだのちの悲惨な日々が描かれている作品である。

海老名香葉子斧魔より十歳ほどお姉さんであるが、十年の差でもってかくも違う世界、風景になるのかと驚き、笑い、涙した。

斧魔が生まれたのは十五年戦争の末期であり、海老名が経験したのどかな世界はなかった。索漠とした満洲の曠野、家に闖入(ちんにゅう)してきた大きなソ連兵たち、転んだり防空壕に落ちたりしながら逃げた闇の中などが斧魔の原風景である。しかしながら斧魔には海老名が経験した自分も死にたいという魂の底から湧き上がる慟哭(どうこく)もなかった。天国と地獄、海老名の世界は斧魔より何倍も大きく振れた。

おとなもこどもも抗えなかった理不尽な惨事は油断していると愚かな指導者たちによって繰り返される。



安倍晋三、石破茂ら自民党の愚かしくも勇ましい指導者たちは斧魔よりさらに十年ちょい若く、したがって戦争のかけらも体験していない。モノの見方が観念的で浅くなるのは致し方ない。

斧魔より若いとはいえかれらもアラカンのおじいさん、いまさら深くなれと云われてもムズであろうが、まあ憲法論議のための参考になると思うからご覧あれ。

https://www.youtube.com/watch?v=QDrQwLRldIk&index=2&list=PL53C5936819BED9D1



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経済のジェットコースター現象 あるいは 口尻一体化現象

当ブログの読者でアベノミックス、円安、株高に浮かれている方は少ないと思うが、念のために書いておく。

斧魔思うに、日銀に国債を買い続けさせる政策は諸刃の剣である。強い抗癌剤みたいなもの。癌は直った、でも死んじゃったというリスクがある。

(金融をつかさどる)日銀が(政府がつかさどる)財政に直結してしまった。ひとの体にたとえれば、それぞれの役割が違っている、曲がりくねってつながっている胃と腸に同じ役割をになわせ一体化したようなもの。もっと誇張すれば口と尻をくっつけたようなものとは云いすぎか。いずれにせよ健康を損ねかねない。

日銀がいくらでも買ってくれる。斧魔が金融博徒であれば日本国債を売って売って売りまくる。金利上昇に札を置く。

現実には様々な要素があるから上に書いたほど単純ではないが、大雑把にいえば今の日本はそういう状況下にある。


四、五年前に書いたブログの一部を再掲する。

アベノミックスで経済のジェットコースター現象がおきる可能性があることを忘れないでね赤頭巾ちゃん。


ブラックマンデー:1987年10月19日(月)
暗黒の木曜日:1929年10月24日(木)


1928年の大統領選挙で圧勝したのは「どの鍋にも鶏を一羽、どのガレージにも車を二台」というスローガンを掲げた共和党のフーバーでした。
Herbert Clark Hoover 1874-1914

フーバーは1929年3月4日の大統領就任演説で「アメリカはどの国の歴史にも見られなかったほど貧困に対する最終勝利日に近づいている」と花火をあげました。

大恐慌が起きるわずか239日前のことですからブッシュ戦争を支持した日本の政治家、外交官、報道人と良い勝負の勘の悪さです。


1920年代のアメリカは第一次世界大戦の軍需で工業が発展し、始まったばかりのモータリゼーションが躍進をつづけていて「永遠の繁栄」と浮かれていました。

すでに農作物を中心に余剰が生まれていたのですがヨーロッパに輸出していたため深刻に捉えていません。しかし農業の機械化が進んで余剰は過剰になり、やがてヨーロッパの農業が復興してチョー過剰になります。

平和になり軍需が落ち他の生産も過剰になっていきます。過剰を余剰にそして正常に戻す過程でアメリカの鉄道や石炭部門が不振になっていきます。


こうして実態経済の熱はさめていくのですが「前向き思考」のひとたちがあおる投機熱にかかる人が増えてアメリカの株式市場は1924年中ごろから長期トレンドに入っていきます。

五年でダウ平均株価は五倍になり、1929円9月3日には平均株価381ドル17セントを記録します。これが最高記録でした。

てっぺんまで昇ったジェットコースターは下降します。株価は一ヶ月で17%下落しました。でも次の週には下落分の半分強ほど持ち直しました。でもその直後にまた上昇分が消えました。この乱高下、昨今のそれに似ていませんか?

そんなことが二ヶ月続いて10月29日の大暴落が起きます。「暗黒の木曜日」のあとは上がったり下がったりしながら三年かけて二十年前の水準に落ちていきます。


「どの国の歴史にも見られなかったほど貧困に対する最終勝利日に近づいている」とぶち上げたフーバーは目の前にくりひろげられている投機熱しか見ていなかったのです。過去、現在の実相が見えない、未来が読めない単なる愚者だったというわけです。

「しばらくすれば元の景気に回復する」という根拠の無い楽観でもって政府による経済介入を最小限に抑えたり、スムート・ホーレー法という、一見するとホームレス法と間違いそうなのをでっちあげて保護貿易にし世界経済を冷やしました。

ブーイングをくらったフーバーは一期でお払い箱、1934年に民主党のルーズベルトが大統領になります。
Franklin Delano Roosevelt 1882-1945

FDRは大統領就任後の百日でもってニューディール政策なるものの主要な政策を実行に移しました。ニューディールの目玉は赤字財政でもって金をばら撒く一時しのぎ、点滴です。

点滴のおかげで1930年代なかごろになると経済回復のきざしが現れたのでFDRは均衡財政に戻そうとします。そのとたんに景気は逆戻り、1930年代後半には危機的な状況になります。点滴だけでは健康体になれないのです。

結局のところ第二次大戦の軍需増加によってアメリカは回復するわけで、そうしたことからニューディール政策が成功したかどうかについて賛否両論があるのです。政策のいくつかは最高裁で憲法違反だとされています。


第二のFDR・オバマは莫大な公的資金投入が一時しのぎの点滴だと知って「道のりはながい。急な坂がつづく。目指す所に一年あるいは四年でもたどりつけないかもしれない」と云ったのでしょう。

経済現象は津波に似て時間差攻撃です。不愉快なことは見ざる、云わざる、聞かざるという猿は溺れて死にます。今しばらくは八十年前に起きた現象を考えながら活動されるのが賢明だと思います。

2008年12月3日(水)@ 北バンクーバー
http://onomar.jugem.jp/?day=20081204

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| おのまのプロフィール | 政治経済 | 22:02 | comments(0) | trackbacks(1) |
資料・憲法 石破さん、どこに書いてあるの?
 

石破茂・自民党幹事長曰く: 
憲法の前文に世界の人はみんないい人なので信用していれば平和で安全ですよと書いてある

へー、そうなんだ。斧魔は学生時代に憲法を習ったが気づかなかったよ。

でも・・・

どこに書いてあるんだい?


みんなが憲法うそっぱちと思うのは危険…石破氏

自民党の石破幹事長は21日の東京都内での講演で、憲法の前文について、「世界の人はみんないい人なので信用していれば平和で安全ですよ、と書いてあるが本当か」と述べた。

北朝鮮による日本人拉致事件などをあげながら、「みんなが憲法などうそっぱちだと思うようになる方が危険だ」と訴え、憲法改正の必要性を強調した。
2013年5月21日22時07分  読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130521-OYT1T01160.htm?from=main6


斧魔は多くの日本人がおおいに憲法議論をしたら良いと思っている。しかし歪曲、捏造、煽動、妄言のたぐいはやめようぜ。日本を傷める。

まあ、みんなが「石破さんの云うことなどうそっぱちだ」と思うようになるのは結構なことだが。

以前にも書いたが、昨年、NHK日曜討論で個人より国家が優先すると断言した石破茂を斧魔は全体主義者とみなし、よって支持しない。

読者の方々におかれては、自分が日本人である前にひとりの人であることを優先するよう切望する。


日本国憲法 前文
日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。

そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。

日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。






全体主義から生じる現象の一例






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資料・高市早苗の見解@村山談話



いわゆる村山談話に関して自民党政調会長・高市早苗がNHKで「おかしい」と発言した、高市が二十年ちかく主張したきた見解だという報道があった。

二十年ちかく主張してきたとは偉い、云うことがころころ変わる政治家に比べたら天と地の差がある、高市はマジメな政治家なのだろうと斧魔は思った。

しかしながら斧魔は高市見解のすべてを支持しようとは思わない(すべてを否定するということではない)。

なぜか。

高市発言に関する報道を載せ、そのあとでなぜかを書く。



高市発言に関する報道


村山談話「おかしい」 靖国参拝「やめたら終わり」 2013.5.12 13:27

自民党の高市早苗政調会長

自民党の高市早苗政調会長

自民党の高市早苗政調会長は12日、NHKの番組に出演し、過去の植民地支配と侵略を認めた平成7年の「村山談話」に「国策を誤り」とのくだりがあることに触れ、「当時、日本が資源封鎖されてもまったく抵抗せずに植民地となる道を選ぶのがベストだったのか」と疑問を示した。同時に「当時の国際状況の中で何が正しかったかを自信を持って主張できる政治家は今の日本にはいない。だから、(談話は)ちょっとおかしい」とも述べた。

ただ「植民地とされた国の民族の誇りを傷つけ、大変な苦難、被害を与えたのは確かなことだ」と、談話に一定の理解も示した。

高市氏はまた、麻生太郎副総理ら安倍晋三内閣の閣僚による靖国神社参拝に中国や韓国が反発を強めていることに対して「ここで(参拝を)やめたら終わりだ。国策に殉じて命をささげた方をいかに慰霊するかは(日本の)内政の問題だ」と訴えた。

安倍内閣が東京裁判を受け入れるかどうかについては「国家観、歴史観に関し安倍首相は(歴代内閣と)違った点もあるかと思う」と指摘した。

高市氏の発言について、公明党の石井啓一政調会長は「菅義偉官房長官が10日の記者会見で、村山談話に関して『全体を歴代内閣と同じように引き継ぐ』とはっきり明言された。安倍内閣の歴史認識は歴代政権と変わらないと理解している。明確に丁寧に海外諸国に説明する必要がある」と述べた。

出典:msn産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130512/stt13051213290001-n1.htm


斧魔の意見


「日本が資源封鎖されてもまったく抵抗せずに植民地となる道を選ぶのがベストだったのか」という高市の問いかけが的はずれであるとは思わない。

「資源封鎖」ということばを使っているので高市は日中戦争開始(1937年)あたりの時代を見ているのであろうと推察するが、日本が初めて植民地になりそうになったのはその八十年前、徳川幕府時代の末期頃である。往時の日本は自給自足、よって「資源封鎖」なる問題はなかった。

ABCD包囲網

数百年にわたって白人達が展開した野蛮きわまりないアジア、アフリカ各地の植民地化は津波のように日本にも押し寄せ、不平等条約、武力による日本の植民地化が試みられた(たとえば1854年日米和親条約締結、1863年薩英戦争)。

1898年アメリカはハワイ共和国を併合し、1899年アメリカは例によって出鱈目な理屈をもってフィリピンに戦争をしかけて勝利し、フィリピンを植民地にした。

ひとつ間違えれば日本も植民地になったであろう、それを免れるために日本が積極的に戦争をしかけた、しかけざるを得なかったという説明が的外れだとは思わない。


脱線する。

我が家の庭木の手入れは斧魔がやっているのだが、油断していたら松が伸び過ぎ、手が届かなくなった。

きのう、五月十四日(火)。隣家の樹を手入れしている職人がいるのをみつけたので声をかけて頼んだところ応じてくれた。



ついでに屋根の方に伸びている桜の枝も切ってもらった。



仕事に取り掛かる前に値段を訊くと松と桜とで75ドルだと云う。50ドル(約五千円)にしないかと値切ったらあっさりオッケーした。あっさりオッケーしたのは50ドルが世間相場より高かったのかも知れない。まあ、どちらでも良い。

貰った名刺にグエンとあった。

ベトナム人かと訊くと1964年、フエの生まれだと云った。

フエと聞いて感慨深い思いが生じた。

フエはベトナムの中央、ベトナム戦がもっとも激しかった地にある町である。ベトナム戦争のハイライト・テト攻勢の主戦地である。

テト攻勢が起きたのは1968年、グエンは四歳の幼児である。それでも戦火の記憶があると云った。

グエンの記憶は本当だと思う。斧魔は自分が三歳のころ満洲の自宅にソ連兵が闖入(ちんにゅう)してきたときの光景を覚えている。

斧魔@三歳頃はソ連兵を蹴飛ばそうとした。そのときソ連兵たちが嬉しそうに笑ったのを覚えている。

グエン曰く、北ベトナムは貧しかった、ベトナム人は米軍によって殺され続けていた、どうせ殺されるのであればとテト攻勢に出た、(テト攻勢はアメリカが勝ったが)アメリカは
ベトナム戦争で負けた。

アメリカを追い出したベトナムは日本より偉いとグエンに云った。斧魔の本音である。いまだに米軍基地を追い出そうとしない日本が偉い筈もない。国連安保常任理事国にふさわしいのは日本ではなくベトナムだ。

似たもの同士:沖縄に米軍基地がないとソ連が攻めてくるとか中国にやられるとかという論。原発がないと停電になるという論。


本題に戻る。

(高市は)村山談話」に「国策を誤り」とのくだりがあることに触れ、当時の国際状況の中で何が正しかったかを自信を持って主張できる政治家は今の日本にはいない。だから、(談話は)ちょっとおかしい」とも述べた。


高市からおかしいと云われた村山談話とはどのようなものなのか。参考までに全文を掲げる。

ほんじつのブログは村山談話をどう評価するかが趣旨ではないから読まないで次のに飛んで構わない:


村山内閣総理大臣談話


「戦後50周年の終戦記念日にあたって」
平成7年8月15日
英語版

中国語版

韓国語版

先の大戦が終わりを告げてから、50年の歳月が流れました。今、あらためて、あの戦争によって犠牲となられた内外の多くの人々に思いを馳せるとき、万感胸に迫るものがあります。

 敗戦後、日本は、あの焼け野原から、幾多の困難を乗りこえて、今日の平和と繁栄を築いてまいりました。このことは私たちの誇りであり、そのために注がれた国民の皆様1人1人の英知とたゆみない努力に、私は心から敬意の念を表わすものであります。ここに至るまで、米国をはじめ、世界の国々から寄せられた支援と協力に対し、あらためて深甚な謝意を表明いたします。また、アジア太平洋近隣諸国、米国、さらには欧州諸国との間に今日のような友好関係を築き上げるに至ったことを、心から喜びたいと思います。
 
平和で豊かな日本となった今日、私たちはややもすればこの平和の尊さ、有難さを忘れがちになります。私たちは過去のあやまちを2度と繰り返すことのないよう、戦争の悲惨さを若い世代に語り伝えていかなければなりません。とくに近隣諸国の人々と手を携えて、アジア太平洋地域ひいては世界の平和を確かなものとしていくためには、なによりも、これらの諸国との間に深い理解と信頼にもとづいた関係を培っていくことが不可欠と考えます。政府は、この考えにもとづき、特に近現代における日本と近隣アジア諸国との関係にかかわる歴史研究を支援し、各国との交流の飛躍的な拡大をはかるために、この2つを柱とした平和友好交流事業を展開しております。また、現在取り組んでいる戦後処理問題についても、わが国とこれらの国々との信頼関係を一層強化するため、私は、ひき続き誠実に対応してまいります。
 

いま、戦後50周年の節目に当たり、われわれが銘記すべきことは、来し方を訪ねて歴史の教訓に学び、未来を望んで、人類社会の平和と繁栄への道を誤らないことであります。
 
わが国は、遠くない過去の一時期、国策を誤り、戦争への道を歩んで国民を存亡の危機に陥れ、植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました。私は、未来に誤ち無からしめんとするが故に、疑うべくもないこの歴史の事実を謙虚に受け止め、ここにあらためて痛切な反省の意を表し、心からのお詫びの気持ちを表明いたします。また、この歴史がもたらした内外すべての犠牲者に深い哀悼の念を捧げます。
 
敗戦の日から50周年を迎えた今日、わが国は、深い反省に立ち、独善的なナショナリズムを排し、責任ある国際社会の一員として国際協調を促進し、それを通じて、平和の理念と民主主義とを押し広めていかなければなりません。同時に、わが国は、唯一の被爆国としての体験を踏まえて、核兵器の究極の廃絶を目指し、核不拡散体制の強化など、国際的な軍縮を積極的に推進していくことが肝要であります。これこそ、過去に対するつぐないとなり、犠牲となられた方々の御霊を鎮めるゆえんとなると、私は信じております。
 

「杖るは信に如くは莫し」と申します。この記念すべき時に当たり、信義を施政の根幹とすることを内外に表明し、私の誓いの言葉といたします。
 
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/danwa/07/dmu_0815.html


「杖るは信に如くは莫し」

「よるはしんにしくはなし」
「頼りとするものとしては、信義に勝るものはない」

出典『春秋左伝』襄公8年(紀元前565年)


春秋左氏伝(しゅんじゅう・さしでん)=「春秋」の注釈書で、春秋三伝の一つ。30巻。左丘明の著と伝える。「左氏伝」「左伝」とも略称。三伝のうち最も文にすぐれ、史実に詳しい。

春秋(しゅんじゅう)=(年月・四季の順を追って記したことからいう)五経の一つ。孔子が魯国の記録を筆削したと伝えられてきた年代記。魯の隠公元年(前722)から哀公14年(前481)に至る12代242年間の記事を編年体に記し、毀誉褒貶(きよほうへん)の意を含むとされる。前480年頃成立。注釈に左氏・穀梁・公羊(くよう)の三伝があり、左氏伝が最も有名。

出典『広辞苑』第6版18. 


トンちゃんも歩けば

村山首相の「戦後50
年談話」に、〈「杖るは信に如くは莫し」と申します。この記念すべき時に当たり、信義を施政の根幹とすることを内外に表明し、私の誓いの言葉とする〉と言っている

「記念すべき時」とは、めでたい日の意味で用いるのが普通

「杖るは信に如くは莫し」とは、『春秋左氏
(さし)伝』(通称「左伝」)が出典

「申します」というほど有名な言葉ではないし、あまり重みのある言葉でもない
(紀元前6世紀、鄭という弱い国が2つの強国に挟まれてどちらに付いたらいいのかというときの話で、どっちかを主と決めてそのほうに操を立て通す、ということ)

出典「お言葉ですが
 第11巻」 高島俊男著


高市がいうように 「当時の国際状況の中で何が正しかったかを自信を持って主張できる政治家は今の日本にはいない」 のが本当であれば困ったものだ。

しかし斧魔は高市は間違っていると思う。「当時の国際状況の中で何が正しかったかを自信を持って主張できる政治家」が今の日本にいると斧魔は思う。


当時の国際状況の中で何が正しいかを知っており、それを主張する人達はいた。戦後になって総理大臣を勤めた石橋湛山はその一人である。

彼らの主張を共有する政治家が「今の日本にはいない」というのは高市の誤解であると思う。ノンポリ斧魔が彼らの主張を共有している、いわんや政治家においておや。

政権の中枢にある高市早苗や安倍晋三らが当時の国際状況の中で何が正しかったかを理解してくれることを斧魔は切に願う。


欧米諸国の帝国主義、植民主義に抗する流れに乗って日本は富国強兵、軍国主義の道を歩んだ。その歩みはいたしなかった。いたしなかったがしかし、それをどこかで、いい加減なところでやめるべきであった。

しかし、多くの日本人は勘違いし、思考停止に陥り、とどのつまりは集団で海へ飛び込むレミング現象がおきてしまった。(実際にはレミングが集団自殺することはないそうな)

いい加減のところでやめることをせず、日本が中国、アジア諸国に攻め入ったのは道義的にも経済的にも軍事的にも、なにもかも間違いであった、ピリオッド。

詳細は省く。

安倍さん、高市さん、自分の頭で考えてくれ。

小日本主義

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 (2012/08/12 06:57 UTC 版)

目次

概要

小日本主義の体系は19世紀後半よりイギリスで盛んになった「小イギリス主義」を模範としている。大植民地帝国であった大英帝国は実は19世紀末にはインドを初めとした植民地は経営上「赤字」に転落していたといわれ、それと同様でしかも更に国力が微弱な日本は朝鮮台湾などの植民地経営を行っても行政コストなどの面でやはり「出超」となり無駄が多くそれらの領有を放棄し独立させ「主権線」としては内地すなわち日本本土のみの軍事負担も小さい「通商国家」として繁栄を謳歌しようという思想であった。

歴史的展開

『東洋経済新報』は、日露戦争後の「三悪法反対運動」(1906 - 08年)以降、軍拡財政への反対を主張するようになり、第三代主幹(1907- 12年)の植松考昭のもと、普通選挙の実施と労働者の権利保障を唱道した。

植松の急死後、主幹に就任した三浦銕太郎のもとで『新報』は、辛亥革命で動揺する中国への内政非干渉を主張した。また同時期の大正政変では、軍拡路線の元凶である「帝国主義」的国策を否定し、1913年に掲載された論説「大日本主義乎小日本主義乎」では、軍国主義・専制主義・国家主義からなる「大日本主義」に対し産業主義・自由主義・個人主義を3つの柱とする「小日本主義」が提唱された。

三浦はまた「満州放棄論」・「移民不要論」を主張し、第一次世界大戦中には日本の青島占領と21ヵ条要求に反対した。日本の植民地統治に関しては、1910年代前半には軍国主義財政批判および保護貿易主義の側面から朝鮮政策を批判し、1910年代半ば以降は植民地を本位とした全面的な政策批判を展開した。

三浦による「小日本主義」の主張は1920年代に至って彼を継承して主幹となった石橋湛山のもと植民地全面放棄論に発展した。1919年、三一運動に際して湛山が執筆した社説「鮮人暴動に対する理解」は、「鮮人暴動」すなわち三一運動を世界的規模での新しい民族運動の一環として位置づけ、「凡(およ)そ如何なる民族と雖(いえども)、他民族の属国たることを愉快とする如き事実は古来殆どない」として民族自決を原理的に承認した。

また運動の原因を朝鮮人による「独立自治の要求」に基づくものとの認識を示し、日本の植民地支配それ自体を問題とし、彼らの反抗を緩和する方法は自治付与しかないと結論づけたものである。この主張は「小日本主義」を民族自決主義に基づく植民地政策批判へと一歩前進させるものであった。

石橋はさらに、ワシントン会議直前の1921年に社説「一切を捨つるの覚悟 - 太平洋会議に対する我が態度」を発表し、ワシントン会議の主題が「軍備縮小」であるとともに「植民地問題」でもありうるとの認識を示し、同会議において日本が英米に対し優位に立ち会議で主導権を握る政策とは、軍備縮小の提案と「一切を捨つるの覚悟」であると結論づけた。これは朝鮮・台湾などに「自由」を許容し、満州・山東など中国に存在する日本の特殊権益を一切放棄するとの主張を含み、全面的な「植民地放棄論」に到達したものであった。その直後に書かれた社説「大日本主義の幻想」では東アジアにおける「大日本主義」の経済的「無価値」を説き、日本の自立にとって植民地が経済的・軍事的に必要であるとする主張に反論している。

また列強が広大な領土・植民地を有しているのに日本のみがそれを棄てよというのは不公平であるとの主張に対しては、たとえば英国のインド支配(イギリス領インド帝国)は、英国にとって「大いなる経済的利益」があると評価し、反面、「朝鮮・台湾・樺太ないし満州」は日本にとって経済的利益になっていないと主張した。その上で、日本の発展にとって必要なのは領土よりもむしろ資本であり、経済進出に重点を置くべきであると批判した。その上で、中国・台湾・朝鮮に対し「自由解放」の政策を実施し、より親密な関係を構築するべきと主張した。

このように、石橋の小日本主義は植民地支配そのものの否定ではなかったが、植民地放棄を公然と主張したインパクトは小さくない物があった。

関連文献

著作集
  • 『石橋湛山評論集』(松尾尊段圈Σ鮴癲亡簀畔幻法1984年
  • 『石橋湛山著作集3:政治・外交論 大日本主義との闘争』(鴨武彦編・解説)東洋経済新報社、1996年
  • 『大日本主義か小日本主義か:三浦銕太郎論説集』(松尾尊段圈Σ鮴癲謀賤侶从竸景鷦辧1995年
研究書
  • 井口和起『日本帝国主義の形成と東アジア』名著刊行会、2000
    • 第二部第三章「『東洋経済新報』の植民政策論 - 一九一〇年代の朝鮮政策論を中心として - 」
  • 松尾尊叩愨臉汽妊皀ラシー』(日本歴史叢書)岩波書店、1974
    • 第9章「民本主義者の朝鮮論」



「小日本主義」の続きの解説一覧
  • 1 小日本主義とは
  • 2 小日本主義の概要
  • 3 関連項目

http://www.weblio.jp/

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資料・聖徳太子十七条憲法訳文

五月三日。憲法記念日。

憲法論議がさかんである。国のありかたについて国民が考えることは大いに結構なことである。

いわゆる改憲派、護憲派の色分けでみると前者の方がやや優勢になっていく感じがする。ここ数年、尖閣、竹島、北方四島の領土問題が以前より喧伝されていることが背景にあってか、 戦争規定(九条)を変えて日本が自衛以外の戦争に参加できるようにしようという人が増えている感もある。斧魔の知人をみるとそう感じる。


斧魔、大学時代には日本国憲法に関する色々な本を大いに読んだ気がするのだが、ググッテみたらせいぜい数冊だったようである。久保田きぬ子も読んだと思うがさだかでない。

小林直樹
田上穣治
田畑忍
宮沢俊義


憲法に関する勉強を積極的にしたいと思わなかったのは確かである。学校をでてから憲法に関する本を読んだ記憶もない。

憲法のみならず斧魔は法律なるものが苦手である。法律に関わると時間がもったいないと思う。若い頃に生活費を稼ごうとパチンコをしたことがあるが、一、二時間働いた(笑)そのあとに襲ってきた人生を粗末にしたという気分になる。

人がつくったものなのに人によっていろいろ解釈できる複雑な憲法は要らない、本源的なものを短い文章でまとめたらいい、たとえば・・・と思って聖徳太子の憲法を読んでみた。


聖徳太子十七条憲法訳文
一、調和する事を貴い目標とし。道理に逆らわない事を主義としなさい。人には皆仲間がいるが。道理に通じている人は少ない。それで天子や父に従わない者があり。たちまち隣り里へ立ち去る。しかし、天子が調和して臣下の仲が良いと。事を議論するに調和する。それで事の道理は自然にゆきわたる。何事も出来ないものは無い。

二、心から三宝を敬いなさい。三宝とは仏法僧のことです。人生、生老病死の間で最後に行き着くところは。どこの国でも究極の宗教です。どの時代でも、どんな人でも仏教を尊ばないものは無い。人間に悪人は少ない。良く教えれば宗教に従う。仏教に帰依しないで。何で曲がった心を正すことが出来ようか。

三、天子の命令を受けたら必ず恭しくしなさい。天子は天なり。臣下は地なり。天は地を覆って。四季が順調に経過し。万物の霊気がゆきわたる。地が天を覆うことを望めば。道理が破れる。それで天子の言葉に臣下は従う。天子が道理を行えば臣下はなびく。だから天子の命令を受けたら必ず注意深くしなさい。恭しくしなければ自然に破れます。

四、公家百官は。真心を持って行うを基本としなさい。民衆を治める基本は。必ず真心を持って行う事です。天子が真心を持って行わなければ臣下は調和することがない。臣下が真心を持って行わなければ必ず道徳に反する事がある。それで公家衆が真心を持って行う事あれば。公家の上下の行いが乱れる事が無い。百姓が真心を持って行う事あれば。国家も自然に治まります。

五、飲食を貪る事を絶ち、他の欲望を捨てて。訴訟をはっきりと区別しなさい。百姓の訴えは。一日に千件あります。一日でさえそうなのに。永年にわたり訴訟を治める者は。利益を得る事を常にしている。賄賂を貰っては裁きをゆるす。すなわち財産を有する者の訴訟は石を水に投げるように易しい。貧乏な者の訴訟は水を石に投げるように難しい。このように、貧乏な民衆は頼りにするものが無い。臣下の道徳もここに欠けている。

六、悪行を懲らしめて善行を勧めるは。昔からの良い手本です。これで人の善行が隠れる事が無い。悪行を見たら必ず正しなさい。へつらい欺く者は。国家を覆す鋭い器具です。人民をほろぼす鋭い釼です。またへつらい媚びる者は天子に臣下の過ちを良くつげる。臣下に逢うと天子の度をこすをそしる。この様な人は天子に忠誠が無く。民衆に対して慈しみの心が無い。これは大きく乱れる原因です。

七、公家は各々職掌に任命されている。道徳に背かない様にしなさい。賢く才知が有る人が任官する時に。天子を褒め称える声が沸き起こる。邪悪の者が官に任命されていると。禍や乱れがしばしば起こる。世の中に生きていて道理を知る者は少ない。強く心に思えば物事の道理に通じた者となる。事を行うに大事、小事の区別は無い。適任者を任命すれば必ず治まる。行う期間に至急ものんびりも無い。賢者にめぐり合うと自然にゆとりが有る。これにより国家は永久に続く。国家の最も重要な守り神が危うくなる事は無い。だから昔の聖王は。官のために賢者を求めた。人のために官を求めない。

八、公家百官は。朝早く出仕して遅く退出しなさい。公の事は念入りにしっかりやらなければならないから。仕事はその日に終わる事が難しい。それで遅く出仕して。速くやらなければ追いつかない。早く退出すれば必ず仕事は終らない。

九、言葉と心が一致して正しく行うことが基本です。仕事毎に誠実に行いなさい。善悪の裁きこそは。誠実である事が肝心です。公家衆ともに誠実であれば。何事も出来ないものは無い。公家衆に誠実さが無ければ。総ての仕事に失敗する。

十、いきどおりを絶ちいかりを捨て。人が従わないことを怒らない。人には皆それぞれの心が有ります。心は各人思いとらわれるところが有ります。彼は我では無く。我は彼では無い。我も必ずしも物事の道理に通じた者では無い。彼も必ずしも愚か者では無い。共に凡夫なばかりです。これが道理で無くて、どんな定めが出来ようか。お互いに道理に通じた者でもあり愚か者でもある。まるで金輪に端が無いように。それで彼が人を怒る事が有っても。顧みて我がしくじりが無いか心配しなさい。我一人が適任と考えても。皆に合わせて同じ様に用いなさい。

十一、手柄と過ちをはっきり見ぬいて。罰と賞をきちんと当て嵌めなさい。日頃は手柄でもないのに賞を与え。罪も無いのに罰している。仕事に就いている公家衆は。賞と罰を明瞭にしなさい。

十二、国司国造は。百姓を自分のために取り立ててはならない。国に二人の天子無し。民衆に二人の主君無し。国中の総ての民衆は。王を主君としている。赴任する役所の役人は。皆な王の臣下です。何で敢えて公と同時に自分の為に租税を割り当てて取り立てる必要がありますか。

十三、諸々の仕事に任命された役人は。共に職務として担当する役目をわきまえなさい。或る人は病気になり、或る人は遠國に使いとして派遣されて。仕事から除かれている事がある。そうであれば役目を知った日から。以前から承知していたように調和しなさい。一緒に告げ知らせられないからと。公の務めを妨げてはいけない。

十四、公家百官は嫉妬する事無用です。我れが人を嫉めば人も我れを嫉む。嫉妬の悩みはその限度が無い。だから知識が自分より勝っている人を喜ばない。才能が自分より優れた人を嫉妬する。それで五百年の後の。その時に賢者に遇ったり。千年後に一人の聖人に遇うのを待ってはいられない。聖人賢人を得られなければ。如何にして国を治めるか。

十五、私心を捨て公務に従うは。臣下としての道徳です。誰でも私心が有れば必ず後悔します。心残りに思う事有れば必ず心が一つでなくなる。心が一つでなければ私心が公務を妨げる事になる。無念な気持ちが起こると決りに従わず法を破る事になる。だから最初の条文に述べた。天子も臣下も仲良くするとは。このところの心を云ったものです。

十六、民衆を使役するに季節を選ぶは。昔からの良い手本です。冬の月は閑が有るので。民衆を使役しなさい。春から秋までは。農業、養蚕の時期です。民衆を使役してはいけない。農業をしなければ何を食べますか。養蚕をしなければ何を着ますか。

十七、事件を一人で決定してはいけない。必ず多数の者で良く議論しなさい。小事は簡単です。必ず多数の者でしてはいけない。大事を議論するときは。過ちが有ると疑う様にしなさい。多数の者と一緒に分別すれば。説明の言葉はそのまま道理を表わそう。

http://home.c07.itscom.net/sampei/



いやあ、これをもって今の日本国憲法にするのは無理だね。

でも国のありかたを示すのならこれ位にまとめるのが良いと斧魔は思う。

要は憲法は国民みんなが日々を良い気分で過ごせる国であるための道しるべであるということではなかろうか。道しるべは分かりやすいのが良い。本を何冊も読まなくては分からない、読んでも分からない道しるべは混乱の素である。

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資料 そもそも総研『そもそも日米地位協定の本質って何?』

米軍が占拠している日本の空を模型で分かりやすく説明している。




2013・4・11

そもそも総研『そもそも日米地位協定の本質って何?』
 「モーニングバード」(朝日系)

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外務省
「日米地位協定Q&A」

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資料 TPP日米合意

前回のブログでこう書いた。

TPPで米国と合意したというニュース。安倍首相は胸を張っているが、斧魔の目には予想したとおり良いようにやられていると映る

われながらもっと詳しく説明したらどうか、乱暴ではないかと思うが、アメリカ、日本の迷走ぶりについて書く気力がなくなっている。勝手にやってくれ・・・である。

しかし、世の中には気力のある人がいるものである。斧魔の思いと変わらない内容の記事をみつけた。以下に全文を転載する。


なめきられる日本

田中 良紹 | ジャーナリスト

 

TPPの日米事前交渉に於ける日本の弱腰はかつてないものであった。これを見れば世界は安倍政権をなめきってくること間違いない。にもかかわらず安倍総理は「TPP交渉は日本が主導する」と強がりを言った。世界は笑ったのではないか。

安倍総理とオバマ大統領は思想も政治手法も対照的な政治家である。ところが安倍総理は日米首脳会談の後、「オバマ大統領と自分はケミストリーが合う」と発言した。それを聞いて私はのけぞりそうになったが、今回の安倍総理の発言にはむしろもの悲しさを感じる。

この総理は腹話術の人形のように誰かにセリフをしゃべらされている。日米首脳会談では「ケミストリーが合う」というセリフを、TPPでは「日本が交渉を主導する」というセリフを用意され、それを言わされているのである。それが実態とかけ離れていても人形だから言わされる。

「TPPの交渉力」でも書いたが、日米首脳会談でアメリカはアメリカにすり寄る安倍政権の足元を見た。だから全く譲歩しなかった。日本の農業とアメリカの自動車を並列させ、そこに「聖域」があるかのようなリップサービスはしたが、しかし「すべては交渉で決まる」としか言わなかった。

何も勝ち取れていないのに安倍総理はアメリカが譲歩したかのようなメッセージを国民に発した。「日米同盟の強い絆が戻った」と胸を張り、自民党のTPP反対派は予定通りに交渉参加を認める茶番を演じた。それを相変わらずおバカメディアが持ち上げた。

おそらくアメリカはせせら笑っただろう。安全保障でアメリカにすがりつく国が経済交渉でアメリカに勝てるはずはない。分かりきった話である。事前交渉でアメリカはまず目に見える自国の利益を最優先にした。TPPに反対するのはアメリカの自動車業界だから自動車業界の利益確保を実現した。

アメリカが日本からの輸入自動車にかける関税は当面撤廃されず、撤廃する時期も最大限後ろ倒しにされた。一方で日本は米国製自動車に輸入関税をかけていないうえ輸入手続きが簡素化される事になり、年間販売台数の上限を一型式2千台から5千台に拡大する事が合意された。これが交渉かと思うばかりの押されっぱなしである。

さらにアメリカは政治力の強い保険業界の声にも応えた。日本のかんぽ保険がアメリカの保険会社が行っている業務に進出する事を日本政府は認可しない事を表明させたのである。さらに保険分野では今後もTPPと並行して二国間協議が行われることになり、さらなる譲歩を日本は迫られる事になる。完璧なまでのアメリカペースだ。

一方、日本が重視してきた農業分野で日本は何の譲歩も勝ち取れていない。首脳会談でのリップサービスが繰り返されただけである。農業を巡ってはアメリカ以上の農業大国オーストラリアとニュージーランドが日本に対して強い姿勢で要求してくることが予想される。アメリカとしては当初から日本ゆさぶりはそちらに任せ、自分は前面に立たない作戦でいたのかもしれない。それがリップサービスの意味だとしたら安倍総理は初めからアメリカにもてあそばれていた事になる。

ともかくTPPの日米事前交渉で日本は国益を失いアメリカは国益を確保した。さすがに安倍総理もそのことには気付いているようで、「本番はこれからだ」とか「TPPには安全保障上の意義がある」とかの弁明を行っている。しかし繰り返すが、安全保障ですがりつく国を経済交渉で有利にさせる国などこの世にはあり得ない。

安倍政権はアメリカにすり寄る事でアメリカを譲歩させるというアプローチを採ったが、それが間違いである事は事前協議で明らかになった。修正しないと日本は国益をさらに削がれる事になる。しかし安倍政権が自らの手でアプローチを変える事は出来ない。やれば政権の自殺行為となる。交渉局面を転換する方法は、アメリカ政府が自動車業界の強い反対を理由に有利な条件を勝ち取ったように、日本の反対勢力や反対運動を強くして、それを理由に強気の交渉に転ずる事である。

必要なのは参議院選挙でTPP反対派の議席数を増やし、これ以上日本が譲歩すればアメリカに従順な安倍政権が潰されかねないとアメリカに思わせる事だ。もしTPP賛成派が選挙に勝てば、アメリカはより強硬な交渉姿勢で臨んでくる。安倍総理が本当に国益を考えるなら、アメリカがやったように反対勢力を強めて利用するしかない。

かつての自民党は今より何十倍もしたたかだった。岸信介、椎名悦三郎らの政治家はアメリカを「番犬」と呼び、「日本を守ってもらう」のではなく「日本を守らせるために犬には時々エサを与える必要がある」などと発言していた。その一方で「社会党の議席を減らせば国益にならない」と言い、野党の反対をテコにアメリカを揺さぶった。自民党以外の政権を望まないアメリカの足元を見たからである。

しかし中曽根、小泉の二つの政権で日本の対米交渉はしたたかさを失った。選挙での大勝を狙いアメリカの要求にことごとく従う政権はアメリカに都合よかった。中曽根総理のダブル選挙大勝によってアメリカはそれまで封印してきたコメ自由化要求を打ち出し、小泉総理の郵政民営化はアメリカの金融機関に日本の国富を吸い上げさせる道を拓いた。

私はTPP交渉で日本が主導権を握ることを心底望んでいる。そのためには日本はまず中国、韓国との貿易交渉に軸足を置き、EUやロシアとの貿易交渉も重視する必要がある。そのうえで国内の反対運動を強めさせる。そうした芸当が出来なければ交渉の主導権など到底握る事は出来ず、日本はなめきられたままの国になる。

田中 良紹

ジャーナリスト

「1969年TBS入社。ドキュメンタリー・ディレクターや放送記者としてロッキード事件、日米摩擦、自民党などを取材。89年 米国の政治専門テレビ局C−SPANの配給権を取得し(株)シー・ネットを設立。日本に米国議会情報を紹介しながら国会の映像公開を提案。98年からCS放送で「国会TV」を放送。07年退職し現在はブログを執筆しながら政治塾を主宰http://bylines.news.yahoo.co.jp/tanakayoshitsugu/20130414-00024398/

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中国の軍艦による攻撃用レーダー照射は日本政府による捏造?


中国の軍艦が日本の軍艦やヘリコプターに対して攻撃用のレーダーを照射したという報道が続いている。日本政府はけしからん中国だと云い、中国政府は日本の捏造だと云う。

斧魔も日本人、過去に日本政府が嘘をついたり捏造したりしたことがなかったというのなら日本政府の主張を即刻支持するが、残念ながら日本政府による嘘や捏造はゴマンとある。

日本の親分アメリカになるとありもしない危機をあおり、見え透いた嘘をつき、えげつない「事実」を捏造して戦争をプロデュースし続けてきた人類史上最悪の戦争中毒国家である。69年前、1944年1月、ジェネラル・エレクトリックの社長、チャールス・ウイルソンは「我が国が必要としているのは、永久的な戦争経済である」と言った。52年前、1961年1月17日にアイゼンハワーが危惧したアメリカが厳然としてある。

むろん中国の主張を鵜呑みにすることもしない。中国にだって石原慎太郎のようなバカウヨがいるだろうから攻撃用レーダー照射が無かったと断言することができない。

「木霊の宿る町」の読者におかれても大多数の方は斧魔と同様、一連の報道をもって何が事実かを判断できないと思っておられることであろう。確たる証拠がないんだからそれが当然。書くもむなしい。


斧魔はこれまで何度か日本がブッシュ戦争を支持したことの総括をしない日本は破綻するしかないという趣旨のことを書いた。

国家が間違いを犯したら上から下、前から後ろ、右から左、あらゆる角度から分析して次代に引き継げばよい。それをしないのであれば同じ間違いを繰り返すしかない。まともな思考、行動ができないゾンビである。

きっと同じ間違いを繰り返すであろう日本、日本人に対して何を云ってもはじまらないかとあきれているのだが、それでも読んでおくと良いと思ったブログをコピペする親切な斧魔(笑)。


攻撃用レーダー照射については次の報道記事の顛末(てんまつ)をフォローしてからまた書きたい:

政府は9日、中国海軍艦艇が海上自衛隊護衛艦に射撃用の火器管制レーダーを照射した問題で、護衛艦が撮った中国艦艇の動画や写真などの証拠データを公開する方針を固め、調整に入った。

中国政府が
照射の事実を否定していることから日本の主張の正当性を裏付ける根拠を示す必要があると判断した。今後、方法を詰めた上で中国側の出方も踏まえて対応する方針だ。

小野寺防衛相は9日の読売テレビの番組で、データ公開に前向きな考えを示した。都内で記者団には「火器管制レーダーが一定期間ずっと(自衛隊の)船を追いかけていた証拠がある。視覚的にも証拠として、『なるほど』と多くの方がわかる内容だ」と語った。

中国政府は「艦載レーダーで自衛隊艦艇の監視をしただけ」と主張している。しかし、通常の艦載レーダーは回転して警戒監視をするのに対し、火器管制レーダーは
照射対象に向き続けるため動きが異なる。

2013年2月10日09時27分 読売新聞)




読んでおくと良いと思ったブログ

2013年2月 9日 (土)

パウェル国連演説から十年、ベテラン連中、更なる流血の準備完了

Norman Solomon

2013年2月6日

2003年2月5日、国務長官コリン・パウェルが国連安全保障理事会で話した際、アメリカ合州国の無数のジャーナリスト連中は、サダム・フセインのイラクが大量破壊兵器を所有しているという主張の仕方の素晴らしさを褒めそやした。この演説が後に悪名高いものとなったという事実とて、戦争を始める過程で、真実がどれほど簡単に、どうでもよいことにされてしまうかということを覆い隠すことはできない。

大虐殺をもたらした破廉恥なごまかしの歴史的証しであるパウェル演説から10年後、当時の熱狂的大絶賛の凄さを忘れてしまったのかも知れない。当時、偉大なアメリカ新聞とされるものも含め、アメリカ主流マスコミ世界は、へつらいの称賛で満ちあふれていた。

ニューヨーク・タイムズは、パウェルが“善と悪との戦いという黙示録的なものの援用を省き、フセイン政権に対する、慎重な事実に基づく反論を作り上げることに焦点を絞ったがゆえに、一層説得力があった”と社説で論じた。ワシントン・ポストは、更に戦争に夢中で、論説に“反論の余地なし”と見出しを付け、パウェルの国連プレゼン後は“イラクが大量破壊兵器を所有していることを疑うなど到底想像できない”と主張した。

ところが、パウェルの国連演説に基本的欠陥はたっぷりあった。盗聴した電話会話の偏った翻訳は、悪意あるものの描写となった。ぼけた監視写真の解釈は、最悪をでっち上げるよう誇張された。都合の良いものだけを選んだ諜報情報の要約は、イラクはもはやWMDを所有していないという証拠を迂回していた。ウランを探し求めるイラクに関する大々的に宣伝された文書は偽物だった。

アメリカの特権を巡る前提も、ほとんど問題にされないままだった。パウェルの警告に対し、アメリカが率いるイラク侵略を承認し損ねれば、国連安全保障理事会が“見当違いになってしまう危険性”があり、アメリカ・マスコミの追従は、ワシントンの願望に屈することでのみ、国際連合は“妥当”な存在になれる、という考え方を奉じていた。仕立てられた諜報情報と地政学的傲慢さの組み合わせが、国内の熱狂的評価を実現させ、やがて起きることのお膳立てをした。

侵略はパウェルの国際連合での名演技から6週間後に始まった。間もなくイラク大量破壊兵器捜査は本格化した。何も見つからなかった。2004年1月、パウェルの国連演説から11カ月後、カーネギー国際平和基金が、ブッシュ政権幹部が“イラクのWMDと弾道ミサイル計画の脅威を組織的に偽って伝えたと結論する報告書を公表した。”

風の中でねじれていたのは、その中で“控えめな見積もり”をしたパウェルの対国連安全保障理事会演説だ。イラクには“100から 500トンの化学兵器用薬物の備蓄がある。”国務大臣はこう宣言した。“サダム・フセインが生物兵器と、素早く更に大量製造する能力を有していることは疑いようがない。”

演説から19カ月後、2004年9月中旬、パウェルは、簡潔な公的発言をした。“いかなる備蓄も見つけられる可能性はないだろうとと思う”と言ったのだ。しかし、どのような極めて慎重な譲歩も、イラクで続く流血の惨事を和らげることはできない。

十年前、政治的演出技法で繰り返し使われるものの中で、コリン・パウェルは主役を演じた。脚本は様々だが、似たようなドラマが様々な規模で演じられている。透ける様なカーテンの背後で戦争の意思決定に関与している高官連中は民主主義を軽んじている。戦争の知恵に影響を与える決定的重要情報は、大衆にとって、不明瞭か見えないままだ。

マスコミと連邦議会の有力者や、さほど有力でない連中の間では、戦争に対する大統領の勢いに従うというのが、未だに基本的な立場だ。公的な率直さや政策への内省は不足したままなのだ。

新国務長官ジョン・ケリーは、パウェルが国連安全保障理事会に行くほぼ四カ月前、前任者ヒラリー・クリントン同様、上院でイラク戦争決議に賛成していた。決定的に重要な準備段階の月々、ケリー上院議員は侵略への熱烈な支持を見せようと苦心していた。2002年10月始め、若い士官候補生の聴衆が画面に一杯の、シタデル士官学校からの生放送で、MSNBC番組“ハードボール(真剣勝負の意)”に一時間出演してケリーは言った。“私は前進する覚悟がある。サダム・フセインが危険であることを国民は理解していると思う。”

以来ケリーは、イラクが実際には大量破壊兵器を持っていないと知っていたとしても、戦争決議に賛成しただろうと公的に語っている。しかし上院でケリーは、なぜサダム・フセインが“大半の国々は試みようとさえしないのに、核兵器を開発しようとしているのか”知りたいと大げさな前口上を言って、戦争賛成票を投じた。上院議員は“諜報情報によれば、イラクには化学兵器と生物兵器がある”と強調した。

パウェルが、このテーマを国際連合で高らかに語ってから数カ月後、後のアメリカ国連大使スーザン・ライスによる発言を含め、推薦の言葉がどっと溢れた。“イラクがこうした兵器を所有しており、それを隠していることを彼は証明したと思うし、情報に通じた多くの人々がこれを疑うだろうとは思わない。”

一方、ワシントン・ポストの“反論の余地なし”という見出しの論説を載せた版でも、見開きページの投書欄は、それぞれ満場一致で賛成していた。

ポストのコラムニストを長らくつとめているリチャード・コーヘンは、パウェルの疑う余地のない信憑性を以下の言葉で証言した。“彼が国際連合に提示した証拠は、あるものは間接的に、あるものは実に骨まで凍り付くような詳細で、イラクが大量破壊兵器について説明していないのみならず、依然それを保持しているのが疑いようもないことを、をあらゆる人々に証明した。ちがう結論を出すのは、馬鹿者かフランス人だけだろう。”

ほんのわずか離れた所で、もう一人の立派な評論家も弁舌を振るっている。パウェルは“昨日、イラクの秘密兵器とテロ計画についての得力のある詳細な精査を世界に提示する”ことに成功した、とポスト紙の外交政策専門家ジム・ホーグランドは書いていた。彼はこう結論づけている。“ブッシュ政権は、証拠を挙げて主張の正しさを説明することができていないと言い続ける為には、コリン・パウェルは、彼が行った最も深刻な発言で、嘘をついていた、あるいはでっちあげられた証拠に騙されていた、と信じなければならない。私は信じない。読者も信じるべきではない。”

現代に早送りしてみよう。リチャード・コーヘンとジム・ホーグランドは、イランについて一体どういう記事を書いているだろう?

2012年2月6日、イラクが大量破壊兵器を所有していることを疑うのは“馬鹿者だけ”だと宣言してからぴったり9年後、コーヘンのコラムはきっぱり書いている。“究極的解決策はイランの体制転覆だ。”四カ月前、コーヘンは“オバマ大統領の、核兵器は許さないという、越えてはならない一線を越える前に、まだイランには引き下がる時間がある。この戦争はまだ機が熟していない。”と述べてコラムを締めくくっていた。まだだ

ホーグランドは、コリン・パウェルの“イラク秘密兵器についての説得力ある詳細な精査”を信じるべきだと読者達に説いた十年後、イランに対する彼の我慢も限界であることを明らかにしている。ホーグランドは5週間前に書いている。“最近までは、イランと平和的な解決に至るための時間はあるというオバマ大統領の主張に、さほど違和感が無かった”ホーグランドのコラムは、対イラン軍事攻撃は“世界にとって破滅的な政治的・経済的結果を招く恐れがある”ので、そういうものが必要になる前に、そのような攻撃の必要性を回避するよう外交努力を試みるべきだとまで言っている。

戦争を巡る、主要な論説と政策決定の様相も、熱望から不承不承までと様々だ。戦争の為のプロパガンダ下準備も、戦争そのもの同様に様々だ。それでも、そういうプロパガンダは、どのスタイルも皆欺瞞に依存しており、あらゆる戦争は言語に絶する恐怖だ。

次から次の戦争へと、不気味な便乗を続けて来たアメリカのマスコミ支配層は、次の戦争でも役に立てる。現在のアメリカ国連大使もそうだ。新しい国務大臣もそうだ。連中は血まみれのベテランだ。連中はこりごりなどしていない。

記事原文のurl:www.normansolomon.com/norman_solomon/2013/02/ten-years-after-powells-un-speech-old-hands-are-ready-for-more-blood.html

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イラク侵略から10年。過去の過ちを反省し、現在の問題を指摘する記事を書く人がいる。一方この国では出鱈目を言うと人気者となり、長期政権を維持し、国を破壊できて、反省など決して要求されず、人気者のまま。

大量破壊兵器が見つからないからといって、どうして大量破壊兵器がないといえよう。

今イラクのどこが非戦闘地域で、どこが戦闘地域か、そんなの私に聞かれたって分かるわけがないじゃないですか!

新刊の孫崎享著『これから世界はどうなるか-米国衰退と日本』ちくま新書、36-42ページ、この話題を扱っている。福島原発事故時の東大話法教授達と同様、当時も二人の東大教授が、アメリカ支持のとんでも発言。42ページの孫崎氏の文章。

しかし日本は変わった国です。間違ったことを唱えていた人々がますます大学や学界、言論界で幅をきかせていくことになります。

日本社会で求められるのは、学者であれ、官僚であれ、真実を追求することではありません。大勢に乗る術です。権力に迎合する術です。

そう。この属国では、お役所も、おざなり報告でお茶をにごして済む。デタラメ学者も首相も何の批判もうけず、ますます隆盛。孫崎氏の新刊、原発、増税、ミサイル防衛、米軍駐留や、TPPについての詭弁にも触れている。

自民、公明、異神、たまたまテレビで見た国会討論、質問する方も応える方も出鱈目。共産党笠井議員によるアホノミクス追求問答以前の質疑、聞いているだけで腹がたつものがほとんど。全く理由無く、TPP加盟を言いたてる、やつらの党やら異神。一体どこの国の代表だろう?

今朝の新聞、引退される宗主国高官様による、根拠・理由説明皆無のTPP加盟強要。

  • 福島原発の現状、
  • 放射能拡散や、
  • オスプレイ問題は報道管制する一方、
  • PM2.5と
  • 照準用レーダー照射の話題ばかり。

この属国の害毒自体、もはや北朝鮮そのものを越える。

きわめつけは、
経産相、TPP協議へ渡米…首相訪問前に見極め、という大法螺。
属国民をたぶらかす為の、単なるセレモニー渡米。
「国益を確保できて『聖域なき関税撤廃』ではない、ということにするための。

自民党、これまで国民が感動するような、宗主国との協議結果を出したことがあるだろうか?一度もないだろう。
彼等がすること、ことごとく、宗主国支配層に役立ち、自分たちがおこぼれを頂ける制度を強化するものにすぎなかった。(と、『
原発洗脳』を読んで改めて思う。)

TPP、名著『拒否できない日本』で暴かれた「年次改革要望書」の集大成にすぎまい。
毎年考えださなくとも、思いついたことを、いつでも押しつけ、脅迫できる、ビンの中に永久属国として日本を閉じ込めるのに究極的効果がある魔法の呪文。安保条約を補完する、宗主国支配層にとって、夢の日本改造条約。

敗戦から六十余年、属国のベテラン連中とマスコミ、更なる苛斂誅求と流血の準備完了。 連中はこりごりなどしていない。

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2013/02/post-e29e.html

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資料 宇沢弘文健在 属国日本

詳しい内容は忘れてしまったのだが関東大震災(1923年9月1日)が起きたあと東京ではそれまであったある現象が消えてしまったという話を読んだことがある。それまであった現象が消えてしまったことに対してみんな奇異に思っただろうがそういう思いは日々の営みの中に埋もれていき、やがてそういう現象があったことが忘れ去られる。人々の意識に変化が生じる。

2011年3月11日の東日本大震災によって関東大震災と同じようなことが起きたかどうかは知らないが、人々の意識に大きな変化が生じたという可能性ははなはだ大であると思う。

おのま自身はどうかと思い、2011年2月のブログを読んでいたところ「資料 宇沢弘文健在 属国日本」なるブログをみつけた。このブログは非公開になっている。

11人の学者たちが2011年1月17日に出した声明のなかの一部だけを載せるのが良いかどうか迷ったのであろうか。

この資料のなかで宇沢弘文は岸信介が米国CIAの手先となって日本を米国の属国にしたという趣旨の発言をしている(2分50秒あたり以後)。いまの安倍晋三首相は岸信介の孫にあたる。

これもなにかの巡りあわせ。二年ぶりに「資料 宇沢弘文健在 属国日本」を公開する。

宇沢 弘文(うざわ ひろふみ、昭和3年(1928年)7月21日 - )
日本の近代経済学者(マクロ経済学)。東京大学名誉教授
不均衡動学理論で功績を認められた。
1983年文化功労者
1989年日本学士院会員
1995年米国科学アカデミー客員会員
1997年文化勲章

Uploaded on Jan 21, 2011

2011年1月17日に参議院議員会館で、学者、文化人の方たちが『「ふるさと納税」制度を活用して、名護市を応援しよう』という呼びかけをしました。その時の記者会見の­映像です。



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愛国


あるアメリカ人が自分は I dislike・・・(わたしは・・・が嫌い)というのは響きが強すぎるので使わないことにしていると云ったことがある。 代わりに I do not like ・・・(わたしは・・・が好きじゃない)というのだという。なるほどと感心した。

あれから半世紀ちかくの間おのまは I dislike  といったことがない。数年前にも親しくしていたカナダ人に I do not like George Bush といったものだ。

しかし、いまこのブログを書こうとしてふと思ったのだが「嫌い」といわずに「好きじゃない」と婉曲に云うことの裏には自分を品良くみせようとする気分があるのではなかろうか、偽善者というか、態度をあいまいにして自分を安全な場所におこうとする卑怯なというか、はたまた煮え切らない、男らしくないというか、どうも褒められたものではないものがあるのではないかと思った。


きのうは中谷宇吉郎(なかやうきちろう)の言葉を紹介している動画を貼った。三人の方が「いいね!」と云ってくださったので二匹目のどじょう。

中谷宇吉郎は「天災は忘れた頃にやってくる」で有名な寺田寅彦の教え子で「寺田先生の追憶 ・ 大学卒業前後の思い出」という随筆を書いている。

以下抜粋:

先生はどんな人でも憎んだり、避けたりされるようなことはなかった。沢山の学生の中には、随分気障(きざ)な男や、内向的な打算家などもあって、私たち仲間ではいやなやつとなっていた男でも、先生はよく親身になって面倒を見ておられた。時々癇癪(かんしゃく)を起こされることもあったが、その後ではいつも「今の若い連中には、無限に気を長く持たなければならないようだ。それぞれ長所はあるんだが」と言っておられた。

そういう気持ちの先生でも、やはり憎悪に近い感情を持たれた一種の人たちがあった。それは道徳とか愛国とかいう最も神聖なことを売り物にして、それで生活の資を得ている人たちに対してであった。

こういう人たちの話が稀(まれ)に出ることがあると、先生は妙に興奮気味の口調で「僕はああいう人たちについては、どうにも我慢が出来ない」と言われた。


ただいまは一月二十八日の夜。

先ほどNHKニュースを見ていたら安倍晋三首相の所信表明演説の模様が報道され、それに続いて野党の代表たちのコメントが流れた。いずれのコメントも良いところをついていると思った中で石原 慎太郎はこういった。

安倍君は肝心なことを言ってないよ。憲法改正、防衛力の増強をしなければ、日本は世界の中で孤立するし、軽蔑の対象になる。 

他の報道を見ると石原はこんなことも云っていた。

本当に引っかき回すからな、この国会...。その方が面白いだろう? 君ら...


ほんじつのブログは中谷宇吉郎、寺田寅彦の威を借りてこう書くのが目的であった。

石原慎太郎という老人は 道徳とか愛国とかいう最も神聖なことを売り物にして、それで生活の資を得てきたニンゲンである。

I dislike Ishihara Shintaro.

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日本維新の会の石原 慎太郎共同代表は「(安倍首相の所信表明演説は)『not so good not so bad(良くもなく悪くもなく)』だね。ていうのはね、肝心なことを言ってないよ。本当に引っかき回すからな、この国会...。その方が面白いだろう? 君ら...」と述べた。

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00239461.html

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コメコメ @ ひとりきりのクリスマスキー

ただいまは十二月二十七日。

なんとか大晦日まで更新遅れをとりもどしたいので、コメント欄に書き込んだコメントをこちらに転載します。というのは嘘。じつは自分が書いたコメントを読み直して、良いこと書いたなあと自画G3のアンコール。


おのま様

今冬はミータン来ないのですか?

時々パリさんのブログのネコたちを見るたびにゲンキーちゃんを思い出してしまいます。

コルカタはやっと寒くなってきました。

来年は良い年になりますよう メリークリスマス。
| netaji | 2012/12/25 12:59 PM |

メッセージありがとうございます。こる肩・・・いやコルカタでも寒くなるのですか。

良い年・・・・

つらつら思うにおのまとしては沖縄に関する諸問題が改善してくれたら良い年といえます。朝鮮による拉致も解決して欲しいですね。経済回復より優先事項です。
| おのま | 2012/12/26 5:22 AM |


そういうことですよね、日本のみなさま。おのまならずとも、多くの日本人は沖縄に関する諸問題や拉致事件が解決しないまま経済が回復したって良い年だと思うことはないでしょう。

自分に経済的な繁栄がもたらされたとしても、その対極に他者の不幸があるとしたらなにか気色の悪さがあって落ち着かない。そういうものが多くの日本人の潜在意識にあるのです。


日本の国債は暴落する、長期金利が暴騰すると多くの学者、識者が何年も前から云ってきましたが、そんなことは全く起きず、逆に日本の国債の価値はあがり、長期金利は暴落(笑)していますよね。

世界最強の国債と通貨が日本に存在しているのは国民の貯蓄が分厚いからなのですが、ではどうして日本国民、とくに金銭的な余裕があるといわれている老人層が消費に向かわないで貯蓄に傾斜するのでしょうか。

老後が心配だからといって老人が貯蓄に励んでいるとからかう人がいますが、実際にはそんなブラックジョークのような老人はいないでしょう。もしいるとしても、それは老後の自分が心配だからではなく、潜在意識のなかで他者の不幸を思って消費することに罪悪感を覚えている、先にしなければいけない大事なことがあると感じているということではないでしょうか。マジメなひとなら至極自然なことだと思います。


経済的には貧しくても互いにいたわりあうことができるのであれば心は晴れ晴れ・・・・

誰だったか忘れましたが、江戸時代に渡来した或る西欧人が日本に貧乏人はたくさんいるが貧困者はいないというようなことを云ったといいます。

当時の日本人は今の日本人より物質的には貧しかったのですが、幸福度は高かったのではないでしょうか。

物質的な貧しさはなにも江戸時代に遡ることもありません。

1974年の夏。カナダ留学から戻ってきた我が家のトイレは汲み取り式、ぼっとん便所。二歳になったばかりの長女は便壷の中が見える便器の前で落ちる〜といっておののいた・・・

家の裏に置かれている爆弾のようなガスボンベからガス管を引き込んで、高さ五十センチもないパロマ社の瞬間湯沸かし器につないで少量の湯を作っていた・・・・

神奈川県藤沢市のほとんどの住宅はそうだった・・・・

しかし世相は今ほど陰鬱ではなかった・・・・・


1985年バブルの頃(あるいはそれ以前)に始まったいびつな経済至上主義という病いがタケナカ・コイズミ改革なるもので一気に進行し、今や重度の欝状態で自殺願望の日本というところなのかもしれません。

こないだの衆院選挙で投票率が低かったというのは、精神的な大本のところで同感できる政党がなかったからではないでしょうか。自分の思いとは違った方向を向いている政党の群れ。どこに投票していいか分からない。

デフレ脱却、円高是正、経済再生をうたった自民党が勝ちましたが、自民党の得票力は落ちていました。

自民党が信任されたわけではないと自民党議員たちが自覚しているのは救いですが、でも経済を最優先事項にして突き進んでいけば「日本を取り戻す自民党」ではなく「日本を取り返しのつかない国にした自民党」になるような気がします。 


マネーをばら撒いても、株価があがっても、国民の幸福感があがらなければ日本は閉塞感から逃れられないでしょう。

日本国民の幸福感があがる為には沖縄問題、拉致事件の解決が不可欠なような気がします。

大衆の潜在意識下にある罪悪感を麻痺させるために中国憎しを煽るのはチョー愚策、一時的な麻薬であって大きな禍(わざわい)が生じるだけです。

安倍晋三さん、沖縄と拉致の二つに集中して成果があがったら安倍内閣は四年続くかもですよ。

鳩山由紀夫さんが「普天間は県外」の姿勢を崩さなかったら今だって民主党政権は続いていたでしょう。つくづく罪な人でした。

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夢遊病者日本

ただいまは十二月二十一日の夜。

ブログ更新が遅れっぱなしである。

これまでに猫ゲンキーが三度夢に現れたがそれを書くのはつらい、政治は一段落した、スキーの話は読者もつまらないだろう・・・などと考えると自然に遅れてくる。

自分が書くのをやめてもほかの方のブログは毎日見ている。多くのブロガーに倦怠感が感じられるのだが、ほんじつはおやっと思ったのがあったので紹介する。


おのまはこのブログで日本がブッシュ戦争に加担した経緯を総括、検証しないといけないと何度か書いた。

過去の過ちを認識することによって現在が分り未来の設計ができるのだが過ちを認識しないままでは同じ過ちをいとも簡単に繰り返し、夢遊病者のごとく未来に向かうだけである。いってみれば生ける屍(しかばね)、ゾンビである。

主役のアメリカやイギリスがイラク侵攻は誤りであったと総括しているというのに、憲法を違反してまで自衛隊派兵を行ったアメポチ日本がまるで何事もなかったかのように振舞っているのは空恐ろしいおもいがする。

そんなことをずっと思っていたのだが、イラク戦争の総括を外務省が行ったというブログをみつけたので以下に全文を転載する。

ブロガーの慨嘆に同感する。

しっかりせい日本人! 

日本をとりもどすには自民政権時代の間違いの総括をしないといけない、安倍晋三さん!

2012年12月22日

イラク戦争の検証を台無しにした民主党政権

 
 かえすがえす民主党政権の責任は重大だと思う。

 政権の空白のスキをついて官僚たちの悪事の横行は目に余るものがある。

 これもその一つだ。

 外務省はきのう12月21日にイラク戦争を支持した我が国政府の決定を検証した報告書なるものを発表したという。

 これほど重要な報告書の発表であるというのにきょう12月22日のメディアはその事実だけを小さく報じるだけだ。

 唯一朝日新聞だけが少しばかり詳しく報じていた。

 それを読んで私は目のくらむ思いがした。

 この検証を外務省に命じた当時の岡田元外務大臣と、その検証結果の報告書を発表したもうすぐ辞める玄葉現外務大臣が、記者会見でその評価を巡って真っ向から対立したというのだ。

 すなわち岡田元外務大臣は発表されたわずか4ページの紙きれを見てこんな物は不十分だと一蹴したというのだ。

 その一方で最後まで外務官僚の操り人形で終わった玄葉現外務大臣は、「各国との信頼関係を損なう恐れの高い情報が多く含まれているため」外務省は公表しないつもりだったが、私の政治決断でやっと4ページにまとめたものを公表させた、これが限界だと自画自賛したというのだ。

 前代未聞の恥さらしだ。

 あの米国や英国でさえ、第三者検証委員会を設置し、ブッシュ大統領やブレア首相を喚問して検証した。膨大な検証結果を公表した。

 ところがわが国はどうか。

 小泉首相ら当時の自民党政治家たちの誰一人として聞き取りをせず、米国の情報をそのまま鵜呑みにして自分たちだけででっち上げたのだ。

 岡田元外相ならずとも、こんな検証が不十分であることは明らかだ。

 しかしこんな不十分な検証報告書でもこれが日本政府のイラク検証報告書となって終わってしまう。

 総選挙に負けて茫然自失としている民主党政権はあと数日で終わりだ。

 そんな脳死状態の隙間をついて外務省は報告書を発表した。

 やがてスタートする安倍新自民党政権がイラク戦争の検証をするはずがない。

 小泉自民党政権の誤りを安倍自民党政権が検証するはずはないからだ。

 そしてメディアはもはやイラク戦争の事などまったく無関心である。

 来年3月でイラク戦争は10年目を迎え文字通り過去のものとなっていく。

 それを象徴するかのような我が国のイラク戦争検証報告書である。

 民主党政権は日本のイラク戦争の検証をぶち壊して去っていくということだ。

 因みにイラク戦争検証議員連盟の会長である民主党の斉藤つよし議員は検証に一切手をつける
ことなく落選しておしまいである・・・

http://www.amakiblog.com/archives/2012/12/22/#002466

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下界は曇り

ただいまは十二月十八日夜。

十二月十二日のFBにスキー場で撮った写真を載せたらコメントを頂いたので以下に貼る。 


下界は曇り

写真: 下界は曇り@12・12・12


日本は闇です。改憲、軍備増強だそうです。


開戦まであと十年といったところですか・・・

10年というお言葉にドキッとして、昭和6年には何があったかを調べてしまいました。大学は出たけれど、中国で日本の軍事探偵が殺害される(中国当局が殺害したとは限らない)、柳条湖事件・・・と、暗雲が立ち込めているのですが、はやり歌は、酒は涙かためいきか、丘を越えてゆこう、といった、平和さです。このアンバランスが不気味ですし、気が付かないうちにある方向へ走ってしまうのですね。大川周明がらみで2度ほどクーデター計画もあったみたいです。開戦まで10年というのは・・・卓見だと思います。



昭和初期の新聞を二、三年分ぜんぶ読んで世相の好戦度がどう変わっていくかを分析する作業に参加したことがあります。日米戦争は語られるだけで現実味はまだない時代でしたが、朝日新聞が読者を日米戦争へ導いていく様がわかり目がさめる思いをしたものです。日本のみなさまにおかれては、戦争屋とカルトに騙されやすいのが善人(おひとよし)と知りもっと悪人になりましょう(笑)。
13時間前


コメントを寄せられたのは第二次大戦が終わって二十年後に生まれた方である。

おのまにしても日米開戦後の生まれだから戦争に至るまでの雰囲気を知っているわけではないのだが、戦中、戦後の混乱や悲劇は記憶に残っている。戦争に巻き込まれてはいけないという思いや簡単に隣国と敵対してはいけないという自制心がとても強いと思う。日本のみならず他の国々が戦争や内戦に至る経緯については可也勉強してきた。いまでもしている。

戦争に関する記憶がないゆえ戦争に関する切実な実感が欠けている若い世代におかれてはおのま以上に勉強をして戦争観、歴史観、未来観をつくられるのが賢明である。

お読みになっていないのであれば「石橋湛山評論集」(岩波文庫)をお薦めする。1912年から1963年までの日本の世相が分かる。今回の選挙結果の理解にも役立つだろう。

一見するとよさげにみえるかもしれないが、石原慎太郎とか石破茂とかいった人物にはくれぐれも用心されることだ。誰とは云わないがアメリカ軍産、戦争屋のお先棒をかついでやまないジャーナリストなどはエセ愛国者だと知るのが良い。過去の主張を検証すれば正体が分かる。

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資料・ニュータウンでの追悼演説・オバマ・12月16日


President Obama addresses interfaith vigil in Newtown, Connecticut

To all the families, first responders, to the community of Newtown, clergy, guests, scripture tells us, "Do not lose heart. Though outwardly we are wasting away, inwardly, we are being renewed day by day.

For light and momentary troubles are achieving for us an eternal glory that far outweighs them all, so we fix our eyes not on what is seen, but on what is unseen, since what is seen is temporary, but what is unseen is eternal.

For we know that if the earthly tent we live in is destroyed, we have a building from God, an eternal house in heaven not built by human hands.

We gather here in memory of 20 beautiful children and six remarkable adults. They lost their lives in a school that could have been any school in a quiet town full of good and decent people that could be any town in America.

Here in Newtown, I come to offer the love and prayers of a nation. I am very mindful that mere words cannot match the depths of your sorrow, nor can they heal your wounded hearts.

I can only hope it helps for you to know that you're not alone in your grief, that our world, too, has been torn apart, that all across this land of ours, we have wept with you. We've pulled our children tight.

And you must know that whatever measure of comfort we can provide, we will provide. Whatever portion of sadness that we can share with you to ease this heavy load, we will gladly bear it. Newtown, you are not alone.

As these difficult days have unfolded, you've also inspired us with stories of strength and resolve and sacrifice. We know that when danger arrived in the halls of Sandy Hook Elementary, the school's staff did not flinch. They did not hesitate.

Dawn Hocksprung and Mary Sherlach, Vicki Soto, Lauren Russeau, Rachel Davino and Anne Marie Murphy, they responded as we all hope we might respond in such terrifying circumstances, with courage and with love, giving their lives to protect the children in their care.

We know that there were other teachers who barricaded themselves inside classrooms and kept steady through it all and reassured their students by saying, "Wait for the good guys, they are coming. Show me your smile."

And we know that good guys came, the first responders who raced to the scene helping to guide those in harm's way to safety and comfort those in need, holding at bay their own shock and their own trauma, because they had a job to do and others needed them more.

And then there were the scenes of the schoolchildren helping one another, holding each other, dutifully following instructions in the way that young children sometimes do, one child even trying to encourage a grownup by saying, "I know karate, so it's OK; I'll lead the way out."

As a community, you've inspired us, Newtown. In the face of indescribable violence, in the face of unconscionable evil, you've looked out for each other. You've cared for one another. And you've loved one another. This is how Newtown will be remembered, and with time and God's grace, that love will see you through.

But we as a nation, we are left with some hard questions. You know, someone once described the joy and anxiety of parenthood as the equivalent of having your heart outside of your body all the time, walking around.

With their very first cry, this most precious, vital part of ourselves, our child, is suddenly exposed to the world, to possible mishap or malice, and every parent knows there's nothing we will not do to shield our children from harm. And yet we also know that with that child's very first step and each step after that, they are separating from us, that we won't -- that we can't always be there for them.

They will suffer sickness and setbacks and broken hearts and disappointments, and we learn that our most important job is to give them what they need to become self-reliant and capable and resilient, ready to face the world without fear. And we know we can't do this by ourselves.

It comes as a shock at a certain point where you realise no matter how much you love these kids, you can't do it by yourself, that this job of keeping our children safe and teaching them well is something we can only do together, with the help of friends and neighbors, the help of a community and the help of a nation.

And in that way we come to realise that we bear responsibility for every child, because we're counting on everybody else to help look after ours, that we're all parents, that they are all our children.

This is our first task, caring for our children. It's our first job. If we don't get that right, we don't get anything right. That's how, as a society, we will be judged.

And by that measure, can we truly say, as a nation, that we're meeting our obligations?

Can we honestly say that we're doing enough to keep our children, all of them, safe from harm?

Can we claim, as a nation, that we're all together there, letting them know they are loved and teaching them to love in return?

Can we say that we're truly doing enough to give all the children of this country the chance they deserve to live out their lives in happiness and with purpose?

I've been reflecting on this the last few days, and if we're honest with ourselves, the answer's no. We're not doing enough. And we will have to change.

Since I've been president, this is the fourth time we have come together to comfort a grieving community torn apart by mass shootings, fourth time we've hugged survivors, the fourth time we've consoled the families of victims.

And in between, there have been an endless series of deadly shootings across the country, almost daily reports of victims, many of them children, in small towns and in big cities all across America, victims whose - much of the time their only fault was being at the wrong place at the wrong time.

We can't tolerate this anymore. These tragedies must end. And to end them, we must change.

We will be told that the causes of such violence are complex, and that is true. No single law, no set of laws can eliminate evil from the world or prevent every senseless act of violence in our society, but that can't be an excuse for inaction. Surely we can do better than this.

If there's even one step we can take to save another child or another parent or another town from the grief that's visited Tucson and Aurora and Oak Creek and Newtown and communities from Columbine to Blacksburg before that, then surely we have an obligation to try.

In the coming weeks, I'll use whatever power this office holds to engage my fellow citizens, from law enforcement, to mental health professionals, to parents and educators, in an effort aimed at preventing more tragedies like this, because what choice do we have? We can't accept events like this as routine.

Are we really prepared to say that we're powerless in the face of such carnage, that the politics are too hard?

Are we prepared to say that such violence visited on our children year after year after year is somehow the price of our freedom?

You know, all the world's religions, so many of them represented here today, start with a simple question.

Why are we here? What gives our life meaning? What gives our acts purpose?

We know our time on this Earth is fleeting. We know that we will each have our share of pleasure and pain, that even after we chase after some earthly goal, whether it's wealth or power or fame or just simple comfort, we will, in some fashion, fall short of what we had hoped. We know that, no matter how good our intentions, we'll all stumble sometimes in some way.

We'll make mistakes, we'll experience hardships and even when we're trying to do the right thing, we know that much of our time will be spent groping through the darkness, so often unable to discern God's heavenly plans.

There's only one thing we can be sure of, and that is the love that we have for our children, for our families, for each other. The warmth of a small child's embrace, that is true.

The memories we have of them, the joy that they bring, the wonder we see through their eyes, that fierce and boundless love we feel for them, a love that takes us out of ourselves and binds us to something larger, we know that's what matters.

We know we're always doing right when we're taking care of them, when we're teaching them well, when we're showing acts of kindness. We don't go wrong when we do that.

That's what we can be sure of, and that's what you, the people of Newtown, have reminded us. That's how you've inspired us. You remind us what matters. And that's what should drive us forward in everything we do for as long as God sees fit to keep us on this Earth.

"Let the little children come to me," Jesus said, "and do not hinder them, for to such belongs the kingdom of heaven."

Charlotte, Daniel, Olivia, Josephine, Ana, Dylan, Madeline, Catherine, Chase, Jesse, James, Grace, Emilie, Jack, Noah, Caroline, Jessica, Benjamin, Avielle, Allison, God has called them all home.

For those of us who remain, let us find the strength to carry on and make our country worthy of their memory. May God bless and keep those we've lost in His heavenly place. May He grace those we still have with His holy comfort, and may He bless and watch over this community and the United States of America. 

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