木霊の宿る町TOPページへ            
過去⇔現在を行ったり来たり・ときどき未来へも@バンクーバー 

佐藤栄佐久・前福島県知事有罪
前福島県知事の有罪判決がでた

詳しくは書かないが、この事件がマスコミで報道されたときからおのまは検察のでっちあげだと確信している。でっちあげの動機も想像がつく


河北新報2008年08月09日土曜日

福島前知事有罪 
 「一切、事実がないことは、わたしが一番よく知っている」。福島県汚職事件で有罪判決を受けた前知事佐藤栄佐久被告(69)は8日、判決後に都内で記者会見し、無実の主張をことごとく退けた判決への不満を抑えた口調で語った。「戦う知事」時代の政策をアピールし、全国知事会の現状を憂う言葉も口にした。法廷で、「一緒に戦った」検察官や裁判官らにも一礼してみせた姿は最後まで、「誇り高い知事」のままだった。

 栄佐久被告は判決直前の取材に「知事在任18年間の歴史を、何らかの形で整理したい」と述べ、今秋、単行本の刊行を予定するなど、活動再開への意欲を見せていた。会見でも「弁護団は真実の足跡を一つ一つ丁寧に調べ、裁判所もその足音を聞こうとしてくれた」と公判を総括し、判決への手応えを感じていた心中を明かした。

 だが、続けて「(栄佐久被告が業者への便宜を示唆したとの)元県土木部長の証言と、弟(祐二被告)が(収賄の舞台となった)土地取引を報告したとの供述は虚偽という、わたしが一番知っている事実は認めてもらえなかった」と述べ、無念さをにじませた。

 「古巣」との闘いに敗れた宗像紀夫主任弁護人(元東京地検特捜部長)も「判決は誤判で、真実に到達できていない。承服できない」と控訴を検討する意向を示した。

 栄佐久被告の収賄認定の決定打となる自白をした祐二被告は会見に姿を見せず、文書で「人格を否定し、事実をねじ曲げる検察を許容する裁判所による刑事司法が許されれば、誰もが犯罪者に仕立て上げらてしまう」と判決を痛烈に批判した。

 一方、東京地検の渡辺恵一次席検事は「有罪は証拠上、当然だ。主張の一部が認められず、執行猶予が付いた点については判決を検討し、今後の対応を決めたい」と話した。

 具体的な実践で自分を磨くことを意味する中国の思想家・王陽明の言葉「事上磨錬(じじょうまれん)」が座右の銘だと、会見で披歴した栄佐久被告。だが、判決はわいろが選挙資金と親族会社の再建資金に還流したと指摘。同じ王陽明の言葉で、認識と行動の私欲による分断を戒めた「知行合一」は、否定された形となった。

 会見の終盤、「多選は腐敗を生むと思うか」と問われた栄佐久被告は「今、ここでどうこう言うことではない」と述べ、会場を後にした。

検察側、薄氷の勝利
【解説】福島県汚職事件で前知事佐藤栄佐久被告と実弟祐二被告を有罪とした8日の東京地裁判決は、検察側の主張に沿って被告・弁護側の無罪主張をほぼ全面的に退けたが、事実認定には苦心の跡もうかがえる。職務権限を持つ栄佐久被告がわいろとされた土地取引に直接関与せず、金銭的利益も得ていない特異な事件は、検察側立証の証拠構造のぜい弱さも浮き彫りにした。

 判決は最大の争点だった兄弟の共謀を認めたが、贈賄側と郡山三東スーツとの土地取引を栄佐久被告に報告したとする祐二被告の自白が、根拠の中心になった。

 栄佐久被告の犯意の認定では、本人の政治活動と三東スーツとの密接な関係を重視。従業員が支援者でもある同社の経営再建は政治生命に直結するだけに、栄佐久被告も土地取引が贈賄側の利益供与であることを認識できた―とするやや強引な検察側主張を追認した。

 わいろの評価では、売買契約後に被告側に支払われた1億円を土地代から除外して、起訴事実よりわいろ額を軽減。売買価格も「仲介の不動産会社が許容できないほど高額とは認められない」とするなど検察側主張より後退する認定もあった。

 執行猶予が付いたことも含め検察側の圧勝ではなく、薄氷の勝利と言える。自白に過度に依存した旧来の汚職捜査手法が、従来にない構造の事件に十分に対応できない限界感も示した。

 弁護側は控訴を検討しており、「知事の刑事責任」をめぐる攻防は今後も続く可能性が高い。ただ、関係者の有罪が確定した下水道工事をめぐる談合事件や知事選をめぐる選挙違反事件を含む一連の裁判が突き付けた課題は待ったなし。

 あぶり出されたのは、根深い建設業界の談合体質を背景に、公共事業で業者が得る利益の一部が強大な権力を持つ首長周辺に還流し、選挙資金などに使われていた構図。福島県も入札制度改革に取り組んでいるが、こうした構図の根絶こそ、くみ取るべき最大の教訓だ。(福島総局・佐藤崇)

<額考えれば温情的/前田雅英・首都大学東京法科大学院教授(刑法)の話>
 捜査段階の自白について背景事情とも符合すると信用性を認め、時価も8億円を超えないと判断している。こうした前提に立てば判例に照らしても有罪を認定できる。わいろ額の大きさを考えれば、執行猶予は温情的な判決と言える。個人の経済的利益のためではなく、背景に会社の窮状があったことを重く見たのだろう。

<簡単かつ雑な判断/郷原信郎・桐蔭横浜大法科大学院教授(経済刑法)の話>
 あまりに簡単かつ雑な判断で収賄罪を認定しており、判決として理由をなしていない。一般競争入札で知事が特定業者にどのような便宜を供与できるのかが、職務権限に関する最大の論点だが、判決は全く触れていない。特異な構図の事件だが、今回の判決が他事件の判決に影響を及ぼすことはないだろう。





http://blog.with2.net/link.php?310164
↑クリックして頂くと「木霊の宿る町」に一票はいります

| おのまのプロフィール | 検察・警察 | 01:57 | comments(0) | trackbacks(1) |
検察のムイミ @ 医師・崎濱盛三の逮捕
●報道によると:

母子三人が亡くなった奈良県田原本町の放火殺人事件。

放火した少年を精神鑑定した精神科医・崎濱盛三の供述調書などが単行本(著者・草薙厚子)に引用された。

奈良地検は十月十四日、崎濱を秘密漏示容疑で逮捕した。

崎濱は鑑定資料を草薙に見せことを認めた。

崎濱は、発達障害の一種、アスペルガー症候群研究の権威。専門家や教育関係者らを対象に講演活動を行うなど啓発活動をしている。

草薙の依頼に応じた理由を「明確な殺意があったわけではないことを社会に訴え、広汎性発達障害への世間の誤解をなくしたかった」と話しているという。

単行本の出版元・講談社は、取材方法に違法性はないと主張している。

草薙は通常の取材の範囲内だと無罪放免。

供述調書の引用は、長男や父親のプライバシーに踏み込んだものともいえる。

遺族らは「人権侵害」と批判している。


●一見すると「表現の自由」vs「少年の人権」という構図にみえる。

しかし今回の逮捕は、民に対する国家権力の示威と見るのが的を射ているとおもう。

●医師や弁護士らが正当な理由がないのに、業務上知り得た秘密を漏らした時、秘密漏示罪として処罰される。

当然である。

●しかし社会事件の背景にある「社会が共有すべき情報」を公表することが「正当な理由」にならないとして逮捕されるとしたら。

当然ではない。

当然ではない逮捕が横行する時代を暗黒時代と呼ぶ。

●この逮捕劇の本質は「秘密漏示罪」が「表現の自由」に歯止めをかけるために使われたということ、すなわち民に対する国家権力の示威、横暴とみる。

なぜ国家権力の示威を必要としたのか・・

●官僚・政治家の犯罪、テロ特などにみる嘘、隠蔽に対する糾弾が激しくなり、逃げ回ってる連中を助けようとして 検察がにらみをきかせてみせた。

ごまんとある「権力にとって不都合な自由な表現」のなかから 民の反発をくらいにくそうな材料を選んで行ったみせしめ逮捕。

逮捕するほどの嫌疑ではないのだがやってみせた。

●情報提供者は刑事逮捕されて 情報提供を頼んだほうは無罪放免となる。

支離滅裂ではある。

●これでおとなしくなる連中もいるだろうという思惑がみえみえの検察の浅知恵はムイミ

かつては永久に大衆に知られなかった中枢の秘密が中枢に残っているわずかな良心からネットに流れている時代なのだ。

それがわかっていないメタボのGさん&Barさんは裸の王様、女王様。痛ましい限り。

●ついでに書いておく。

佐藤優、鈴木宗男、田中森一、宮崎学の著書を読むと 検察の腐敗に目をおおいたくなる。

かつて秀才の誉れ高かった紅顔の学生たちはどこでどう狂って厚顔の官僚になりはてたのか・・・

↓クリックして頂くと「木霊の宿る町」に一票はいります
http://blog.with2.net/link.php?310164
| おのまのプロフィール | 検察・警察 | 03:06 | comments(2) | trackbacks(0) |
佐藤優著 「国家の罠」
佐藤優氏のことを4月18日の日記で高く評価しました:「論旨明快のお手本。短いなかに質の高い歴史観、知識、崩しにくい論理、ぜひ実行して欲しいと思う提言が詰まっています。点数をつけるならA+。他の五人はB−がひとり、あとはC+以下。「国家の罠」という本が出ているそうです。外交官の本としては例外的に読み応えがあるのではなかろうかと期待しています。」

http://onomar.jugem.jp/?day=20050518

知人が送ってくれた「国家の罠」を一気に読みました。期待にたがわぬ好著、米原万里(作家)の評に百パーセント賛成です:「外務省は、とてつもなく優秀な情報分析官を失った。おかげで読書界はたぐいまれなる作家を得た。退官した外交官がよく出すノー天気な自画自賛本が百冊かかっても敵わない密度の濃さと面白さ」(読売新聞・4月17日)

日本で大いに売れているし、ググれば何人もの評がでてくるので、ここでこれ以上採り上げることもないでしょう。かわりに「外交官がよく出すノー天気な自画自賛本」を紹介しようかと思いましたが、紹介するのもされるのも無駄、やめておきます。

「国家の罠」によって「日本の識字率・5%」が上昇しつつあるのは間違いありません。私が外務省あるいは検察庁の長にあれば、優秀な部下(がいるとして。いないときは民間人に委託)で特別チームを急ぎつくり、対策を講じさせます。姑息、不マジメな対策は許さず、「隠すな、曲げるな、怖れるな」の基本姿勢にもとる者は死刑(笑)。純ちゃん、とっくの昔に指示だしてるよね、まさか考えてもなかったという程のんきなトーサンではないよね(笑)。

佐藤氏は拘置された日、検察官にむかって「ジグソーパズルを周囲から作っていき、最後に真っ黒い穴を残し、ここに入りなさいという検察のやりかたにはなかなかついていけないもので」と言ったそうですが、なんのなんの、この本を読むと、五百日強の拘置生活を強いられた佐藤氏こそが検察庁、外務省の隠す、曲げる、怖れる官僚たちを黒い穴へ導いている絵が見えてきます。この本を英訳して北米の本屋に置いたら、日本人も経済だけが強いのではないのだと多少は尊敬されるようになるのではないでしょうか。国連安保理事会常任理事国になるよりだいぶ安上がり。というより常任理事国になった時の費用v効果はマイナスの公算大でしょうかね。
| おのまのプロフィール | 検察・警察 | 04:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< December 2018 >>


↑BGM(ON/OFFで切替)

bgm(別ウィンドウ)

VANCOUVER

TOKYO


↓木霊が宿る町QRコード↓
qrcode
ページランク

GBL:Googleバックリンク数です
 GIP:Googleインデックスページ数です
 MBL:MSNバックリンク数です
 MIP:MSNインデックスページ数です
 YBL:Yahoo!バックリンク数です
 YIP:Yahoo!インデックスページ数です
緑バー:Googleに於ける木霊の宿る町の人気度です

サーチ:
キーワード:
Amazon.co.jpアソシエイト

このページの先頭へ