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君が見て僕が聞いてる青い月・ヤフー碁 3
よく遊び、よくチャットしたのに、名前を忘れてしまったひとが何人もいます。名前は忘れても印象に残っている何人かについてメモしておきます:

たしか神戸大学の学生だったと思いますが、13路盤で何度もうったひとがいます。相手はチョー初心者だったので、いつも私が勝っていました。

ほぼ毎晩のようにそのひととうち、うち終わったあと、どの手が問題だったかを解説したものです。碁というゲームは何に例えられるかとか、どうすれば上達するかとか、一年で初段になる方法とかいうことも話しました。

そのひとは碁のとりこになり、一週間もたたないうちに大学の囲碁部にはいりました。ニヶ月くらいたった頃でしょうか、私は彼に負け、その上達振りに驚いたものです。ちなみに私はアマ初段の免状を持っていて、実力判定の問題集でやると三段から四段でした。
ですから彼は二ヶ月くらいでアマ初段のレベルに達したわけです。

負けたのは一度だけでしたが、それから数ヶ月のうちに、大学の囲碁部で三段格になった、四段になったという報告を聞いて嬉しく思ったものです。

そのうち彼はだんだんヤフー碁にこなくなりましたが、ある日知らないヒトが声をかけてきて、名前は違うがあのとき教えてもらった者だ、最近はもっと強豪のいるサイトで打っている、ちょっと懐かしくなって覗いたらあなたがいた、今は五段格になったと云いました。二番うって、二度とも私が負けました。

そのご彼とは会っていませんが、もう大学は卒業しているはずです。うーん、何という名前だったろうか。思い出したら書きます。

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| おのまのプロフィール | 囲碁 | 06:52 | comments(0) | - |
君が見て僕が聞いてる青い月・ヤフー碁 2
ヤフー碁で知り合いになった碁敵の名前を挙げておきます。

ソノスジ(その筋)、ゴドロ(碁泥)、マンドリル、スズネスズ(鈴音鈴)、まりちゃん825(825でしたっけ、マリタン)。

最初のふたりのどちらだったか、職業は煙突掃除だと言いましたが、半信半疑でした。マンドリルさんの仙台の大学生というのは本当だったと思います。スズネスズさんは京都の大学院生(専攻は天文学)で、碁打ちになろうとした時期があったそうで、これも多分本当でしょう。マンドリルさんには一度も勝てなかった。

まりちゃん(マリタン)のうちぶりは女性らしくないと感じていましたが、ずっと女性だと信じていました。チャットで変なことを口走らないで良かった(笑)。

ウッテドン(打って返し)ロードジーサン(ロード・ジムのもじりでしょうか)、ハイムーン(本名=高月)、という人も常連でした。

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| おのまのプロフィール | 囲碁 | 00:09 | comments(2) | - |
君が見て僕が聞いてる青い月・2



わずかばかりのライラックが散り、紫陽花が大きくなってきました。ライラックのように二階の部屋まで香りが押しよせてきたりはしませんが、近くによって淡い香りをかぐと父が働いていた会津滝の原を訪ねたときの景色がよみがえってきます。

ライラックで思い出した話を書き始めたのが五月二十一日。相撲やアンプの話に寄り道していううちに二週間がたった六月四日、この話にでてくるキョンチャンがコメント欄に現れたので、おお、以心伝心だ、翌日にでも続きを書こうと思ったものです。ところがそこからまた寄り道、気が付いたら二ヶ月ちかく経っていました。

ありませんか?手にとどくところにありながら、すぐ取るのは惜しいような気がして、見たり、見ないふりをしたりしているうちに機会を失ってしまうこと。

あれはトロントのコンサル会社に勤めて一年たったときですから1995年。会社のバンクーバー所長と一緒に日本へ出張したときにバンクーバーの事務所に移ってこないかと誘われたことがあります。降って沸いたような話を素直に受け入れれば良いのに、トロントの仕事が片付いてから移ると答えたばかりにバンクーバー暮らしが始まるまでさらに六年かかってしまった。チャンスは素直に受け入れるのが良いのです。

おっと、また脱線。

五月二十一日の骨子:
1999年、晩秋のある夜トロントのハイウェイを走っていたときに哀愁の情が襲ってきた。自分が存在することの不可思議さに圧倒されるようで、形容しがたい哀愁感、寂寥感。翌日その感情は強くなっていた。

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「地域情報→海外→北米」というカテゴリーおそるおそるみたら23位に躍進していました。みなさま清き一票ありがとうございます。代議士の気分(笑)

| おのまのプロフィール | 囲碁 | 02:29 | comments(0) | trackbacks(0) |
君が見て僕が聞いてる青い月


今年のライラックは勢いがありません。みると去年たくさん花房をつけていた枝が二本も枯れています。あまりにたくさんの房がついて重そうだったので枝を落としたせいかもしれません。気になる今年のライラックをみているうちに思い出したのが「君が見て僕が聞いてる青い月」という句。

1999年、晩秋のある夜のことトロントのハイウェイを走っていたときふいに哀愁の情が襲ってきました。喜怒哀楽のうち喜ぶ、怒る、楽しむのみっつはあっても、哀しむということはあまりなかったのですがそのときは、前後左右にたくさんの車が走っているけれど今この瞬間、自分は一人だという思いが強く押し寄せてきて、なにか見知らぬ世界に放り込まれたような気がしたのです。

地球という星のカナダ・オンタリオという土地にいることが凄まじいばかりにはっきり意識されて、何か間違ってここにいるのではなかろうかというような思いがするとでもいいましょうか、自分が存在することの不可思議さに圧倒されるようで、なんとも形容しがたい哀愁感、寂寥感です。

頭のなかで一体なんでこのような思いに捕らわれたのだろうかと自問しますが分りません。翌日もその感情は残っていて、しかももっと強くなっていました。
| おのまのプロフィール | 囲碁 | 14:12 | comments(0) | trackbacks(0) |
速報:囲碁棋聖戦第四局/上手・継続・広き門・2
速報:囲碁棋聖戦第四局
二月九日の日記:正直にいえば、羽根棋聖がみたこともない壮絶な碁を打ち、四連敗して欲しい気がしてなりません。


ただいま、当地時間は二月二十三日午前二時(日本時間午後七時)前。四局目が終わりました。羽根棋聖の四連敗。山下棋聖が二年ぶりに復活しました。

羽根九段の囲碁、そして日本の囲碁が一段と高い次元へ移るかもしれないという予感は変わりません。

上手・継続・広き門・2
ゆうきん一家のお蔭で二十年ぶりに滑ったグラウスでしたが、ゲレンデは混んでいる、雪質は劣る、ひとり車で登っていくときに浮かぶ思いが観光客と一緒のゴンドラでは浮かばない、リフト代はシーモア38ドル、グラウス42ドル、五日綴りの割引券は30ドルと33ドル。ということで、やはりグラウスよりシーモアが上です。



しかし背に腹は換えられぬ、病院通いはしたくない、ガソリン代を倹約したい。思い切ってグラウスのシーズンパスを買いました。

一年間滑れるシーズンパスの値段は700ドル。700÷42=約17。17回以上すべれば元を取れます。はてな、サンピークスで一緒になった人は8回滑れば元を取れると言っていたが、17回ですか。



からくりがあります。700ドルというのはシーズン直前の値段で、一年前の二月に六割引き、275ドルの限定前売りがあります。この値段なら8回で元がとれます。275÷8=約34ドル。

買った日から雪があるあいだは四月、五月でも滑れて、そのうえ次のシーズン(十一月頃から来年の春まで)一杯滑ることが出来ます。二シーズン(2 years)有効というので名づけてY2パス。

もちろんY2パスが安いのは理由があって、昨シーズンや今シーズン始めのように暖冬だと8回すべれず損する可能性があります。しかし、今年になってからの積雪は好調、おそらく三月一杯、多分四月も滑れそうですから、二月、三月で8回滑ると決めて買いました。しかも、二月末まで買った人が抽選であたると来シーズンの初日、ゲレンデに自分の名前をつけてもらえるのだそうです。黒菱「オノマー・ラン」の写真が見られるかもしれません。



買った日(二十一日)は濃霧、二十メートル先がみえず、三本滑って退散しましたが、二十二日は視界良好、二時間滑ってきました。毎日でも滑れるから、二時間でオッケー。

リフトで一緒になった人の話です:

ー掲前に目の前で転倒した女の子をよけようとして左ひざをいためた。今年からスキーを再開した。以前はウィスラーで滑っていたが今年からグラウスにする。今日Y2パスを買った。妻は足をいためて来ていない。

∩阿忙箸辰討い身弔215センチ。一年前に買ったこれは165センチ。背の高さは五フィート九インチ、何メートルかは分からない。

オタワからこちらに移ってきた。今日Y2パスを買ったばかり。75ドルは安い。(65歳以上は75ドル)引退したから毎日すべるつもり。エッジモンド(我が家の近く)に住んでいる。

ぅ螢奪船皀鵐匹覇いている。十五年まえ香港から移住して、今はカナダ人。昨日Y2を買った。

〇瓩隼笋離好ー境遇はとても似ています。

∋瓩六笋汎韻姑帖淵悒奪鼻Χ篆А165センチ)、同じパンツ(サンアイス・木綿・紺色)でした。パンツをいつ買ったのかは訊きませんでしたが、おそらくは私とおなじく二十年前。

氏は早口、原語明瞭、弁護士あるいは政治関係の仕事をしていたとみました。

せ瓠▲ナダ在十五年といいましたが、英語のアクセントは昨日きたばかりのようです。私もそうですが、アジア人の話す英語は重く、氏のようには話せません。

カンジキを履いて歩く道もかなり急なところがあり、子供がびびっています。



| おのまのプロフィール | 囲碁 | 19:00 | comments(1) | trackbacks(1) |
囲碁棋聖戦第三局
ゆうべは一時間ほど眠ってから棋聖戦のライブネットを鑑賞しました。

七日・大胆予想の通り、山下九段の三連勝になりました。

羽根棋聖が六手目、右下で低く二間にかかった手が挑発的な手で、戦いが始まりました。ちなみに、黒の低い石と同じ位置の二間におくのを「かかり」といっていいのかどうか迷うところです。

私が碁をうつときは白番の方が好きです。コミが六目半あるので、あるところまで(少なくとも二、三十手までは)黒の打ち方についていけば不利にならないと思うからです。広い世界をのんびりながめながら、時機がきたら果敢にしかける、マラソンのペースです。

しかし羽根棋聖は六手目からダッシュ。十四手まで白が右下を確保し一段落(いちだんらく)した時点で山下九段のペースで進むと予想したのですが、二十二手目の割り込みから白がペースをつくり、あとは全力疾走、目を離せません。その激しさゆえ、第一局と同様、白をもちたい気分でした。

終盤のこう争いで白が負けたのは、序盤の無理ゆえと強弁してみたいところですが、それはシロートの妄想。二年前、シアトルで羽根棋聖(当時は挑戦者)が良い棋譜を残したいといったあの姿勢が続いているのだと思います。

棋聖の新たらしい機軸を追い求める姿勢が変わらず、そして新機軸につきものの欠陥を挑戦者にとがめられて四連敗で終わったら、日本の囲碁界は新たな次元に入るのではないでしょうか。

主催者・読売新聞としては二年前とおなじように三連敗のあと三連勝になってほしいと思っていることでしょうし、わたしもそれを期待しないではありませんが、正直にいえば、羽根棋聖がみたこともない壮絶な碁を打ち、四連敗して欲しい気がしてなりません。

| おのまのプロフィール | 囲碁 | 02:46 | comments(0) | trackbacks(1) |
ゆうきん寝坊・棋聖戦予想
ゆうきんは十時になっても起きなかったので、ゆうきんママたちに置いていかれました。私も留守番。グラウス山が好きではないこともありますが、咳はおさまったものの、からだに力感(りきかん)がなく、仕事が滞っています。日記も手を抜いて、写真三葉を貼ります。

忘れていました。ただいま日本時間八日朝十一時前。棋聖戦第三局が始まり、十四手めまで進んでいます。一、二局の棋譜を急いで見なおしました。

第一局は白番の羽根棋聖が局面をリードして勝勢だった、第二局は黒番なのに棋聖の足が遅すぎる感じ、よって棋聖は白番のほうが打ちやすい、三局は白番棋聖の勝ちと予想したいのですが、十四手目をうったところで黒に手が回っており、このまま山下挑戦者が局面をリードして三連勝が大胆予想。外れて欲しい。

.曄璽ぁ▲曄璽い噺世錣譴討癲△佞箸鵑鬚呂とられても至極満足そう。


△母さん達がいないと分かってもご機嫌、フィッターを見つけて練習を始めました。まだまだ脚力が弱いと分かりますが、ひとこぎごとに強くなっています。私も上達している最中ですが、追い抜かれるのは三、四年後のことかもしれません。


ゆうきんの練習姿をキャッキーが興味深そうにながめていました。一緒にやって来たピーシーは面白くも無いという顔をしてすぐいなくなりました。

| おのまのプロフィール | 囲碁 | 06:52 | comments(3) | trackbacks(0) |
サン・ピークスで会ったカナダ人・棋聖戦予想あたり
スキー・リフトで一緒になったカナダ人はいずれもカムループスに住んでいる人でした。カムループスはサン・ピークスから車で一時間ほど、八万人の人口はこの近辺では最大級です。http://www.city.kamloops.bc.ca/

始めに一緒になったご婦人の話:カムループスに住んで三十五年たつ、週日は働いている、土曜日は日常品の買い物など家事で忙しい、日曜日は子供を家に残してスノボーで遊ぶ、シーズンパスを買ったが八日滑れば元がとれる、五年前にスノボーを始めた、今日は初心者の友人(男性)と一緒に来てさっきまで教えていた、初級者ゲレンデが退屈になったので彼を置いてこっちに移った、年に一、ニ回バンクーバーに行って都会の雰囲気を楽しむ。

このご婦人、社交的にして、バツイチかバツニ、一緒に来た友人とは長続きしない、というのが一瞬のヨミでしたが、さて当たってたでしょうか。我ながらつまらないことをヨムものだ。

次に一緒になった男性の話:カムループスに住んで四十年、七年前子供をスノボーのレッスンに連れてきたが自分もはまってしまった、サン・ピークスが開発された時にホテルの一室を買った、良い投資かどうか迷ったが買ってよかった、去年十二月九日に完全リタイヤして二ヶ月、そのうち半分はここで過ごした、今シーズンは最低七十日はすべる。

投資効果を高めようという魂胆もあるのでしょうが、ひとシーズンに七十日滑ろうという意気込みは凄い。私はこの一ヶ月で九日滑り、このままいけば自己最高記録になるのは確実ですが、それでも二十日滑るかどうか。いずれにせよ、今年はスキー元年と思って一からやりなおします。

上のふたりだけでなく、ゲレンデやクロス・カンツリー・コースですれ違ったスキーヤー達も、バンクーバーで会うカナダ人よりいちだんとフレンドリー、雪は美人、引越したくなりました。

一月十七日の大胆予想があたりました。

棋聖が、二月一日、二日の第二局までの半月の間でエネルギーを補充できるかどうか。徹夜で朦朧としている頭で大胆予想。連敗する。

スキーと運転(帰りは雪で最短距離の道路が閉鎖、八時間かかりました)の疲労があって、ネットライブの途中までみて寝ましたが、そのとき既に棋聖の苦戦が読み取れました。第三戦についての大胆予想、今は怖くて書けない@きっこ風。などと逃げないで、いまいちどじっくり棋譜をみて予想してみます。相当難しいと思うけれど。
| おのまのプロフィール | 囲碁 | 05:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
第三十期囲碁棋聖戦をみて徹夜
普段は十一時か十二時に就寝していますが、相撲がはじまると全取り組みを見て、夜中の一時すぎになります。睡魔に勝てない日もありますが、十五日間のうち十日は起きています。

相撲に加えて、十六日はドイツ・ベルリンで催された囲碁の第三十期棋聖戦、七番勝負の第一局の二日目をネット中継で見つづけ、ついに徹夜しました。二年前とおなじカード、ただし攻守は逆で羽根直樹棋聖に山下敬吾九段が挑戦者。ふたりとも大好きな棋士なので見逃せません。

序盤から刺激的な接近戦で、お互いのねらいがよく見え、それだけ難解な碁でしたが、最後はアマチュア初心者でもやらないのではないかという手を棋聖が打って終わり。二日にわたる難解な進行で脳に新鮮な血が回らなくなったのがよく分かります。

難解な戦いに敢えて持っていったのは棋聖のほうだと思いますが、それでこういう負け方をすると私なら心的エネルギーを使い果たし、自己嫌悪に陥いり、なかなか立ち直れないでしょう。

棋聖が、二月一日、二日の第二局までの半月の間でエネルギーを補充できるかどうか。徹夜で朦朧としている頭で大胆予想。連敗する。
| おのまのプロフィール | 囲碁 | 13:09 | comments(2) | trackbacks(0) |
棋聖戦第七局・続き

羽根直樹天元が山下敬吾棋聖を破り新しい棋聖が誕生しました。

一月、シアトル戦前夜祭での挨拶で(勝敗は二の次として)良い碁を打ちたいという真摯な姿勢に感心し、ネットで戦いを追いかけていたのですが、四局、五局にはその姿勢が揺らいでいるような感じがありました。第六局は負けましたが、もとの姿勢に戻ったような感じで最終局はワクワク。

期待通りの進行で、棋聖、天元ともに自分の意思を強く主張したおもしろい碁でした。碁の進行をみながら同時に2ちゃんねるの棋聖戦スレッドにも参加して、封じ手予想を書き込みました。あたりました。解説のプロたちも予想していなかった手です。私は羽根直樹クラスの打ち手になっている、というのであればよいのですがそんなことはありません。

シアトルで感じた羽根天元の姿に意識を集中して、ネットで追いかけているうちに彼の心が分かるような感じになったことが何度かあります。封じ手のときもそういう瞬間だったのです。

一夜あけて読んだ新棋聖のコメントです:初戦から三連勝し結果を意識し、碁がおかしくなってしまった。最終局はいつも通りの碁がうてました。

やはり揺らいでいたのです。次元のひくいエゴのようなものが出てきたとでもいえましょうか。こういう状態になるとそのあとは、迷いの世界からでられなくなる人と、ぎゃくに一段と高い心境に飛翔する人とに分かれます。羽根棋聖は後者で、それも十年にひとり、五十年にひとりという人かもしれません。碁をやらないひとでも羽根直樹という名前を頭の片隅において、一年後にフォローしてみる価値ありかもしれません。


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棋聖戦第七局

棋聖戦第六局が一週間前に行われ、山下敬吾棋聖が勝ちこれで三勝三敗の五分。日本時間17、18日にわたって最終局が行われます。時差の関係で当地の16日あさ九時から開始。

出だし山下棋聖がめずらしく堅い布石に対して、黒番があたった羽根直樹天元はこれまでの六局と違った感じで打ち始めました。三連勝したあと三連敗したので気構えが大きく変わったのか、それともトッププロというのは色々なうち方ができるということなのか。一日目を終わったところでは羽根天元に勢いあり、という印象です。



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棋聖戦第五局・つづき

羽根天元が48分考えた11手目をみて黒の負けを予想しましたが、そのちょくご山下棋聖が23分考えた12手目で棋聖の中押し勝ちと感じました。はなはだ感覚的なもので、ことばで説明しきれるものではありませんが、あえて説明すると次のようなポイントがあります。興味のあるひとは読売新聞のサイトで棋譜をみてください。

々は右上隅と右下隅のしまりの方向が窮屈な感じ白の10手と12手が黒の7手と9手に対抗しているが白のほうが丈夫。いずれ7手と9手のあたりで戦いになり白が得するH很盟澗里良枩个白が美しいのに対して黒は形がゆがんでいる。

早い段階で白中押しを予感した証拠を残しておこうと思い、2ちゃんねるの「不調脱出?囲碁第28期棋聖戦part2」というスレッドに、白がこうすれば中押し勝ちと書き込みました。書き込み#170、215「鑑賞名人」がわたしです。

実際の進行はさまざまに変化しましたが、書き込みで指摘した黒石が終盤になって猛攻にあって生きがなくなり(あるいは7手、9手のあたりの黒地がなくなり)156手で白の中押し勝ち。予想あたり。四局、五局と10手目あたりで結果がわかる感覚はプロをしのいでいる。などということはないでしょう。次の戦いも序盤で予想します。


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棋聖戦第五局

本日から第五局が始まりました。羽根直樹天元の黒番。11手目で長考。第三局とおなじように高くはさみ、山下敬吾棋聖がケイマにうってきらせる流れになるのだろうと期待したのですが、天元はおとなしく受けた。

天元の気合負け、はやくも勝負あった、というのが第一感です。羽根天元本来の急がないうちかたなので、前回の序盤とちがって力みがない、と感じてもよいのですが、第三、第四局の流れを避けた点で気合負け、と感じた次第。

今回も予想があたって、棋聖勝ちになったら、あながちまぐれあたりではないかも。などという甘い期待感を抱きながら一日が終わりました。



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棋聖戦第四局・つづき

山下敬吾棋聖が半目で勝ちました。結果的には「羽根直樹天元は力んでいるのではないか」という予感があたったことになります。まぐれあたりでしょうが。

四局のなかでいちばん難解な戦いにみえましたが、名勝負とよばれるに値するだろうかという疑問が残りました。しかし、第三局の序盤で棋聖が刺激的な手を打ったことのおかえしかもしれないと考えなおすと、四局だけをみてとやかくいうのは浅慮かもしれません。

ところで、腰のいたみはやわらいできましたが、完治には程遠い。歩くのもおっかなびっくりで、はたからみたらチンパンジーに似ているかも。

心身のバランスは一瞬にしてくずれうると知ってはいるのですが、不便な状況になってはじめて反省します。ストレッチ運動をこころがけようと堅く決心しました。腰痛になったことの無い人、油断は禁物です。


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棋聖戦第四局

きのうから棋聖戦第四局がはじまり、読売新聞のHPで進行をみています。

今回、羽根天元は後世の人がならべてくれる棋譜を残したいと挨拶をしたそうです。これに勝って棋聖位奪取、などという気持ちはゼロ。

天元の12手目をみてドキリ。攻めて来いという、序盤にしては刺激的な手にみえます。わたしなら一路右に置くのだが。天元は気合が入りすぎているのではないだろうかと危惧をいだいたのですが、こういう風にうたないと大勢の人が並べたくなる棋譜にならないのかも知れません。

ただいま、日本時間昼食時。12手目からできた生きていない白石が11個に増えています。これが生きれば白勝ちのようにみえますが、生きる途中で左上白二子に攻めが移り、地合いで黒勝ちかなあ。

勝っても負けても12手目がポイントだったと思いますが、これで勝てば名棋譜、負ければ、力みすぎと評されるか。あと数時間で結果がでます。


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パンとサーカス・続き/棋聖戦

自分で書いておきながら、なにかひっかかる昨日の日記。なにがひっかかるのかを考えていたら、こういうこと:

アメリカは民主主義国家ではなく帝国主義国家だ、というのは短絡。アメリカの大統領はローマの皇帝、日本の天皇、朝鮮の金(王制ですか?)と違って民衆が選ぶのだから、やはり民主主義国家なのです。

では帝国主義ではないかというと、アメリカは弱い国を色々な形で侵略してそこの富を掠め、実質的な領土を増やしているということでやはり帝国の面をもっています。

すなわち、民主主義と帝国主義とは背反する主義ではなく、自国民には民主主義でのぞみ、他国民には帝国主義で対応することが出来る。政治、歴史にくわしい人にとっては常識的なことにいまごろ気づいた自分は政治に疎い。

ところで棋聖戦の第三戦がさきほど終わりました。羽根天元が勝ち、三連勝です。棋聖奪取まであとひとつ。四連勝すれば凄いのですが、もし山下棋聖が四戦目を勝つと逆にそのまま四連勝という流れになるかもしれません。


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☆羽根直樹連勝

読売新聞のHPをみたら、福岡で行われていた棋聖戦第二戦(28、29日)で羽根天元が勝ったとありました。16日、20日に書いたように天元と山下敬吾棋聖との姿勢に差があって、天元が有利なのではないかと思っています。

第二戦の棋譜を二回みたのですが、シアトルでの姿勢に少し異変があるように感じました。あのときは良い碁をつくるということに集中していて、その他の雑念がまったくない天元でした。福岡戦の棋譜からは肩に力が入っているようなものが感じられます。

棋聖が次回の戦いまでに精神的な姿勢の差を立て直すことができるのか、天元があのゆらぎない姿勢に戻れるのか楽しみです。

★今日は友人が某航空会社のコーパイ(副操縦士)をつれてきて我が家で鍋を囲みました。貨物便に乗っているそうでバンクーバーには毎月一度来ている由。



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羽根直樹と朝青龍の共通項

羽根天元の勝つことより良い碁をつくることを目指した姿勢に感歎したのですが、おなじように感歎してみているのが相撲の朝青龍です。

土俵に入ってくるときからテレビにうつりだす朝青龍の姿を追うのですが、他の力士にくらべて早いうちから自分のテンポをつくりはじめ、土俵にのぼったときから制限時間いっぱいになるあいだまでにだんだんと気力、気迫を充実させていくのが分かります。国技館に漂う昔からの名力士たちの魂、力のようなものを一身にあつめているごときです。

思考が動き回る囲碁と体が動きまわる相撲。勝つにははやいうちから自分のテンポをつくっていき、そのなかに相手を誘い込むという共通項があるようです。


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疲労困憊の原因

さきほど、シアトル囲碁センター理事の福田さんから聞いた話ですが、棋聖戦打ち上げパーティーでみた羽根天元は疲労困憊だったそうです。時差のため眠れないまま初日を迎えたこと、ふつかにわたる戦いが初めてであったことがおおきな原因でしょう。

そういうことでしょうが、しかし、私が推察するのは、前夜祭の挨拶で、良い碁をつくりたいといったことが一番の原因ではないかと思います。

私も二日にわたって目の前の碁盤に石をおいて考えたのですが、さまざまな選択肢、展開図を考えていると頭が過熱してきます。さまざまなといっても私の水準で考えていることはたかがしれています。天元の頭の中に描かれる変化図は量、質とも私の十倍、百倍。膨大な情報を自分の頭だけで処理して「良い碁をつくる」ことに全身全霊を注ぎ、完璧な選択を続けていったための疲労困憊であったと思います。完璧を達成したあとに残っていたエネルギーはゼロ。いえ、ゼロ以下だったのかもしれません。

前夜祭での静かな挨拶がよみがえり、天元の真摯な姿勢を思っています。囲碁に関心のないかたでも、羽根直樹という二十七歳の棋士を覚えておかれることを薦めます。


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ペンの交換

おとといシアトルから帰ってくるときに単身赴任の某社社長宅に寄ってカズノコ、鮭をもらいました。本日はそれをたべようということになり、鍋の夕べを開催。

バンクーバー交響楽団のコンサートマスターをしている長井明とチェリストのせり夫人も参加しました。クリスマスコンサートに招待してもらっていたお返しのつもりです。ふたりも棋聖戦の前夜祭に出席していました。

前夜祭で私は石田芳夫というプロに御願いして、彼がもっていた赤いサインペンと私の青インクのペンを交換してもらいました。長井明さんはそれをみて感心したそうです。学者などの交流会でペンを交換する風景があるが、さすがと思ったのだそうです。

わたしは、そういう同じような高いレベルにある人たちがペンの交換をする世界を知りません。石田棋士の天分のかけらをすこしでも得ようとおもい、酒のちからを借り、あつかましく頂戴したものです。

変哲もないサインペンですが、眺めていると石田九段の世界がこの部屋にも漂ってくるような気がします。相手は損したと思っているかな。もう少し高級なペンを持ち歩かないといけません。



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棋聖戦二日目

今日は読売新聞のHPで棋聖戦二日目の進行をみていました。

碁盤に石を並べて置いて、PC画面が変化すると動かす、次の手を予想してみる、など一日中楽しめます。自宅だから寝転がったり、他のことをしたりも出来ます。便利な時代になったものです。

2ちゃんねる(巨大掲示板・知らないヒトはgoogleで探して下さい)の囲碁サイトでもチャットが進んでいます。

結果は挑戦者羽根天元が勝ちました。前夜祭での挨拶のときに決まっていたような気もします。山下棋聖と天元の姿勢の差があのまま続くと、天元が棋聖奪取になるのではないでしょうか。戦いは来月か再来月まで続きますので随時かきこみます。


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棋聖戦初日の風景

棋聖戦が戦われるオリンピックホテルは一泊三百ドル以上もするので、はすむかいにあるクラウンプラザというホテルに泊まりました。百六十ドルと半値ですが、郊外のビジネスホテルやモーテルにくらべると大分高い。ロビーも部屋も綺麗ですが、シャワーの湯量が少ない、空調がときどきばかでかい音を出すので目がさめる。おすすめしません。

車で十分のところにシアトル囲碁センターの建物があり、ここで大きな碁盤を使って解説が行われました。これまた、囲碁ファンでないひとには興味の無いことでしょうが、アメリカ出身の棋士、マイケル・レドモンド、かつての棋聖・小林覚、かつての天元(タイトルのひとつ)工藤紀夫など錚々たる棋士、初段の女性棋士、NHKの囲碁番組によくでてくる稲葉禄子アマ六段などがやってきました。

私は四年前からインタネットで初級者に碁を指導しています。そのうちの一人からクリスマスカードが届いていたことを思い出したので、コンビニストアに行きシアトルの絵葉書を買い、三人のプロからサインしてもらいました。あとで生徒に送るつもりです。

戦いの進行ぶりがインターネットで送られてきますが、考慮する時間がひとり八時間あるので、ゆっくりした進行です。一手に数十分も考えていることがあり、それにあわせてこちらも考えるのですが、対戦者が考えている選択肢の何分の一にもならないのだろうという実感がします。今年は碁の基本から勉強しなおそう。

戦いの決着はつかず、翌日に持ち越されました。バンクーバーからきた知人達の大半は朝のうちに帰っていました。午前中にいたプロ棋士たちも会場のほうへ行ってしまい解説がなくなったので、予定を変更してバンクーバーへ戻ることにしました。

五時半に出発して国境に着いたのが七時半。簡単な質問にこたえると、係官はパスポートも見ないで通してくれました。昨日、今日と妙に楽な出入国でした。



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シアトルで棋聖戦・PRカードの力?

以下を一月十九日に書き込んでいます。

十四日、シアトルへ行ってました。棋聖戦が開催されたためです。棋聖というのは囲碁の最大タイトルです。一年がかりの予選に勝ち残ったひとが挑戦者になり、棋聖と新年から七番勝負を戦います。四勝したヒトが棋聖になり賞金四千万円強をもらいます。

知らないヒトは興味がないでしょうが、今回の棋聖戦で戦う二十五歳の棋聖と二十七歳の挑戦者のふたりとも天才のような棋士で、私にとっては、野球のイチローや松井秀樹選手をみるよりワクワクします。

シアトルの名門、オリンピックホテルで開かれた前夜祭に集まった二百人ほどの日本人、アメリカ人のまえで挨拶をした挑戦者・羽根直樹さんが、棋聖と一緒に良い碁をつくりたいと静かにいいました。勝利ではなく、よい棋譜を残すことを目指すという真摯な気持ちが伝わってきたことはもちろん、テレビにでてくる有名人たちにしばしばみられる傲慢さ、軽さなどが全くなく、感銘を受けました。

全身に天才の雰囲気が漂う山下敬吾棋聖も立派な挨話でしたが、挑戦者の姿勢に少々気おされた感じがありました。

ところで、アメリカ滞在ビザをもっていない私たちは国境でビザ免除カードを申請するのですが、今回はどういうわけかしないでよいといわれ車から降りないまま入国しました。PRカードのせいだろうか、イラクへ自衛隊を派兵するので日本人にはあまくなったのだろうか、と善意あふれる想像をしながら走りました。

ホテル会場で同じくバンクーバーからきていた知人たちにきくと、もちろんビザ免除の手続きをしたし、色々な質問をされひどく時間がかかったと言います。

あれはオトリだったのだろうか。スピード違反で捕まったら、ビザなし、ビザ免除許可なしの不法滞在という面倒なことになっていたかもしれない。悪意あふれる想像となりました。


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