S. Korea threatens 'enormous retaliation' after attack


十一月二十三日(火)朝です


当地時間の夜半に朝鮮軍が韓国領であるヨンピョンド(延坪島)を一時間にわたって砲撃し、韓国が応戦したというニュースがCBCテレビで流れています。当地時間とはトロント時間らしく日本時間では二十三日の午後だったようです。

とてつもない重大なことが起きたという感じの報道ではありません。想像する日本での興奮的な報道に比べたら冷静な報道ではないだろうかと感じます。

このブログを書いている最中にCBC報道の内容は少しずつ変わっています。こんごの流れはどうなるのでしょうか。

交戦は単発で終わるのでしょうか、交戦は繰り返されるのでしょうか、あるいは1953年以来休戦となっている朝鮮動乱が五十七年ぶりに再開するのでしょうか。あの時は韓国側、朝鮮側それぞれが百万を越す戦力をもって三年にわたって戦いました。朝鮮動乱が再開した場合、日本も巻き込まれるのでしょうか。


最近半年の流れを振り返ると朝鮮・韓国の衝突は単発で終わらずあらたな交戦が繰り返される確率が五分五分、あるいはそれ以上だと感じます。

三月二十六日に韓国海軍の哨戒艦「天安」が黄海で爆発沈没しました。朝鮮政府はすぐさま自分たちは関与していないという声明をだしました。そのご米韓は朝鮮の魚雷攻撃である証拠がみつかったと発表しましたが、朝鮮は捏造であると反発し、ロシヤ、中国も朝鮮寄りの姿勢をとりそのままになっています。

当時の米軍や韓国軍の配置状況や天安艦の位置、朝鮮の小型潜水艦の性能からみて朝鮮の仕業だというシナリオには無理があるというのがおのまのみたてで、かつてベトナム北爆をするときと同じくトンキン湾事件の焼き直しだろうと思いました。アメリカにアジアで戦争を起こしたがっている勢力がある。


沈没事件が起きたのはペンニョンド
という韓国領の島の近くです。地図でみると韓国本土から二百キロ離れており、逆に朝鮮本土とは十数キロのちかくに位置しています。

領土のすぐ近くで米韓が活動しているのは怪しからん、一発かましてやろうという跳ね上がりが朝鮮軍の中にいたとしても不思議はないのですが、万が一にも跳ね上がりの仕業だったとしても朝鮮政府が関与していないと言明したのですから一件落着です。




今回は天安沈没と違って、朝鮮政府が攻撃したと発表しています。確信犯。悩ましいことです。

本当は朝鮮軍の中にいる跳ねっかえりがやった砲撃だったのかもしれませんが、そしてそれを政府が追認せざるを得なかったということかもしれません。そうではなくすでに朝鮮政府は韓国、米国との戦争再開を決めているのかもしれません。とにもかくにも朝鮮政府は正当な砲撃であるというファイティングポーズをとって見せたのです。なぜなのだ。

報道によると十一月二十二日に韓国軍はこの海域で軍事訓練を開始しており、二十三日に朝鮮側は中止するよう警告文書を送ったが韓国側は「通常訓練」と回答し「射撃訓練」を続行したとあります。

「射撃訓練」とありますが想像するにピストルとかライフルとかいう軽火器ではなく、大砲など重火器による「砲撃訓練」だったのではないでしょうか。そのほうが現実的だと思います。

ヨンピョンドを地図でみるとこれまた韓国本土よりは朝鮮本土に近い位置にあります。韓国本土からは百キロですが、朝鮮本土からは十二キロです。

十二キロといったらおのまの家とバンクーバーダウンタウンの距離です。夏になるとダウンタウンの向こう側で花火大会が開かれますがその音は良く聞こえます。韓国の銃撃訓練、実は砲撃訓練の音が朝鮮に届いていたに違いありません。朝鮮からみたら威嚇行為でありましょう。



1が三月の天安沈没地
3が十一月の砲撃地


韓国の威嚇行為に対して朝鮮が反発したというのが基本的な構図だとすれば、その構図を一日やふつかで解決するのはムズではないでしょうか。

本件は韓国と朝鮮との衝突ですが、米韓を中心として西欧諸国が朝鮮を非難するのは目にみえています。その非難が経済制裁を伴った朝鮮に対して実質的な効果をもたらすのであれば、朝鮮の反発は更に高まり、かつて日本がそうしたように対米宣戦布告となるのかもしれません。


日本は朝鮮動乱の直接の当事者ではありませんがそれは建前。日本は占領下におかれた非独立国でしたが後方で米軍の下っ端として働きました。そのご日本が独立してからもベトナム戦争やイラク戦争で米軍の側にたって一定の役割を果たしています。

こんかいも日本は当然のごとく朝鮮非難に加わるのでしょうが、あまり張り切らない方が賢明ではないでしょうか。

政府、報道、官僚の皆様、後世になってあほな日本だったと言われないよう、北東アジアを戦争の場にしないという強い意思をもって臨んでくださいね。

参考資料

2010・7・19 共同


中国の通信社中国新聞社電によると、中国軍の国防大学教授を務める朱成虎少将は19日、米韓合同軍事演習について「既に緊張している北東アジア情勢に火に油を注ぐことになる」と批判した。

また「米国が真に中米関係の大局を考慮するなら、絶対に空母ジョージ・ワシントンを黄海に派遣してはならない」と強く警告した。

朱少将は米空母艦隊について「中国全域を偵察範囲に収めるもの。米軍は普段から中国に対する偵察活動を行っているが、家の玄関まで近づいたことは過去にない」と指摘した。

2010・7・米韓共同軍事演習に関するBS1ニュース(約八分間)


http://www.youtube.com/watch?v=pDx2GifwiA4

●朝鮮動乱

http://www.youtube.com/watch?v=aChMHPLmf5Q

http://www.youtube.com/watch?v=BdxWJgcnXXg&feature=related

●朝鮮半島から手を引いて日本はゆたかになった

http://www.youtube.com/watch?v=BdxWJgcnXXg&feature=related